鈴木義彦に読者は怒り爆発(238)

〔鈴木の周囲の人間が何人も死んでいるが、鈴木が関係していることは間違いが無いと思われても仕方のない状況が多い。株投資を開始した頃から関わっていた証券担保金融業者の吉川がフランスに渡航して後に行方知れずになり、鈴木は側近に「アイツは死んだよ」とこともなげに言ったというし、親和銀行事件で鈴木と一緒に逮捕された大石氏も判決後に事故死し、またクロニクル会長の天野氏も、会社は「自宅で急死」と発表したが、実際には都心のホテル客室で変死していた。これほど鈴木の周辺で死者が続出するのは明らかに異常だ。鈴木の関与は明らかになっていないが、誰もが鈴木を疑っている〕

〔鈴木と西は、A氏からの借入金を返済できていなかった。A氏は鈴木が親和銀行で逮捕され有罪判決を受けた事を考慮して催促をすることを控えていた。このA氏の器量の大きさと温情の深さは誰にもできる事ではなかった。鈴木と西は何度も命を救われた恩義を蔑ろにして、常に悪巧みを企んでいた〕

〔A氏は、和解協議に至るまでは合意書を信じ、株売買に関する報告を辛抱強く待ち、催促する事も無かった。一方鈴木は自分の連絡先も教えず西を通じてA氏から提供させた買支え資金を使って株価を高値誘導し、利益金を独占していた。株式投資の知識に欠けている品田裁判長は、鈴木の巧妙な相場操作を理解できず、違法な海外への送金にも注目していない。こんな無能力な裁判官にこの裁判を裁く資格はない。この不当な裁判結果は鈴木という悪党を見抜けなかった品田裁判長の 責任によるものだと思う〕

〔裁判官の実態を暴露した書籍を出版している著書の瀬木比呂志氏によると、日本の裁判所は戦前と何ら変わりのない上命下服、上意下達のピラミッド型階層組織だという。そうであれば最高責任者である最高裁の戸倉三郎長官の権威は絶大であろう。問題となっている鈴木の不当判決に対する批判は留まる所を知らない。裁判を担当した品田裁判長を越えて、最終的には組織のトップである戸倉長官へと向かうだろう。今のうちに戸倉長官の鶴の一声で再審請求を通すなり何らかの是正処置を講じるべきだ〕

〔鈴木は西をたぶらかして合意書の破棄を執拗に迫ったというが、西は何故宝林株の取引が終了した時点で協議を持たなかったのか。鈴木も西も、A氏が株価の買い支え資金を安定的に出している限り、間違いなく取得株を予定通りに捌き切って利益を確保できるという思惑しかなかった。約束を守るという考えなど鈴木のどこを探しても見当たらない。鈴木の周囲で自殺者や不審死者が数多く出ている事実をしっかりと解明すべきだ〕

〔裁判の証言で法廷に立った鈴木の主張が嘘だらけであることは明白であったが、日本の民事訴訟では宣誓した証人以外は偽証罪に問われない。鈴木がどれだけ嘘の証言をしても法廷偽証で咎める事が困難だ。そのため、その対策の一環として、裁判官は被告と原告の証言をまともに聞き入れないのが通例になっているそうだ。鈴木の証言が採用される事など有り得ないはずであったが、いざフタを開けてみると確証もない鈴木の証言を判決で採用した品田もまた責任を問われる事がないが、このひどい誤判に対して裁判所の信頼は地に堕ちた〕

〔鈴木と西の株取引のスタートは宝林だった。合意書の銘柄欄が空白だから不明だと言うなら、なぜ鈴木は宝林株を売ることができたのか。西がA氏に懇願して平成11年5月末に宝林株の取得資金3億円を出してもらった事実はもちろん、合意書を作成してA氏が買い支え資金を出した事実、さらに紀井氏が宝林株を売ることができた事実、宝林株で利益約160億円を獲得したからこそエフアールやエルメなどの銘柄を仕掛けて行くことができた事実等、挙げれば揺るがない事実がいくつもあるのに、品田裁判長は合意書が無限定で書面としての体をなしていないと切り捨てた。しかし、裁判所内でそのような判断には全く整合性がないことに気が付かない裁判官はいない〕

〔A氏は、初対面の人間に融資することは殆ど無かったが、西に懇願されて鈴木に融資することになった。A氏は、知人や友人を応援するのと同じような気持ちで鈴木に協力したのだった。鈴木はこの時、個人も会社も破綻する寸前で、それまで10日で1割以上という高利を払いながら借入していたが、それさえも出来なくなっていた。A氏は鈴木の話を聞いて、まず高利の借入を返済するための立替の融資をしたようだ。常識で考えて担保も無く、保証人もいない鈴木に融資する人はいない。A氏は、温情だけで鈴木を援助したのだったが、それを鈴木は仇で返すように騙し裏切り続けた〕(取材関係者より)

〔FR 社で常務取締役だった天野裕氏は鈴木と違って律儀な性格の持ち主だったようだ。天野氏は夜の社交場で数回A氏に会った事があったようだ。その店の店長の話によると、天野氏はA氏と会うたびにその席に行き、「何時も鈴木がお世話になっております」と挨拶し、同行者たちに「A社長のお陰で今のFRがある。数百億円の資金を援助して頂いている」と言っていたそうだ。A氏は、鈴木が株取引の利益を独り占めにしている事が紀井氏の証言で発覚した後、天野氏に面談を申し入れた。鈴木に「A氏とは絶対に会うな」と言われていた天野氏は面談することを躊躇したが、A氏に世話になっていたので面談を承諾した。この席には西も同席していたが、西が強引にA氏に頼んで同席したらしい。A氏は紀井氏からの情報(470億円の隠匿)を率直に話し、天野氏の意見を聞いた。天野氏はしばらく考えていたが「その位はあるでしょう、もっとあるかも知れません」と答えたらしい。A氏は天野氏の証言で鈴木の裏切りに確信を持った。この面談は内密に行われたが、鈴木の耳に入ってしまった。西が鈴木に告げ口をしたのは間違いだろう。このことが原因で天野氏と鈴木との人間関係にヒビが入ったようだ〕(関係者より)

〔人間は、自分に有益な話には耳を傾ける習性を持っているが、結果的に騙されてしまうことが多い。しかし、A氏は自分の損得を度外視して窮地に陥っている鈴木を援助した。A氏は金融業の免許は持っていたが、知人や友人から頼まれて貸付けをするだけで、本業にはしていなかった。融資する場合も金利を稼ぐことではなく、その人を応援する気持で援助することが多かったから、金利を取らないこともあった。A氏の協力で窮地を脱して成功した人は一人や二人ではない〕(関係者より)

〔A氏の好意と温情は全て鈴木に踏みにじられた。鈴木は不当裁判で勝訴し罰を受けずに暮らしている。鈴木がA氏を騙して手に入れた資産は1000億円以上に上ると言われている。監督官庁やマスコミは静観しているようだが、この事件は平成9年(1997年)頃から始まっている。税法には時効があるが、このままでは鈴木の悪事の大部分は時効にかかるかもしれないが、隠匿資産の脱税については、鈴木は逃れられない。こんな悪人を見逃した裁判所、裁判官は恥を知るべきだと思うが、裁判所は早急に再審を開廷して名誉挽回を計るべきだ〕

〔現代のネット社会において、どんな形であれ一度インターネットに情報が掲載されたら一旦削除出来たとしても、多くの視聴者にコピーやダウンロードされているから永久に消える事は無い。それ以上に鈴木ほどの卑劣な悪党はその存在を知れば、人々の記憶から消える事は決してないだろう〕

〔自己破産、自殺寸前の人間が、そこから立ち直れただけでも感謝しないといけないのに、計画的に多くの人間を騙して、今や1000億円以上を持ち逃げしている。それが鈴木義彦という悪党だ。鈴木のために犠牲となって死んでいる者さえ多くいることを何も反省しないとはどういう了見か。鈴木はしっかり自覚して解決しなければ、このままでは地獄に落ちるだけだ〕

〔鈴木には、知性とか理性とかいう常識的な言葉は通用しない。普通の人間は理性で欲望を抑制する。それが出来ない者は罰せられるのが当たり前なのだ。鈴木は常識とか普通とかという物差しでは測れない狂気の持主で、悪の化身とか怪物という表現が合っている化け物なのだ。コイツの脳天を割って、どんな構造になっているかを見てみたい気持ちに駆られる。人間の道を知らない奴を「外道」と呼ぶが、正に鈴木がそれだ。どうしたらこんな人間になれるのか〕(以下次号)