③「倉持 茂」

反社会的勢力の力を借り、悪行を繰り返す最低最悪の忘恥者

倉持茂が、会社役員に負っている債務を逃れようとして殺人未遂教唆事件まで起こすほど極めて悪質な人間であることが明らかになっている。そして、会社役員が倉持に対して提起した2件の訴訟(1件は倉持と倉持の債務を連帯保証している母親のあいに対して、もう1件は倉持とガレージZEROの新井康弘に対して)とも、吉村駿一弁護士が代理人を引き受けているが、当初、吉村は裁判所に対して「倉持と連絡がつかず、代理人を受けることが出来ない」などと説明し、裁判所は吉村の言に従って裁判を結審させ判決の言い渡し期日まで設定したにもかかわらず、判決当日に突然、「弁論を再開して欲しい」という連絡を入れたため審理が継続することになった。吉村は、恐らく弁護士費用も真面に払わない倉持と新井に対しては、裁判を中断させることも平気のようだ。吉村の事務所の職員は、電話を架けて来た相手の名前や用件等を事細かに聞いておきながら、自分の名前は言いたくありませんと言って名乗ろうとしない、不快な対応をしている。

(写真:倉持茂)

吉村は、過去に労働問題を扱う弁護士として実績を積んできたようである。そして、その余勢を駆ってのことか、1991年から連続して5回、群馬知事選に出馬していずれも落選しているが、こんな人物が知事選に当選しなかったのは当然だ。特にここ10年ほどの吉村は事件屋、反社会的勢力に属する人間たちの御用達をしているのではないかと思われるほど依頼人の質が極端に悪いという評価が多く、他の弁護士が受けてくれない事件くらいしか扱っていないようで、それに伴って地元での評判の悪さにつながっている。

倉持(新井)の悪事とは、例えば会社役員から2000万円を借り受けて売れ筋の中古車を仕入れ販売するという事業で、新井と倉持は2人で借入した金で仕入れた中古車を管理していたが、会社役員との約束を破って支払いを滞らせ、さらに仕入れた中古車を勝手に売り払ってしまった。また、会社役員が修理のために預けたマクラーレンというスーパースポーツカーを、運転免許証を有していなかった倉持が運転した際に火災事故を起こしたことで、リストプライスが1億円以上というマクラーレンに大きな損害が発生した。倉持は保険金で賠償すると言っていたが、倉持によると保険金500万円が支払われたが会社役員に弁償せず新井が着服したという。新井が倉持の無免許を知っていて運転をさせたことはガレージZEROの代表者として使用者責任が問われることにもなる。

これまで見てきたように新井が全てを承知で倉持と協力してやっていることは疑いがなく、会社役員からスーパースポーツカーを借り受けるに当たって、展示を目的にするとか屋内にて保管するなど提示されていたいくつかの条件についても、レストアを行っておらず、そのうちの1台はサイドミラー他いくつもの部品が紛失する事態が起きていて、この車はエンジンだけでも1000万円ではレストアできない状態になっていた。また、同社のHPに掲載している車の写真を外すように持主の弁護士から何度も要請したが、新井は無責任にも何の対応もせず放置していた。

しかも、襲撃事件の直後、新井が会社役員から借り受けた車の処理をめぐって暴力団に一任した模様で、その男が「新井には3000万円の債権があるので、すぐに車を移動させないと差し押さえるぞ」という脅しをかけたのは、新井(倉持)にとっても最悪の選択だった。倉持による襲撃事件を踏まえて、会社役員や関係者が新井に電話を架けても、新井はまともに対応しなくなり、電話に出ても「Tさん(暴力団員)と話して欲しい。Tさんから『お前は話をするな』と言われた」の一点張りとなった。

その男が間違いなく反社会的勢力に属し、しかも倉持が金澤を通じて頼りにしたと言われる群馬の暴力団員及びその関係者の一員であることが後日判明したが、これによって新井もまた倉持だけではなく、倉持の背後に控える反社会的勢力とも切ることが困難な関係を継続せざるを得ない状況にあることが決定的となった。

会社役員は新井に貸し出していた車を移動させることにしたが、それまでに倉持と新井から蒙った実害を精算させるべく、5000万円以上の損害賠償等を請求する訴訟を提起したという。(倉持の関与が甚だしいために、その部分の請求額が上積みされるという。倉持個人には20億円を優に超える貸金があった点はすでに触れた)

倉持自身の借入金および連帯保証、飲食店開業に係る賃料、光熱費等の未払い、展示用に借り受けたスーパースポーツカーの借受条件に係る損害等を総合して精査すると莫大な金額になる。それに加えて5連結ガレージやフェラーリのヘッドライト、大理石の返却なども求めることになったのが、会社役員が提起した訴訟の概要になっている。

(写真:倉持茂 借用書)

2件の裁判のうち、倉持とガレージZEROに対する訴訟で吉村が提出した答弁書と準備書面を見ると、内容は前述した福島の訴訟以上に低劣で、例えば倉持の負っている債務の詳細を故意に不明にして、会社役員が倉持に存在しない債務をでっち上げて借用書を書かせたとか、会社役員が強引に設定した暴利のために債務額が巨額に膨らんだなどという、あまりも杜撰極まりない主張を並べ立てている。倉持が作成して会社役員に差し入れてきた車の売買に関わる数多くの書類を悉く否認して無効と言い張るのも浅ましい限りだ。

もう1件の訴訟については、吉村は答弁書や主張書面をほとんど提示していない。吉村がこれら2件の訴訟でも福島の訴訟展開と同様もしくはそれ以上に虚偽の主張を繰り返し、原告に対して度の過ぎた誹謗中傷をしていることから、会社役員と関係者等は新井と倉持、そして吉村に対して名誉毀損で、また吉村に対しては懲戒請求の手続きを群馬弁護士会に取った。

なお、審理再開について、倉持が豹変したとすれば、その理由は恐らく一つしかない。会社役員が別に提起した訴訟に敗訴して舞台が控訴審に移った時期と合っていることから、その訴訟の対象者である庄子剛の連帯保証をしていた倉持が調子に乗って、自分も会社役員に勝つことが出来るのではないかと安易な期待を描き、吉村弁護士に審理の再開を委ねたことが想像される。庄子が敗訴すれば自分も保証人としての責任を負うことになると思い、真反対の嘘の陳述書を作成して元暴力団組長の上坂俊介等と共謀して全くの虚偽の話を作り上げたことから審理が混迷したために会社役員は敗訴したが、裁判官による誤審誤判という失態は重大で深刻だ。契約して鍵を渡さないなどということは有り得ないことである。庄子は契約の1カ月近く前より倉持紹介の新井のショールームの内装を手がけたデザイナーと何回もビルに出入りしていた。それにもかかわらず「鍵の預かり証がないので契約は不成立」という有り得ない誤判を招いた。

倉持という人間は頭がおかしいのではないか。裁判での対応はもちろんだが、暴力団員を使って会社役員を襲わせたり、借りた金を返済せずに済まそうとして暴力団を担ぎ出すなど最低最悪なことをする性根の悪さを露呈し、会社役員に何から何まで世話になり、謝罪することもしないで会社役員がいなくなれば済むくらいに考えたのか。はき違えも甚だしい倉持の感覚はまさに言語道断である。そんな倉持と新井の実態などお構いなしのように弁護を引き受けて審理の再開を通知してきた吉村も吉村である。

(写真:倉持茂の謝罪文)

6年ほど前の平成28年7月に、会社役員が福島(金澤)明彦に対して起こした訴訟で、吉村が福島の代理人を務めたが、審理で吉村は福島の虚偽の言動をそのまま主張してはばからず、さらにそれらの嘘を正当化しようとして吉村自身が嘘を増幅する主張を繰り返したのである。吉村は、福島の連帯保証をしていた妻の万利子の責任を不明確にするために、福島が万利子の同意も得ずに実印を持ち出し、併せて印鑑登録証も添付して借用書や公正証書に署名押印したと虚偽の主張をさせたばかりか、原告である会社役員を誹謗中傷するために、毎日のように嫌がらせや恫喝目的の手紙を自宅に送り付けて万利子を苦しめたなどというありもしない嘘を平然と主張したのである。妻の万利子を保証人につけるので金利を月2%に安くしてほしいという条件を福島が提案した事実を吉村は全く無視していたのだ。福島には金利が月に1割でも貸す人間はいなかったようだ。だが、これに怒った会社役員が、それが事実と言うなら、手紙を一通でも証拠として出しなさい、と要求したが、吉村は一切返答できなかった。当然、あるはずのない手紙を提出できる訳はなかった。

福島(金澤)に対する訴訟でクレネとベンツAMGも返さず、借金も一銭も返していないようだが、あれだけ好き放題に言っていた吉村は福島夫妻を指導するべき立場ではないのか。

この一事を見ても、吉村が弁護士にはあるまじき言動を法廷という公の場でいかに繰り返しているかが分かる。仮に福島がそういう話をしたとしても、法廷で主張する前に事実かどうかを確かめるのは当たり前の話だ。それもしないで、主張すれば偽証に当たる。

倉持が約束をほとんど守らず、何事にもルーズな人間であることは関係者の誰もが知るところだが、こんなでたらめな対応は見たことも聞いたこともないうえに、吉村も倉持と同じく恥を知らなさすぎる。これまでの裁判の経過をみても、倉持と新井の主張や証言は嘘ばかりで、代理人の吉村弁護士は倉持の嘘を正当化しようと躍起になっており、全く反省の色がない。しかも、先ごろ行われた証人尋問では、恐らく倉持が頼んだに違いないが、複数の暴力団関係者が傍聴席に陣取り、倉持はその余勢を駆っての事か、証人席では余裕さえ見せていた。それを、倉持は恥とも感じていないようだから呆れるほかない。襲撃事件を起こした前後に、倉持は周辺の関係者に「大物がついたので、今後は(債務問題は)何とでもなる」と吹聴していたようだが、本当に頭がおかしいとしか言いようがないではないか。もはや、倉持も新井も刑事事件化させる以外には無いと思われる。特に倉持は悪行が多すぎるほどあるだけに、今後は長期間頭を冷やす時間を強制的にでも作らせた方が賢明ではないかと思われるのだ。(つづく)