鈴木義彦に読者は怒り爆発(107)

〔鈴木は和解協議後、A氏とは友好的な態度を保ちながら弁護士や青田と和解書を無効にする計略を練っていたのだと思う。そして思いついたのが脅迫、監禁と香港事件を利用した心裡留保だった。品田裁判長は鈴木側の策略を認めて和解書無効の判定を下した。心裡留保は本人しか解らないし証拠もない主張だと思うし、そもそも脅迫や監禁という事実すらないのに、それを認めたことに大きな疑問を持たざるを得ない〕

〔鈴木は、A氏に和解金の支払いを保留する手紙を2回出している。理由は西と紀井氏の裏切りだった。この男は、自分勝手な発言をすることを何とも思わない。自分が散々にA氏を裏切っていながらそれを棚に上げて、西と紀井氏を誹謗中傷している。嘘と捏造を繰り返して自分が被害者の振りをする。悪知恵の塊のような大悪党〕

〔鈴木の事件の全貌は情報サイトで既に明らかになっている。しかし裁判では鈴木の犯罪の追及が成されず、非を咎める事が出来なかった。品田裁判長に「合意書」の有効性を否定された結果で、470億円という株取引で得た巨額利益金を表沙汰にする事も出来なかった。品田の裁定のせいで結局、鈴木を追い詰める事が出来なかった〕

〔A氏が提訴する数年前に西が自殺し、クロニクルの会長だった天野氏が死亡してしまっていた。鈴木の悪事の真相を知っていた二人が故人となっている事はA氏にとって残念な事だった。予想通り鈴木は、2人の故人を利用して自分を有利に導く言動を繰り返した。西への感謝、同志だった天野氏への労わりの気持ちも見せず、2人の死を利用した鈴木という悪魔に加担した品田裁判長と弁護団の責任は非常に重い〕

〔この裁判では驚く事が多い、まず金額の大きさだ。我々一般人には会話にも出てこない莫大な金額、担保が無く保証人もいない相手への莫大な金銭の貸し付け、全て現金でのやり取りで金融機関を介していない事等、常識では考えられない事ばかりだ。しかし、これらの行為は後に争いが起こる大きな原因になったと思う。全てがA氏の善意だったとはいえ、あまりにも無謀だったと言わざるを得ない。鈴木の弁護団によるルール破りの卑劣な裁判戦略と、何にもまして裁判官の偏見と無能力には怒りさえ覚えた。どれを取っても公正な裁判が行われたとは言えない〕

〔問題が多い鈴木の裁判は、法治国家としての威厳を損なっている。裁判制度には不備な点が多々見受けられるが、特に民事訴訟においては、長谷川弁護士が使った「質問と回答書」(乙59号証)なる長谷川と鈴木が虚偽で創作した陳述書が証拠として扱われるなど、偽証罪の適応の対象や条件を考える必要があるだろう。これで裁判が成立したら余りにも真面目な人間が馬鹿を見る事になるではないか〕

〔鈴木は、合意書、和解書、念書、借用書を書くときは慎重に何度も読み返して納得して署名押印をしたように見せかけながら、後日に否認する作戦を考えていたように思う。そして、裁判ではA氏と会った時からの背景や経緯には徹底的に触れようとしなかった。そして自分が不利になる事は嘘で固めた。これは、A氏と鈴木、西の3人しか知らない事ばかりで証人がいなかったからできたことだと思う。まさか、西が途中で自殺することまでは予想していなかったとしても、結果的に鈴木が西を追い詰めて自殺させたようなものだった。鈴木は、西が自殺した事で自分の欲望を叶えられたと言っても過言ではないと思う〕

〔A氏は、和解協議の現場や、天野氏との面談内容を録音したボイスレコーダーを証拠として法廷に提出したようだが、裁判官がそれをなぜ採用しなかったのが不可解だ。民事訴訟では録音テープの存在が決定的な証拠になると聞いていたがそうではなかった。原告のA氏は多くの証拠を提出しているが、殆どが認められず、鈴木の口答だけで証拠も無い主張を支持した品田裁判長の裁定には邪な思惑があったとしか考えられない〕

〔裁判の争点の要である「合意書」契約に関する品田裁判長の認識は、契約内容に難癖をつけ、「合意書」自体の契約を全く無視している。契約内容に関しては、契約の自由の原則に基づき本人同士が納得した上で署名指印している事なので何ら問題は無いはずだ。裁決権を持つ裁判長が黒いものでも白いといえば、なんでも白くなるのか。品田のような裁判官に強い権力を持たせる事はいかがなものか〕

〔和解協議の録音テープと、鈴木が主張する心裡留保のどちらに信憑背があるか、誰が考えても解る事だ。品田裁判長は鈴木の不利な事柄は認めようとしないという一方的な裁判指揮に徹した。これは、A氏の主張を棄却する事が裁判所内で決まっていたからではないのか。この裁判の裏には裁判所の意向が絡んでいた事は間違いないと思う。そうでなければこの様な結果になる筈がない〕

〔民事裁判では年間100件以上の再審請求があるらしい。しかし、再審は年に1回開廷されるかどうかだという。法律で認められている制度にもかかわらず開廷される可能性が1%未満という事は再審申立をしてもハードルが非常に高いという事だ。その理由は「審議は、され尽くされている」という事らしいが、これは裁判所の暴挙と言わざるを得ない。裁判所の権威と裁判官の身分を守るための方便以外に考えられない。刑事事件の場合はマスコミが報道する場合があるが、民事裁判の場合は表面化することがほとんどない。国が民事裁判を軽んじている証拠だ。裁判所は矛盾だらけだ〕

〔平成19年10月16日の和解協議の場で、鈴木本人が宝林株の取得資金をA氏が出した事と「合意書」に基づく取引であった事を認めているのに、品田裁判長は裁判の争点の要となる「合意書」を認めようとしなかった。鈴木本人が認めている事を裁判官が認めないとはどういう事なのか。こんな裁判が成立する訳がない〕

〔鈴木は、親和銀行事件でFRの代表権と大株主の地位を剥奪された後もFRに深く関与し続けた。それは、自分が創立した会社への愛着ではなく会社を利用して自分の金銭欲を満たす為であった。それを証拠に、A氏からの援助資金でFRの第三者割当増資やユーロ-債発行を裏に回って画策し、莫大な利益を上げている。FRがクロニクルに社名変更した後も変わらず関与し続けたが、当時の天野社長をはじめ役員たちは鈴木の存在を不愉快に思っていたようだ。鈴木は、親和銀行事件でも会社の資金繰りのためにやった事だと主張していた為、重役たちは不満を口にできなかったようだ。鈴木はクロニクルも散々に食い散らかした。その結果クロニクルは上場廃止になり倒産してしまった。鈴木は、莫大な資金を手に入れたが役員や社員を路頭に迷わせたのだ。大切な同志たちを平気で見捨てた。この所業を見ても鈴木の血も涙もない質の悪さが分かる。こんな人間の言う事を信じた品田裁判長の責任は重大だ〕(関係者より)

〔品田裁判長が合意書を無効と判断した理由を「取扱う銘柄が記載されていない」「和解協議までの7年間、株取引についての話し合いが無かった」等と述べているが、全てが鈴木の策略である事を見逃している。取扱う名義を記載していないのは取り扱う銘柄が頻繁に変わるので、その都度書き換える手間を省くためであり、7年間の空白は、鈴木が株売買の報告を故意に怠り、利益金を独り占めする為に消息不明にしていた事が大きな原因なのは明らかだ。これは、A氏の協力で宝林株の購入が決まってからの鈴木の言動を検証すればすぐに判明する事だったが、品田裁判長はこの検証も怠った。職務怠慢も甚だしい〕

〔鈴木の裁判では品田裁判長の裁定に納得がいかない点が多過ぎる。担当した品田裁判長の判断が意図的に被告側に沿った裁定ばかりで、裏で被告側と通じているのではないかという声も多く聞こえてくる。脱税の疑いが濃厚な株取引による470億円の利益についても言及しない品田裁判長の姿勢に誰もが不信感を抱いている〕(以下次号)