鈴木義彦に読者は怒り爆発(114)
〔鈴木はとうとう和解協議の場で、西の暴露を受け、裏切りの本性が暴き出された。A氏の前で鈴木は終始とぼけ通そうと考えていたと思うが、鈴木が雇っていた紀井氏の証言が加わり、そうも行かなくなったのだろう。切羽詰まった鈴木は自ら50億円とA氏に別に2年以内に20億円の支払いを提示して「和解書」の作成に至っている。しかし和解協議で追及を受ける鈴木の態度は今までとは明らかに違っていた。この時点で470億円という巨額の資金を手中に収めていた〕(関係者より)
〔この世には真実を解明してはならない事件があるのかもしれない。この裁判がそれを物語っているような気もする。裁判所は検察庁、警察庁、国税庁という監督官庁への波及を恐れたのではないだろうか。この事件の真実を解明することで各省庁の怠慢が大きな問題になる。豊田商事事件の様に一般国民に多くの被害者が出た事件ではなく、被害者がA氏ほか限られた人という事もあって、世間が騒ぐ前に蓋をしたような気がする。この裁判は辻褄の合わない事が多すぎ、あまりにも不自然すぎる。今や大きな問題となり、このままでは日本だけでなく世界から非難されることは間違いない〕
〔自分を消息不明にするという事は、自分に後ろめたい事があると証明しているようなものだ。鈴木は、A氏に対して何度も自分の行方を晦ませて音信不通にしている。それは、合意書を反故にしながら株取引を継続し、莫大な利益を上げている事を隠す為であったことは姿を隠す前後を検証すれば明らかだ。鈴木の悪事はどんな証言よりもその行動が真実を証明している。しかし、品田裁判長は鈴木の思惑に気が付かない振りをして、「7年の間、株式投資に関しての話し合いは無かった」事を合意書無効の理由にした。これも大きな間違いであることが判明している。鈴木の常套手段の「行方不明作戦」に裁判長は気が付かなかったのか、故意に無視したのか、どちらにしても不可解だ。こんな強引な辻褄合わせを民事裁判の裁判長がしてもいいのか。大きな誤審誤判の原因の一つがここにある〕
〔鈴木によるA氏に対する株取引を利用した投資詐欺で、株の買支え資金を安定的に出して貰う為に「合意書」の契約はA氏を説得する為にも必要不可欠であった。しかし鈴木の詐欺計画で「合意書」の存在が致命傷になる事が分かっていた鈴木は、西に10億円の報酬を払ってでも破棄することを執拗に迫った。金銭欲に異常な人間が10億円を西に渡すという金額の大きさに、鈴木の深刻度が窺える。それと同時に宝林株の利益が160億円にも上ったことで、一人の分配金が約50億円になることを避けるために、西に取り敢えず10億円で口止めした〕
〔ドバイのファンドマネジャーでクライアントとの金銭トラブルで夫婦共に殺害された霜見誠は新日本証券に勤めていた元証券マンだった。鈴木と霜見は、鈴木が仕掛けたFRの相場で知り合ったようだ。霜見もFRの相場で人生が変わるほどの儲けを掴んだようだ。鈴木は、霜見がドバイでファンドマネジャーをしていた事に眼を付け、A氏に内緒で隠匿している利益金の中から300億円を運用させ、自分が仕組んだクロニクルの第三者割当増資で新株を購入させ、自分の名前を隠してJOF というファンド名でクロニクルの大株主となり後日売却して大きな利益を得ようとした。鈴木の株式投資で資金は合意書に基づいて株売買をして得た利益金を流用したものだった〕(取材関係者より)
〔この裁判の1審は約3年もの時間を費やしたが、裁判長が品田裁判長に変わってからはスピード判決が下された。それまでの2人の裁判長はどんな見解を持っていたのかは不明だが、裁判所は品田を投入して被告を勝利に導いたような気がする。品田裁判長の判決文には「原告の主張に理由がなく棄却する」との文言があった様だが、原告と被告を間違えているのではないかと思うほど酷いものだった〕
〔今回の鈴木の裁判では株取引を利用した詐欺についての検証が全くなされていない。品田裁判長が「合意書」の有効性を認めず株取引に関わる部分をこの裁判から除外したのだ。一番問題視されなければならない事案なのに、一体どういう事なのか。この裁定は不可解でならない。全て鈴木が勝訴するように進行する裁判に誰もが疑惑を抱いている筈だ。品田が裁判長に着任してから判決言い渡しまでごく短期間だったために、A氏側は「裁判官の忌避制度」を申し立てるタイミングも無かったようだが、これは裁判所の作戦だったのかもしれない〕
〔合意書を締結して最初に扱った宝林株で鈴木は160億円にも上る利益を得ることが出来た。鈴木の立場ではA氏に報告して合意書に基づく約束を履行すべきだったが、西に15億円を持たせ3等分しただけで本当の利益金額の報告はしなかった。この時の鈴木の心のうちはどうであったのだろうか。合意書通りに報告して宝林株の売買でかかった経費を差し引き、約束通り利益の配当をして自分の配当分から債務を返済した後、A氏と新たな取り決めをしていれば問題は一切無かった筈だった。しかし、鈴木はこの160億円を運用すればA氏に内緒で他の銘柄を購入して自分勝手に相場を張れる誘惑に負けてしまったのか、それとも最初からの計画だったのか。宝林株購入時の鈴木の行動を考えれば、最初からの計画だったと思わざるを得ない。その計画を継続するには「合意書」が邪魔になったのだ。西に10億円の報酬を餌に、合意書を破棄させようとした。西は、実際の利益金を知らされていなかったために10億円に目が眩んで鈴木の唆しに乗ったが、何故、この10億円の出所に疑問を持たなかったのだろうか〕
〔西は本当にバカだな。信じる価値のない奴を信じた結果がこれか。最近になって色々なことが明らかになったが、A氏よりの借金で知り合ったばかりの女性に1000万円以上の車を買って上げたり、韓国クラブの女性に8000万円以上の豪邸をソウルに買って上げたり、銀座に2軒の店を出したり、伊藤忠商事の社長には自分の今後のためにA氏より初対面の時に名刺代わりに3000万円を用意させたり、奥さんの故郷を店名(角館)にした店を銀座に出したり、赤坂の愛人に赤坂で一番の店を6億円で出そうとしたり、コスモ証券の支店長と2人でA氏を騙し20億円以上の損失を出させたり、息子の陽一郎と2人で芸者遊びやギャンブル、投資を好き放題にしていた。この内河陽一郎の人間性が関係者の間で出ているが、最低の男という評価である〕(関係者より)
〔西と天野氏は鈴木の悪事の全てを知っていたと言っても過言ではないと思う。西の自殺とクロニクルの天野氏の死については様々な指摘があるようだ。西の自殺について、現場検証をした管轄の警察官が「見た事も無い自殺方法」だと言い、他殺の疑いもあるとして捜査したらしい。天野氏の場合は新宿京王プラザホテルの一室で死亡していて、誰かに殺されたのではないかという証言もいくつもあったが、クロニクルは「早朝に自宅で急病を発症し死亡」と嘘の発表をしたが、鈴木と青田のやり口でしかないだろう。これらの出来事は鈴木と青田が関与しているのではないかという事を暗に示している。警察発表では西は「自殺」、天野氏は「病死」として決着したようだが、鈴木の周囲で起こった不可解な事件について、何時も鈴木の関与が囁かれるのは鈴木の卑劣極まりない人間性から来ているのは間違いのない事だ〕
〔西に舞い込んできた宝林株の取得後、鈴木は金融庁に提出する株の大量保有報告書に記載する3億円の資金を出した出資者をA氏ではなく、紀井氏の名前を勝手に虚偽記載して提出した。この件で杉原正芳弁護士は罪に問われないのはおかし過ぎる。また脱税にも関与しているのに、このままお咎め無しで済む訳がないだろう〕
〔タックスヘイヴン地域は大国の植民地であったこともあって、昔から巨大な組織が支配していると言われている。米、英、仏、伊の裏の富豪や国王、世界中に分散しているユダヤ系富豪、そして、日本のごく一部の裏の富豪たちが作り上げた裏組織のネットワークがあって、各国の監督官庁よりも迅速に正確に自分達に関する情報をキャッチできるようになっているという指摘がある。もちろん、鈴木などは末席にも加えられる事のない巨大組織だが、鈴木の様な小者がマークされることによって周囲が迷惑を蒙るようであれば、隠匿している資産も鈴木自身もこの世に存在しなかったものとして処分される可能性もあるのではないだろうか。鈴木にとっては世界で一番の危険地帯と言えるかもしれない〕
〔鈴木は、以前にネット情報誌の取次会社を相手取って記事の削除を請求していたが、最近はそんな話も聞かない。ネット情報誌の主宰者によっては世の中の隠れた悪事を暴くために自分の身の危険を顧みないで奮闘している人もいるように聞く。それに、鈴木は名誉棄損で訴えるなどと言える立場の人間ではない。改めて自分勝手な神経に驚かされる。そんな姑息で自分勝手な手口を使おうとするより、自分が大恩人であるA氏の名誉をどれだけ棄損し実害をもたらしたかを反省して、ネットニュースに謝罪文を投稿してはどうか。そうしてA氏に許しを請うことから先ずは始めるべきだ〕(以下次号)