鈴木義彦に読者は怒り爆発(196)

〔紀井氏は鈴木に雇われて株取引の売りを担当していた。株取引の詳細をまとめた「確認書」を裁判資料として提出し、その中には紀井氏の証言があり、「鈴木氏の指示に基づき、西氏が特定の銘柄を買い、株価が上がった時に鈴木氏が売却し利益を得ていました。その結果、西氏は約58億円の損失を被った事実が記載されています」と明確に述べられていた。この「確認書」は役割分担に基づいて株取引が行われた重要な証拠であったにも拘らず、この証拠を無視した品田裁判長の判断は、意図的に「合意書」の有効性を否定したとしか考えられない〕

〔品田裁判長は自分の裁定に反する証拠書類は全て無視した。特に、鈴木が和解協議後にA氏宛に書いた2通の手紙は完全に無視した。この手紙には和解協議の様子も書かれていて、脅迫があった事や心裡留保になるような事は一切書かれていない。ただ、西の香港襲撃事件については「自分が真実を暴き、身の潔白を証明する」といった内容が書かれているだけだ。品田裁判長はこの手紙は読んだと思うが、これを重要視すると、脅迫や心裡留保の裁定が通らなくなるために無視したのだと思う。ここは、A氏の弁護団の攻めどころだったはずだが、異議を申し立てることもなく、抗弁する事も無かった。A氏の主任弁護人は品田裁判長の不当判断の手助けをしていたようなものだと思う〕

〔鈴木は親和銀行事件で有罪判決を受け、100億円以上もの不正融資を引き出していた事実が明確にされた。鈴木は株取引で得た利益金から、A氏に無断で約17億円を流用し、親和銀行との和解金として支払った。その結果、懲役3年と執行猶予4年の軽い判決となったが、この時の約17億円の存在がなければ、懲役刑は免れなかったはずだ。長谷川弁護士はこの事件を担当し、資金の出所を知っていた可能性が高い。鈴木のような悪人は刑務所で一から鍛え直さなければならない〕

〔A氏は、鈴木の代理人弁護士の平林弁護士と、金融庁に虚偽の届出をした杉原弁護士を所属する弁護士会へ懲戒処分の申請を提出した。しかし、長期間が経過しているが弁護士会から処分の結果報告がされていないのは何故なのか。平林弁護士は、裁判前の交渉での発言を覆し弁護内容も二転三転させている。そして、A氏の代理人が襲撃された件では犯人が所属していた広域指定暴力団の習志野一家の総長と複数回面談していた事も周囲の証言で明らかになっている。そして杉原弁護士は鈴木が宝林株の受入先として用意した海外のペーパーカンパニー3社の常任代理人に就いて、金融庁に提出した「株式大量保有報告書」に虚偽の記載をしている事が届出書のコピーと、購入資金借入先として無断で名前を使用された紀井氏の証言で明らかになっている。双方ともに鈴木の悪事に加担していた事が明らかにも拘らず、弁護士会はA氏の申立に対して何の回答もして来ていない。弁護士を監督、指導する立場にありながら無責任な姿勢を取り続けている。裁判所と同様に身内を庇い過ぎている。これは明らかに違法ではないのか〕

〔鈴木は巧みな口車で多くの人々を騙してきた。A氏ですら、鈴木は得意とする株の知識を駆使し、巧妙に利用して騙すことに成功した。もし同じ状況に置かれた他の第三者であったとしても、同様に騙されていただろう。ただし、利益の管理者がA氏であった場合、こんな結果にはなっていなかっただろう。ただこの時点では、鈴木がこんな卑劣な詐欺師だとは、誰も予想していなかっただろう。人をどこまで信用していいのか、改めて考えさせられる出来事である〕

〔裁判で被告側と癒着関係にあった疑いが濃厚な品田裁判長に対しては、ネット情報誌だけでなくYouTube動画の公開も伴って、批判が激増している。品田が下した不当判決は、裁判所全体の堕落を象徴しているのではないか。国家機関である裁判所が国民の信頼を裏切ったことに対する批判であり非難である。海外の要人からもいくつもの書面が届いているようだ〕(関係者より)

〔鈴木が和解後にA氏に送った手紙には呆れる。「稼いだお金を国内外の移動という現在最も難しいことをなぜ一人でやらなければならないのか」という内容だ。合意書によれば、鈴木は都度A氏に利益を入金する義務があったはずであり、既に鈴木はその義務に違反し、全ての権利を失っている。それにもかかわらず、勝手に海外に逃げてお金を持ち逃げしているというのに、開いた口が塞がらない。A氏に対してさらに、「海外の口座を作ることを検討してください」とか「和解金の支払い方法等の再考をお願いします」と書かれている。これらの内容は和解書を認めたことを意味しており、この手紙自体が鈴木が自らの行為を認める決定的な証拠となるはずだ。しかし、驚くことに裁判官はこの手紙に触れることなく無視してしまった。裁判官の判断には驚きを禁じ得ない。このまま受け入れることは到底出来ないだろう。〕

〔平成11年7月30日に西が「株取引の利益」と言ってA氏の会社に持参した15億円を、品田裁判長は判決で鈴木の債務の返済金に充当したが、合意書と和解書を無効にした結果の処理に過ぎず、全く信じられない裁定だ。鈴木はこの15億円を同年9月30日にA氏に返済したもので、「債権債務はない」とする確認書をもらったと主張したが、鈴木の債務総額は約28億円で15億円では完済にならないだけでなく、確認書がEF社の決算対策のために便宜的に作成された事実はFR社の天野裕常務(当時)の証言だけではなく、西がA氏宛に書いた確認書と手形の額面総額の借用書で明らかになっていた。品田裁判長の事実認定はことごとく破たんしている〕

〔交渉では青田光市と弁護士の平林英昭が鈴木の代理人として現れた。「類は友を呼ぶ」という言葉がよく似合う鈴木と同類の輩だ。予想通り、彼らの仕掛けた行動は事実をひっくり返すための嘘の工作ばかりであり、鈴木が和解書で約束した本来の支払内容からは程遠い支離滅裂なものだった。鈴木から幾ら貰っているのか知らないが、いい加減にしておかないと大きな報いを受けることになるだろう〕

〔鈴木の周辺には不可解な事件が多く起こっているが、ほぼ金銭に絡む問題ばかりだ。長谷川、平林、杉原の三人の弁護士、そして青田など全員が鈴木の金銭的な秘密の全てを知っているはずだ。鈴木の金銭に対する執念は異常だ。仕事仲間であっても平気で裏切る人間だから、付き合いは1年持たないと鈴木を知る多くの人間が同様の評価をしているようだが、10人前後も犠牲者を出していれば、それも当然だ〕

〔鈴木みたいな悪党を弁護するだけあって、長谷川も狡猾な弁護士だ。親和銀行や山内興産の事件の弁護にも関与しているのは、きっと鈴木からの報酬が非常に高額なのだろう。しかし、長谷川の行動は鈴木の犯罪を隠蔽することに等しいものであり、弁護士としての資質に欠けるものだ。鈴木の罪は決して許されるべきではないが、長谷川は自分が有資格の弁護士であることから、鈴木以上に許されるべきではない。SNS上などで裁判内容が明るみに出れば、辞職してそれで問題が解決すると考えているのだろうか。自らの行為に責任を持つべきだ〕

〔合意書はA氏の事務所で3人で交わされたが、鈴木は他の関係者がこれ以上増える事を懸念していたと思う。おそらく、計画が他の人々の関与によって順調に進まなくなることを恐れたのだろう。特に、A氏側の弁護士が関わることを忌避していただろう。さらに、鈴木は大量保有報告書の資金調達先の名義や、株取引を紀井氏が行っていることについてもA氏に報告していなかった。また驚くべきことに、鈴木は密かに西を籠絡し合意書を破棄するための陰謀を着実に進めていたとは、A氏の前でどんな顔をして演技していたのか。鈴木の本性は本当に恐ろしいものだ。〕

〔裁判官が株取引に関する経緯に着目しなかったのは意図的としか思えない。合意書について「役割分担や期間、収支に伴う事務処理的な手続きの細目等が明示されておらず、余りに無限定」としたが、この判断は本来の合意書の目的とは食い違っている。企業間の契約であれば、このような内容も明記されるべきかもしれないが、3人での個人的な約束事を書面で交わしたのだから、役割分担や事務処理の部分の細部にまでこだわる必要はない筈だ。裁判官は双方の言い分や多くの証拠を全くと言っていいほど精査していないように思う。多くの証拠が全てを物語っており、これほど大事件であるのに、品田裁判長は本来の問題点が見えなくなったまま判決を下したのではないか〕

〔鈴木が騙し取った利益金からは、父親や妹のマンション購入費などにも流れていたようだ。特に妹の徳田邦子は、鈴木の言いなりで、頭が上がらなかったようだ。A氏の代理人が父親の自宅を訪れた際、父親は「息子と青田は悪すぎる」と話しており、鈴木の内情を把握していたことは間違いないだろう。実際、父親は鈴木に苦言を呈していたが、既に遅かったようで、鈴木は父親を煙たがり、電話にも出なくなっていた。父親は西にも世話になっていましたが、西が鈴木に追い詰められ自殺したことを考えると、親として少しは責任を感じていたかもしれない。しかし、父親の諫言を無視した鈴木は、もはや誰からも信頼されず、一人で苦しむ羽目になるだろう〕(以下次号)