鈴木義彦に読者は怒り爆発(81)

〔A氏が提起した裁判での鈴木の虚偽主張の裏には大きな事件が隠れている。鈴木は、A氏との裁判以外に、親和銀行の特別背任、山内興産からの株券横領、詐欺、そしてそれに絡む約22億円の莫大な和解金の支払。A氏への返済金25億円、西に支払った計40億円の報酬。これらは、間違いなく合意書に違反して株売買で得た利益金を独り占めして隠匿している金を横領し流用したものだ。15年前で約500億円に達していた隠匿金が現在では1000億円以上に膨れ上がっている。これは外為法違反、証券取引法違反、税法違反を犯しながら、それを逃れてオフショア地域でプールされてきた。その基となるのがA氏との裁判なのだ。約3年間の審理の中でA氏側が提出した証拠書類によって全てが明らかになっている。これは単純な民事裁判ではないのだ。裁判所(国)は臭いものに蓋をして重要な問題には触れず、原告と被告間の金銭貸借に関する部分だけを切り取って判決を下し、被告人の勝訴として処理した。原告の勝訴とすると裏に隠れている大きな事件が表沙汰になり、行政や経済界まで巻き込むことになる為に苦肉の策を取り、事件の核心を葬ろうとしたのだと思う。しかし、複数のニュースサイトがこの裁判に関心を持ち取材を続けていて大きな反響を呼んでいる。大手マスコミも傍観している訳には行かなくなってきている。裁判所の腐敗も含めて国は世界中に大きな恥を晒すことになるだろう〕

〔鈴木は今まで金を詐取する為に、獲物を狙う狼の如く相手を物色し、常に狙う立場にいた。何事も狙う立場の方が有利であり強い。相手は性善説に基づいて生きて来ているだけに完全無防備状態であるからだ。今回は特にA氏が信用していた西を籠絡して近付いているから尚更だ。それでA氏を騙し奪った金が今や海外で1000億円超にもなっているという。腹を膨らませた鈴木は、今度は逆に狙われる立場だ。海外の富裕層をターゲットにした国税当局のメンバーが増員され、国際税務に精通したエース級職員が情報を収集し、活動に当たるそうだ。国家権力が相手では鈴木に勝ち目は無い〕

〔鈴木に株の売りを全て任されていた紀井氏は平成18年当時、鈴木株取引で得た利益の総額が470億円以上と明言していた。鈴木は紀井氏をスカウトする際には利益を折半しようと言っていたが、これは鈴木の常套手段で利益折半という約束を守ったことは一度もなく、実際には1/10どころか1/100にもならなかったと紀井氏はこぼしていたという。紀井氏は「鈴木は金銭欲が強いのは仕方ないとしても、度が過ぎると毒でしかない」と陳述書に書いている。紀井氏が鈴木から受け取った報酬は年間6000万円位で、鈴木はその100倍以上の60億円以上を毎年のようにオフショアカンパニーに蓄えて、税金を払っている形跡は一切ないようだ。紀井氏が鈴木に株の売りを一任されていたのは事実である。株を高値で処分しているから全ての利益は分かっているはずだ〕(関係者より)

〔平成11年9月にFRの決算に当たって監査法人の監査を誤魔化す為に鈴木が企んだ策は、巧妙に見えたが結局は策に溺れた。手形を一時戻して貰った事で監査は無事に済んだ。しかし、「債務完済」というA氏に便宜的に書いてもらった「確認書」は、品田裁判長は認めなかった。ところが驚くことに、品田裁判長は7月30日に西が持参した15億円を返済金としてしまった。しかも返済時期は7月から9月と曖昧な処理をしている。何故、この様な強引な辻褄合わせまでしたのか。それは15億円の金の出所に触れたくなかったからではないか〕

〔2016年に表面化した「パナマ文書」等により、富裕層の過度な租税回避行為が問題になった事で国税庁だけでなく、富裕層が多く居住する主要税務署にも調査担当部署を設けて監視と調査に力を注いでいるという。特に海外資産を保有する富裕層への調査を強化しているようだ。富裕層への調査件数はコロナ禍の影響下であっても増加しており、税務当局の本気度が見て取れる。2018年には海外税務当局から55万件、2019年には189万件の情報を入手し、多額の申告漏れを把握しているという。鈴木は今後益々国税当局の厳しい監視の目にビクビクして生きていかなければならない〕

〔西からA氏を紹介された平成9年当時、鈴木は10日で1割の金利でも借りるところがなく、自己破産か自殺という選択肢しかなかった。そんな鈴木にA氏は短期間で約28億円を貸し、元金と金利の返済が無くても催促を一切しなかったという。そんな人間などいないことを鈴木は承知していたから、和解後にA氏に送った2通の手紙にも「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く」と書いている。鈴木がA氏からこれだけのことをやってもらっていたことを平林も長谷川も知らないのか。A氏側には裁判に提出した証拠が山ほどあるのに、鈴木側の証拠と言えば、に西経由で頼んでA氏に作成してもらった「確認書」(平成11年9月30日付)のみだった。しかし、これも「便宜上作成したものである」という西の確認書が同日付で作成され、手形13枚の総額の借用書がA氏に渡されていた。しかも同日、鈴木は「今回も無理なお願いを聞いて戴いて有難うございました」と電話でお礼を言っている。それにもかかわらず、鈴木は「債務は完済された」と裁判で主張しており、他にも嘘や矛盾に満ちた主張を繰り返しているが、それで裁判を乗り切ったとしても、鈴木自身が抱える問題は一つも解決しない。もう一度、A氏が鈴木のためにどれだけ骨身を削ったかを思い出すことだ〕

〔鈴木は平成14年6月27日に西と共にA氏と会って、今までの債務を整理するために新たに借用書を差し入れたが、この日も悪知恵を働かせて嘘の発言をして10億円を西の負債にすり替えた。後日、これが嘘だと解って鈴木の債務は25億円になったが、この25億円も「今後、株の利益が大きくなるので」と西に嘘をつかせて実際の債務額(年利15%で計算した場合は40億円)から減額してもらったものだった。鈴木は、A氏の手許には確定日付印がある借用書が残っているにも拘らず、裁判で「西に返済金の一部10億円を渡したとは言っていない」「この日はA氏と会っていない」と抜け抜けと嘘の主張をしている。こんなことがまかり通る筈はない。こんな嘘だらけの主張や証言を平気でした被告の弁護士と、まともに鈴木を追及しない品田裁判長には明らかな悪意を感じる〕

〔大金持ちの税逃れは許しません――。という事で2014年7月10日に、富裕層の中でも、より資産や所得がある人たちの投資活動の情報などを専門的に集め、脱税や税逃れを監視する「超富裕層プロジェクトチーム」が東京、大阪、名古屋の各国税局に発足した。高度な節税策を利用した富裕層による国際的な税逃れが問題になる中、富裕層の実態を調べて税務調査のノウハウを蓄積し、課税に結びつける狙いがある。「超富裕層」について、国税当局は税務調査に支障があるとして調査対象となる基準を明らかにしないが、例えば、国内外に数十億円規模の資産を持ち、積極的な投資活動をしている会社役員や投資家らが対象になるとみられる。東京国税局では、税務調査の方針を決める課税総括課に専従の担当者7人を配置し、所得、相続、法人税の経験豊富な調査官のほか、マルサで知られる査察官も加わっているという。大阪国税局は「富裕層対応本部」を設けて5人が担当、名古屋国税局も「対策班」を設置している。国税庁も支援チームを作るとされている。当然鈴木も対象になっているはずで、どこまで調査が進んでいるか大いに興味が湧く〕

〔長谷川と鈴木がでっち上げた「質問と回答書」(乙59号証)では、鈴木が平成14年3月頃にA氏から呼び出しを受けて会ったとしているが、そうであればA氏には鈴木に聞かなければいけないことが沢山あったはずで、西が逮捕された直後だけに志村化工株の取引に関わる経緯、さらには債務の返済に関連しても例えばピンクダイヤと絵画、時計のことや手形に関わる公正証書の作成の件も聞いたはずで、同書面に書かれた内容は鈴木の嘘を追認するためだけのことで全く整合性がない。しかもA氏は鈴木の携帯電話の番号を知らず、まして紹介者の西を飛び越えて鈴木に連絡することも有り得ない。これが全くの作り話であることは一目瞭然で、それを知ってか知らずか、A氏の弁護士が何の反論もしないのは弁護士の資格なしと言わざるを得ないが、長谷川は今までにも同様のやり方をしてきたとしか思えず、恥と思わないのか。反省だけで済む話ではない〕

〔西が香港で襲われた事を知って、A氏は紀井氏を通じて鈴木に連絡するように電話を入れた。例のごとく鈴木は海外に行っている事になっていたが、紀井氏の話では、A氏からの電話に鈴木は落ち着かなくなり慌てて折り返し連絡したらしい。A氏は大事な話があるので会社に来るように言うと、鈴木はその日の夕方にA氏の会社に来た。A氏は合意書を見せて株取引の現状報告を求めた。鈴木は驚いた様子を見せながらも、訳の分からない理屈をこねて合意書に記載されている内容を否定した。この時の鈴木の心中はかなり動転していたと思う。悪党らしくA氏に覚られない様にしていたのだろう。鈴木はあくまでも合意書を否定しながらも西を交えて話す事を希望したので、A氏は西に連絡を取り3日後にA氏の会社で会う事になった。鈴木には3日間の時間が必要だったのだろう。3日後に3人での話し合いが始まったが、西と鈴木の口論が激しくて、なかなか本題に入れなかったが、A氏が取り持って本題に入った。鈴木は西とケンカ腰の会話を交わしながらも合意書を認めて60億円の利益金がある事も白状し、A氏と西に25億円ずつの配当金を支払う約束した。そして西が用意していた和解書にサインした。実際の金額(470億円)を紀井氏から聞いていた西は納得できなかったが、その事を知らないA氏から言われて「あくまでも60億円が前提だからな」と念を押しながら西も最後にサインした。その後も西と鈴木は口論が続いたが、鈴木は「社長には大変お世話になったので2年以内にあと20億円払います。西の言い方が気に入らないので和解書には書きませんが、信じて下さい」と言った。これが和解書作成の経緯と概要だが、鈴木は、100億円ぐらいは覚悟していたようだ。その証拠にA氏の会社を出た鈴木は紀井氏に電話して「100億円以内で済みそうだ。香港の金の事はバレないだろうな」と言っていたらしい。この男の非道さには呆れる。底の知れない大悪党だ。〕

〔刑務所に入ると、何故か極秘であるはずの罪状が受刑者たちに知れ渡っているという。そこでは強姦罪は忌み嫌われ軽蔑され、ほとんどが虐められる事になるという。仲間や協力者を裏切る行為もまた然りで、同じ犯罪者から最も嫌われる。裏切り者は何処の世界でも受け入れられない。鈴木の卑劣な裏切り行為は世界に知れ渡っている。覚悟を決めておくことだ。悔い改めるなら今のうちだ〕(以下次号)