鈴木義彦に読者は怒り爆発(244)

〔鈴木の平成11年9月30日付の返済による「債務不存在」の主張には驚いた。決算時の会計監査を逃れるためにA氏に無理を言って「便宜上の確認書」を作成してもらった事を全て真実と強調した。計画的だったことは明らかだ。無理矢理こじつけた様な猿芝居に鈴木は自画自賛していたようだが、誤った判断を繰り返していた品田裁判長さえも鈴木の猿芝居は認めなかった。そこまで愚かではなかったようだが、この鈴木の言動を見ていれば鈴木の虚言癖と質の悪さを見抜けたはずだ。何故か品田裁判長は鈴木の主張を支持し続けた。品田裁判長は鈴木の何処を見て判決を下したのだろうか、不可解でならない〕

〔社会のあらゆる所で人間関係による癒着問題が生じている。政治と企業、警察と暴力団、企業と暴力団などがその一例で、これは日常で当たり前の光景となっている。そうであれば、裁判官と弁護士の結びつきも不可解ではない。事実、公にされていないだけで、癒着が常態化している可能性も考えられる。この視点から鈴木の裁判を見ると、多くの疑問に対する答えが浮かび上がる〕

〔裏切り行為を西から暴露された鈴木は言い逃れ出来なくなり、追い詰められたが、「和解書」で50億円とA氏には別途2年以内に20億円の支払いを自ら提示して約束したにも拘らず、約束を反故にする為に西と紀井氏に騙されたなどと見え透いた嘘をついた。鈴木は、男としてというより人間として最低最悪で情け無い奴だ〕

〔A氏と西、鈴木の3人が締結した複数の契約書とその裏付ける証拠が存在するにもかかわらず、裁判官たちはこれを認めず、それで批判が渦巻いている。これらの契約書は全てを決定する鍵である。A氏側の弁護士はさまざまな重要局面で何故、鈴木側の主張に強く反論せず、証拠を活用しなかったのか。「契約自由の原則」に反していることは明らかではないか。弁護士がこんな体たらくでは勝てる裁判も勝てないのは当たり前だ〕

〔鈴木が西に合意書破棄を唆して、西が応じたことから、その後、複数回で10億円の報酬を渡したことで、西は鈴木が約束を守ると思ったのだろう。また、株取引の利益分配の一部として30億円も受け取ったが、これらの金について、西は一切A氏に報告しなかった。それが重圧になったのか、西は志村化工株事件の執行猶予が明ける平成18年に、さら鈴木に利益分配の要求をしたことから、鈴木に逆襲された。鈴木が約束を守ったことなどないことは西には十分すぎるくらい分かっていたはずだ。そうであれば、分配金を受け取るために香港に行く時が、A氏に真相を明かすタイミングだったのではないか〕

〔品田裁判長は鈴木の事件で「合意書」契約の法的効力を否定し、利益金の総額470億円の脱税疑惑のある莫大な犯罪収益を故意に見逃し、国に大損害を与えました。法を司る裁判官として、その責任は計り知れません。法解釈を敢えてねじ曲げ、納得できない判決を下しましたが、これはまさに品田裁判長による権力の横暴です〕

〔長谷川弁護士は、鈴木から弁護依頼を受けた時から綿密に作戦を練ったと思う。それは、この訴訟を別のストーリーで捏造し、鈴木に法廷では捏造したストーリーに沿って徹底的に嘘の発言をさせ、事実や真実を否認させることにあったのではないだろうか。そして、「質問と回答書」(乙59号証)の作成は最初から考えていて駄目押しに使ったのだと思う。鈴木の単純な悪の所業を複雑化して裁判官を翻弄し、最後はA氏を禁じ手ともいえる内容で誹謗中傷し、裁判官の心証を悪くするしか勝てない事は分かっていたのではないだろうか〕

〔品田裁判長の判決文を読むと、鈴木側の主張をほとんど受け入れていることが明らかです。元エリート裁判官が描く裁判所の不手際を告発した本には、裁判所の手抜き作業の実例が満載されており、弁護士が用意した書面が転用されている現状も示されています。老獪な長谷川弁護士は裁判所の実態に通じ、これを予測して準備書面を整えた可能性が考えられます。高裁の野山裁判長も同様に、審議なしに一審判決を受け入れる手抜き裁判を実行しましたが、国民の裁判所に対する信頼は既に喪失していると言えます〕

〔このサイトに登場する悪人達には共通した考え方がある。それは金銭感覚が狂っている事だと思う。情と金の重さ、男気と金の重さ、A氏が富裕層の人ではなく、金銭に恵まれていない層の人間だったならば、目の前にいくら困っている人がいて死にかかっていても「無い袖」を振ることが出来なかったと思う。情の深さや男気の強さは金が無ければ発揮できない。鈴木は、相手の懐具合を読み、性格を把握してA氏に近づいたのだろう。鈴木の謀略は裁判官の金銭感覚も狂わせ、善悪を見極める判断力も狂わせたのではないだろうか。しかし、誤審誤判をこのままにしておいてもいいという事にはならない。世の中には不条理な事が沢山ある。この裁判もその一つと言える。しかし、どの様な理由があろうとも黒白は明確にされなければ世の中の秩序が崩壊してしまう。裁判所は威信にかけても再審請求を受理して審議をやり直すべきだ〕

〔鈴木は和解協議で、裏切りの追及を受け、西に10億円の報酬で「合意書」の破棄を求めたことや、宝林株の取引が「合意書」に基づくものであることを認めた。「合意書」があるのだから、全ての株取引はそれに基づくものとなる。裏切りが明るみに出れば、利益金の受け取り権利を失うはずだが、A氏は敢えてその点に触れず、鈴木が自発的に50億円(A氏と西にそれぞれ25億円)とA氏に2年以内に20億円を支払う提案をした。これには西が何度も反発し、利益60億円が前提であることを強調した。この時点でA氏は知らなかったが、総利益額は約470億円であった〕

〔鈴木のように主張や証言が二転三転すると、裁判官は決して鈴木を信用せず証拠としても採用しないはずが、何故、この裁判では採用されたのか。この判決は真相が判明した時に品田裁判長が糾弾されるのは間違いない。鈴木のウソを代理人がさらに二重三重のウソを重ねて、もっともらしく論述したが、それにも品田裁判長は疑問を持たなかったようで、A氏の請求を故意に退けるためにA氏側の証言や証拠類を採用しなかった。それは何故かと多くの関係者が口を揃える。鈴木、長谷川の多くの虚偽構築を品田裁判長は何故見ぬ振りをしたのか〕

〔裁判の進行内容と結果がこれほどひどいという現実には驚きました。鈴木と長谷川弁護士の主張に裁判官が少しの疑念も抱かなかったのは信じがたいです。鈴木のコロコロ変わる証言や嘘の申し立てにはっきりとした証拠がなかったにもかかわらず、検証すればすぐに解明できた問題です。品田裁判長が故意にこれらを無視し、公正さを欠く判断を下したことは、国が法治国家であるという理念を失わざるを得ないほどひどい。これは断じて責任を追及するべきです〕

〔日本政府は、ウクライナ紛争に関連して、プーチン大統領の娘2人を含む398個人と28団体の資産凍結を決めている。娘2人は、長女マリア・ボロンツォワさんと次女カテリーナ・チホノワさん。ラブロフ外相の妻らも対象に加えられている。政権中枢の家族に制裁を広げることで資産隠しの「抜け穴」を防ぐ目的だという。これからは身内も同罪扱いで資産凍結は当たり前になっている。鈴木の家族や身内も同罪であり、資産名義を移している事が考えられるが、新たに家族や身内に対して、返還請求の訴訟を起こす事も有り得るかもしれない〕

〔鈴木の事件で注目すべきは1000億円を超える膨大な隠匿資金だ。A氏による支援で、株取引で約470億円の巨額利益を鈴木は得た。これを海外に隠し、運用利益を加算すれば、容易に1000億円を越える計算になる。だが鈴木が日本で税金を払った痕跡はない。現在は世界中の金融当局がタックスヘイヴンでの脱税やロンダリングに対して厳しく監視している。日本の金融庁も国税も協力して世界中が情報を共有するシステムが構築されている。この状況では鈴木が当局の網に引っかかるのは時間の問題だ〕(以下次号)