鈴木義彦に読者は怒り爆発(160)

〔和解協議では西と紀井氏の真相暴露により鈴木と西がA氏に対して裏切り行為があった事が発覚し、中々認めない鈴木を問い詰めると、「合意書は忘れた」と開き直り、とうとう猫を被っていた正体を露わにしてきた。今までA氏から受けた恩を考えたら、もっと誠実に対応するだろう。そもそも鈴木が安定的な株の買い支え資金の支援をA氏に頼み込んだ話ではないか。それを自分が金を払いたくないばっかりに、そんな事をよく言えるなと思う〕

〔この裁判にはA氏の真実を証明する証拠や、証人が多くいた。西というこの事件の発端となる鈴木の共犯者がいたが、被告との金銭トラブルで精神的に被告に追い込まれて自殺した。また、被告がFRという会社を創業した時からの側近であり、FR の常務取締役をしていた天野氏も鈴木の身勝手さが原因で不仲となり、不可解な死を遂げている。この2人がこの世を去ってしまった事を鈴木が悪用し、品田裁判長はこの2人が残した証拠を無視した事により裁判は被告である鈴木が勝訴した。この事件には金銭の貸し借りだけではなく、脱税や外為法違反など大きな犯罪疑惑が絡んでいたが、品田裁判長はその重大事を故意に回避し、独断と偏見で裁判を終わらせた。法治国家を支える裁判官の不正を許してはならない〕

〔A氏と西、鈴木の間で想像もできないような桁の金額が飛び交っている中で、お互いを信用する関係があってこそ成り立つはずだが、鈴木は約束を守らずA氏と西を騙し裏切るあくどさを嫌というほど見せつけている。ある有名なプロ野球選手が、後輩を殴って謹慎処分を受け、他の球団に無償トレードされた。彼は自分の行為を恥じて大いに反省し、コロナ禍で困窮している医療機関に300万円を寄付した記事がスポーツ新聞に掲載されていた。鈴木のような奴は彼の爪の垢でも煎じて飲むべきだ〕

〔和解協議の模様が一部公開されていたが、鈴木の裏切りが発覚したにも関わらず、「合意書」契約の原点に戻る事を頑なに拒む鈴木には、株取引で得た470億円超の巨額な利益を独占したい欲望だけしか頭にないのだろう。A氏が出した買い支え資金のお陰で高値を付けた株を売り抜け利益を生んでいることが分からないはずがない。鈴木の金に対する剥き出しの欲望は自身でも抑えが効かないようだ〕

〔鈴木の裁判の無茶苦茶で嘘だらけの判決に異議申立をするには、今の裁判制度では再審しかない。また裁判所は「裁判の公平性」を世に知らしめる為にも再審請求を受け入れて、審議のやり直しが必要になってくるだろう。このままでは日本が法治国家であることの基準や認識に対する裁判所の姿勢が世界から疑問視される事は間違いない〕

〔鈴木はいずれ潮時を知る事になるだろう。鈴木本人が今まで何をやってきたかを一番よく分かっているし、A氏の事も手紙で書いていた様に「大変に世話になった」、「男として一目も二目も置いています」と本心で感じているはずだ。これ以上右往左往して家族や身内に迷惑をかける事を考えれば、残された人生の早い段階で和解の模索は必至だと思う〕

〔西が残したレポートによると、香港の事件が起こる前の、鈴木がA氏に内緒で隠匿している利益金は約385億円だったようだ。鈴木と西との密約では西の取り分が135億円で、その内の45億円を香港で西が受け取る予定だったようだ。この2人はA氏に内緒にすることで合意書違反となり、自分達の利益配当が消滅する事など全く無視していた。鈴木は西との密談の中で「俺は、社長とはもう関係ない。借金の清算もついている」と言っている。それを黙って聞いていた西も西だが、2人とも自分の金の計算で頭が一杯なのだ。西は鈴木に裏切られ自殺したが、鈴木には特別の制裁を課すべきだと思う〕(関係者より)

〔鈴木と西が株取引を利用して、A氏から株の買い支え資金を名目に莫大な資金を引き出す為には「合意書」の締結は必至だったはずだ。普段は寡黙な鈴木が一人熱弁を奮ってA氏の説得に当たった事も頷ける。親和銀行事件で執行猶予を取るためには、銀行と和解しなければならず、そのためには和解金を支払う必要に迫られていた。鈴木は株取引の為にペーパーカンパニーを用意したり株の売りを任せる為に紀井氏を雇ったり事前準備をしてきたからだ。そんな実情を鈴木も西もA氏には話していない。恩人を罠に嵌め金を奪い取ろうとする鈴木は万死に値する〕

〔鈴木は和解書作成後に一変して、一方的に和解契約を反故にしてきている。その後の交渉代理人として青田と平林弁護士を立てた理由として、「納得のいく交渉をしたいからこそ委任した」と言っているが、それならば尚更、鈴木本人じゃないと話にならないではないか。案の定、青田と平林弁護士は交渉どころか混乱させ二進も三進も行かなくなり、裁判へと突入する結果を生み出した。鈴木は逃げ隠れせず、出て来るしか解決の糸口は見出せない〕

〔日本の裁判所が相当に堕落している事を国民の多くは知らないだろう。元エリート裁判官が実態を明らかにした書籍が多数出ているが、裁判所の閉鎖性に対する国民の関心が薄い為に中々実情が伝わっていないようだ。鈴木の裁判が注目される事で、裁判所の閉鎖性や腐敗が改善されるいいキッカケになるのではないか。SNSの情報サイトやYouTubeでも配信されているので、見れば詳しい内容が分かるはずだ〕

〔鈴木の事件で残念だったのは、西が自殺した事だ。西が残した遺書を通して、A氏に対する懺悔と反省の気持ちはよく分かったが、尚更生きてA氏の為に、その思いを実行に移すべきだった。裁判では西の存在は判決を左右するほど大きかったはずだ。それを考えると悔やまれてならない。それに西は、まだまだA氏に報告する事があったはずだ〕

〔A氏の代理人の中本弁護士は、責任を持ってこの裁判を時系列で整理してみるべきだ。この裁判は敗訴で終わったが、今後のためにも徹底して検証し直し、再審の為の資料を作成することがせめてものA氏への誠意だと思う。我々素人が読んでも中本弁護士の役割と、被告弁護士との対応に大きな疑問を感じる。この敗訴の原因は中本弁護士の油断によるところが大きいと思う〕

〔裁判では一番の鍵となる「合意書」の有効性を裁判官たちが認めなかった。株取引の詳細を記した西のレポートや紀井氏が株取引の利益明細を具体的にまとめた「確認書」を見れば裏付けられる「合意書

」に対して、品田裁判長の認識は、株取引の実行期間や取引される銘柄が限定されていない等内容が漠然的で具体性に欠けるという判断で認めなかった。この品田裁判長の解釈は重箱の隅をつつくようなもので、「合意書」の有効性を否定するためにただ難癖を付けているようにしか思えない。一番肝心なのは三者間での意思決定の合意が成立した結果「合意書」が作成された事実であり、いくつかの要件を記載したうえで3人それぞれが直筆で署名し指印していることが重要なはずだ。だから裁判官としては「合意書」の有効性を当然認める前提で、内容の細部を取り上げ検証するのが本来の役目ではないか〕

〔鈴木は西と蜜月関係を築き、早い段階で西を懐柔し、「合意書」の破棄を報酬10億円で頼むなど金の力でとことん利用した。株取引における利益金の管理を鈴木に任せたばっかりに、主導権を握られた西もまた言いなりになるしかなかったのかも知れない。2人ともA氏に多額の借金があった為、株取引で得た利益金を巡り西は鈴木の誘惑に簡単に乗ってしまった。鈴木も西の借金は事前に聞いて知っていたのだろう。金で釣れば丸め込めると踏んでいたはずだ〕

〔多くの記者や関係者全員が口を揃えるが、今や新聞やテレビ、雑誌等もインターネットを侮れない,どころか、逆に複数のSNSを開設している状況にある。視聴者、利用者がはるかに多く、拡散のスピードもエリアも既存のメディアとは比較にならない。それを踏まえると、鈴木の悪事が裁判の前から報じられていれば、鈴木側と裁判官がいくら裏でつながっていても、鈴木に偏った判決にはできなかったはずだ。原告弁護士もまたこれだけ大きい事件に取り組む姿勢や問題意識が欠けていたのではないか〕(取材関係者より)(以下次号)