鈴木義彦に読者の怒りは爆発(71)

〔今回の株取引においてA氏が出した株の買い支え資金は207億円にも上る。資金が足りなくなると、以前にA氏に世話になり成功した人間が気持ちよく協力してくれた。それだけ「合意書」の契約を真剣に受け止めていたからだろう。鈴木の様な口先だけの人間では無い。鈴木は合意書の契約時に一人熱弁を奮って株取引にかける思いを訴えていたが、それにも拘らず実はその時点ですでにA氏を騙していた。金融庁に提出する宝林株の大量保有報告書に記載する金の出所をA氏ではなく鈴木が今回の株取引の為に個人的に雇った紀井氏名義にしていたからだ。この事を鈴木は故意に報告せず「合意書」を交わしている。この時から既に鈴木による謀略が始まっていたとみれば、西がもっと冷静に鈴木という人間を見極めるべきだった〕(関係者より)

〔裁判官は今回の事件を大いに反省し、しっかりと襟を正すべきだ。裁判の重要性、判決を下す責任の重さ、法律を扱う専門家が「間違った」では済まされないことを肝に銘じるべきだ。原告と被告は真っ向から相反する主張をするのは当然である。自分に都合のよい主張もするだろう。しかし、そんな事は裁判の常識と言えるのだから、裁判官は双方の嘘を見抜く力をもっと付けるべきだ。そうでなければ公正公平な正しい判決など絶対に下せる筈がない。今回の裁判は絶対に再審しなければ世間の眼が許さない〕

〔鈴木は、平気で大事な約束をするが全てが嘘だった。自分の目的の為には後に証拠となる書類も自ら署名押印して相手を安心させるが、驚くことに裁判では全てを否定した。その上、嘘を上塗りし、ある時は弱者を装い、ある時は代理人弁護士の長谷川弁護士と共謀して事件を捏造し、相手を誹謗中傷する。この様にして自分の金欲を優先させ他人を陥れるのだ。この事件以外にも沢山の人間を犠牲にしてのうのうと生きている人間は鈴木の他にはこの世にいないと思う。この様な人間を許しておいては犠牲者が増えるばかりだ〕

〔鈴木が西に近付いた目的は、破綻寸前であったエフアールの資金繰りであったのだろう。西は鈴木から見ればオークションで成功を収めているように見えたのか。既にその時から西を騙し利用する計画を巡らせていたと思う。西の性格を見抜いて、西の心を動かすような言葉を巧みに使いこなし味方に付けて行った。そしてその魔の手はA氏にまで伸びていくことになるが、鈴木にしてみればA氏の財力、人間性、決断力に魅力を感じ、絶対に自分に引き付けて利用しようと企てたに違いない。ここで西の判断が的確であったなら、そしてしっかりとした意思を持っていたなら、A氏を大事件に巻き込まずに済んだであろう。人と人との出会いがここまで人生を左右してしまうというのは何ともやるせない思いだが、それだけ鈴木という人間に対する憎悪も、今後もさらに世界中に拡散するのは当然だ〕

〔鈴木は愛人を10人も作ったり、モナコに数十億円のコンドミニアムを購入するなど、人の金で贅沢三昧をしているらしいが、後ろめたい気持ちにならないのか。青田はというと、日本でやりにくくなったのか海外でも詐欺行為を働いて日本人の評判を落としている。逮捕されても全て金で解決して揉み消しているという。いかんせん日本より海外の方が遥かに賄賂が効くのも事実だ。だが調子に乗っていると、いつか海外から青田逮捕のニュースが報道される日が来る可能性は高い〕

〔FRの天野氏がA氏と内密で面談し、鈴木とFRの全様をA氏に語ったが、すぐに鈴木に知られることになった。これが原因で天野氏と鈴木との関係に亀裂が生じ、天野氏は精神的に鈴木に追い詰められることになった。これはA氏に頼んで強引に同席した西が鈴木に教えたためだと思う。西も、自分の立場ばかりを考える最低の人間だった。天野氏はその事も原因して死を早めたと思う。そして、西は天野氏より8カ月も早く鈴木とのトラブルで自殺に追い込まれたのだった。これは偶然の出来事ではないと思う。鈴木という悪党の人間性が解る出来事だったのではないだろうか〕(取材関係者より)

〔この事件が公平公正に裁かれなかった為に、司法の闇にまで注目が集まる事となった。これまでも幾度となく今回の様な法廷が展開されていたとすれば、誤審や誤判も想像以上の数に上っていたはずだ。これまではさほど大きく扱われる事はなかったが、この鈴木の事件に関してはあまりに看過できない裁判官の判断に疑問を呈し、サイトによる報道により、ここまでの事実が明らかになった。この世間の注目度は裁判所も見過ごす訳にはいかないだろう。鈴木の事件に関わる前代未聞の誤判をきっかけに、日本の司法制度や法曹界全体の意識等の改革を早急に進めるべきだ〕

〔西の自殺と天野氏の不審死が、A氏にとってはこの裁判が敗訴になった大きな原因だと思う。常に鈴木の傍らにいて鈴木と密接な関係だった2人は、鈴木の悪行を知ったままこの世から消えた。天野氏は、FRの創業時から鈴木と共に会社を盛り上げた最大の功労者だった。親和銀行事件の時は、鈴木に代わって多くの債権者との折衝に当たり、FRを守った。鈴木は、そんな天野氏の名前や立場を最後まで利用して自分だけが莫大な資産を手に入れたのだった。西はA氏との間を繋いだ最大の協力者だった。この2人がなくして鈴木の野望が叶う事は絶対に無かった事は間違いない〕

〔鈴木が会社倒産、自己破産、自殺しか考えられなかった窮地をA氏によって救われ、A氏は恩人であるにもかかわらず、計画的かつ卑劣な手段で騙し裏切った。裏切りの手口が際立っている。A氏の信用を得ていた西が籠絡された事が鈴木の謀略に拍車をかけた。西の加担が無ければこれ程まで甚大な被害をA氏は受けていなかったはずだ。それだけに鈴木にしてみれば西を抱き込むことは必須だったはずだ〕

〔西は、鈴木との密約で自分が受け取る予定だった株取引の利益金を全てA氏に書面上で譲渡してから自殺している。鈴木と同様に合意書を反故にしてA氏を裏切っていた西にとっては当然の事であったが、品田裁判長が西との密約など無かったと嘘をついた鈴木を支持し、誤認して判決を下してしまった今の状況では、密約は紙屑同然になってしまっている。しかし、品田裁判長の判断は重大な誤判として世の中に晒されいつまでも非難されることになるだろう〕

〔この裁判の流れを見て、一体誰の為の裁判なのかと疑念を感じた。司法の裏側は陰謀や悪事が渦巻いているのではないかと穿った見方をしてしまう。真実よりも裁判所の事情を優先するのが当たり前になっているとしたら、とんでもない事だ。裁判官は秀才ぞろいという評価が世間にはあるようだが、誰も納得できず理解不能な判決を下す裁判官など、いくら秀才であろうと不要と言わざるを得ない。裁判所の上層部ばかりに神経を配らなければならない裁判官は逆に頭が悪すぎると言いたい〕(以下次号)