鈴木義彦に読者は怒り爆発(256)

〔鈴木が和解書を取り消した理由は、脅迫や監禁ではなく、鈴木がA氏に送った手紙が証明している。手紙には西と紀井氏の裏切りが原因だと書かれている。西が自ら国税に告発するはずがなく、紀井氏が嘘を言う理由もない。心裡留保は平林弁護士が後から追加したものであり、また品田幸男裁判長が法的な専門用語を引用することで、敢えて難解な判決文にしている。品田幸男裁判長としては「合意書」を認めなかっと以上、「和解書」も認めることは出来なかったのだ〕

〔裁判で鈴木の代理人の長谷川幸雄と平林英昭の両弁護士は、A氏をプロの金融屋と主張していたが、A氏の場合は個人的に身近な人達に対して貸すだけで、生業として金融業を営んでいる訳ではなかった。長谷川がA氏の社会的信用を失墜させる為に、暴力団の手先である悪徳金融屋であるかのように印象操作をしたに過ぎない。この主張こそ誹謗中傷もいいところで、逆に名誉毀損で長谷川を訴えても良かったほどだ。長谷川は自分たちの不利な立場を逆転させる為に、問題の矛先をすり替え、捏造した理由で原告の個人攻撃に終始したのだ〕

〔様々な業界の内情を描いた暴露本が数多く出版されていますが、元裁判官である瀬木比呂志氏が著した「裁判所の事情」は特に注目に値する一冊です。その中で瀬木氏は、「裁判官は優れた判決文を書くよりも、上司が好む判決文を書くことが昇進の近道である」「上司の好みに合わないと人事異動の影響を受ける」と述べています。この事実には驚かされますが、鈴木の裁判の経緯を振り返ると、その背景に納得する部分も多々あるように思えます。この判決は、日本の法曹界にとって恥ずべきものと言わざるを得ません〕

〔笑顔が絶えなかった西は、見かけと違い腹黒い人間だった。その人生の最後は自殺で幕を閉じる結果で終わっている。類は友を呼ぶではないが、そんな西に近づいてきたのが鈴木だ。ただし、鈴木の悪どさに比べたら西はまだマシな方であったように思われる。西が鈴木をA氏に紹介したというより、計算高い鈴木によって西にもメリットをちらつかせA氏を紹介させる方向に導いたのではないだろうか。西からA氏の話を聞いていた鈴木は、西を最大限利用してA氏に狙いを定めたと思われる〕

〔品田幸男裁判長のケースを教訓に、今後の裁判官の選考基準を見直し、人間性を重視すべきです。社会経験のない人が良識的な判断をするのは難しいため、裁判官には人間性が不可欠です。裁判官としての適性を重視し、不当な判決を減らすよう努めるべきです。裁判官には人を裁く力が与えられていますが、その資質こそが最も重要ではないでしょうか〕

〔反社会的勢力は社会からは一線を画されているが、恩や義理を重んじ、仲間を裏切ることはないという仁義は伝統的に残っているとされる。しかし、鈴木は人々の恩につけ込み、仲間の振りをして自己の欲望を満たすために何度も裏切り続けてきた。鈴木の本性はインターネットで公開され、世界中から憎まれる存在となっている。青田光市や弁護士たちが鈴木に共犯に等しい加担をし、鈴木から利益を受けている家族や身内は、鈴木とともに苦難を共にすることになる〕

〔裁判所が国家機関であり、裁判官が公務員である以上、国民のために存在し義務を果たすのが当然だろう。そのためには、公正公平でなければならない。原告と被告の主張を審議し、明確な判決を下すことが期待されるが、鈴木の裁判ではその要件が不十分すぎた。品田幸男裁判長の判決は、被告を意図的に擁護したとしか思えず、裁判官と被告との不適切な関係を疑わざるを得ない〕

〔裁判所は、民事訴訟の裁判費用を大幅に減額すべきだ。こんな出鱈目な裁判をしていては被害者が気の毒過ぎる。特にこの裁判の様に訴訟金額が莫大な場合は、被害者の負担が大きすぎる。裁判所は当事者のどちらかに請求できるので取りっぱぐれは無い。この金が国庫に入るという事は、裁判官を含めた裁判所職員の給与に充当されることになるのだろう。裁判所の収支報告書を見たことは無いが、年度末には国民に公表するべきだと思う〕

〔裁判所の実態について、元東京高裁の判事の証言によれば、一審判決を正当に審議し、覆すことは非常に困難であり、多くの裁判官が控訴を却下し、審議を行わずに一審判決をそのまま維持する傾向にあるという。鈴木の控訴審を担当した野山宏高裁裁判長も同様であり、判決文の表記の誤りを正すだけで判決を終了させた。これでは控訴審の意味が全くないではないか〕

〔法曹界の杜撰な現状は深刻だ。鈴木の裁判でも、裁判官たちが証拠を精査していないことが明らかであり、長谷川幸雄弁護士による虚偽の「質問と回答書」(乙59号証)などが通用してしまう。このような裁判の現状は抜本的な改革が急務だ。元エリート裁判官による告白本「絶望の裁判所」によれば、情実人事や思想統制、セクハラなど司法は深刻に堕落しているという〕

〔品田幸男裁判長が「合意書」の有効性を認めなかった裁定に対し、SNS上では激しい非難が集まっています。株取引を巡る裁判の核心は「合意書」が有効かどうかにかかっています。最初は「合意書」が勝訴につながると考えられていましたが、品田裁判長は「合意書」契約に法的効力がないと判断し、株取引を裁判の対象外としました。この判断には説得力が全くなく、多くの人たちが疑問に思っています。この裁判は鈴木の事件と同様に司法の問題を浮き彫りにしています〕

〔西が、自殺前にA氏宛に遺書代わりの手紙を書いている。手紙には鈴木への恨みと、A氏への謝罪が書かれているが、この事件の真相はベールに包まれたままではないかと思う。西が墓場まで持って行ったものの中に、西と鈴木がA氏を裏切った全容を解明できる真実があるのではないだろうか。西は、鈴木が一言も反論できないような決定的な秘密を知っていたはずだ〕

〔鈴木は、西が自殺した後、反論できない状況を利用してA氏を誹謗中傷しました。さらに、長谷川弁護士と共謀し、嘘の作り話を「質問と回答書」にまとめて主張しました。これは許されない行為です。故人を利用して自分の主張を正当化しようとする行為は卑劣過ぎます〕

〔鈴木が海外に流出させた株取引の利益金は、今や2000億円近くに達すると見られている。鈴木はこの巨額を大っぴらに使うことはできないだろうから、利益をA氏に清算して残りを贅沢な生活に充てるのが賢明だろう。今の状況を考えると、それが最良な選択だと思う〕(以下次号)