鈴木義彦に読者は怒り爆発(237)
〔品田裁判長は、株取引に関わるA氏側の主張や証拠を何ら検証もしなかったが、それは合意書と和解書を無効にする結論を導くためだった。ここまで大きな裁判の判決という重大なことで、鈴木と長谷川、平林が構築した嘘偽の主張を採用したのはおかし過ぎる。そのために障害となる証拠や証言をことごとく排除したも同然だ。西は東京オークションハウスやその前のブラックマンデー等で出した損失等でA氏からの債務が116億円になっており、また西は株取引でA氏が出した買い支え資金207億円を合わせた323億円の債務を平成14年6月20日付で承認した。西は株取引の利益約470億円より1割の手数料を東京オークションハウスで受け取るほか1/3の分配分を合算した137億円5000万円(経費を差し引いた数字)をA氏に債権譲渡した〕(関係者より)
〔この事件は、当事者同士の信頼関係と紳士協定がなければ成り立たない事だった。勿論、A氏の器量と温情が仇になったとも言えるが、A氏が、西と鈴木を信用した事に西と鈴木が付け込んで裏切ったことが最も大きな要因だと思う。そういう背景があった事を、品田裁判長を含めた裁判官たちは全く理解できていなかったことが誤審誤判を招いたと言っても過言ではない。鈴木と長谷川は、そこに付け込んで勝訴してしまったのだ〕
〔鈴木は、ピンクダイヤと絵画についても支離滅裂な主張をしている。この2点は鈴木がA氏に無理を言って言い値(ダイヤが1.3億円、絵画が1.7億円)で買って貰ったものだが、それだけの価値があったかどうかも不明だ。その内の絵画は最後まで一度もA氏に渡さず、他の金融業者に借入金の担保で預けたままになっていたらしい。鈴木はA氏に対して詐欺、横領を重ねていた事になる。しかし、品田裁判長はこの件についても審議の対象にせず、鈴木を有利にした。鈴木がA氏から3億円で購入して代金の代わりにFR社名で借用書を差し入れたと言っているのは平成9年10月15日のことだ。鈴木が最後に、この2点を販売委託で借り出したのは親和銀行事件で逮捕される3日前の平成10年5月28日だ。そこには7か月もずれがあり、この矛盾を品田裁判長はどのように解釈したのだろうか。そして、品田裁判長はこの借用書をFRの債務と判断して鈴木の個人債務から除外してしまった。どうにも理解できない品田裁判長の判断だ。こんな人間が裁判長で良いのか、最悪というだけで済まされることではない〕
〔平成14年には志村化工株事件が表面化した。証券取引等監視委員会の告発を受けて鈴木が検察庁にマークされている中で、まず西が検察の事情聴取を受けた。検察は鈴木を逮捕するために西に厳しく取り調べをした様だ。それを察した鈴木は西に「今後会長(西のこと)の言う事は何でも聞きます。会長が万一逮捕された場合は、その間の費用は全て私が負担しますので私の事を喋らないでほしい」と涙ながらに土下座して頼んだ。西は合意書に基づく株取引の事もあり、利益配当金の事もあって鈴木を庇ったために逮捕され、懲役2年、執行猶予3年の刑を受けた。この時の鈴木と西の間には数々の密約が交わされたようだがA氏の耳には一切入っていなかった〕(取材関係者より)
〔合意書の無効理由に「7年間の空白」があるが、この事件も裁判が終結してから4年半が経過している。その間、当サイトで取り上げられるだけで表立ってはA氏側の動きがない。情報サイトやYouTubeでの拡散には目を瞠るものがあるが、パソコンや携帯電話を自由に扱えない年齢層の人も少なからずいる。そして、新聞や週刊誌の力も強力だ。このままでこの事件、と同時に鈴木の犯罪疑惑が風化することは有り得ない。永久に歴史に残る事件だ〕
〔鈴木と西は、宝林株で再起のきっかけを掴みかけたが、宝林株を高値で売却するために株価を操作する資金調達が出来ず、宝林株の株価は停滞したままだった。そこで、2人は「困った時のA氏頼み」でA氏に買支え資金の援助を頼んだ。今まで散々世話になり、借りた金を一切返済していないA氏に性懲りもなく頼めたものだと思う〕
〔鈴木は極悪非道だが、弁護をした長谷川の方がより悪質ではないか。「質問と回答書」(乙59号証)で「反社会的勢力の金を運用している」とか「反社会的勢力のトップとのツーショット写真が社長室に飾ってあった」等と鈴木に語らせているが、それが本当であればA氏には1日に何十人もの来客があったので、鈴木以外の人も写真を数えきれないほど見ているはずだ。しかし、そんなことを言う人間は一人もいなかった。それに鈴木はA氏を企業舎弟とか準構成員と言っているようだが、それは青田のことではないのか。青田は事あるごとに反社の人間を使っている。鈴木も親和銀行事件で反社を使ったことがマスコミにも大きく取り上げられた。何から何まで世話になった人間に対して、鈴木は恩義も何にも感じない人でなしとしか言いようがない〕
〔不当判決が下された鈴木の裁判は、インターネットでは物議を醸し最大級の注目を浴びている。一審、二審のそれぞれの裁判長の杜撰な裁定には呆れるばかりだ。原告側の気持ちを踏み躙っている。裁判官、裁判長としての使命感を忘れ、現状に甘んじて高給を貰う税金泥棒と化している。こんな裁判官がいたのでは裁判所に未来は無いだろう。弾劾して即刻辞めさせるべきだ〕
〔鈴木の周辺には悪人ヅラの人間が多い。青田光市もその一人だが、青田と鈴木の付き合いは長いようだ。青田は鈴木がA氏から騙し取った資金をバックにして、数々の悪事を起こしてきた。赤坂にあった美容クリニックを乗っ取り、医療法人を手中に収め、それをきっかけにして青田は新たに「義光会」という医療法人を立ち上げたが、その名称からして鈴木との関係を証明している。青田はタイで詐欺事件を起こして一旦は逮捕され、鈴木が送金した資金で拘留は免れたらしい。青田は、鈴木から資金援助を受けて鈴木の裏方を務め、西を自殺に追い込むほどプレッシャーをかけたらしい。青田は鈴木の秘密を知る数少ない一人だが、鈴木にとってはいずれ危険な存在になるのではないか〕
〔合意書を交わして約1カ月が経過した平成11年7月30日に、西は15億円の現金を持ってA氏を訪れた。西は「宝林株の利益金です。約束通り3等分すると5億円ずつになります。我々の手許には残りませんが、10億円は私と鈴木の借金返済金の一部として受け取ってください。鈴木も了承しています」と言って15億円全額をA氏に渡した。A氏はこの時、西の話を聞いて「いろいろと、もの入りだろうから2人で分けなさい」と言って1億円を西に渡していた。こんな心遣いをできる人はA氏以外にはいないだろう。常識では考えられない〕
〔鈴木の裁判では、和解協議での鈴木について「心裡留保」が適用され和解書の無効が成立した。これは法律の抜け穴だと思う。これは「精神状態が正常でない中の行為で、本人の意志ではなかった」という意味のようだが、裁判官の独断でこんな裁定が通用するならば、どんな犯罪でも罪に問われることが無くなる。殺人事件の裁判で弁護士が「精神鑑定」を要求することがよくあるが、人間が他人を殺そうとするときや自殺をしようとする時に、精神が正常であるはずはないと思う。鈴木の和解協議に臨む経緯や、その場での言動を検証すれば鈴木は「自分の嘘がバレない様にすることに必死」だったことが明らかで、絶対に精神異常状態ではなかったことが分かる筈だ。民事裁判での加害者が、自分の嘘を隠そうと必死になる行為が「心裡留保」に該当し、被害者の主張全部が却下される裁判など、余程の証拠がない限りあり得ない事だと思う。被告の唯一の物的証拠は平成11年9月30日付の「確認書」しかなく、しかもこれさえ鈴木の主張がウソであることは誰の眼に分かるほど証拠にはならない〕
〔親和銀行事件で保釈中という身で、まだ社会復帰が出来ない鈴木の代わりに西が奔走する中で、旧知の証券会社の平池氏から宝林株売却の情報を得た事から、西と鈴木の歯車が回り始めた。西は宝林株売買の情報を調査した事で、やり方によっては大きな利益を得ることが出来ると確信してA氏に報告し、A氏に購入資金(3億円)の援助を願い出た。鈴木と西への貸付金回収に苦慮していたA氏は、2人が立ち直るために必要と思われる元手(3億円)の援助を承諾した。しかし、鈴木は宝林株を取得した直後に金融庁に提出した報告書には買取り資金の出所についてA氏の名前ではなく紀井氏の名前を無断で使い、A氏の存在を消してしまった。鈴木の騙しは、すでに始まっていたのだ〕(取材関係者より)
〔株取引の最初の銘柄となった宝林株800万株の取得代金3億円を出したのはA氏であったのに、裁判では鈴木はそれを否定して主張を三転も四転もさせた。株取引の最初の銘柄に関わる金だから、合意書の有効性を排除して何とか鈴木サイドで出したことにしないと不利になると考えた結果だと思うが、嘘はすぐにバレる。鈴木は、和解時に宝林株の取得代金を最後にはA氏が出したと認め、また西に10億円を渡して合意書を破棄させようとしたことを認めたが、合意書破棄では、西に「これくらいは認めろ」と言われた。鈴木はこの2点だけは認めたが、他は全部と言っていいほどウソの受け答え(全て西が録音したテープに入っている)ではないか。全く恥を知らない人間だ。品田裁判長も株取引を認めず排除したが、グルと思われても仕方がない〕
〔鈴木の卑劣な悪行ぶりは情報サイトで公開されている。本当にここまで汚い人間がいるのかと眼をそむけたくなる内容だ。親和銀行不正融資事件の逮捕の3日前にA氏の元を訪れ、それまでの債務約27億円も一切返済しないで、さらに逮捕をダシにして土下座し泣き落としで8000万円を借りている。その際「この御恩は一生忘れません」とまで言っていたが、逮捕でウヤムヤにする計画であったはずだ。鈴木は、こんな真似を続けていると豊田商事事件で刺殺された永野の様な末路を辿る事になるぞ〕(以下次号)