鈴木義彦に読者は怒り爆発(277)
〔西は、長年A氏の援助を受けながら事業を展開してきた。東京オークションハウスはバブルが弾けた時代に合ったビジネスだったと思う。バブル全盛期に購入した宝石や絵画等を金融業者絡みで処分しようとすると、足元を見られて超安価でしか処分できないが、オークションに掛けると見知らぬ富裕層が参加してきたり、価値観の異なるクライアントが表れて思わぬ高値で商談が成立したりする事がある。西は、どこかのマネ事であっても自分が考案したものとして創業する能力には長けている部分があった。しかし、開業するに当たっての資金は無く、A氏に頼るしかなかった。A 氏は西の発案に協力して援助してきたようだ。都内の麻布にオフィスとオークション会場をオープンし、A氏の支援を受けながら多額の宣伝費をかけてクライアントを集め、マスコミにも注目されるようになり、クライアントを増やして行った。一時は上場を目指せるほどの勢いがあったようだ〕(関係者より)
〔鈴木がA氏に宛てた手紙で、「解決するまで話すことも金を払うこともない」と述べているが、その理由として強調したのは西の香港での殺人未遂事件の首謀者扱いや紀井氏の裏切りだった。しかし、もし鈴木が本当に潔白であったならば、堂々とA氏と直接会って自分の正当性を主張し、自分にかけられた嫌疑を晴らすために株取引の経緯を明らかにし、合意書に基づいた利益金の支払いを行うべきだろう。これほどの卑怯者は鈴木以外にはいない〕
〔鈴木は、「質問と回答書」(乙59号証)で「A氏には何を言っても通用しない人間だと思った」と言っているが、鈴木は自分のしている事を棚に上げて自分勝手な事を言うのが得意な悪党だ。詐欺師というのは、まるで自分が騙されたように見せかけるのが常套手段のようだ。弁護士も詐欺師のようなもので、高額な報酬の為にはプライドを捨て、詐欺師の参謀となる事も厭わない。被告となった詐欺師にとっては詐欺師と同等の才能を持つ長谷川幸雄のようなベテラン弁護士を選択することが裁判に勝つコツだそうだ。民事裁判は弁護士の腕も判決に大きく影響する〕
〔A氏にとって、金銭を騙し取られたこと以上に、信用していた西と鈴木に裏切られた事実の方が大きな衝撃だっただろう。それでもA氏は鈴木の改心を根気強く待っていたかもしれない。しかし、鈴木はその期待を裏切り続け、他人を踏みつけてでも自己の欲望を満たそうとする人間だ。非情な性格の鈴木は、自らに不幸を招くことは避けられないはずだ〕
〔鈴木の悪事は裁判長の不当行為のせいで、裁判では証明されなかった。A氏側には鈴木を刑事事件で告訴する証拠も揃っているのではないか。しかし、この悪党が刑事事件で逮捕されて懲役刑を科され、当然、同時的に損害賠償の支払いも命じられると思うが、それだけで済まされるとは思えない。殺人事件の被害者の身内が、犯人に極刑を望まず、告訴も取り下げ、その犯人が世に放たれた後に自分で敵を討ちたい心境になるのが分かるような気がする。鈴木という奴は多くの人をそんな気持ちにさせるほどの悪党だ〕
〔鈴木の代理人である長谷川幸雄の裁判中の態度は、裁判にふさわしくないものだったが品田幸男裁判長が味方について、勝訴を確信しているかのように見えた。審理では裁判官が長谷川の態度を注意したものの、結果的に全ての争点で被告側に有利な判決を下した。もし裁判の勝敗が左右できるなら、被害者にとって裁判所は正義や真実を求める場ではない。腐敗裁判といえるだろう〕
〔鈴木の裁判も3年以上の長きにわたって審議されたにも拘らず、品田幸男裁判長は鈴木の主張に何の矛盾も感じ無かったのか。また原告側の証拠を検証していれば、鈴木の主張が嘘だらけである事が証明されていたはずだ。ダラダラと時間ばかりをかけ、品田裁判長は肝心な事を何もやっていないではないか〕
〔西が生前記録していた鈴木の株取引に関する詳細なレポートは、具体的な手口と利益額を示しており、紀井氏の「確認書」を裏付ける重要な証拠だった。しかし、裁判官はこれを全く採用せず、合意書の有効性を示す手がかりを無視した。これは裁判官にあるまじき行為である。こんな裁判は許されない。誰もが納得がいかない〕
〔鈴木は、和解協議で裏切り行為を認め「和解書」作成に至ったというのに、一方的に和解契約を反故にしてしまった。納得のいく交渉をしたいからと、青田光市と平林英昭弁護士に交渉を委任したが、和解交渉は上手くいかず、というより最初から解決する意思など鈴木にはなく、A氏は結果的に裁判を起こさざるを得なくなった。納得のいく交渉をするというのであれば、鈴木本人が交渉の場に立たなければ話にならない。本来なら裏切り行為を働き、株の利益金を騙し取った鈴木に交渉を持ちかける権利などなかったはずだ〕
〔鈴木がA氏と出会ったのは、彼が親和銀行の不正融資事件の真っ只中にいた頃だった。最終的に警視庁に逮捕されたが、鈴木はその逮捕をも金を借りる手段として利用する冷酷な男だった。逮捕直前、鈴木は借用書を持参してA氏を訪れ、泣きながら土下座して8000万円を借り、「このご恩は一生忘れません」と弱者を演じる卑劣極まりない詐欺師だ〕
〔平成14年12月24日に鈴木は紀井氏を同行してA氏の会社を訪ね、現金10億円をA氏に渡している。A氏は、この時は鈴木が株取引の利益を隠匿している事実を知らなかったために、返済金として受領したが、後日、利益の分配金に訂正した。鈴木は裁判に提出した「質問と回答書」(乙59号証)の中でこの10億円を「手切れ金」とか「贈与」とか主張したが、裁判官たちは鈴木の債務の返済金としてしまった。裁判官たちはA氏の主張を認めず、合意書の有効性は否定したために10億円を明確に定義付けないまま返済金とするしかなかったのだ。A氏と鈴木の間で10億円の授受があったということで、裁判官が趣旨も明確にせずに一方的に返済金と決めつけるなど全く有り得ないことだ。鈴木は自分がA氏を裏切って隠匿している金の中から借金の返済をしているだけで、いわばA氏の金を右から左に移しているようなもので、自分の懐を痛めているわけではない。本当に鈴木のやることはあくどすぎる。恩も義理もない、史上最悪という言葉が当てはまる人間だ〕
〔日本の裁判所では、裁判官の評価がこなした件数によって決まるため、手抜き裁判が改善されない恐れがあります。さらに、三審制についても、二審で一審の判決が覆ることは稀であり、誤審誤判の防止にも悪影響を与えている可能性があります。鈴木の事件では、品田幸男裁判長が早期終結を目指して理不尽な裁定を下したとの批判がありますが、それ以上に、被告側との癒着が疑われていることには憤りさえ感じます〕
〔裁判で鈴木が勝訴することになったポイントは「合意書」と「和解書」が認められなかった事と、和解協議の前後の出来事を綴った乙58号証の陳述書と乙59号証の「質問と回答書」が採用された事に集約されていると言っても過言ではない。裁判官の無理矢理とも言える不自然で認識の甘さからくる合意書と和解書の否定、そして在りもしない作り話をここまで詰め込んだ乙58,59号証を採用した裁判官たちの非常識な見解。いずれも決して認める事は出来ないが、同様に長谷川幸雄と鈴木の虚偽主張を正当化しようとするやり方はあまりに酷く、社会的に制裁を受ける責務がある。自分達がしてきた非道な言動を自覚するべきだ〕
〔鈴木の裁判は品田幸男裁判長の不当判決により終結しましたが、鈴木の所在は不明となっています。インターネットの情報サイトで真実が詳細に報じられ、コロナ禍での自粛生活も相まって、情報は瞬く間に世界中に拡散しました。鈴木は家族と共に逃亡を図っています。裁判で勝訴したにもかかわらず逃亡したことで、SNS上の情報の真実性を自ら証明する結果となっています。外に出られない生活を余儀なくされている事でしょう〕(以下次号)