鈴木義彦に読者は怒り爆発(318)

〔鈴木は親和銀行を巡る100億円以上の不正融資事件で平成10年5月31日に逮捕されたが、銀行側と和解が成立した事で実刑を免れた。この時の和解金は約17億円だったが、被告人の身であった鈴木が17億円もの多額の和解金をどうやって調達できたというのか。裁判でこの和解金の出所を追及すれば、株取引で得た利益から流用した事は明白であったはずだ。またその事実が三者間で交わされた「合意書」に基づく株取引が実際に行われていた証にもなった。鈴木はこのほかにもタカラブネ株(20億円相当)を騙し取られた山内興産からも訴えられ、同じように約4億円を和解金で支払っている。2つの和解金の話は判決文に一つも反映されていない。A氏の代理人の中本弁護士は何をしていたのか〕

〔株式投資は、情報収集が不可欠とされ、過去の株価変動や企業の実績を参考にし、相場の分析を行いながら銘柄をピックアップしてチャンスを狙う。鈴木や西の手法では、大量の買いを入れたタイミングで売り逃げる短期的な取引きで利益を貪る。タイミングが重要なため、了解を得る時間がチャンスを逃すことにもつながりかねない。品田裁判長が「銘柄の記載がない」という理由で合意書を無効と判断しているが、事前に取引きする銘柄を決められるはずがない。株式投資に関して無知過ぎる。この訴訟において、合意書の有効性を誤った判断した品田裁判長の責任が、原告に莫大な損失をもたらした〕

〔鈴木と西は、A氏の支援によって宝林株の購入は成功させたが、その後の約1カ月の間は何も成果を上げられなかった。要するに、宝林株を高値誘導する資金が調達できなかったのである。自分達では何もできない事に気が付いて再度A氏に支援依頼をした。A氏は余りにも虫のいい依頼に疑念を持ったが二人の再起に賭ける熱意を信じて株価を高値誘導または株価を下落させないように買支えする時の資金協力を承諾した。そのおかげで、株価が動き出し、有名な相場師の西田晴夫も協力したことで株価が上昇し始めたのである。鈴木はこの原点を無視して、自分一人で儲けたと言っているのだ。最初からの経緯は、自殺した西も、FRの天野氏も勿論知っていた事だ。鈴木のような狡い奴は見たことがない。今までの不義理を詫びて不公平なく利益分配しても1000億円あればA氏への大恩に報いることと約束を守ることは当然のことだ。本来、鈴木の取り分は無しであるはずだ〕

〔A氏の会社には毎日数多くの来客者の訪問があり、中には株式投資をしている人もいる。そんな中で証券業界に精通している人間から「鈴木や西が派手に相場を動かしていて、相当の儲けを上げている。その金主はA社長だという噂ですが、私にも融資してもらえませんか」と言う人がいた。A氏は何のことか分からず西に確認したが「証券業界の単なる噂に過ぎません」と惚けていたらしい。和解書を交わした後に支払約束を反故にして行方をくらました鈴木の言動に疑問を持ったA氏は、FR当時の内部情報を聞くために重役である天野氏に面談を申し込んだ。この時点までA氏は天野氏には商取引で一度も会った事が無かったという。天野氏は会う事を承諾したが、鈴木には絶対内緒にするという約束で会う事を承諾した。それを聞きつけた西が「是非、同席させて欲しい」とA氏に頼んで同席することになった。天野氏は「FRが何とか存続しているのは社長のお陰です。有難うございます」と日頃の礼を言った。そしてFRの状況や、鈴木の株取扱の件について自分の把握している事を忌憚なく語った。それによると株取引について「500億ぐらいの利益は上がっている事」と、「その資金はA社長から預かっている」と鈴木が言っている事等、大事な真実を語っている。その内容は録音テープに残っているようだ。しかし、この日の面談はすぐに鈴木に知れることになり、天野氏は「A社長とは二度と会うな」と鈴木から激しく叱責されたらしい。この日以降、鈴木と天野氏の関係は険悪になり、天野氏の不可解な自殺につながったと思われる。A氏との面談を鈴木にリークしたのは西以外にはいない。コイツは最低の性格をしている。A氏は天野氏の話を聞いた後に、交渉の代理人に就いた平林弁護士に事実を指摘した。こうした経緯が判決には全く反映されていない。本当におかし過ぎる〕

〔紀井氏は、株取引をしている際にA氏の関与を知らず、一方で西との付き合いがあった。紀井氏は鈴木の株取引の全貌を知り、A氏と西の依頼を受けて、A氏と鈴木の裁判に協力することを承諾した。紀井氏は証拠書類として鈴木の株取引の詳細を記した確認書を提出し、法廷で証言もした。しかし、鈴木は全てを否定し、裁判官は紀井氏の証言に否定的な判断を下した。これにより、裁判の公正さに強い疑念が持たれることになった〕

〔鈴木、そして長谷川と平林の両弁護士は、「強迫」と「心裡留保」、「公序良俗違反」という主張をしたが、実際には鈴木側が反社勢力と関わりを持っていながら、それを隠すためにA氏が反社会勢力と関係が深いという根拠のない嘘を主張した。鈴木は親和銀行事件で総会屋や暴力団組長に違法な利益供与を行い、青田と懇意にしているとみられる暴力団員がA氏の代理人を襲撃した事件も浮上した。平林もこの事件に関与していることが判明している。裁判官はこのような背景や事実を検証せず、一方的に鈴木側の主張を信じてA氏を悪者に仕立て上げてしまった。このような誤判は日本の恥であり、裁判所が自ら見直し正しい判断を行うべきだ〕

〔鈴木の犯罪に加担した3人の弁護士の内、長谷川は懲戒請求を察知し、処分を受ける前に自ら弁護士バッジを外したが、平林と杉原は懲戒請求を受けており、第一東京弁護士会の綱紀委員会はどのような結論を下すのか注目されている。この事件は大きな波紋を広げており、関与した彼らに対しては容赦されることはないだろう。弁護士懲戒制度は、国民の基本的人権の保護と社会正義の実現を目指すための制度であり、公正かつ適正に運用されなければならない。平林と杉原の行状によれば、彼らの資格剥奪は十分に妥当な措置となるだろう〕

〔過去の詐欺事件の中でも、鈴木が行った行為は史上最大級の詐欺事件と言えるだろう。通常、詐欺事件はなかなか表沙汰になり難い犯罪だが、A氏の訴訟により、闇に潜んでいた鈴木の悪行が公に暴かれ、明るみに出た。しかし親和銀行不正融資事件に始まる多くの未解決事件に対する犯罪疑惑も明らかにされることが期待されたが、鈴木の代理人である長谷川弁護士の卑劣な弁護や、裁判の予想外の結果により、鈴木を罰することが出来なかった。しかし、これからも鈴木たちは明らかにされていない真実に怯え、追及を受けることは間違いない〕

〔長谷川のように、懲戒を覚悟してまで鈴木のような悪質極まりない人間を弁護し、違法を問われるほどの戦術を駆使する弁護士が過去にいただろうか。しかも長谷川は裁判に勝訴した後、懲戒請求が申し立てられる前に弁護士資格を返上した。長谷川の裁判での言動には正義の欠片も無く、法の番人というべき姿勢も全くなかった。裁判後の弁護士人生を棒に振ってでも見合うだけの高額な報酬を受け取っていたのだとしか思えない。但し、その報酬は鈴木が申告していない裏金で、いずれは没収される可能性が高く、場合によって長谷川自身が罪を問われることも当然有り得る。長谷川が人としての責任を果たさなければならないのは当然の事だ〕

〔西は香港で鈴木ので実行役のTamに殺されかけた。この時一緒に渡航した息子の内河陽一郎は入院中の父親の姿を見て何を思ったのか。おおよそ事情は西から聞かされたはずだ。話を聞いて鈴木に対して敵対心より恐怖心が上回ったというが、あまりにもだらしがない。西が自殺した後のA氏の関係者たちに対しては自分勝手な理由をこじつけて協力姿勢を全く見せなかった。株取引の買い支え資金をA氏に出してもらう中で、西と陽一郎はそれを流用して別のデリバティブ投資やカジノほかの遊興費に散財した。それを頬かぶりして、A氏に色々世話になったことを陽一郎は自覚しているのか。何とも情けない男である〕(関係者より)

〔今の鈴木に、親として子供に対して自信を持って何か言える事はあるのか。鈴木の卑劣な本性が明らかになり、誰からも警戒され信用されない人間として生きていかなければならない。それは鈴木本人のみならず家族や身内全員に言える事ではないか。鈴木が生きている内に問題の解決を図らないと非難の対象が後世に継がれる事になるだろう。ネット上で流れた情報はあっという間に世界中に広がり、また解決しなければ消える事は絶対に無い。鈴木自身は勿論の事、家族や親族の事を考え、1日も早く解決に向けての行動を取るべきではないか〕

〔品田裁判長が最高裁判所のエリート官僚集団に支配され、自己の思想信条まで束縛され、人事権も握られているということを前提にしたとき、品田裁判長に同情する向きもあるかもしれないが、それでは人々が抱えているトラブルを真っ当に解決することなどできない。裁判所や裁判官が正義感や公正公平性を持っていないなら、日本の裁判は何のためにあるのだ。ただし、中には少数ではあるが、良識があって個性豊かな裁判官もいるらしい。この人達がイニシアティブを取る環境がなければ裁判所は腐敗が高じて存在価値がなくなり、善良な国民が犠牲になる。早急な改革が必要だ〕

〔1000億円という規模の資産を運用している個人投資家は稀らしい。オフショア地域のペーパーカンパニー名義で国内の株式投資をすれば資金の流れが全く解らないというのが事実らしい。ましてプライベートバンクの口座に隠匿していれば追及は難しいと言われる。このスキームを暴露する方策は無いのだろうか。日本は、消費税を始めとして各種の税を増税して国民に負担を強いている。それにもかかわらず、国外に資産を蓄えている富裕層には甘いというかおざなりだ。何故なのか。これでは格差が広がるばかりで矛盾だらけだ。パナマ文書が世界を騒がしたが、日本は一時的にマスコミが騒いだだけで、その後はあまり話題にならない。日本の大企業や経営者の名前もリストに載ったがそれだけで終わった。リストアップされた法人やその経営者の資産を追及する事は日本の経済に大きく影響するらしい。テレビ番組のスポンサーは無くなり、新聞、雑誌も広告収入に影響して、マスメディアは経営困難になる。NHKが、かろうじて何回かの特集番組を組んだが、後が続かない。鈴木の1000億円を含めて、オフショア地域に蓄えられている日本人の莫大な資産が国策に守られているのだとしたら、多くの国民が声を挙げるべきだ。国の政治が清廉潔白だけでは成り立たない事は承知しているが、一部の富裕層だけが優遇されているのは納得がいかない〕

〔合意書の無効主張、和解書の白紙撤回、A氏への債務完済の作り事、確定日付印がある日の協議と借用書作成の否定。全てが鈴木が仕掛けた茶番である。これは全て鈴木の強欲さが成せる業だ。被告の嘘に、弁護士も裁判官も、A氏さえも翻弄され、全く有り得ない世界に引きずり込まれたように思う。常識では考えられない多額の金銭の貸し借りで、株式投資の現実離れした話や、世界中の租税回避地域を舞台にした1000億円という資産の隠匿。有り得ないような話が現実に起った。この出来事は善悪の世界を超えている。しかし、人間の心を持たない鈴木という人非人、報酬の為には悪事を辞さない弁護士、自分の出世のために魂を売り渡した裁判官がいることは事実であり真実だ。こんな輩を処分する事が正常な世の中に戻すことになる〕(以下次号)