鈴木義彦に読者は怒り爆発(91)
〔鈴木側が提出した「質問と回答書」(乙59号証)はとんでもない陳述書だが、この中に西の代理権についての問答がある。鈴木は、「西に包括的な代理権を与えていない」と発言している。品田裁判長は審議の中で西の代理権については余り触れていないが、鈴木と長谷川弁護士の意図は、鈴木が西の紹介でA氏に会った時から西が自殺するまでの間に、西は鈴木の代理でA氏と会い、数多くの依頼と約束をしている。その中には多くの鈴木の策略が詰め込まれている。それは鈴木にとって不都合な事ばかりだ。それを鈴木と長谷川は西が勝手にした事と言いたかったのだ。西の自殺に哀悼の意も示さず、故人を悪者にしようとする神経は、人間ではない。この2人は絶対に許せない〕
〔検察も警察も証拠、証拠と言うが、裁判で間違いなく有罪判決を得ることが出来なければ事件にしないという判断はおかしい。被害者が切実な思いで被害を訴え、加害者がどれほど悪いことをやったかを説明しても取り合おうとしないケースも多いという。そのために加害者は何度も罪を犯す。鈴木がもし、志村化工株事件で逮捕されていたら、鈴木がここまでの悪党にはならなかったかもしれず、また西はもちろん天野氏も霜見誠も鈴木の犠牲者にはならずに済んだ可能性さえある〕
〔被告側弁護士の長谷川と平林は裁判を勝訴させるためには、鈴木の嘘ばかりの主張を覆い隠す事が無理だと悟り、原告の印象操作に絞り込んで、あたかもA氏が暴力団と親密であるかを、自殺した西が言っていた事としてA氏を反社会的組織の手先に仕立て上げようとした。その事を裁判官に強烈に訴える事で、A氏の信用失墜を画策した。こんな汚い裁判戦術が罷り通る様では、公明正大な裁判など有り得ない〕
〔裁判で心裡留保が簡単に認められたら、訴えられた被告は必ずそれを持ち出して、原告を誹謗中傷するのが当たり前にならないか。実際にこの規定が適用されるのは、例えば民事介入暴力の場面が圧倒的に多いのではないかと思う。しかし、A氏側が提出した多くの証拠からみて、品田裁判長が本気で和解協議の場で脅迫や監禁があったと認識したとは思えない。どうしても株取引が行われた事実、約470億円という利益が出て、それが海外に流出して現に隠匿されている事実を排除する目的が優先した結果、こんな矛盾だらけの判決しか出せなかったのではないか〕
〔A氏が鈴木に融資を開始する時に、西がA氏に差し入れた「お願い」という書類がある。それには鈴木本人がA氏と面談してお願いしなければならない内容が書かれている。借りる方の勝手な事ばかりが書かれているが、A氏は、あまりこだわらずに承諾している。書かれた内容は、担保として預けているFRの約束手形が不渡りにならない様に、①支払期日3日前までに返済します、②銀行から取り立てないで下さい、という事が書かれている。A氏は返済期日前に返済が無くても約束を守ったが鈴木は最初から約束を反故にしている。鈴木は最初から約束を守るつもりが無かったと言うしかない、まさに泥棒だ〕(関係者より)
〔この鈴木の裁判に対する批判は止まない。その理由の一つとして被告代理人の長谷川弁護士の存在がクローズアップしている。弁護士もまた裁判官と同じように正義の味方である事が必然である。しかし長谷川は仕事とはいえ、犯罪者である鈴木の弁護を引き受け、その犯罪隠ぺいに努めたのである。犯罪者を更生させる立場にもある弁護士が、鈴木の犯罪収益から支払われる高額な裏金の報酬に魅了され、弁護士の本懐を果たすどころか、長谷川自ら率先して偽証工作を働き、犯罪者鈴木の幇助を行ったのである。長谷川は裁判終結後に懲戒処分を恐れ早々に弁護士を辞して、司法界から逃げる様に去って行ったが、この蛮行はYouTube等を通して拡散し、風化する事は決してないだろう〕
〔鈴木が、A氏宛に書いた手紙の中に、西と紀井を非難しながら「3人(A氏、西、紀井)で私を陥れようと企んでいた・・・」と書いているが、どんな思考回路をしているのか理解できない。お前を陥れて何のメリットがあると言うのだ。西が監督官庁に密告したとも書いているが、お前を密告して誰が喜ぶか、誰が得をするかをよく考えろ。もし、そういう事が起るのであれば最後の手段を講じる時だけだと思え〕
〔鈴木の事件で注目されているのは、鈴木義彦という悪辣極まりない人間のみならず、裁判の裁定が大きく問われていることである。万国共通の認識として、裁判官は、被害者の味方で絶対正義であり、悪を罰し駆逐する「法の番人」でなければならない。今回裁判を担当した品田裁判長は、剣の力にも財の力にも頼らない司法が、理と言葉の力に基づいて法の支配を貫徹し、国民の権利や自由を実現するという役割を、鈴木の裁判を通して完全に裏切った。法を裏切った品田は世界中から反感を買い、敵に回したのだ〕
〔和解協議の場で「じゃあ今、この場で命を落とせばいいじゃないか。それだけの腹があんのか、お前」と西に言ったという鈴木が被害者面をして、「脅迫されて正常な精神状態では無かった」とよく言えるものだ。この西が録音したテープは当時、何人もの関係者が聞いている。脅迫を正当化するために、鈴木は西が香港で巻き込まれた事件で容疑者にされそうになり、社会的信用を失いかけたとも言うが、鈴木の社会的信用など親和銀行事件でとっくになくなっている。しかも鈴木は株取引が本格化して以降、ずっと闇に潜んできたではないか。鈴木のどこに社会的信用があるというのか。こんな人間さえもまっとうに裁けない裁判官の眼はフシアナ以外の何物でもない〕(関係者より)
〔紀井氏は鈴木から「儲け折半」でスカウトされたらしいが、そんな旨い話もないだろうと思うが、鈴木なら言いそうなことかも知れない。紀井氏は、鈴木にスポンサーがいるだろうことは察知していたが、合意書の事は知らされていない。鈴木が仕込んだ株を西が買い上がって紀井氏が高値で売り抜ける。利益金は証券金融会社等を経由して鈴木の手許に届く。紀井氏のいるオフィスには現金が入ったダンボール箱が積み上げられていたらしい。紀井氏の報酬は鈴木と約束した額の100分の1程度だったという。それでも相当な金額だっただろう。紀井氏は鈴木から離れようと何年も前から考え西に相談していた時に西の香港襲撃事件が起き、一つのきっかけになった。西から話を聞いた時に自分の予感が当たった事で自分の身の危険を感じたらしい。そして、西から合意書の事実を聞かされた。そして実際の利益金額の詳細を聞かれた。紀井氏は売り担当をしていたので正確な数字を把握していた。紀井氏は西の事も余り信用していなかったようだが、香港事件を聞いて鈴木から離れることを決めた事もあって西に協力した。紀井氏の明細によると鈴木が独り占めしている利益が約470億円である事を西は知ったのである。天文学的な金額だった。普通ならすぐにA氏に報告すべきことだったが西はA氏に報告しなかった。自分なりの陰謀があったのだと思う。この西という奴も最低の人間だった〕(関係者より)
〔鈴木は今回の事件でA氏から株取引を利用し得た利益を詐取して海外に流出させ、運用利益も合算すると1000億円超に上るという。鈴木は恩人のA氏を裏切り、我欲を満たす事は出来たが、同時に周囲から相当の怨みも買っている。鈴木の度が過ぎる卑劣さに対する怨みは個人的ではあっても世界中の人々から賛同され、今後はYouTube配信を受けて拡散の渦が巻き起こり、再審に向けて大きく動き出す事が期待される〕
〔西はA氏に鈴木を紹介して以来、常に鈴木の側に立ってものを言い行動していた。それはA氏から金を引き出すために鈴木を材料にしようとする目的があったからだろう。宝林株取引で鈴木に唆されてA氏を裏切る事を簡単に選択したのはその証であろう。鈴木の唆しは「悪魔の囁き」だったかもしれないが、それに乗ったのは西の本音と一致したからではないか。結果的に西は自分の悪事に耐え切れず、鈴木と青田に追い詰められて自殺してしまったが、鈴木の掌で踊ってしまった。鈴木の非情さや悪辣さが世界レベルでも際立つ事件だ〕
〔品田裁判長はA氏側が提出する陳述書を余り読んでいなかったのではないだろうか。特に紀井氏の証言に対する認定は裁判長としては考えられない事だ。鈴木は紀井氏の事を「ただの電話番」だと言ったが、品田裁判長は紀井氏の職務を全く理解しておらず、「株売買の内容を知る立場にはいない人間」と発言し、紀井氏の証言を無視した。品田裁判長は何を根拠にこの裁定をしたのか、鈴木の嘘主張を全面的に支持しただけだった。紀井氏の証言は鈴木の裏切りを証明する重大な証拠だったのだ。品田裁判長の責任ははかり知れない〕
〔裁判では、和解協議が「強迫・心裡留保」に当たると裁判官は認定しているが、鈴木の代理弁護士の長谷川の主張のみを採用している。余りにも無謀で理不尽な判断だ。和解協議後、鈴木がA氏宛に送った2通の手紙には、A氏に対する感謝の気持ちや今後の支払い方法に関する事等、「強迫」を受けた事とは程遠い内容が書かれていただけに、裁判官の判断には非常に疑念が生じる〕(以下次号)