鈴木義彦の犯罪疑惑を鋭く衝いた投稿120編を厳選(1)

鈴木義彦の犯罪疑惑は詐欺、横領から金商法違反、脱税、外為法違反等、果ては殺人疑惑まで底知れない。読者の多くが鈴木の虚偽の主張を逃さずに批判する一方で、誤った判決を下したことを反省も是正もしない裁判所と裁判官にも鋭い矛先を突きつけて、隠された疑惑の実態にまで目を向ける視線には驚嘆させられる。優れた洞察に裏打ちされた投稿の中には、記事への単なる意見や感想を超えたものさえ散見される。連載第1弾をお届けする。

〔A氏に株取引の利益の一部15億円を西に届けさせた鈴木には、合意書に基いたルールを守っていると見せかける思惑があったと思う。宝林株の利益が最終的に160億円に達していた事をA氏には一切報告しなかったばかりか、西をたぶらかしてA氏を裏切らせ、2人で利益を分配する密約を交わした。鈴木は、A氏との接触を避け続けて、宝林株で得た利益を元手にFR株を手始めにして複数の銘柄を仕込み、売りを繰り返し次々と利益を獲得して行った。株取引で予想以上の利益を手にした鈴木が合意書の存在が邪魔になり、10億円の報酬を餌に西を唆して合意書の破棄を指示したのは利益を独り占めにする強欲からだったろう。西も思わぬ利益が上がった事で舞い上がり、鈴木の策略に嵌ってしまった〕(取材関係者より)

〔貸金返還請求訴訟は民事だが、内容は明らかに刑事事件である。鈴木の虚偽の主張、そして平林と長谷川の2人の代理人が構築した、鈴木の虚偽主張を正当化するためにさらに嘘を重ねた主張や特に鈴木の陳述書(乙58号証)と「質問と回答書」(乙59号証)に見られるA氏に対する度の過ぎた誹謗中傷等を品田裁判長が看過したのは、あくまで建前に拘ったからと言うかもしれない。しかし、刑事事件であれば、明らかに偽証に問われる主張が民事ではどうして逆転するのか。品田裁判長は自分に課せられた責任というものがまるで分っていないようだが、今や史上最悪の事件と言われるほど世間より注目され、個人として1000億円以上の脱税が疑われる事件の大きさ、鈴木が踏み台にした10人前後の死者を含む犠牲者、それに鈴木と長谷川の人間としての心を持たない極悪非道さ、品田裁判長によるこれ以上ない無責任さ等の情報が世界中に拡散しつつある〕

〔鈴木の裁判では、東京地方裁判所では品田裁判長ほか陪席の裁判官、東京高等裁判所では野山裁判長と同じく陪席裁判官が携わっているが、実際、合議とは名ばかりで審議結果を決めるのはそれぞれの裁判長であり、他の2人は裁判長の判断にただ右へ倣えをするだけだろう。また控訴審と言っても三審制が考慮されず、一審で出た判決をそのまま採用した野山裁判長は裁判官としての独自の見識も持たず、ただ一審の裁判官の誤字脱字を何カ所も指摘しただけに留めた。それだけをとってみても、裁判官がよく読んでいないことが手に取るように分かるはずだ。何を考えて裁判官を続けているのかと言いたくなるが、野山裁判長は直後に退官している〕

〔「金融は一般人には想像もつかない魔物が棲んでいるから触れてはならない」という言い伝えが金融業界にはあるようだが、これはおそらく、「金は魔物」という言葉を強調したいのだろうと思う。身分不相応の金を掴んでしまうと、人間の煩悩のせいで金欲が強くなり良からぬことを考えるという事だとも思う。まさに、鈴木と西の事だ。誰にも金銭欲はあるが、いい加減とか分相応という事を忘れてしまうと、人への迷惑、不義理を起こしてしまう。西は、早々に罰を受けて自殺してしまったが、首謀者の鈴木は法を潜り抜けて、今だに違法な利殖を続けている。このような人間を罰するのは警察や裁判所の務めのはずだが、警察は、今のところは民事不介入という法律をかざして関与せず、裁判所は正義と公平という言葉を忘れてしまっていて、自分達の事情だけを優先している。法治国家という標榜を揺るがしていることに気づかないのか、知らぬ振りをしているのか〕

〔相手から金を引き出すためなら、鈴木はあらゆる名目を動員する。株取引の事案もその一環であったはずだ。金さえ引き出せれば、後はどうなろうと構わない。知らぬ存ぜぬを決め込んだり、西やその他関係者に罪をなすりつけたり、やりたい放題だ。金を借りる時点で鈴木には返す気が全く無いことが分かる。騙そうが裏切ろうが、自分さえよければいいという強欲で、誰も一生関わりを持ちたくない人間だ。鈴木を知る誰もが、鈴木との関係は2年も持たないと言っている〕

〔鈴木は西との密約を履行すると言って、利益金の受け渡しを香港で行う事にしたが、実は香港を選んだ事にも裏があったのだろう。鈴木は香港にツテがあるというより、利益を海外に流出させた最初の地が香港で、現地ではTamという男が鈴木の指示を受け西を待っていた。利益金に釣られ香港まで飛んで来た西は警戒心が緩んでいたのか、鈴木が裏切るとは考えもしなかったのか、まさか自身の殺害計画が進行しているとは夢にも思っていなかったはずだ。鈴木に対する西の認識が甘かったろうが、鈴木は西の想像をはるかに超えて極悪過ぎる人間だった〕

〔裁判では、鈴木を始め弁護士の長谷川と平林が、何とか鈴木の正当性を強調する為に、あらゆる虚偽と卑劣な手段を講じている姿は、A氏や関係者たちにしてみれば腹立たしく、また哀れな連中に映った事だろう。それでもまだ、公明正大で真面な判決が下されていればまだしも、余りの理不尽さと身勝手な思い入れの強い品田裁判長の裁定には、A氏や関係者等も堪忍袋の緒が切れたに違いない。これ以上ないほどの世話になりながら、有り得ない極悪な裏切りを繰り返した鈴木のやり方に、今後あらゆる方面で制裁が加えられるに違いない〕

〔鈴木がA氏に償わなければいけないことは、山ほどあるに違いない。周囲の関係者を裏切り騙し、踏みつけにした報いは鈴木自身が必ず受けなければならないが、それこそ鈴木を「殺しても飽き足りない」と思っている人がたくさんいるはずだ。鈴木のような大悪党は残る人生を塀の中で過ごすのが一番だ〕

〔再審が認められるには、そもそも判決の事実認定に間違いがある、という要件がない。それは何故か。裁判官も人間だから間違いがあるはずで、品田裁判長の場合には故意性が強い。再審のハードルを高くして裁判所の威厳を保とうとする姑息なやり方は、いい加減に改めるべきだ。品田裁判長は自ら間違った判決を出してしまったことについて、十分なほどの証言や証拠が明白になり、深く反省しているはずだ。しかし、もし反省していないようであれば、即刻裁判官を辞めるべきだ。さもなければ、裁判所の汚点になる判決を下したことで、最大級の批判を受け続けることになる〕

〔鈴木は何人もの関係者を踏み台にして犠牲を強いたが、それが株取引の利益を独り占めにするという強欲を満たすためであることに怒りを覚える。行方知れずや不審な事故死、さらには事件に巻き込まれて殺害された人もいる。自殺した人もいる。その数が10人前後にも上っているというが、本当はそれ以上になっている可能性は高い。鈴木という人間は自分の我欲を満たすためには人の命など何とも思わないのか。それで蓄えた金などまともに使えず、いずれは自分の首を絞めることになる。そのタイミングがすでに来ているように思う。家族や関係者にも大変な思いをさせることになるだろう〕

〔司法は、催眠商法で巨額の被害をもたらした豊田商事事件と、渦中で起きたトップに永野会長刺殺事件を忘れているのではないかと思う。この刺殺事件の犯人は一部の人たちに称賛された。それは大勢の被害者を出した加害者のやり方があまりにも酷かったからで、警察は、民事不介入で刑法に該当する事件が発生しないと動かない。実際は刑事事件が起こってからでは遅いということを分かっているはずだ。ストーカー事件や家庭内暴力は常に後手に回っている場合が多い。それでいて金銭の貸借で債権者が債務者宅を訪問しただけで所轄の警官がすぐに飛んできて債務者側を擁護する。この法律は早急に改正されるべきだと思う。この裁判の鈴木の様に行方を晦ましていて本人と話し合えない場合は、親族や家族を訪問して聞くしかないと思うが、家族が通報すると警官が来て被害者側の人間を犯罪者のように扱い、民事不介入と言いながら事情聴取をする場合が多いが、これはあってはならないことだ。被害者側が泣き寝入りをするしかないことになるが、それが公平公正とはとても思えない。このままでは豊田商事事件のように被害者が加害者に直接手を下すことが起こっても仕方がないと思う人が多く現れるはずだ〕

〔鈴木は、相手の心理を読んで、さり気なく仕事のメリットとタイミングを話す技量に長けている。西との出会いの時、A氏に紹介して貰った時、そして親和銀行事件での逮捕の直前や志村化工株で逮捕されかかった時などは土下座までして相手の情に縋った。西に対しては目の前に餌をぶら下げて、金に転ぶ西の性格を利用した。その場限りの言葉を操り、涙を流して見せもした。これらは典型的な詐欺師の手口だが、鈴木の最も悪質なのは、人の好意を平気で踏み躙り、自分の都合の良いように事実を歪曲し、邪魔になった相手を排除してしまう事だ。裁判においても虚言の連続で裁判官を欺く。品田裁判長は鈴木の言動に騙され、または、騙された振りをして、大きな誤審による誤判を犯してしまった〕

〔西がA氏に鈴木への融資を嘆願する際に、「FR社は経営状態は悪すぎますが、鈴木は有能です。何とか力を貸してやって下さい」と言ったが、西が本気で鈴木を助ける気があったのかには疑問がある。あくまでも金を出すのはA氏であって、西は鈴木の保証をしたが、簡単には責任を果たさないような、それも億単位の金額である事を分かった上でのやり取りだ。2人は株取引を理由にして融資を受けようと考えたようだが、特に鈴木は一人で熱弁を振るって懇願したにもかかわらず、自分たちの事しか考えずにA氏を裏切った。本当に許されないことだ〕

〔鈴木には青田光市の存在が重宝だったろうが、今後も同じ関係が続くかどうかには不明だろう。青田は暴力団を使って相手を脅かしたり、実際に暴行させたりするなど、暴力団排除条例による密接共生者に当たるのだろうが、鈴木が青田を疎ましく思った時、青田が貴重な金ヅルにしている鈴木を手放すはずがない。その時、鈴木がどう対応するのかが見ものだ。鈴木は悪事に利用するためとはいえ青田のようなチンピラによく付き合っているものだ。しかし、巨額の隠匿資金で好き放題のことをやっている鈴木には青田は今や目障りな存在になっているのではないか。青田も刑事事件で逮捕された時に何でも喋ってしまう口の軽さがある。お互いに親密さを維持している鈴木も青田も、いつ相手の寝首を掻くか、分からない〕

〔証券会社の大手、山一証券が自主廃業したのは1997年11月24日だった。同社の海外支店の幹部だった茂庭進を鈴木はスカウトしたが、山一証券は、巨額な損失を別会社に付け替え(飛ばし)、莫大な債務を簿外にして顧客を欺いていた事が発覚して自主廃業に追い込まれたが、その飛ばし先が海外で、茂庭は飛ばしの業務に精通していた。鈴木は、茂庭のノウハウを借りた節が見受けられる。鈴木は個人も会社も破綻同然の状況にあった中で、西の紹介でA氏と会って人生最大の危機を救われた。約8カ月という短期間に約28億円の融資を受け、高利で借りていた債務の返済と約束手形を回収することが出来たのだった。そのお陰で上場廃止の危機も免れている。ところが鈴木は親和銀行事件の主犯として平成10年5月31日に逮捕され起訴された。保釈された直後に株取引を開始したが、利益の隠匿で茂庭のノウハウを使うのは最初から組み込まれていたのではないか〕(以下次号)