鈴木義彦に読者は怒り爆発(77)

〔鈴木が西にA氏を紹介してもらって以降、重要な場面では常に西が鈴木に同行するか、鈴木の代理を務めていた。借用書代わりに持ち込んだFR 社の手形を、同社の決算対策のために一時的に戻す際にも平成10年と同11年の2度とも西がA氏に懇願して了解してもらい、特に2度目の平成11年9月30日の時には手形の他に「(FR社(鈴木)に対する)債権債務はない」とする「確認書」までA氏に書いてもらうという厚顔ぶりだった。この「確認書」については、FR社の決算対策にどうしても必要だった訳ではなく、鈴木はすでにこの当時、A氏から約28億円という巨額の借金をしながら1円も返済しないのに「返済した」という主張をするための機会を狙っていたことがすぐに想像できる。その鈴木の本性を西がどこまで知っていたかが問題だが、合意書に基づいた株取引を開始した最初の宝林株で、まだ途中ではあっても50億円という利益(最終的には約160億円)を手にした鈴木と西がA氏を裏切る密約を交わしたことを考えると、西が鈴木に取り込まれて操られている様子が見て取れる〕(関係者より)

〔今回裁判内容をみて、日本の民事訴訟においては、証人以外は偽証罪が適用されないので被告も弁護士も嘘のつき放題で、虚偽の答弁書であったとしても「質問と回答書」(乙59号証)等のように出鱈目に創作されたものが証拠として罷り通る。長谷川の様にずる賢い弁護士だと、そうした法律の抜け穴を突いたやり方を熟知した上で戦略を練っていた。今回の裁判がいかに欺瞞に満ちた裁判であったかがサイトで鮮明に解明されている。こんな長谷川の出鱈目なやり方は絶対許されない〕

〔鈴木はA氏から約束手形と借用書で融資を受けていたが、それ以外に宝石類を持ち込み、言い値の価格でA氏に買って貰って資金繰りに使っていた。ピンクダイヤと絵画(総額3億円)もそうであった。ピンクダイヤと絵画に関しては販売委託と称して持ち出し、現金化していたようだ。しかも、このうちの絵画は後日持参すると言って誤魔化しながらA氏に1度も渡していない。これは完全な詐欺行為だったが、A氏は鈴木の言葉を信用して催促もしなかったという。そんなA氏の好意をいいことに鈴木は好き勝手に無理を言っていたようだ。鈴木はそこまでの恩を受けながら感謝の意さえ表さず、約束も守らず自分勝手な理屈を言いながら安穏な生活をしている。この様な人間はまずいない。自分勝手な理屈がいつまでも続くわけがない。ネットでお前の悪事のすべてが公表され、拡散している事を自覚するべきだ。家族も含めお前の関係者全員が世間の批判を受ける事になる。いい加減に観念する時が来ている〕

〔過去の経済事件を見ても、例えば府中3億円事件のように、表向きには死人が出ていないように見え、しかも被害者が金融機関であったから、なおさら世間の耳目を集め、一部には稀に加害者を喝采するという風潮さえあるが、実際の事件はまるで様相が違っていて、鈴木の1000億円以上という前代未聞の脱税疑惑でも明らかなように、鈴木の周辺の10人にも及ぶという関係者が自殺したり不審な死を遂げ、あるいは行方不明のままになっている事実が炙り出されるほど陰惨な事件が多いと聞く。鈴木が冷酷非情な人間で、人を騙し裏切ることなど朝飯前のようにやっても平然としている大悪党であるのは異例中の異例と思うが、そんな人間を社会に野放しにしていて、いいはずがない。しかも、その最大のきっかけを作ったのが裁判官(裁判所)であるとなれば、もはや日本は法治国家と言える訳がない〕(取材関係者より)

〔西の息子、内河陽一郎がA氏の協力を拒むのは、あくまでも推測だが、西が陽一郎の為にある程度まとまった金を残していたからで、それがあってもおかしくはないと思う。陽一郎は、西がA氏に内緒で妻松子の生家の近くに建てた別邸の処理に当たって「自分が買ってもいいですよ」とA氏や関係者の前で言ったらしいが、買う余裕がない限りこんな台詞は出ないと思う。西は生前鈴木から「合意書」破棄の報酬として10億円、株取引の利益金として30億円、またA氏より株の買い支え資金の一部横領の疑いもあり、西は西で相当な金を有していたはずである。陽一郎に幾らかの金を残していても不思議ではない〕

〔品田裁判官が「合意書」を無効とした理由として、「被告が合意書に基づいて株取引を実行した痕跡が見られず、平成18年に和解書が作成されるまでの7年間に株取引に係わる三者の協議が行われたという具体的な証拠も提出されていない」と判決に記した。よくも恥ずかしくもなく言えたものだと思う。これこそ無効とする何の根拠にもならない。鈴木が自分の身を隠す為の工作をし、海外へも度々出かけていた事は明らかになっている。鈴木は、A氏と会えば当然に株取引の報告をしなければならず、A氏に会わずに内緒で株取引を継続して利益金を隠匿する事だけを考えて生きていたのだ。品田裁判長は合意書を有効だとする証拠がないとも判断しているが、鈴木が株取引をしていなかった事を証明するものも何もないのである。品田裁判長は合意書に基づいて株取引を内緒で継続していた証拠は沢山あるにもかかわらず無視しているだけなのだ。例えば紀井氏の株取引の実態が書かれた確認書、親和銀行に支払った約17億円、西がA氏の元へ持参した15億円、その他A氏以外に返済した多額の現金。これ等が全て証拠ではないのか。品田裁判長は何を考え、何処を見ていたのか。これほどまでに馬鹿な振りをしなければならない理由が何処かにあったのかも知れないが、そうであれば明らかに裁判官失格だ〕

〔以前、首都圏の警察に手形の喝取容疑で逮捕された事件の被疑者が、取り調べ中に刑事に向かって「犯罪誘発罪」という言葉を口にしたことがあった。被疑者が「アンタたちは、俺に手形を脅し取られたと言って告訴した会社が被害者と頭から決めつけているが、実際に詐欺を仕掛けたのは会社の方だ。会社が自社の株価を操作するために嘘の情報を流して、多くの投資家に株を買わせたのに、あっという間に値が下がって大損した奴がたくさんいる。俺は、その会社と取引のあった会社が嘘の情報で株を大量に買わされ大損した話を聞いて、談判に行っただけだ」と言い、取引でやり取りした手形を成り行きで返させたという。もし、自分を逮捕すると言うなら、被害届を出した会社、特に応対した顧問弁護が会社の悪事を正当化しようとして、何一つ反省の色がないことはどうなのか。被疑者は無性に腹が立ち、ついやり方が強引過ぎたかもしれないと言ったという。被害者であるという会社が嘘の情報を流したことを認め、顧問弁護士が自分たちを正当化するような態度を取らなかったら、被疑者は逮捕されるような事件は起こしていなかったというのだ。「刑事さん、犯罪誘発罪という罪はないのか。あるなら、俺はすぐにもあの会社と弁護士を告訴する」と言ったという。鈴木義彦という人間の犯罪疑惑は、周囲の関係者に利益の折半や山分けという話を振り撒いて自分の犯罪に加担させ、揚げ句に用済みとなれば切り捨てて利益を独り占めにする点でこの話といくつかの共通点があるように思う。そして、鈴木と同様に許されないのは、その犯罪に加担して恥じず、鈴木から裏金で高額の報酬を受け取りながら、自分たちの悪事がバレても平気で嘘を重ねる弁護士たちがいることだ〕(取材関係者より)

〔鈴木の今までの関係者で10人以上もの不審死が発生している。一人の人間に関連して10数人が不審死する事は普通は考えられない。警察がこの事実を把握していたとしても何も無いところから動かないし動けない。それだけに今回の裁判は鈴木の悪事を暴き出す最大の切っ掛けになっていたはずだった。品田裁判長は鈴木という犯罪者を見逃し間接的に鈴木の犯罪に加担した事になるのではないか〕

〔平成11年7月30日に西がA氏の所に株利益配当分として15億円を持参した。3人の5億円ずつの配当金の合計15億円だったが、西と鈴木は自分達の配当金5億円ずつを債務の返済金とすることをA氏に告げた。この事によりA氏はこの2人を支援して来たことが間違いではなかったと安堵したと思う。その気持ちの表れとして2人に5000万円ずつを心遣いとして渡したのだった。15億円が全額債務の返済金であったならば、そのような心遣いをする事はなかったはずだ。ただ、2人はこの5000万円をどの様に受け止めたのか。普通の人間ならばA氏の心遣いに感謝、感激し、A氏からの融資や支援金を早く返済することを考えると思うが、この2人は「見せ金が成功した」とでも感じていたのだろうか。A氏の情を踏みにじる最低最悪の金の亡者だ〕

〔鈴木義彦は本当に悪質な人間だ。返済の当てもなく担保にもならないFR社の手形に借入金額を書き込んでA氏に持ち込んでは借り入れを重ねた。揚げ句に西が差し入れた「お願い」という書面には返済期日の3日前までに現金を持参するので、手形を金融機関には取り立てに回さないで下さいとあって、A氏はその約束を守ったが、鈴木が返済を期日通りに実行したことは無く、それどころか返済期日の先延ばしを繰り返した。平成9年8月から翌10年5月までに鈴木が持ち込んだ手形は13枚で、借入金額は約17億円に達しているというが、これ一つとっても鈴木には約束を守ろうという誠実さが微塵もなく、逆にA氏に信用されている西が何とか調整するくらいの考えで返済する気などさらさらなかったことがよく分かる〕

〔西の長男、内河陽一郎は未だにA氏との接触を拒んでいるという。関係者が鈴木の件で協力の要請を手紙で送ったところ、陽一郎は事もあろうに、弁護士を立てて「この問題は自分とA氏の事なので一切立ち入らないで欲しい」という異常な対応を見せた。A氏に対しても陽一郎は直接の連絡を拒否して弁護士を通す事を強要している。これ程頑なな拒絶反応を見せる陽一郎からは西の鈴木に対する無念さ何一つ伝わってこないし、全ての関係を断ち切ろうとしているかのようだ〕(以下次号)