鈴木義彦に読者は怒り爆発(150)

〔鈴木の裁判は原告側が当然勝訴するだろうと思われていたが、予想に反した結果に関係者達は愕然とさせられた事だろう。品田裁判長の裁定は理不尽極まりない。何をどう間違えればこんな判決に至るのか、誰にも理解出来なかったのではないか。これは裁判官の誤審誤判という事で片付けられる問題ではない。再審の場を設けて真実の追及が必須だ。日本の裁判所の威信をかける問題だと思う〕

〔宝林株の取引で巨額の利益が鈴木と西に転がり込んで、西がA氏の会社に一部の15億円を持参したが、この時、西と鈴木はA氏にいくらを渡すかで意見が違ったという。鈴木は10億円で十分だと言い、西はそれをはねつけて15億円にしたということだったようだが、鈴木の性根が腐っていることがよく分かる。合意書に基づけば、入金があれば、一旦は全額をA氏に渡すと明記していて、その際に収支やその後の段取りを協議することになっていたが、鈴木にはそんな考えは微塵もなかった。西が残したレポートによれば、その時点で約50億円の利益が上がっており、西はかろうじてA氏に分配金を一部にしろ渡そうとしたが、鈴木にはその気持ちすらなかったのだ。それで、鈴木は本格的に西をたぶらかす作戦に出て、合意書の破棄を執拗に迫るようになり、西も宝林株取引で得た利益に目が眩み、さらに鈴木が紀井氏から西の運転手の花館聰経由で渡した10億円の合意書破棄の報酬で、完全に鈴木に操られることになった〕(関係者より)

〔今回の裁判の裁判官達は、原告の主張に対する検証を全くと言っていい程怠っている。そして被告の嘘の主張も検証もせず、支持している。国を被告とする行政訴訟では、例えば夜8時以降の騒音問題が地元住民の反対運動につながった伊丹空港訴訟では、裁判官3人は問題になっている時間帯に現場へ出向いて検証し、その結果、住民側の主張を尊重する判決を下した。伊丹空港は開港されることになったが、夜の飛行時間については地元住民の意向が充分に配慮されたものになったという。裁判は裁判官が双方の主張を検証することで、正当で公平な判決を導き出すはずだ。裁判官の職務怠慢と品田裁判長の裁判指揮の誤りが判決をひどい誤判に導いた。それを裁判所が分かっていながら何一つ是正しようとしないのはおかしすぎる。再審で全てを明らかにしないと、日本の法曹界は世界中の笑い者になるだろう〕

〔刑事事件で罪を問われた被告人の犯行が余りにも悪質だったり、被害者に配慮しない言動が見られたりすると、裁判官が法廷で被告人に注意喚起をしたり質問を重ねる事がある。それが、被害者を守ると同時に、被告人の覚醒や立ち直りを促す役割を任じているからだろうが、品田裁判長には想像もできない。審理が刑事であろうと民事であろうと、裁判官には己の感情を素直に出せる機会があってもいいのではないかとすら思える〕

〔鈴木がA氏との裁判に勝訴した事で、晴れて自由の身のなったと思っていたとしたら、それは大きな間違いだ。自由という言葉には責任を意味があると言われ、自由を畏怖する人もいる。鈴木は、自分が犯した罪の責任を果たしていない。自由だけを手に入れて責任は果たさないという虫のいい話はない。鈴木は馬鹿ではないと思うが、自分の事以外はほぼ考えない。自分が犯した罪がどれだけ重いものか、何の自覚もない事には呆れるばかりだ。バレなければ何をやっても平気だと高を括っているかぎり、鈴木の罪は重くなるだけだ〕

〔和解協議の場で強迫を受けたと鈴木は主張した。協議後にA氏の送った手紙にも「西が香港で殺されかけたという事件の容疑者にされるという不安と恐怖」を強調し、さらに「側近の紀井氏に裏切られたという衝撃」まで理由に挙げたが、鈴木は親和銀行事件で有罪判決を受け、創業したFR社の取締役や株主としての地位をはく奪されていた。社会的信用を口にできる立場ではなかったし、紀井氏に裏切られたというが、紀井氏を裏切ったのは鈴木ではないか。利益折半を約束しながら1/100にも満たない報酬で誤魔化し、金融庁への大量保有報告書への虚偽記載で紀井氏の名前を許可なく無断で使った。衝撃を受けたのは紀井氏の方で、西から香港で殺されかけたという情報を聞き、鈴木からの報復を恐れてA氏に保護を求めたことで、株取引の真相を語っただけだ。紀井氏は株取引を開始するに当たって合意書が交わされ、またA氏が買い支え資金を継続的に出した事実を知って、個々の銘柄で利益を確保できた原因がようやく納得できたと証言している。非道極まりない裏切りを働いたのは鈴木自身であり、人をどうこう言える立場になどあるはずがない〕

〔西は鈴木のようなとんでもない人間と知り合ったものだ。鈴木の余りにも強かな悪党ぶりからすると、西がA氏という資産家の身近にいた存在であったから、鈴木は西と偶然知り合ったかの様に見せかけて、必然的に近づいてきたのではないかという疑いは消えない。鈴木が実行した詐欺事件での騙しの手口は、西を唆してA氏を裏切らせたうえ、その西を使ってA氏から巨額の金を騙し取った、という悪質さが際立っていることだ。鈴木の悪事の真実が明らかになっている今、鈴木には逃げ場はない〕

〔日本の裁判所や裁判官について、SNS上においても多くの不当判決に対する不平不満や批判、抗議、非難が多く寄せられている。その内容は、少なからず裁判に関与した者でないと理解し難いという特殊な部分もあるかもしれないが、裁判に関する問題は奥が深い。深刻なのは、どんな判決にせよ一旦下された判決は中々覆せないという点だ。原告が裁判にかける思いや、費用さえも結果次第で重くのしかかってくる。そういう心情を理解出来る裁判官であれば、尚更、今回鈴木の裁判のようないい加減な裁定はしないはずだ。担当した品田裁判長は事件の真相を究明しようともしない、その姿勢からしても裁判官失格で、すぐに辞めるべきだ〕

〔鈴木が西の紹介でA氏と出会った頃は、鈴木の創業したFR社が上場で得られたはずの創業者利益が思惑通りに入らず、FR社の株価を高値維持する事で多額の資金調達をするという目論見を実現出来なかった為に相当な借金苦に陥っていた。普通は誰もが見向きもしないところに救いの手を差し伸べてくれたのがA氏だった。A氏は困った人を助けるという家系で育ち、三重県の実家は、屋号が「仏」と呼ばれる事も頷けるほど地元では有名だ。鈴木は、そうした人間性をよく承知した上で西と共謀し、株投資による詐欺を計画して巨額の資金を騙し取った。A氏と鈴木の人間性の違いは善と悪、表と裏と言えるほど真反対であった。この二人を引き合わせた西は、何という罪作りな事をしてくれたのか〕(多くの関係者より)

〔鈴木は裁判終結後も行方を晦ましているようだ。その影響を受けて家族も所在を不明にしたままのようだ、あれだけの罪を犯した鈴木には逃げ得は許されない。ネット情報誌だけでなく、YouTube動画も複数公開され、改めて鈴木の邪悪な人間性と卑劣な犯罪行為が再注目を浴びる事は間違いないだろう。闇に潜む鈴木を炙り出すためにも、二の矢三の矢が放たれていく事になるだろう〕

〔鈴木のような悪質な人間で、他人を騙し裏切ってきた今の生きざまを知るにはプロセスなしに語れないだろう。莫大な資産を得た要因は何処にあったのか、具体的な経緯はどうだったのか、どの様な人との出会いがあって、それらの多くの人がいつの間にか姿を消した理由は何だったのか、などという事を鈴木自身が思い出すのは難しい事ではないはずだ。鈴木が今1000億円以上と言われる資産を築くには並大抵の事では出来ないはずだ。鈴木本人にしか分からない事情が隠れているに違いない。和解書締結後にA氏宛に出した手紙には、海外に仲間がいて「(資金処理は)自分だけではどうすることも出来ない」という様なことを書いていたが、それが事実だとしても、そもそもA氏と西を裏切り騙し取った資金を積み上げたものである限り、当初の約束である「合意書」を履行することこそ鈴木が優先すべきことだ。人間として、男としてのケジメだけはつけるべきだ。鈴木の言う「自分だけではどうすることも出来ない」という言葉にはほとんど真実味はなく、一旦約束したことを反故にして独り占めにした利益を吐き出したくないという欲望を隠す言い訳にしか聞こえない〕

〔上代が45億円もする超高級時計13本の販売委託を4億円でA氏から受けて、西は鈴木に何と説明をしたのか。鈴木は恩知らずにも知人の資産家に1セット10億円のペア時計を3セットを持ち込んで6億円を借り出しながら、A氏には報告もせず支払もしなかった。西もA氏には報告しなかった。2人で分けたのか。2人のこうしたA氏への悪質な対応が株取引ではさらに増幅して、西も鈴木に唆されてA氏を裏切ることになった。宝林株の取引で得た利益の15億円はとんでもない大金だったが、それは一部でしかなく、鈴木と西は全額を隠しつつ株取引の利益と言って見せ金に使い、その後も本当の話を一切しなくなった。鈴木はA氏ほか10人前後に上る犠牲者に謝罪しても償いきれない罪を犯している。最低でも心底反省して謝罪するべきだ〕

〔西が鈴木のためにどれだけの便宜を図ってきたか、鈴木は分かっているのか。鈴木がそれを自分の手柄にするようであれば、鈴木はもはや人間ではない。融資を受ける際に持ち込んだ手形はFR社では簿外の扱いのため、金融機関には回さないで欲しいという「お願い」の書面を書き、3億円の融資を受ける際に担保で持ち込んだ1億円相当の投資証券は鈴木の資金繰りのためと言ってA氏から預かり、さらにFR社の決算対策の名目でA氏に預けた手形13枚を預かる際に、鈴木との間に債権債務は無いとする「確認書」の交付まで頼んで、手形の額面総額の借用書と「確認書」が便宜的に書かれたもので、当日に現金授受はないことを証する書面まで書いていた。仮に鈴木がA氏から借りた金の一部が西に渡っていたとしても、そこまでやる人間は鈴木の周囲には西以外にはいなかったはずだ。それを、鈴木は独り占めした株取引の利益を分配したくないという、ただそれだけの理由で西を自殺に追い込んだのだ。そして、品田裁判長は「西に代理権を与えたことは無い」という鈴木の主張を採用した。今後、鈴木が窮地に陥っても親身になって手を差し伸べる人間はもう一人も現れることは無い。品田もまたいずれは裁判官としての地位を追われるに違いないが、万一品田に対して今後、裁判所が何らかの処分をしなければ、日本の法曹界は終わりだ。この事件については再審が絶対に必要不可欠だ〕(多くの取材関係者より)

〔陪席裁判官がつく裁判での判決は合議になっているはずだが、各裁判官の意見が分かれた時、一般的には陪席裁判官が裁判長の意見を尊重する形で判決が出される場合が多いとされている。判決を出す際に、意見が割れたかどうかは秘密になっているので不明だが、裁判官2人がこれだけ矛盾に満ちた判決に異議を挟まなかったとは思えず、品田が裁判長の権限を行使して他の裁判官の意見を封じたことが窺える。品田は裁判長として最低最悪とは思わないのか〕(以下次号)