鈴木義彦に読者は怒り爆発(110)

〔今回の事件が起こる前から鈴木の手は真っ黒に汚れている。A氏の提訴によってその代償を身をもって払うときが漸く来たにもかかわらず、品田裁判長は鈴木という悪党を庇って逃がしてしまった。民事裁判で敗訴しても懲役刑は受けないが、鈴木は悪事で稼いだ資金を全てA氏に支払わなくてはならなくなった筈だ。そうなる事によって鈴木は一文無しになり、悪事を働くことは出来なくなる。ある書物に、「判事という職業に就く人間は実践的な心理学者であり、微妙な表情の変化や些細な仕草から様々な事を読み取る能力がなければならない」と書かれていた。我々一般人もそのように思っていたが、現実に裁判というものに興味を持って調べてみると、判事の能力と洞察力に疑問を待たざるを得ない。特に民事訴訟での誤審誤判の多さには驚かされた。そして、明らかな誤判であっても再審される事は少ないらしい。これでは「法の番人」と言われる裁判所の責任が果たされていない〕

〔鈴木の株取引による犯罪に最初から関与していると思われるのが杉原弁護士だ。鈴木の事件は詐欺に止まらず、脱税も問われなければならない。詐欺と脱税に大きく関わっている杉原弁護士は犯罪に加担しているというのに、このまま見過ごされていいはずがない。弁護士の資格は剥奪し罪に問われなければ世間は許さないだろう〕

〔鈴木は、友人の青田と同様に暴力団との付き合いが深く、事故死や自殺に見せかけて人の命を奪うという彼等のやり方を心得ていたのではないだろうか。鈴木の周囲にはそのような事件が数えきれないくらいに起きている。それらの事件を別件事件として無視した品田裁判官は判断を誤ったとしか思えない。誤審誤判を犯す大きな原因になっていると思う〕

〔マスコミに影響力を持っているという事は社会全体に影響力を持っているという事だ。大手マスコミの記者たちは裁判所のスキャンダルにはほとんど触れない。これは無言の圧力に屈しているからではないのか。裁判所にも記者室という部屋があるそうだが、世間が注目している裁判には敏感に反応するが、裁判所の卑劣な思惑で誤審誤判をした裁判(裁判官)には故意に興味がないようにしている。このサイトが裁判結果に不審を感じ、懸命な取材を継続して被告の悪事と裁判所の不正を社会に訴えているが、マスコミは裁判所と裁判官を徹底追及するべきだ〕

〔YouTubeでも配信される様になり、当然注目されるのが、1000億円を超える巨額資金だろう。株取引により470億円という莫大な利益を上げ、その資金を独り占めして運用し、10年以上が経過して優に1000億円を超えているだろう。税金を払った痕跡は見られないというから、国際的な租税回避を防ぐ為の国際協力の動きに鈴木は気が気でないはずだ。騙して奪った金は返した方が気が楽だと思うが〕

〔この裁判に限って言えば、裁判官の言う事は実は正論のように見せかけた欺瞞だと思った。あまりにも酷い認定が続き、原告を加害者のように扱い、被告の嘘の主張を支持した。被告は自分の主張を証明する証拠書類の提出もできず、原告を騙して書いてもらった便宜上の「確認書」と決算監査の為に一時的に戻してもらった約束手形の原本を提示して「債務は完済した」と嘘の主張をした。この嘘については、裁判長は流石に認定しなかったが、被告は全てにおいてこの様な嘘の主張を繰りかえして品田裁判長の支持を得ている。これを正当な裁判だと言う人はいないだろう。品田裁判長の責任は重大だ〕

〔裁判官も人間である限り、裁判での判断のミスは必ず起こる。しかし、このミスを裁判中に修正することが出来ないというのは理解できない。その日の法廷が終了し、3人の裁判官が話し合いにより、自身の判断がミスであった事に気が付き、次の法廷で修正すれば間違いが減少するはずだ。万が一、故意に間違った判定をしていたならば、裁判官の不正行為である。その判決を取り消し、故意に誤った判決を下した裁判官には重罰を与えるべきだ〕

〔今回の裁判で品田裁判長が「合意書」と「和解書」を認めない理由の一つとして「鈴木が明確に意思表示をした事実は認められない」としているが、品田裁判長には、どうしても認めようとしない意思があったと感じざるを得ない。否定する為の理由しか考えていないようだ。普通は署名した事実が意思表示に当たるのではないのか。品田裁判長が言っている認識からすれば、どんな契約も後からどうにでもひっくり返す事が出来る事になる。〕

〔裁判は、裁判所の都合や思惑で裁判方針が左右されることなどあってはならない。民事訴訟は不透明な判決が下されることが多いらしいが、裁判官の判断力と洞察力にバラツキがあり過ぎるからだろう。頭脳明晰で正義感が強いはずの裁判官が出世欲を優先させ、上司の意向に沿うような判決文を書けるように努力しているだけでは真面な裁判を行うことは出来ない。狡猾な弁護士は、裁判官の心理を読むことに長けている。要するに民事裁判は裁判官のさじ加減で決まり、弁護士の能力で決まるような気がする〕

〔訴訟では、新たな真実が判明したらそれに対して柔軟に対応するべきだと思うが、裁判官は柔軟性に乏しく、自分の判断が間違っている事に気づいていても頑なに自分の判断を押し通そうとする人もいるようだ。その事が最後に誤判を招くことになる。裁判官達は事務的に裁判をこなして行くだけだが、その犠牲になるのは常に被害者たちである〕

〔裁判の実権を握る品田裁判長は、この裁判を自分の都合のいいように導き、「合意書」契約を無効にして、株取引の経緯を審議の対象外にしてしまった。裁判長を籠絡すれば、裁判を思い通りに勝訴に導く事は簡単に出来るという事だ。こんな事が許されていいはずがないだろう。こんな裁判は無効であり、再審の場で癒着の疑惑を徹底追及しなければならない〕

〔裁判官は、当事者の話に耳を傾け、疑問に思った事を素直に訊ねればいいと思うが、それだけの事さえ出来ない裁判官もいるようだ。ある時は思い込みで、ある時は怠慢のせいで大切な「あと一言」が訊けない為に大切な判断を誤ってしまう事が多い。品田裁判長は正にその典型で、審議の重大な争点である株取引に関わる部分を排除したために誤判を犯しただけでなく、鈴木の不正に目をつぶってしまう結果になった〕

〔人間の習性として、今隠し事をしていてもいずれはどこかで真相を明かさなくてはならないと言われている。鈴木の隠し事は誰が漏らしたのか。鈴木本人が喋った事ではないだろう。噂だけであっても鈴木にとっては致命傷になりかねないと思う。誰かが鈴木を恨み仕掛けたことかも知れない。しかし鈴木には誰が喋ったか分かっているだろう。こんなことから疑心暗鬼が生まれ、仲間割れを起こすケースはよくある事だ。平成18年には鈴木が独り占めして隠匿している利益金が470億円だった事は紀井氏の証言で明らかになっている。その資金をタックスヘイヴン地域のプライベートバンクに預金していても銀行金利をプラスすれば1000億円を超える金額になる事が解っている。しかし、投資で百戦百勝という事は考えられない。もしそれに近い事が起こっていたならば想像もつかない金額になっている筈だ。2008年(平成20年)にはリーマンショックがあり、世界中の投資家が大きな損失を蒙っている。鈴木の状況は推し量れないが、投資の世界はそう簡単には行かないと思う。しかし、鈴木はこの隠匿資産をどのようにするつもりだろうか。普通で考えると、このままでは元本は使えない金であることは間違いない。もし、1000億円を超える資産であるなら鈴木1人で処理できる金額でもないだろう。利回りだけでも巨額なになるから、それに甘んじているかも知れないが、犯罪の痕跡が目の前にあっても手を出せないという不安に鈴木は苛まれる〕

〔鈴木のような卑劣な犯罪者がこのまま何のお咎めも無く済む筈はない。恩人のA氏を騙し、裏切った報いを必ず受ける事になるだろう。鈴木はA氏以外にも今までに多くの人を騙して裏切り続けてきたはずだ。YouTubeの配信を受けて、様々な情報が寄せられる事だろう。本人に限らず家族や身内に対しても非難が集中するだろう。そうなる前によくよく考える事だ。何故ならば一文無しになった鈴木を相手にする人間はこの世に存在しないからだ〕

〔人間、金を持っていても人脈を持っていなければ何かトラブルが起こった時に弁護士に頼るしかなくなる。弁護士も腕の良い弁護士に依頼しなければ費用が嵩むだけで金をドブに捨てる様なことになる。広い人脈があれば実績のある優秀な弁護士も紹介して貰えるだろう。良い人脈を持つには自分も信頼される人格者でなければならない。そして日頃の付き合いが損得抜きの付き合いでなければ本当の信頼関係は生まれない。金の力で作った人脈は金のせいで綻びる。鈴木は金が無ければ人間として扱われない。それは人間として一番辛い事だが鈴木の場合は自業自得だ〕(以下次号)