鈴木義彦に読者は怒り爆発(127)

〔鈴木が1番悪いのは確実だが、裁判で鈴木の代理人弁護士を務めた長谷川も鈴木に劣らず許せない奴だ。弁護するのが仕事とはいえ、長谷川のやり方は度を超えた犯罪だ。虚偽だらけの陳述書により完全に偽証罪が適用されて然るべきだ。だが、いかんせん裁判では宣誓をした証人以外は偽証罪が適用されない。これが現実の裁判だ。法をかいくぐれば悪も善とみなされるのか。誤判を犯した裁判官には罰則があって当然ではないか〕

〔鈴木は、親和銀行事件で有罪判決を受け、表舞台から消えざるを得なくなったが、この悪党は株取引の現場でこれを十分に活用する悪知恵を持っていた。西を前面に押し出して、A氏から資金を引き出させ、海外にダミーの会社を複数用意して、自分の名前が表面化しない様に工作した。そして利益を海外に流出させて独り占めにしてしまった。国税は鈴木の調査を徹底しろ〕

〔鈴木が合意書の約束を履行したのは宝林株の利益として西に15億円をA氏の会社に持参させた時だけだった。しかも実際はその時点で利益が50億円はあり、最終的には160億円にも達したにもかかわらず、A氏には15億円だけの報告だった。鈴木は最初からA氏を騙す計画だった。それを証拠に西を唆して合意書を破棄させようとした。西もA氏の恩を忘れて鈴木の陰謀に加担してしまった。この2人の恩知らずの裏切りは万死に値するものだと思う〕

〔鈴木の裁判は真面な裁判官が裁いていたら、鈴木が株取引で得た利益470億円が暴かれ、A氏に全て返金させられていただろう。鈴木の詐欺行為は明白で脱税や詐欺罪が立件されたら被害額が大きいので間違いなく実刑は免れなかったはずだ。裁判で鈴木の犯罪を見過ごした品田裁判長は取り返しのつかない失態をやらかしたものだ。裁判所の威信を傷つけた。即刻辞職すべきではないか〕

〔西は、香港での事件は鈴木の仕業だと確信を持っていたが、株取引の分配金を取り戻す事を優先して香港警察の取り調べでは鈴木の名前を出さなかった。それで事件はウヤムヤに終わってしまった。西の言う怪我の状態からして西の帰国時期には疑問が残り、同行した息子の内河陽一郎の動向にも不自然さが残る出来事だったようだ。西の話では帰国後、鈴木から株の売りを一任されていた紀井氏に香港事件を話して、「紀井さんも自分の身の安全を考えた方が良い」と言って、鈴木の株取引の実態を聞き出したようだ。その結果、鈴木が今まで手にした株取引の利益金が470億円に達している事が解った。しかし西は、この期に及んでも全てをA氏に話さなかった。これが自分の命を縮める原因になったように思う〕(関係者より)

〔マスコミは、今の社会においては一種の権力だと言える。言論の自由というのは憲法で認められた大きな力ではないだろうか。鈴木の様な人道を弁えない外道には、このマスコミの力を使って成敗するしかないと思う。サイトニュースやYouTubeへの掲載で大きな反響がある中、販売部数の多い週刊誌への掲載も世間の眼を集めるのではないか。犯罪に類する疑いが存在すれば、司法機関も見過ごす訳には行かなくなると思う。そろそろ鈴木には荒療治が必要だと思う〕

〔鈴木は和解協議で、西の暴露により裏切り行為が明確になり、追及を受ける中で一部を認めた。その一つが「合意書」を破棄する目的で、西に報酬として10億円を渡してことだった。「合意書」の取り決めでは、不正な行為をした時には株取引による利益金の分配の権利を喪失する事になっている。本来なら西も鈴木も一銭も貰えなかったはずだ。A氏が敢えて不問に付してくれた寛大さに感謝して、和解書の約束を履行していれば、西が命を落とすことは無かったし、鈴木も世界中に悪事が拡散することも無かった〕

〔この民事訴訟は、裏も表も無い明快な事件だと思う。裁判官はA氏が提出した訴状に従って善悪を裁き、被告人には悪事に相当する金額に損害賠償を加算した支払命令を出せば事件は解決する。当然裁判である以上、双方に弁護士がいて、お互いの依頼人を有利に導くために論争を繰り広げるが、「借りた金は返済したか、作成した契約は履行したか」が焦点で、被告の鈴木側が如何に虚言を弄して支払を拒否しても原告のA氏には歴然とした証拠が揃っていて、証人の証言もある。しかし品田裁判長は、この裁判を故意に歪曲し、真実とは程遠い判決を下した。この誤審誤判の裏側には裁判所の事情が絡んでいるとしか考えられない〕

〔世の中、大きな仕事を成し遂げようとするには政官財に跨る人脈を持たなければならない事が多い。また反対に、大きな悪事を揉み消すにも政財界の持つ闇の権力と多額の賄賂が必要になる。この裁判の結果は、穿った見方をすると闇の権力が動き、大きな金銭の授受があった様に思われる。その理由は、この事件を掘り下げるとオフショア地域への不正送金問題が関わってくるからだ。政財界にはこの問題に触れてほしくない人間が多いのではないだろうか〕

〔A氏の代理人の中本弁護士は、目に見えない恐怖に恐れていたような気がしてならない。普通に考えて、この裁判は負ける筈がない。中本弁護士の対応が余りにも消極的で、ミスが多かった。鈴木の過去の行状から、A氏を勝訴させようと頑張ると家族の身に危険が及ぶと考えたのではないだろうか〕

〔鈴木の最大の狙いはA氏からの株の買い支え資金の支援にあった。映画やドラマで重要なのは物語のシナリオだ。それと同じ様に、詐欺師にとっても如何に違和感なく、それも多額の資金を必要とする名目となるシナリオが必要だ。株投資による取引で「買い支え資金」は名目として打って付けであった。億単位の金の必要性は当然であり、それだけの買い注文を入れたら株価は暴騰し、低い所で仕込んでおけば誰がやっても必ず利益を得る事が出来る。鈴木にしてみればA氏から直接金を詐取したことは無いと言うかもしれないが、株式市場を通して奪ったのだ。鈴木が西に10億円も払って破棄させようとしたのは「合意書」の存在がそれだけ重要だったからだろう〕

〔鈴木は、親和銀行事件で懲役3年執行猶予4年の判決を受けて、上場会社の代表取締役としての地位と、創業者としての大株主の地位を剥奪され、社会的制裁を受けた。親和銀行事件の罪名(特別背任横領罪)からして当然のことだったが、その結果、鈴木は本格的に悪党としての道を歩み始めた。証券取引の裏舞台で徹底的に黒子に徹するようになった。しかし、証券取引等監視委員会や検察は、鈴木の尻尾を捕まえていたようだが、鈴木は西に罪を被せて自分は検察の追及から逃れた。この時の西の働きは、鈴木の悪事を露見させない大きな役割を果たし、鈴木のA氏への裏切りと利益金の隠匿を増長させることになったと思う〕(関係者より)

〔鈴木は、人間としての感情を持たない悪魔だ。こんなに酷い裏切りと騙しを繰り返して、まともに生きていられることは稀だと思う。金のために、自分の欲望を満たす為に、これ程の悪人になれるものだろうか。この悪魔の最後に、どの様な修羅場が待っているのか、その地獄絵が想像される〕

〔鈴木は、親和銀行事件後、A氏と西との前では社会的制裁を受けて落ち込んでいる人間を演じて、A氏の情に縋りながら自分の計画を実行していった。A氏にも十分な利益が還元できるように思わせ、必死に説得して資金援助を承諾させ、合意書を締結した。しかし、合意書を履行したのはA氏だけで、鈴木は当初から合意書を反故にした。それをサポートしたのが西だった。A氏のお陰で、宝林株の売りで予想外の利益を得た事で、鈴木の陰謀は本格的に軌道に乗った〕(取材関係者より)(以下次号)