鈴木義彦に読者は怒り爆発(325)

〔親和銀行不正融資事件で鈴木は逮捕されたが、銀行との間で和解が成立した。保釈後に宝林株の取引きが始まったが、鈴木は保釈されてから僅か1年程で親和銀行へ和解金として約17億円を支払った。どう考えても保釈中の身で自由に動けるはずもない鈴木が、どこでどうやって17億円もの資金を調達出来たのか、疑問が生じるのは当然だ。それが合意書に基づいた株取引の利益金以外に考えられないではないか。不可解なのは、和解金にしてもA氏への返済金にしても、裁判官がその資金の出所について何も明らかにしていない点である。鈴木は利益金横領の罪を犯していた。保釈中の身で、まさに舌の根の乾かぬうちに更に犯罪に手を染めているのだ。何故、裁判官はこの事実に注目しなかったのか。鈴木が犯罪を重ねる悪質な性格の持ち主だとみれば、鈴木の虚偽の主張を採用することなどできなかったはずだ〕

〔裁判の経過を見ると、A氏側の中本や戸塚の両弁護士は本当に存在感が薄く、受け身の弁護で方向性を決められなかった印象がある。終始、長谷川主導で裁判が進んで行ったと強く感じる。この裁判は3年もの長い時間をかけているが、それも、長谷川弁護士による虚偽主張を構築するための時間稼ぎであったと思う。確固とした証拠もない鈴木のウソを正当化させるために、時間稼ぎで審理引き延ばしを図った長谷川に対して、中本や戸塚の両弁護士は強く反論して抗う姿勢も見せなかったのは、勝ちを放棄しているようなものだ〕

〔この裁判は鈴木の1000億円を優に超える資産隠匿が大きな社会問題になる事を避ける為のものだったように思う。20年以上にわたる鈴木の悪事を見逃して来た警察や検察、国税のミスを世間に露見させないために仕組まれた裁判判決ではなかったか。考えてみれば、警察は、鈴木の周辺で起こった数々の不審な事件を見逃し、検察は外為法違反を見逃し、国税庁は長年の脱税を見逃し、金融庁は違法な株取引を見逃していたとすれば鈴木が犯して来た罪がA氏の提訴によって露見してしまう事は各監督官庁の大きな失態となり、史上最大の汚点になる。そして、当然大きな社会問題に発展してしまう。この大事件を自分達の面子を守る為に闇に葬ったのではないかと思える〕

〔2012年9月に、クロニクル(旧FR社)が売上990万円、純損失約29億6000万円という上場会社では考えられない決算を発表した。事実上の休眠状態であり、翌年には有価証券報告書を期限内に提出できず上場廃止に追い込まれた。これは、鈴木が食い潰したと言っても過言ではない。親和銀行事件で逮捕起訴されたのを契機に代表取締役を辞任し株も手放しながら、裏では側近の天野氏を操って転換社債や第三者割当増資を発行させて自分のためだけの株取引の利益獲得に加担させた揚げ句に天野氏を死に追いやった。独り占めした利益の運用で設立したJOF(ジャパンオポチュニティファンド)の霜見誠にクロニクルの第三者割当増資で名義を出させながら、その霜見も夫婦ともども殺される事件に巻き込まれたが、事件が発覚した翌年にクロニクルの上場廃止が決定したのだ。鈴木にとって、クロニクルは用済みであるだけでなく危険な存在だったのではないか〕(関係者より)

〔裁判官は投資というものを少しは調べたのか。特に株式市場の知識を理解できたのかと疑わざるを得ない。この裁判の核心を見極めることが出来ず、自分達の未熟な能力を隠す為に、屁理屈を並べて一番大切な合意書を無効としてしまった。鈴木の消息不明期間についての審理も全くせず、7年間の空白だけを問題とした。全てがお粗末そのものだった。それが原因となって現在A氏を窮地に追い込んでいる。その責任は逃れることは出来ない〕

〔鈴木のA氏宛の手紙には、明らかに和解書に基づく金員を支払う意思を見せている。これを証拠として検証している裁判官は「心裡留保」の状態だったという鈴木側の主張を排除するべきだった。鈴木は和解協議を終えてA氏の会社を出た直後に紀井氏に電話をして「100億円以内で済みそうだ」と言っている。和解協議で2年後に支払う約束をした20億円と合わせて70億円を支払う意思はあったのだ。しかし青田光市に「そんなもの、払う必要はない。俺に任せて姿を隠した方が良い」とでも言われてか、鈴木は青田と平林弁護士を代理人に立ててその後の交渉を混乱させた。裁判官が公平公正な判断で判決していれば、一旦はA氏も回収すべきものは回収していたろうが、これはあくまで利益が60億円を前提にしているから、実際の利益470億円を解明する発端になっていたはずだ〕

〔鈴木や長谷川元弁護士の家族、親族はこの事件をどこまで知っているのか。少なくとも鈴木の家族親族は西が自殺寸前に鈴木の父親に送った遺書を見ているだろう。家族全員が住民登録している所に住んでいないことでも、鈴木の悪事に加担していると見るのが自然だ。しかし、それでも鈴木の裏切りで精神的にも金銭的にも大きな被害を蒙っているA氏に詫び、鈴木に謝罪させる気持ちは持っていないのか。そうであれば人の道を知らないという事になる。世間から鈴木と同じ目で見られ非難されても言い訳できない事になる〕

〔鈴木の裁判の判決について、裁判官の判断次第で判決がどうにでもなることに驚きを隠せない。証拠書類を提出しても虚偽の陳述書が真実と認定され、正当な証拠が無視や排除される異常な状況だ。裁判官も人間なので誤判をする可能性はあるだろうが、だからこそ徹底的な検証が必要なのだ。品田裁判長の重大な検証の怠りが指摘されながら、控訴審判決は多くの誤字脱字があると指摘するの留まった。もし詳細かつ公平公正な検証を行い、適切な判断を下す裁判官であれば、結果は全く逆だったはずだ。公正な判決のためにも、裁判官は審理で細心の注意が必要だ〕

〔株取引の合意書締結を促す際に、鈴木は熱弁を振るい「株取引に協力戴けなければ、私も西会長も借金の返済が難しい」とA氏を説得した。しかし、裁判での鈴木の証言は、資金繰りに困っていた西に頼まれ協力しただけだと主張した。今後の二人の復活のために協力をしてきたA氏が鈴木の掌を返した裏切りを許せないのは当然だ。鈴木の人間性は完全に腐っている〕

〔青田の「赤坂マリアクリニック」乗っ取りは残酷だ。当時の根岸重浩院長(理事長)の悲痛な叫びに心が痛む思いだ。院長が脳梗塞を患いリハビリ中に仕掛けるという悪辣非道な乗っ取りだ。「医療法人緋地梨会赤坂マリアクリニック」を私物化し、ヤクザを使って脅かすといった到底許せないやり方だ。青田のせいで父娘関係も崩壊してしまった。院長の留守を預かっていた医師の中には青田の味方をする人間もいたようだ。これだけ酷いことが見過ごされるのか。しかし、根岸院長は断腸の思いで告発を諦めたそうだ。その理由は青田の報復を恐れた為らしい。青田には必ず天罰が下る〕(関係者より)

〔裁判で、鈴木は徹底的に嘘をつき、事実を誤魔化し、人格批判を繰り返して罪を逃れようとした。争点は貸金返還請求に関するもののはずですが、当然鈴木の前科前歴によって様々な悪事、犯罪を無視することは出来ず、A氏側は関連付けて主張してきている。本来であれば鈴木は八方塞がりになるはずで、ひとつでも犯罪に注目されてしまったらどんどん暴かれると恐れたのだと思う。そして重要な部分では徹底してA氏からの訴えを認めず、ありもしない主張を繰り返す羽目になったのだ。そうだとすれば長谷川はとんでもない虚偽の構築をしたのであり、加えて裁判官の手抜き、思い込み(先入観)が全て鈴木に有利に働きこんな前代未聞の過ちを犯してしまったのではないか〕

〔鈴木は、A氏に送った手紙の中で代理人を立てる理由として「私が逃げ隠れするとか、裁判をするとか話を壊すつもりなら代理人は立てない」と言っている。鈴木は、このように自分が正当だと言わんばかりに詭弁を使うが、全てがその場だけの戯言で、自分の言葉に一切責任を持たない。結局は平林と青田を代理人にしたことで話を壊している。特に青田はあまりに無責任で、ただ鈴木からの報酬目当てで、鈴木がA氏と西に金を払わないようにすれば、その分が自分に回ってくるくらいにしか考えない愚か者だ。平林も弁護士のくせに報酬に目がくらんで暴排条例に違反して暴力団のトップと面会を繰り返した。鈴木も青田も、そして平林も口から出まかせの嘘ばかりを言う奴らだ〕

〔鈴木は自分の嘘を棚に上げて、A氏側が提出した証拠書類で都合の悪いものは全て「質問と回答書」(乙59号証)の中で虚偽の主張をして否定している。自分の発言や行動も同様に無かった事にしている。しかし、一審の裁判官が鈴木に都合の良い主張を受け入れたことが信じられない。長谷川弁護士の作文に過ぎない虚偽主張を何故裁判官は受け入れたのか。裏取引があったと疑われても仕方がないような判決を書いた品田裁判長には明らかに説明義務がある〕

〔これまで鈴木が犯してきた罪は、単に詐欺だけに止まらない疑いがある。過去10人前後の鈴木の関係者が不審死を遂げている事を踏まえると、当然、その疑いは強まるばかりだ。現に西が香港で殺されかけた事件も西の都合で事件化はされなかったが、本格的に捜査に乗り出し実行犯のTamの身柄を押さえ首謀者が鈴木だと割り出す事が出来れば、殺人未遂事件の教唆犯として逮捕出来たはずだ。西が自殺した今となっては空論に過ぎないが、それだけ鈴木の本性は凶悪性を秘めている〕(以下次号)