鈴木義彦に読者は怒り爆発(117)
〔民事裁判は、当事者一方の提訴によって裁判が開かれる。まず、裁判官が訴状をよく読んで、問題の背景や経緯を把握し、双方の弁護士が作成した準備書面を熟読してから裁判が始まるが、刑事裁判と大きく違うのは懲役刑がない。金銭絡みの紛争であれば、当事者のどちらが真実を述べているかを判断し、正義を裁く、というよりも善悪を裁き、悪事を働いた一方に被害者が蒙った被害に相当する金額と、それに伴う損害賠償の支払を命令し、加害者が従わなければ法に則って強制的に命令を執行する。しかし、裁判官の裁判に臨む姿勢と能力が判決を大きく左右する。そして、双方の弁護士の力量も大きく影響する。実際に、裁判官の見解によって善と悪が真反対の判断をされることもあるようだ。鈴木の裁判は1審と控訴審を通して悪(被告)が100で善(原告)が0という結果になった。交通事故でも100対0という結果はまず有り得ない。この裁判は当然に、再審されることになると思うが、余りにも品田裁判長の判断が極端に偏向しすぎたのではないだろうか。刑事裁判の判事に比べて民事裁判の判事は裁判に臨む姿勢に真剣さが足りなくて、責任感が希薄ではないだろうか〕
〔この裁判を担当した品田裁判長は、親和銀行不正融資事件で執行猶予の身であった鈴木が、A氏に対する25億円の債務、親和銀行との和解金約17億円、山内興産との和解金約4億円、合わせて46億円もの大金をどうやって作り払ったのか、疑問に思わなかった事が不思議でしょうがない。普通に考えても保釈中の身で身動きの取れない鈴木が払えた事自体が有り得ないではないか。金の出所を追及していれば、株取引で得た利益から支払った事が判明していたはずだ〕
〔このサイトを読んで何よりも驚くのは、鈴木と言う人間の悪党ぶりだ。これほど他人の心を踏みにじり、恩と感謝を感じず、自分勝手な理屈を振り回す奴を見たことが無い。人間一時は狂うときもあり、罪を犯すこともあるだろう。しかし、鈴木の様にそれを生業にしているような畜生以下の悪党がこの世にいることが信じられない〕
〔慈愛という言葉がある。「人を慈しむ心」の事だが、鈴木は家族に対しても慈愛という気持ちを持てない人間なのではないか。金さえ与えていれば家族は幸せだと思っているのだろうか。このサイトの拡散で、家族が暮らしていられる金銭は、全て鈴木がA氏を騙して手に入れたものだという事が世間に知れ渡ってしまった。家族たちの気持ちを考えると、いたたまれなくなるのが普通の人間の感情だが、鈴木にはその欠片もないようだ。家族も鈴木と同じような考えを持っているのだろうか。そうであれば、鈴木と一緒に地獄に堕ちることになるだろう〕
〔今の時代、反社会的勢力と関係があれば、全てが悪とみなされる。長谷川弁護士はその事を見越して、西が自殺して反論出来ない事を利用して、A氏が反社と深い関係にあったとする「質問と回答書」(乙59号証)の陳述書を捏造した。長谷川もこれ以上鈴木の弁解は無理だと悟り、A氏が反社会的勢力をバックに持つ悪徳金融業を営んでいたかのように裁判官に印象づける作戦に出たのだろう。この事が判決に多大な影響を及ぼした事は間違いないだろう〕
〔法務省から支給される調査活動費(概ねが状報提供者に対する謝礼)というものがある。中小の地検が年間400万円、大阪や福岡等の大規模な地検には2000万円、東京地検は4000万円の予算があるらしい。その他に警察庁、都道府県の各警察署、警視庁にも相当の予算が支給されていると思われる。この支給額の一部は何かの名目を付けて「裏金」に変わっていく。情報提供者が不要な裁判所にはいくらの予算が振り分けられているのだろうか。法律を司る役所の裏金庫は代々の最高責任者に引き継がれているらしい〕
〔中央の各省庁には今でも旧態依然とした慣習が残っている様だ。この中には優遇されている者、冷や飯を食わされている者等、様々の人間模様がある様だ。時々、組織に対する日頃の憤懣を吐き出す役人がいて、それが内部告発となって世間を騒がすのだが、なぜか裁判所だけは、元裁判官による著書に書かれるだけで、それ以上のスキャンダルが表面に出てこない。さすがに秘密保持に関する危機管理は徹底されている様だ。裁判所は国の「聖域」と言われているが、「悪域」の間違いではないだろうか〕
〔鈴木に何度となく煮え湯を飲まされた西は、二人で交わした株取引の密約に基づいた分配金の受け取りの為に向かった香港で襲われ、何とか一命を取り留めたが、我慢の限界を超え、とうとう鈴木の裏切りの一部をA氏に暴露した。今まで鈴木は、西も一蓮托生であるが為にA氏に本当の事を喋るはずはないと、高を括っていたが、西の暴露を受けて動揺を隠せない状況に追い込まれ、鈴木の強欲の本性が露わになってきた。それでも尚、金に固執する鈴木は全てを正直に話さず、とことん信用出来ない人間だ〕
〔検事や裁判官は古い体質が残る組織に所属していて、上司や組織に気を遣い過ぎて自分の脳力を活かせていない人が多いのではないだろうか。検事や裁判官の経験を10年以上積んで退職して弁護士になった人は、元の職場に同期や先輩後輩の人脈を持っていて、昔のよしみとか同期のよしみで情報の交換も頻繁にあると聞く。また、検事や判事という職業の機微も知っているだろう。刑事裁判はヤメ検、民事裁判はヤメ判の弁護士に依頼するのが良いと言われる。特に民事裁判はヤメ判に依頼するべきだという意見は多い。この裁判もA氏側が弁護士の選択を間違えなければ勝訴していたかも知れない〕
〔このサイトを読んでいると、裁判所と裁判官に絶望感を覚える。三権分立制の中でも裁判所が一番厳格で清廉で、弱者の味方だと思っている国民が多いのではないだろうか。政治家は、不祥事を起こすと選挙で落とされるが、裁判官は誤審誤判をおかしても懲罰を受ける事もなく、馘首されることもないため、責任感と危機感が希薄だ。組織と上司の意向に逆らわなければ退職までの身分は保証されているため、サラリーマン根性が蔓延っている。信賞必罰を明確にして各自に緊張感を持たせ、上司に諂う事を無くし、旧態依然とした慣習を一掃しなければ真の正義を守ることが出来なくなる〕
〔香港で命を狙われた西は、鈴木の裏切りに対抗する為か、和解協議の場で「合意書」の破棄を頼まれた事を暴露し、鈴木に揺さぶりをかけた。西の思惑としては、二人で交わした利益金の密約を守らせる為であったはずだ。しかし、事ここに至っても尚、A氏を蔑ろにして、金に執着し素直になれない西も鈴木もどうしようもなく、器の小さい人間だ〕
〔最近のニュースを見ていると世界の勢力図が変わりつつあることを感じる。アメリカの勢力が最盛の時は民主主義の思想が世界の大半を占めていたが、今や中国、ロシアの様な共産主義や独裁主義を支持する国が増えてきているようだ。自分勝手な理論で倫理に外れた行為を平気でする国がある。他人の領地を侵害し、他人の物を金の力と暴力で略奪する。勿論、比較するのは見当違いだが、この裁判の鈴木の様な悪党と同じ考えを持っている国を赦してはならない。世界も正義が通用しなくなっている。我国も外交では微妙な立場に立たされているようだ。北朝鮮という独裁国家を隣国に持ちながら日本人の危機感の無さは世界中の批判を受けている。そして、法治国家でありながら忖度が優先され、法律が正常に機能していない。何事においても善悪を明確に出来ない優柔不断さが国民を不安に陥れている〕
〔鈴木は、西にA氏の事を聞く前にA氏の事を知っていたような気がする。FRの天野氏が、西の経営する「東京オークションハウス」にスタッフを連れて展示会場に行きオークション事業に興味を持ったと言って接点を作った。そして、西のバックにA氏がいることを知ったのだと思う。この頃の鈴木は、高利の借入の返済に追われ、会社も個人も破綻寸前だった。鈴木は、窮地を脱するために、あらゆる方法を模索していた。西は、A氏の援助を受けて会社の上場を目指していた頃で、マスコミを使ってオークション事業の喧伝に全力を注いでいて、業界で注目され始めた頃だった。鈴木は、そんな西をターゲットにしたのだと思う〕(関係者より)
〔3年の歳月をかけた鈴木の裁判は、下された結果から判断出来るものではない。何故ならその裁判自体が誤審、誤判の域を超えた疑惑まみれの不当裁判だからだ。担当した裁判長に疑惑の目が向けられている現状では、下された判決を鵜呑みに出来るはずがない。原告の証拠を見ただけでも、どちらの言い分が正しいか判断出来るというのに、判決結果は全く信用出来ない。真っ当な裁判官の元でやり直さなければならない〕
〔鈴木は、常務の天野氏と秘書を使って西に接触し、面談することに成功した。鈴木は、西を「会長」と呼び、歯の浮くような世辞を言いながら西を有頂天にさせ、懐柔して行った。西は、鈴木の策略に嵌って「大風呂敷」を拡げたのだと思う。鈴木は、西のホラを疑う素振りも見せず、真摯な態度で話を聞く演技をしていたのだろう。鈴木はFRという上場会社の代表取締役であり、創業者である事を知った西は、鈴木とのタイアップも視野に入れながら自分自身も良からぬ目論見を持っていたようだ。強かな鈴木はその事も見通しながら蜘蛛の糸に搦めるように西を篭絡して行ったのだろう〕(以下次号)