鈴木義彦に読者は怒り爆発(136)

〔鈴木は宝林株で西田と懇意になり、FR株でも一緒に相場を操縦し、莫大な利益を上げたようだ。 西田は相場に参入する時、自分の名前を使わず、軍団の幹部達の名義で取引を行っていたようだが、相場師として株の世界では有名で常に証券取引等監視委員会にはマークされていた。西田には白鳥女史という秘書がいた。白鳥女史は鈴木が扱っていた銘柄で莫大な利益を上げたが、彼女も証券取引等監視委員会にマークされ、行方を晦ませざるをえなくなりフランスに逃亡した〕(取材関係者より〕

〔世界中の司法機関が犯罪組織の温床と言われるタックスヘイヴン地域で行われるマネーロンダリングには敏感で、各国が情報交換を密にして捜査の包囲網を狭めてきている。日本も、警視庁の中に特別な組織を作り監視体制を強化しているようなので、鈴木が隠匿資産を移動しようとするときはマネーロンダリングしなければならないのではないだろうか。違法利益金を正規の資金として移動するためには洗浄をしなくてはならない。目立たないように少額ずつ移動しようとしても回数が多くなって却って目立つことになるだろう。想像の範囲だが、鈴木1人では不可能な事だと思う。信頼できる仲間がいない鈴木には至難の事となるだろう〕

〔鈴木は親和銀行不正融資事件で警視庁に逮捕される三日前にA氏の元を訪れ8千万円を無心している。鈴木は自身が三日後に逮捕されることをA氏からの情報で知り、この逮捕に乗じて、A氏の同情を買い金を出させようと、借用書まで準備して自分から連絡して出向いて行ったのだろう。A氏も鈴木の逮捕情報は入手していたようだが、鈴木の魂胆は逮捕され借りた金をウヤムヤにしようと考えていたはずだ〕

〔裁判官というのは、目の前の事実だけを見るのではなく、大きな視野を持って考えないと事件の全体が見えてこないものだと思う。それにも拘らず品田裁判長を始めとするこの裁判の裁判官たちは、目の前の事実も見ようともせず、己の未熟な狭い了見で事件を見ているだけで、真面な判断がろくに出来ていない。責任者としての立場の品田裁判長でさえも公平な眼で当事者双方を見ることができていないし、事件の全容を掴んでいなかった。こんな状況の中で正当な判決が下せるはずがない〕

〔鈴木という奴は極めて悪質、且つ危険なクズ人間だ。コイツを見ていると自分が残酷な人間になってしまうような気がする。それは、他人の親切に感謝せず、好意を受けたことも忘れて平気で裏切る鈴木を赦せなくなり、自分の手で成敗してやろうという気持ちにさせるからだ。今まで鈴木のような奴に会わなかったことが幸運だったと思う。自分がA氏の側近にいたならば、行動を起こしていたかも知れない。〕

〔鈴木はA氏を裏切り株取引で得た470億円を騙し取った。その金を海外のタックスヘイヴンに隠匿し、運用した金が1000億円超になっているといわれている。全てが脱税資金に当たるのではないか。日本国内に於ける脱税摘発報道で、庭に穴を掘り地中に金を埋めているケースをよく目にするが、脱税資金は何処かに隠して置くしか方法がない。そんな使えない金を土の中にいつまでも埋めて置いてもしょうがないと思うが、鈴木も似たような状況だろう。金はちゃんとあるべき処に戻すのが利口だ。使えない金を持っていても、それこそ持ち腐れだぞ〕

〔鈴木の生い立ちは、どんなものであったのだろうかと考えさせられる。これ程に非情で、残酷な人間に成るにはどんな育ち方をしたのだろうか、子供の頃によほど金銭に苦しんだのだろうか、両親兄弟という極く身近な人間が金のために犠牲になったのだろうか、とも考えてしまう。鈴木のしている事は、それらを想像させるほど酷い事だ。コイツには必ず因果応報という罰が下るだろう〕

〔役所のやり方には常々失望させられるが、裁判所という役所がこんなに酷い組織だとはこのネットニュースで知った。厳正であるはずの裁判所組織が旧態依然とした上意下達の古い慣習に拘っているという事は、日本の政治全体に大きな問題がある事だと言える。裁判所が物事の原則である「善と悪」を決定して人間を裁くという権限を与えられている事に憤りと恐怖を覚える〕

〔どの世界でも出世する為に、上司のお眼鏡にかなう様に媚を売り、ゴマをするのは世の習いである。司法界でも「ヒラメ裁判官」と表現され、肝心な裁判の仕事より、出世の為に日々上司の顔色を窺う事に専念している裁判官が多いという。こんな裁判官達に人生のかかった重大な裁判を任せられるはずがないではないか。品田裁判長もそんな裁判官のうちの一人である事は間違いないだろう〕

〔日本ほど「閥」が残っている国は珍しいと思う。役所は特に学閥に縛られている。東大、京大といったトップ級の国立大学を卒業することが国のリーダーになる条件になっている。更に明治維新以前の「藩閥」も明確に残っていて、政治家や高級官僚には山口県(長州藩)や鹿児島県(薩摩藩)、高知県(土佐藩)等、明治維新に功労のある県の出身者が多い。学閥と藩閥が一致していて、政治家や官僚を目指しているとほぼ当確となる。しかし、この派閥闘争が旧態依然としていて「縄張り争い」が日本の改革を邪魔している。政治家や高級官僚は、反社ばかりを目の敵のように取り締まらないで「自分達の縄張り争い」を先に取り締まるべきだと思う〕

〔鈴木義彦の悪名は、最近ではYouTubeチャンネルでもお目にかかる事がある。視聴者からは強烈なコメントが寄せられているが、当たり前のことだと思う。1000億円超という隠匿資産と鈴木の悪事の発覚はセットだと思うが、警察と検察の捜査が絶対に不可欠だと思う。弁護士会の懲罰処分や裁判所の再審決定は時間がかかる気がするが、A氏側には警察に告訴告発できる材料が揃っていると思う。そろそろ事態を大きく動かさないと、ネットニュースやYouTubeの読者、視聴者の期待は膨らむ一方だ〕

〔犯罪の実行犯にとって、大金を手に入れた時は派手な金使いは厳禁であるのが常識である。目立って周囲から注目を浴びれば、そこから足が付きかねない。好事魔多しで思わぬ落とし穴があるかもしれない。うまくいっているときほど細かい点にも配慮して、周囲への気配りを怠ってはいけないという事だろう。西の場合は犯罪ではないが大金を手にし、夜の社交場でもすぐ有頂天になり大口を叩いていたようだ。そんな西だから鈴木に付け込まれ、いいように利用されたのだろう。仲間を裏切った鈴木が一番悪いのが当然だが〕

〔A氏と鈴木の裁判が終わって3年半が過ぎようとしている。この事件のネットニュースがリリースされてから3年が過ぎたようだ。記憶がやや曖昧だが西の自殺取材の記事から始まって「1000億円超の脱税事件」として注目を浴び、期せずしてコロナ伝染病の騒ぎと並行して世界中に拡散して行ったように思う。鈴木の最後を見届けたい思いは誰もが強く、読者の1人1人が継続して記事を読んでいる。読者からの「投稿文」の多さには驚かされる。新しく読者になった人たちからも多くの投稿文が寄せられている様だ。取材陣は懸命に取材を続けていると思うが、鈴木の近況を知りたいと思う人が多いのではないだろうか。秘密裡に鈴木を追い詰めていると想像するが、鈴木の家族の近況も含めて新しい情報を公開する事で鈴木を追い詰めるキッカケになるのではないだろうか〕

〔A氏は鈴木の携帯電話の番号を知らない時期があった様だが、西が間に入っていたので特に不自由は感じなかったのだろうが、莫大な融資をしたまま未回収になっている鈴木に対しての関心が薄いのではないだろうか。その上、鈴木と西が立ち直る事を期待して株式投資のスポンサーにもなった。これは「器量が大きく、他人の危難を黙って見過ごせない性格」からきたものだが、裁判になっても鈴木の代理人弁護士達はA氏の隙を突いて法廷で勝手な持論を展開して鈴木を有利に導こうと画策し、裁判官は終始「この世に有り得ない出来事」のような扱いをして完全に判決を誤った。誤審判決はすぐにも是正されるべきだが、当の裁判所と裁判官に自浄作用がないのは嘆かわしい〕

〔民事上でのトラブルの解決は、民事裁判で白黒が付けられるはずが、その民事裁判の裁定が重大な瑕疵により不当判決が下された場合は、被害者は何処に頼ればいいのか。警察が民事不介入である以上、己が受けた被害、損害は自らが動いて解決を図るしか手段がないではないか〕(以下次号)