鈴木義彦に読者は怒り爆発(120)

〔裁判における当事者の証言は、自分に都合が良いように嘘をつくものだと考えられ、裁判官はその証言を鵜呑みにはしないようだが、品田裁判長は二転三転する鈴木の証言に不信感を抱かず、そのまま採用するという杜撰な裁定で被告側一方に偏った判決を下している。こんな有り得ない判決に批判が止む事がないのは当然だ。真実を見ようとしない裁判官はもはや裁判官とは言えず、無責任さと非常識さで非難される対象でしかない〕

〔各省庁や裁判所のキャリア官僚は、若くして地方の出先機関や裁判所で最高ポストを与えられ、エリート教育を受ける。これは、警察組織も同じで、極く少数の人間だけに与えられる特権だ。在任中に不祥事さえ起こさなければ順調に出世して同期の中で1人だけがその組織のトップになれる。しかし、人間である以上、失敗はある。それを懸命にカバーするのがノンキャリアと呼ばれる現場の役人達だ。彼等も自分の出世のために、そのキャリアの失敗をもみ消し、責任転嫁して「トカゲの尻尾切り」をして隠蔽する。悪の根源の一つがここにあるのではないか〕

〔一握りの高級官僚によって下品で醜い出世争いが起こり、検察庁検事総長、最高裁長官、そして、警察庁長官や警視総監になった人間が出世競争の勝者となり、国家のリーダーとして君臨する。そしてノンキャリアと呼ばれる役人たちは、学閥や過去の職場を通じた関りを頼りに自分の出世のためにキャリアに諂う。日本の三権はそうして成り立っている。そこに愛国心や一般国民を思いやる心は存在しないというのは言い過ぎか。しかし、現場で働く多くの役人は自分の事で精一杯ではないだろうか。裁判所を始めとした各省庁の組織腐敗に気を回している余裕はない。それは、税を負担している国民を裏切っている事になるのではないか。マスコミは権力に諂うことなく、国民の味方として真実を報道するべきだ〕

〔鈴木の裁判は一審で不当判決を受けてA氏は控訴したが、二審を担当した高裁の野山裁判長は、多くの控訴審で横行している手抜き裁判の例に漏れず、審議は一審で尽くされたとして、誤字脱字を修正するのみで一審判決をそのまま支持する形でA氏の請求を棄却した。裁判官は出世すればするほど仕事をせずに済むのか。一審で審議は尽くされたとは、裁判を適当に済ませる為の方便に過ぎない。国民の正義を守る為という大義名分を掲げた三審制のカラクリが見えてきた〕

〔鈴木は、宝林株の情報提供者であり、ある意味恩人と言える勧業角丸証券の平池氏も騙している。ステラグループ(エルメ、アポロインベストメントに変更後に変更を繰り返した)株の件で平池氏の情報を基にして莫大な利益を得たようだが、A氏の場合と同じで、平池氏と約束した利益配分を反故にし、利益金を独り占めしたようだ。平池氏は鈴木の周辺調査をして、告発しようと考えたようだが、結局は表沙汰にならなかった。恐らく鈴木が何らかの手を打ったのだろう。結局、ステラグループは平成23年6月に上場廃止になっている。クロニクル会長の天野氏はこの事情を詳しく知っていたが、2か月後の8月3日に急死した。天野氏の急死に不自然さがあったため、鈴木の関与が疑われたが、警察は事件にしなかった。この件も鈴木の悪辣非道さを証明する出来事だった〕(関係者より)

〔A氏が第1審の判決を不服として控訴した時の裁判長が野山宏裁判長だった。野山裁判長は33期入所で1審の品田裁判長の15期先輩だった。野山裁判長も1審の経緯を十分検証せず、判決文の誤字脱字を修正しただけで「1審で審議は尽くされた」として、A氏の控訴を短期間(約半年)で棄却した。野山裁判長は現在、さいたま地方裁判所の所長を務め、今年の1月18日が退官発令日となっていた。A氏の再審請求が受理されれば証人として出廷することになるだろうが、今までの経歴に傷が付くのは間違いない〕

〔鈴木のYouTubeの動画を観た国税調査官は間違いなく、鈴木を調査対象の1人に加えるだろう。もしくは視聴者から国税局にタレコミが入っているかも知れない。年々世界的規模で海外保有資産の租税回避に対する当局の取り締まりは厳しくなっている。鈴木に対しては遅かれ早かれ当局の手が伸びるのは間違いない〕

〔鈴木は、合意書を無効にするためにあらゆる策を考えただろう。しかし、西に10億円という莫大な報酬を払って破棄させる方法を選択した(実際は破棄されていなかった)ことで、安心して株売買に専念した。A氏から抗議があった場合は「合意書など存在しない」と嘘をつく積りであったと思われる。一方西は、鈴木との約束を実行せず、報酬の10億円を受け取っていた為に、A氏から鈴木を遠ざけることに必死だったと思う。鈴木は香港事件後にA氏から呼び出され、合意書を突きつけられて驚愕した事だろう。香港事件も失敗に終わり、合意書も存在していた事実を知り、思考回路が停止状態になるほど動揺したと思う。しかし、鈴木はA氏に西と連絡を取ってもらい、打合せを3日後にした。この時の鈴木は、A氏への配当金支払は覚悟したのだろう。そして、隠匿している利益金の額をいくらにするかを西と打ち合わせたのかもしれない〕

〔本来なら鈴木との裁判はA氏が勝訴し、鈴木が独り占めした、「合意書」に基づく株取引で得た利益金470億円を、A氏に対する借金と分配金の支払いの為に全て返金しなければならなかったはずだ。それを品田裁判長は真実を意図的に歪曲し、判決では「合意書」契約を認めず株取引の事案を争点から強引に排除してしまった。品田裁判長の思惑を感じざるを得ない〕

〔鈴木は和解協議に臨んだが、西と口論し、罵倒し合った後に落ち着きを取り戻したが、A氏から利益金額を聞かれて咄嗟に言った50億円を、その後60億円と言い換えつつA氏と西にそれぞれ25億円ずつを支払うと約束して和解書に署名指印した。しかし、「その金額では社長が他から借りている資金の返済がにもならない」と言う西に抗うように、またA氏の気持ちを擽る様に「社長には特別お世話になったので2年以内に別途20億円支払います」と口頭で約束した。西が「それも和解書に書け」と言うと、鈴木は「西の言い方が気に入らないので書きませんが、社長、信用してください」と言い訳したが、これは鈴木と西が事前に打ち合わせたことだと思う〕(関係者より)

〔鈴木は、自分の思惑通りに和解協議が終わった事で一安心したが、470億円という利益金を感づかれていないか周到にA氏を観察していたと思う。和解協議が終わってA氏の事務所を出た鈴木は紀井氏に電話して「100億円以内で話がついたが、香港の事はバレていないだろうか」と不安げに話していたようだ。そして、西はA氏に「この金額では足りませんが、約束した金を受け取ってから、また話し合いましょう」と思わせぶりな事を言っていた〕(関係者より)

〔鈴木の裁判の真実が情報サイトやYouTubeで細部にわたって報じられている。当事者である品田と野山の両裁判長に限らず、他の裁判官達もこの状況を受けて、今まで手抜き裁判に等しかった杜撰な裁判を改め、これからの裁判を真っ当に審議するべきである。鈴木のYouTube動画が見せしめ的存在となり、今後の不当裁判に対する抑止効果をもたらす事を期待したい〕

〔鈴木は、和解協議後にA氏に度々電話を入れ、買支え資金の損失分の話にも触れた。しかし、58億円余りの損失は、鈴木が言った利益金総額と辻褄が合わない事をA氏は追及しなかった。「その分を差し引いて利益を3等分しなければいけませんね」と返事をした鈴木も、この失言には気付かず、A氏の反応を伺いながら次の作戦を練っていたと思う。この男は、和解書の支払約束を履行する振りをしながらA氏を安心させ騙したのだ。油断も隙も無い大悪党だ〕

〔西が、鈴木に手先の様な扱いを受けながらも我慢していたのは金の為だったのだろう。この男は軽薄な性格をしているが、頭は悪くないと思う。A氏と鈴木の中に入って虚々実々の駆け引きをしていたが、鈴木の様に血も涙もない人間にはなれなかったようにも思う。しかし、その中途半端なところが自身を自殺に追い込んでしまった。志村化工株事件の時も香港事件の時もA氏に詫びを入れ、真実を話す事で、過去の裏切りを取り返すことが出来たはずだった。そして、A氏と協力して鈴木の悪事と裏切りを暴露することが出来たように思う。今更の話かもしれないが、西は金に取りつかれて大きな過ちを犯してしまった〕(関係者より)(以下次号)