鈴木義彦に読者は怒り爆発(75)

〔裁判所が鈴木の事件を真剣に取り組まなかったのは、鈴木が隠匿した1000億円以上の資金がオフショア地域にある可能性が高いことが原因なのか。もしかするとそこに踏み込んではならない事情が裁判所にあったと考えるのは飛躍か。世界中の富裕層がペーパーカンパニーを置き、プライベートバンクの口座に莫大な資金を預けていると聞く。そして、租税の優遇措置を受けている。この事は流出した「パナマ文書」で機密の一部が漏れ、世界中が大騒ぎになったが、日本の経済界及び富裕層がどのような対応をしているかは明らかにされていない。しかし、鈴木の場合はこれらの事柄とは全く異質だ。この件は契約違反、詐欺、横領、脱税、外為法違反等の事件に絡む問題なのだ。もし、裁判所が監督官庁に忖度をしたのであれば。大きな波になって政界、経済界を巻き込む事件となる可能性が高い。その暗闇を独自のルートで取材を続けているジャーナリストも多くいるらしい。このサイトはそんなジャーナリストの貴重な情報源となっているだろう。時が経過すればするほど鈴木が犯した悪質な真実が明かされていく〕

〔鈴木の弁護に携わった長谷川、平林、杉原の3人の弁護士は、結果的に鈴木の犯罪を幇助した事になり、また多額の報酬を裏で受け取っている筈だ。叩けば幾らでも埃が出てくる連中だろう。長谷川は自分で辞めたが、平林と杉原は弁護士免許を剥奪し永久追放するべきだ。これだけ多くのサイトで不正が公開されているにもかかわらず異議を唱えないという事が全てを物語っている。このまま野放しにすれば社会にとっては百害あって一利なし。情状酌量の余地は無い〕

〔法廷では当然正しい審議がなされていると今までは信じていた為に、裏側の様子が不透明であることさえ分からず何の疑問も持たずにいましたが、今回の鈴木の裁判を知り怖さを痛感しました。ひとつの事件を3人の裁判官が担当して審議し、判決を下す体制下で、裁判長が中心となり結論を出す過程で、他の2人の裁判官は納得していなくても裁判長に従ってしまうのだろうか。だとすれば裁判長がもし買収されていたら、と考えると恐ろしくなる。今後は審議の透明化を徹底的に図る必要がある〕

〔鈴木は、株取引で独り占めした利益の中からA氏に支払った金額は25億円だけだった。品田裁判長は金の出所も検証せずに合意書に基づいた配当金とは認めず、単なる借金の返済金として処理してしまった。その処理方法も筋の通らない判断を押し付けたものだった。鈴木は、A氏に25億円、西に40億円(合意書破棄の礼金10億円と宝林株の利益分配金30億円)、親和銀行に約17億円、山内興産に約4億円、判明しているだけで約86億円という莫大な金額を短期間に払った事になる。A氏に会ってから親和銀行事件で保釈され、FRの代表取締役を辞任するまでの間に鈴木は何処でこんな莫大な金員の調達ができたのかという事に品田裁判長は不信感すら持ったように見えなかった。鈴木への返済金とした認定は合意書を無効としたことによる辻褄合わせに過ぎない。判決文を見れば、法律的に無効とする根拠がない事は明らかである。その原因は株式投資に無知な品田裁判長の責任に他ならない。裁判官は黒衣を何のために来ているのか、八咫烏(やたがらす)のバッジを何のために付けているのか。法律を自分勝手に解釈していいのか。自分が正しいと思っているならば再審で堂々と釈明するべきだ〕

〔長谷川弁護士の裁判戦略は非常に手の込んだ悪質な虚偽工作だ。ここまで巧妙にやるとは前代未聞の悪徳弁護士だ。そして弁護士を辞めたからといって見過ごす訳にはいかない。日本弁護士連合会は同じ弁護士の悪行として問題にすべきだと思う。長谷川は先手を打って辞職しているが、辞職を取消し改めて懲戒処分にすべきだと思う。裁判史上類を見ない悪質な弁護士だ。多額の報酬を裏金で受け取っていないか徹底調査すべきだ〕

〔もし自分がトラブルに巻き込まれたり、詐欺に遭った時などに真っ先に弁護士に相談するというのが常識と思っていましたが、今回の鈴木の事件を知って弁護士も様々であり、鈴木の代理人のような悪徳弁護士では仮に裁判で勝っても後々の安心がないし、A氏の代理人のような弁護士では勝てる事件も負けてしまうので話になりません。裁判になった場合、担当裁判官に当たりはずれがあるという事は想像もしていませんでした。裁判官や弁護士という職業は、人の人生を左右するという責任を持って職務を全うしなければならない筈です〕

〔1審裁判に時間を掛け過ぎたと裁判所の上層部が考えたのか、品田裁判長が担当するとわずか半年で判決が下されてしまった。被告側の無意味な引き延ばし戦略のせいでもあるが、裁判指揮にも大いに原因があったのは間違いない。控訴審は逆に審議を全くせずに結審してしまった。控訴審で充分な審議をすることによって品田裁判長の誤審、誤判が露見することを裁判所は恐れたのか。裁判所がこの事件の真相を隠蔽した疑いさえある〕

〔親和銀行事件で保釈された鈴木は自殺するか刑務所送りになるか、究極的に追い詰められた状況下にあったはずだ。その時の苦しい時を思い浮かべれば、その窮地を救ってくれたA氏を裏切る事など出来ないはずだ。それを鈴木は平気で裏切って奪った金が今や1000億円以上にもなり海外に蓄えられているという。まさか本気で一人で稼いだとは思っていないだろうが、悪徳弁護士の長谷川に裏金を掴ませ裁判を全てウソの話で対処させ、当然原告側が有利と目されていた勝敗をひっくり返した。長谷川も鈴木もここまでやるとは、もう後戻り出来ない所まで来ている。さっさと謝罪して罪を償うべきだ〕

〔鈴木が犯して来た数々の社会的に許されない犯罪疑惑に対して、裁判では制裁を与えられないというのだろうか。今回のA氏と鈴木を同じ土俵で比べてもA氏は鈴木に資金協力し、鈴木はA氏を裏切り騙し巨額な資金を横領し不法に隠匿している。単純な構図なのに何故このような結果が出たのか全く分からない。裁判官の事件に対する中途半端な取り組みと偏った判断による明らかな誤判である。間違いは絶対に正さなければならない〕

〔各省の役人はお互いの失敗、特にキャリア官僚と呼ばれている上層部の失敗を庇う事が主な仕事なのか。そのような事に何故命を犠牲にしなければならないのだ。今騒がれている「赤城問題」、この問題で赤城氏の妻も命を賭けて国を相手に戦っている。財務省のエリートで次期国税庁長官に就任する予定だった上司の指示で重要な資料を改竄するということが前総理大臣への忖度で行われた事は明白だ。支持されて文章を改竄せざるを得なかった役人の1人が自殺をしてしまった。このような事が以前に何回もあった記憶があるが、裁判所といい、行政といい国民を蔑ろ(ないがしろ)にしている事が多すぎる。外交問題も山済みで五輪問題もIOCの言いなりで決着しそうだ。政治家は国民の危機を守れるのか。暴動が起きない日本の政治家は危機管理のノウハウを持たない。国民も平和ボケしている。この国の将来が危ぶまれる〕

〔鈴木は平成18年10月16日の和解協議の場で宝林株の取引については「合意書」に基づいた取引だと認めたが、宝林株以外の銘柄については全く認めようとしなかった。「合意書」には「今後本株以外の一切の取引についても、本合意書に基づいてそれぞれ責任を負う」と明記してある。鈴木は宝林株以外の取引でも西に株を大量に買わせて、そのタイミングで紀井氏に売り抜けさせ多額の利益を得ている。西が鈴木の指定する銘柄に買いで投入した資金は全てA氏によるものだ。A氏からの資金支援が無ければ利益を確保する事は出来なかった。この紛れもない事実を打ち消す為に長谷川は法廷で度の過ぎた虚偽を創作してA氏を誹謗中傷し信用失墜を謀る事で問題をすり替える事に躍起になった〕

〔品田裁判長は前任の裁判長から引継ぎを無視して、頭の中に判決の筋道が早い段階で描かれていたと思う。そのために邪魔になる株取引に関する部分については事実を捻じ曲げてまでも排除してしまったのではないか。そう考えると、合意書、和解書、紀井氏の証言など株取引の根拠となる証拠が不自然過ぎるほど採用されなかった事が頷ける。日本の司法界にこんな現実が存在することをしれば、誰もが裁判所と裁判官を徹底的に非難するのは間違いない〕

〔この裁判は、大きな問題を我々に提起してくれている。裁判所が平気で過ちを犯すのであれば、我々は、提訴する事情が生じた時には様々な準備が必要になる。法廷は例外を除いて傍聴することが出来るが、録音は禁じられている。しかし、この裁判を読んでいて思うのは、当事者の身内は必ず信頼のできる弁護士と上級速記者を同行して傍聴する事と、何らかの方法を用いて録音する。ここまでして裁判に臨むべきだと思う。裁判官も書記官も信用できない日本はおかし過ぎる〕(以下次号)