鈴木義彦に読者は怒り爆発(67)

〔A氏が、鈴木が隠匿した資金を返せと言っているのは、鈴木が約束を守らず債務の返済を一切せず、合意書に違反して利益分配の権利がなくなっているのに利益を独り占めにしたことに加え、自分の強欲を満たすために数多くの人間を騙し、裏切り、あるいは犠牲にしたことも鈴木を許さない怒りにつながっているからだ。A氏の考えは金だけにあるのではなく、これだけの資金であれば、大変な思いをしている国民の為に使う等のセイフティーネットを作るきっかけになるのではないかと関係者に言っていることからも分かるはずだ。鈴木が様々な人間を犠牲にして、個人で巨額な資金を保有して贅沢三昧に使われる事が許せないのは当然だ。一番に損害を被ったはずのA氏がこのように考えていることが伝わってくると、A氏と鈴木の人間性には天と地ほどの差があると改めて感じることができる。この人間性の差を法廷で裁判官は見抜けなかった、と言うより見ようともしなかった〕(関係者より)

〔鈴木は、A氏が温情により貸金の返済で厳しく追及しなかった部分をよく覚えていて、その部分を自分に有利な方向に利用していることが窺える。それはA氏の大きな器量と男気が充分に発揮されていて、平林弁護士などが「こんなことはあり得ない」と言っている部分なのである。長谷川弁護士も「経験則上、論理上考えられない」と言い、品田裁判長までもが「経済的に不合理」と言っている。それは、大きな器量と深い情を持ち合わせていない人間には理解できない事なのかもしれないが、前後の経緯や背景を知っていれば、理解できるものだ。中立であるはずの裁判官達はそれを検証する努力もせず、自分達の未熟な経験と知識だけで判断している。それは、裁判は公平公正であるべきだという事が解っていないからだ。この様な裁判官達が「法の番人」と言われていて良いはずがない〕

〔鈴木が今現在、幾ら隠匿しているのか正確な事は勿論分からないが、1000億円という具体的な数字が出ている以上、それに近いことは間違いないと思う。しかし、その事実が3年前までは当事者と関係者、裁判所という限られた人達しか知る事はなかったが、今ではサイトの記事で日本だけでなく世界中に拡散して誰もが知るところとなっている。これがどういう事か、世間の人達というのは当然、捜査当局も含まれ、鈴木の関係者や身内だけでなく、その友人知人にも波及しているということだ。おそらく鈴木の友人知人達は、あからさまに言わないかもしれないが、鈴木の身内は肩身が狭い思いをしていると思う。そして事の成り行きをサイトを通して見ていると思う。鈴木は自由に動いているつもりかもしれないが、いずれにしても鈴木の動きにはあらゆる方向から目が光っている事を自覚するべきだ〕

〔判決文を見ると、鈴木が「13枚の約束手形を担保として差し入れ」と記述されているが、A氏が鈴木に融資を始める前に鈴木の代理人である西から「お願い」という書類が差し入れられていた事を裁判官は無視している。「お願い」に記載されている文章を見ればよく解るが、鈴木は、借用書の代用として約手を預けていただけなのだ。鈴木の差し入れた価値のない約手13枚は貸付の担保としての用をなしていない。そして「お願い」という書類には、約手に記載した支払期日の3日前に現金持参で返済すると約束している。鈴木は1回目の返済日からこの約束を反故にしている。この事を裁判官はどのように受け取っているのか。鈴木は西の代理権を全面的に否定しているが、A氏と鈴木の出会いから融資実行に至るまでの経緯を検証すれば、西が代理しなければA氏と鈴木の関係は生まれていなかった事は明らかである。品田裁判長の誤審、誤判はこのことでも認識が大きく歪んでいる事が解る〕(関係者より)

〔鈴木は、和解書作成の時に50億円の他に「社長には大変お世話になっているので、2年以内にあと20億円払います」と自分から言っている。これはA氏も西も当然聞いているし、何人もの関係者が西のテープを聞いている。裁判では鈴木自身が認めず西が証言出来なかった為にウヤムヤにされてしまった。言った、言っていないを後から証明するのは困難だが、鈴木は自分の都合の悪い事は全て「言っていない」と否定している。これは不自然すぎる。そして逆に特に西が言っていないのに「西から聞いた」と責任を押し付けている。責任逃れと責任の押し付けで、鈴木という男は恥を知らない底知れない悪党は世界中探してもいないとつくづく思う〕 

〔品田裁判長が、超高級輸入腕時計とピンクダイヤと絵画の合計7億4000万円の販売委託について無効としてA氏側の請求を認めていないのは、原告側が平成19年4月14日の被告の代理人に対しての返答書に含まれていない事を理由としているが、裁判の途中で請求金額を変更する際にしっかり記載しているものだ。この裁判において被告側の平林弁護士は度々主張の変転を繰り返すミスを犯しているが、品田裁判長は看過して来た。その点、原告側のミスは見逃さない。その不公平さが度が過ぎるため、品田裁判長に対する疑念が膨らむのは当然のことだ〕

〔鈴木はA氏を騙し、株取引に関わる巨額な利益を横領し隠匿するだけでなく、借金の返済でも姑息な手段を使っている。鈴木は以前から借金を返済するに当たり「今なら知人から借りて直ぐ払うが、この先はどうなるかわからない」と言って債務の10%や5%で借金を帳消しにするという悪質な常套手段を使っていたことは側近が何度も見ている。和解協議のあと、代理人となった平林弁護士が「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか。それなら鈴木も直ぐに払うと言っているんで」と打診したようだが、この時A氏はそんな金額の提示をもちろん跳ねつけたようだが、まさにこのやり方が鈴木の手口だ。あまりに強欲で金しか眼中にない鈴木にとっては自慢話になるかもしれないが、聞いている方は間違いなく鈴木を冷酷、非情、非常識と思う。鈴木は男気という言葉をよく使うようだが、お前に男気を求める人はいないが、少しは人間らしくしろと言いたい。いくら金があっても、こんな人間には絶対になりたくない〕

〔平成10年5月28日に鈴木がピンクダイヤと絵画を、委託販売で持ち出す為に「念書」を差し入れている。この日は親和銀行事件で逮捕される3日前だ。A氏から逮捕されると聞かされ狼狽して見せたが、鈴木の狡猾さから言えば当然知っていて計算された言動だったと思う。「念書」は側近の天野氏の名前が予め書かれたものだった。天野氏は何に使われるかも知らされていなかったという。その内容は鈴木に万が一の場合はFRが責任を持つという内容だった。裁判官は何の疑いを持たずにFRの債務として認めた。この日は8000万円の現金を借りている。返済約定日は6月3日になっている。逮捕されること知っていて返済できない事が解っていて書いている。これを見ても「逮捕される」という事を利用した、A氏の情に縋ったやり方だ。鈴木を知っている人間ならば、すぐに猿芝居だと解る言動だが、A氏も、逮捕される人間が1週間で返すことが出来ないことは百も承知だが、何も言わずにいた気遣いくらい分からないのか。お前はそこまでやってもらって、長谷川とここまでやるとは人間としては終わっている。品田裁判長は鈴木の事を善人だとでも思っていたのだろうか。それとも人を見抜く能力がない為なのか、呆れた裁判官だが、判決を下した裁判長という責務からは生涯にわたって許されないことだ〕(関係者より)

〔請求が認められる条件が非常に厳しいと言われる再審請求ですが、それは裁判所としての誤りを認めることになるからではないのか。威厳を保つ事と、新しい事件を1つでも多くしなければならないという裁判所の身勝手な事情でハードルを高くしていると思われる。しかし裁判を取り仕切る裁判官も人間である以上間違いはある。その間違いをそのまま判例とする悪影響は計り知れない。裁判所は間違いを認めるか、あるいは再度審理するべきであると判断するのは「再審」という制度がある以上積極的に活用しなければならない。それによって裁判官に緊張感を与えることになる。裁判所がその行動を示した方が、間違いを認めないことよりもずっと国民の信頼に繋がるはずだ〕

〔品田裁判長は、合意書を無効とした為に、その後の被告の主張を全て採用せざるを得なくなった。それで判決が矛盾だらけになっていることをどうして分からないのか。A氏からの借入金について、A氏と鈴木の間で授受のあった15億円と10億円の合計25億円は鈴木の返済金であるとした。FRが返済したという証拠もなかった。全てを鈴木が株取扱で儲けてA氏に利益を内緒にしている中から払った事は明らかだが、それを認めることは自分で墓穴を掘ることになる。株取引の利益を認めない品田裁判長が全てを独断で決めた事だ。しかし、何故、そんな独断が許されるのか。裁判長としての責任感も矜持も全く感じられない品田はさっさと裁判官を辞めるべきだ〕

〔鈴木は、今回の株取引の真相を知るのはA氏、西、鈴木の3人だけにしたかったと思われる。それでいて、紀井氏や茂庭氏をスカウトした事実はA氏には告げず、西の口も封じた。特にA氏が株に詳しい人物や法律に詳しい人物を関わらせることになれば、自分の計画が思うように進まなくなるため、極端に嫌って、合意書の作成も弁護士に頼むというA氏を思いとどまらせた。その裏で鈴木は自身が自由に動かせる紀井氏や茂庭氏に株の売りやペーパーカンパニーの管理を任せた。このように鈴木の息のかかった人物を利用して思い通りに利益金を隠匿する計画を鈴木は着々と進めていった。度の過ぎた悪徳、詐欺師と言わざるを得ない〕

〔鈴木が唯一法廷に提出した平成11年9月30日付の「確認書」について、流石に品田裁判長も消極的に否定した。ただし、15億円は同年7月から9月の間に返済されたとして曖昧な認定に終始した。その上、15億円の金額の出所に関しては触れていない。また、確認書を認めていないという事は被告が嘘をついている事を認めたことになる。被告の非人間的な言動を見抜く絶好の機会だったが、鈴木に対するそれ以上の追及はなく、その後の判決文で触れることは無かった。品田裁判長の能力の問題ではなく別の事情があったのが真実であれば、品田裁判長はその真実を明らかにする責任と義務がある。それが無いというなら、品田は即刻裁判官を辞めるべきだ〕(以下次号)