鈴木義彦に読者は怒り爆発(153)

〔高級官僚というのは、自分の在任中にトラブルは出来るだけ避けたいと考えるのが習性だ。例えば、全国の警察署はキャリアと呼ばれるエリートが若くして署長に赴任してきたときは、任期中にできるだけ署内で不祥事を起こさずに無事に送り出すことに全力を上げると聞く。不祥事が起こった時には、署を上げてもみ消しを謀る場合があると聞く。それが、キャリア官僚の経歴に傷をつけない為の気配りなのか。裁判所でも同じようなことが考えられる。税金で養われている高級役人が常に優遇されている日本の現状を早急に改めなければ、この国の不正はなくならない〕

〔鈴木は、A氏に会った時や親和銀行事件で逮捕される直前の時には、惨めに震える中年男を演じ、限界に追い込まれて、全てをさらけ出した弱い男を演じた。名優気取りの悪党で、A氏の性格に付け込んだ卑劣な芝居だった。この時点では、おそらく誰もが鈴木に同情したと思うが、後日の鈴木の言動から芝居だったと気付いた時には手遅れなのだ。これが詐欺師の常套手段というのだろう。裁判経過を見ていて、品田裁判長は本当に鈴木の本質が全く見抜けていなかったとは思えず、何らかの裏取引があったと考える方が自然だ〕

〔平成10年5月28日の出来事、この日のA氏の温情を裏切れる人間は、この世にいないはずだ。鈴木は、A氏から8000万円を借り、言い値の3億円で買ってもらったピンクダイヤと絵画の販売委託をA氏から取り付け、ピンクダイヤを持ち出した。鈴木は涙ぐんで「このご恩は一生忘れません」と言ってしばらく土下座していた。裏切りは24年を経過した現在も続いている。世の中、何が起こるか分からないとは言うが、人間の持つ金銭欲がここまでの事をさせるのか、そもそもこんな悪人がこの世にいること自体が有り得ないと恐ろしささえ感じる。そして、そんな悪人を擁護する弁護士や裁判官がいることも、あまりにも不可解過ぎる。鈴木はもちろんの事、この事件で鈴木を擁護した人間を絶対に許してはいけない。コイツらには天誅が下されるに違いない〕

〔裁判で鈴木の代理人であった長谷川弁護士は、弁護士としてやってはいけない最低最悪の手段を用いて裁判を乗り切った。偽証罪に問われない事を悪用して、「質問と回答書」(乙59号証)等の証拠類を捏造した出鱈目さは咎められて当然だ。法曹界は、日本でこんな裁判が通用していることを恥と感じないのか。これでは世界から日本の司法界は信用を失ってしまうのは間違いない〕

〔長谷川元弁護士は、鈴木の1000億円超と言われる隠匿資産が話題になる社会現象について、品田裁判長と裏で協議した可能性はあるのか。品田裁判長も株取扱に関する審議について上司と相談した事は多いに考えられる。証券取引等監視委員会との絡みや国税庁との絡み、ましてタックスヘイヴン地域に審議が及ぶことになると、最悪、外交問題にまで発展する可能性も出てくる。裁判所としても避けて通りたい所だったのではないか。もし、そうであるなら、A氏を含めた和解協議も必要だったのではないか。もし、原告と被告の当時者と裁判官の三者が協議して和解の話し合いが出来ていれば、裁判の方向付けが変わったのではなかったかと思うが、和解協議は行われなかった。鈴木の代理人である長谷川弁護士は老獪で裏工作も厭わない悪徳性が窺われ、裁判所との間で裏交渉はお手の物だったと思える。実際にも、そう思えるほどこの裁判は異常過ぎた〕

〔品田裁判長と被告の鈴木には、信念と覚悟というものが全く無い。鈴木はそういう言葉さえ知らない人間だが、品田裁判長は裁判所では中堅幹部の立場にありながら、この様な人間性では、今まで多くの裁判を担当してきて誤審誤判の連続だったのではないか。裁判官は誤判を冒しても、罰則も無くクビになることもない。定年までの身分は保証されている。それどころか誤判であっても、上司に気に入られる判決であれば、出世に繋がる場合もあるらしい。裁判所は腐敗している〕

〔鈴木のA氏への必死の説得で「合意書」が締結され、スタートした株取引は、採集的に470億円超の莫大な利益を生んだ。全てはA氏による株の買い支え資金を投入したお陰である。この利益を独り占めにした鈴木にとって、どうしても足枷となり重くのしかかる問題は、西と鈴木が提案した「合意書」の存在だった。鈴木は「合意書」を破棄させる為に西に10億円の報酬を渡している。裁判では品田裁判長の理解不能な判断で「合意書」の有効性が否定されたが、西の証言があれば否が応でも認めざるを得なかったはずだ〕

〔天野氏の不可解な死、霜見夫妻の死体遺棄殺人事件、JOFにクロニクル株を譲渡した謎の投資家、そしてJOFの莫大な売買利益の行方の真相は誰も知らない。しかし、これらの出来事で一番得をしたのは誰なのかを考えれば、自ずと「鈴木」という答えが導き出されるのではないか。小説かドラマの様な話だが「真実は小説より奇なり」という事かもしれない〕

〔鈴木は、自分がA氏に力説して締結した株取引の根幹となる「合意書」が、後々致命傷になりかねないと考え、西に破棄させる為に報酬として10億円を渡していた。それをA氏に対する借金を減額する為に「西に社長への返済金の一部10億円を渡したので、その分を引いて下さい」という嘘を、西を目の前にして、のうのうと言ってのけた。西は自分の弱味に付け込んだ鈴木の冷酷無比な言動に、さぞかし驚愕したことだろう。煮ても焼いても食えない奴とは鈴木の事を言う〕

〔何事においても真実は一つしかない。裁判では、その一つしかない真実を追求するのが裁判官の務めである。それを品田は裁判長でありながら、追求するどころか鈴木の二転三転する主張にも何ら疑問を持たずに採用したり、品田の専門であるはずの法律に基づく判断も誰もが納得のいくものではなかった。この裁判自体が誰の眼にも茶番にしか映らない〕

〔西は、借用証や債権譲渡書、債務確認書等、数多くの約定書をA氏に差し入れている。また、鈴木の為に「お願い」「確認書」「債務保証書」も差し入れているが、全てが不履行になっている。西よ、お前はA氏の恩に報いる事を何かしたのか。鈴木の悪事を補助し、A氏の被害を増幅させて、最後はその重圧に耐えきれずに自殺してしまった。西が一番卑怯者だと思う。A氏には仕事以外の金(女性やギャンブル、それに息子の内河陽一郎への金等)も好き放題に借り、これ以上言えないほど鈴木に金でコントロールされ、本当に遺書にあるように大バカ者だ〕(関係者より)

〔香港で事件に巻き込まれ命を取り留めた西は、事件の首謀者が鈴木である事を確信していた。日本に帰国してからも鈴木の仕業による執拗な尾行に手を焼き、緊張感を強いられていたようだ。しかし、約束の利益金も手にする事無く、何故自殺したのか。ここまでくればA氏と共に裁判で闘うしかなかった筈だ。西が証言台に立っていれば、長谷川弁護士が捏造した「質問と回答書」(乙59号証)等は提出さえできなかったろう〕

〔A氏が提訴する以前の交渉で平林弁護士が「50億円で示談」の提案をして来た。鈴木の意を受けての事だと思うが、代理人としての誠意が全く感じられなかった。弁護士が示談交渉に入る時は依頼人と協議して腹案を準備するものではないのか。特にこの事件の経緯からして一発回答はあり得ないだろう。その腹案が「調停」の提案であったのだろうか。しかし、調停も平林の遅刻や欠席が原因で不調に終わっている。平林という弁護士は懲戒では済まされない。弁護士資格剥奪に値する人間だと思う〕

〔これだけサイトやYouTubeで報じられても、鈴木の弁護士達が無反応な事に驚く。読者の投稿文に対しても、長谷川元弁護士や平林弁護士、そして杉原弁護士は抗議も反論も一切していないようだ。品田裁判長も同様だが、裁判官は立場上、反論しないとは思うが、弁護士は訴えることも出来るのではないか。そうであれば3人は弁護士としての矜持も持っていないと思われる。しかし、事実が書かれているだけに反論できないと観念しているとしか考えようがない。長谷川元弁護士は廃業しているが、平林と杉原が所属している弁護士会にはA氏側が懲戒の申し立てをしているが、これに対する弁護士会の対応はあまりにも中途半端すぎる。弁護士会も2人を早急に処分するべきだ〕(以下次号)