鈴木義彦に読者は怒り爆発(74)

〔裁判所は裁判官が「良い判決文」を書き、「良い意見」を述べ、「研究熱心」になる事を評価しないと言われている。若い裁判官が努力して立派な裁判官になろうとする事を良しとしないというのだ。それは、明治時代以来の上命下服、上意下達の慣習を徹底していく為の事実上の規則という。これでは優秀な裁判官が育つ余地がなく、品田のように自分勝手に主張や証拠を振るいにかけて、自分の思い込みで決めた判決には邪魔となる主張や証拠は排除してしまうという思い上がった裁判官が横行してしまう。裁判所が今の慣習を続けていくならば、法治国家、三権分立という標榜など取り消すのが当然で、世界中から笑い者なるのも当然だ〕

〔弁護士とは、弁護士職務基本規定にある「真実を尊重し、信義に従い、誠実かつ公正に職務を行う」という精神が求められる。しかし長谷川が法廷で見せた立ち居振る舞いは、その精神とは真逆で弁護士とは到底思えない姿だ。法廷では時折、相手弁護士に対して「うるさい」「黙れ」等の暴言を吐き、裁判長から注意をされても反省もしていない態度は裁判を冒涜している。そのうえ、嘘で塗り固めたような主張を繰り返し平然としている。それが、裁判を知り尽くした長谷川の狡猾な戦術であったようだが、「質問と回答書」(乙59号証)は長谷川が鈴木に度の過ぎる悪知恵を指示した結果、とんでもない虚偽が構築され、これが判決に大きな影響を与えたと思われるが、この乙59号証の中に平成14年3月頃にA氏に呼び出されとあるが、初めて呼び出されたのであればA氏にはよほど大事な話があったはずだが、A氏からの話は一切出ていないのは有り得ないことである。それにA氏は鈴木の携帯電話の番号さえ知らず、でっち上げの話であることは誰にも分かることだ。こんな架空の話を何人もの裁判官全員が騙されるとは日本の法曹界はおしまいだ〕

〔鈴木が、西がA氏から信用されていたのを見ていても、西に利益を2人で折半する話を持ち掛け裏切らせたのは、西に付け入る隙があったからという事なのだろう。鈴木は西の性格も見抜き、西が乗ってきそうな話でたぶらかしたと思う。普通では考えられないほどにA氏からお世話になっておきながら、鈴木の誘いに乗ってしまった西にも呆れるが、手を組んだように西には思わせて、結局は利用するだけ利用して切り捨てた鈴木の企みはあまりに悪質で度を越えている。この事件が世界の隅々にまで拡散すれば、鈴木一族は住む場所がなくなる〕

〔事大主義とは、はっきりとした自分の主張、定見がなく、ただ勢力の強いものにつき従っていくという考え方をいう。裁判官の事大主義的な姿勢は民事の世界で「和解の強要、押し付け」という形で表れてきている。裁判官が和解に拘る(こだわる)理由として、①早く事件を処理したい。②判決文を書きたくない。③困難な判断をしたくない。④和解も判決も1件は1件。⑤単に判決を書くのが面倒。しかし、これらはあまりにも信じられない驚くべき理由だ。何故、裁判官はここまで堕落してしまったのか。何故、裁判所はこうなるまで放置していたのか。国の責任であることは間違いない〕

〔鈴木が株取引で騙し取った約470億円は海外に隠匿され今や1000億円を優に超えていると言われるが、それが税法や外為法等に違反する事は長谷川も認識していたはずだ。そのために「合意書」に基づいた株取引も獲得利益も認めないという事は当然だったろうが、鈴木の犯罪に加担しているに等しく共犯といっても過言ではない。今回の弁護料として裏で鈴木から高額な報酬を貰っているのは間違いない。それに申告していない可能性も非常に高い〕

〔鈴木の証言は偽証ばかりである。言う事が変転している事には呆れ果てるばかりだが、宝林株の購入資金3億円もA氏が出したことを否定して、「株式の買取企業が直接出資した」という主張から「自分の金であった」と言い換え、次には「ワシントングループの河野博昌会長から借りた」などと全く一貫性もなく三転も四転もする信じられなさである。そして大量保有報告書には紀井氏からの資金だと虚偽記載をするとんでもない人間だ。この部分に注目してみても、到底鈴木の主張は信じられるものではない筈なのに、どういう訳か特に追及もされず判決でもウヤムヤになってしまった。全く疑惑だらけで納得など出来る訳がない。この判決は酷すぎる。膨大な読者投稿の中でも1通たりとも正しい判決という評価はないようだ。当然だと思う〕

〔法の解釈、法の運用の最大の表れであるはずの「判決」を避けるという事ほど日本の裁判機構の危うさを象徴しているものはない。情実人事、権力闘争、パワハラ等が蔓延る(はびこる)裁判所に公正を求めても得られるものは絶望だけかも知れない。品田裁判長は和解勧告もせずに判決を書いたが、しかし、その判決もあまりに度の過ぎた誤判で、本当に裁判長を務めるだけの資格があるのかと強い疑いを持たれている。裁判所全体が国民から批判の対象になっている今、早期に機構の改革や裁判官の資質の見直しを図らなければ、日本の法曹界全体の権威が腐敗してしまう〕

〔長谷川は今回のA氏による訴訟だけでなく、親和銀行不正融資事件においても鈴木の弁護を引き受けていた。その裁判では和解に漕ぎ着け判決には執行猶予が付いた。そうした経緯からか、鈴木は長谷川に頭が上がらず、今回の裁判でも長谷川の描いたシナリオ通りに従っていたようだ。そして、結果的に裁判を乗り切る事が出来たので、鈴木に対する長谷川の影響力は絶大になっているはずだ。長谷川が弁護士を辞めてもその関係性は変わらないだろうから、長谷川の責任は大きすぎることは当然自覚しているはずだ。その影響力を駆使して鈴木に罪を償わせるか謝罪して再審するべきだ〕

〔長谷川のような悪徳弁護士にとっては裁判での真偽などどうでもよいのだろうか。報酬の為に虚偽、捏造、誹謗中傷などを繰り返して依頼人の利益という名目で悪質な駆け引きや戦術で滅茶苦茶な審理を進行させても、裁判長から注意される事も咎められる事もないというのは信じられない。裁判所で「勝つ為には手段を選ばず」が通用してしまうのは明らかに本末転倒だ。弁護士が皆、長谷川のような悪徳弁護士とは思わないが、若い将来のある弁護士達が間違っても長谷川の真似をするようでは日本の裁判そのものに対する信用、信頼が完全に失墜する〕

〔裁判所、裁判官のイメージは、①公正、中立、廉直、優秀。②杓子定規で融通は利かないとしても誠実で筋は通す。③市民感覚にはズレがあるとしても概ね正しく、信頼できる。④出世などには拘らない、というもののようだ。一般的にも同意見が多いと思うが、残念ながら実態は違うようだ。公正とか正しいは今や死語となっていて、誠実な裁判官はごく少数で、筋を通す信念を持ち合わせず、上司の顔色ばかりを窺い、出世する事ばかりを考えている裁判官が殆どという。さしづめ品田裁判長はその典型だが、これでは国民、市民の期待に応えられるわけがなく、却って反発を買う。品田はさっさと裁判官を辞めるべきだ〕

〔鈴木は今や海外に1000億円を超える資金を隠し持っていると言われているが、それは全て「合意書」に基づく株取引によって生み出された利益金である。本来なら買い支え資金(経費)や東京オークションハウスへ(西の会社)の手数料等を差し引いた残りを3等分しなければならないはずが、鈴木と西の裏切りにより全ての金は鈴木の手元にある。「合意書」の契約条項として、裏切り行為は取り分無しのペナルティが課せられる。鈴木が騙し取った金は全てA氏の金であり、しかもA氏は鈴木にとって大恩人であるはずだ。鈴木の反逆行為は天に唾する事と同じである〕(以下次号)