鈴木義彦に読者は怒り爆発(65)
〔最近の読者投稿は裁判所の裏側や裁判官の事まで本当によく調べられていますが、単なる一つの事件の誤判に対する反発ではなく、もっと深刻かつ重大な問題として捉えているからと思います。鈴木の事件に対する判決が間違っていると読者は判断しているだけでなく、裁判官が誤った判決を下した背景事情にまで迫っているのです。司法と読者の裁きは相反するものであり司法への抗議の表れと思います。自分とは無関係の事件に対してここまでの意思表示をする事がどういうことか、鈴木、長谷川はもちろん司法に携わる全ての人々は自覚するべきだ〕
〔鈴木が、平成9年10月15日にA氏に差し入れた3億円の借用書を、ピンクダイヤと絵画をA氏に言い値で買って貰ったことと絡めて、鈴木がそれらを購入した時の代金だと支離滅裂な主張をしたことに、裁判官は明確な判定を示さずに、A氏による鈴木への販売委託が無効だとした。鈴木が同商品を平成10年5月28日に販売委託としてA氏から3億4000円で借り出した事と、上代45億円の超高級腕時計を4億円で同じく販売委託と称して持ち出したことに関して、「そもそも、経済的に極めて不合理な行為と言うほかない」とし、「販売価格の決定過程に関する客観的かつ合理的説明はされていない」とした。さらに「販売委託を受けたのはFRであり、鈴木個人ではないと言うべきである」とも認定した。品田裁判長は何を判断基準にしようとしたのか。販売委託した商品の価格が不合理で、合理的説明がされていない事からこの7億4000万円の鈴木の債務を認めないと言っているのか、単に「鈴木個人の債務ではなくFRの債務で鈴木にこの債務を負担する責任がない」と言いたいのかどちらだ。7億4000万円の販売委託価格には不合理さなどなく、鈴木が「興味を持っている顧客がいる」と言って持ち出したもので、鈴木も宝石や高級輸入時計に関しては専門家だという事を裁判官は無視している。念書にあるFRの天野常務のサインは鈴木が予め書かせたもので、天野氏は同席していたわけでもなく、念書を何に使うのかも聞かされていなかった。鈴木が自分勝手に書き足したものだという事は念書を見れば明らではないか。品田裁判官は、それらを総合的に整理して判断をしなくてはいけない立場なのに、全く整理しておらず、経済的不合理とか合理的説明という中途半端な表現をして却って物事を解りにくくしている。そして結局3億円の借用書と商品代金の7億4000万円は、鈴木の債務とは認めなかった。こんな事があって良いのか。品田裁判長は中途半端な表現を使ってA氏側を惑わせて誤魔化した。品田裁判長をそこまで思い込ませたのは何故か。明らかに品田裁判長の判断は異常だ〕(関係者より)
〔第一東京弁護士会(一弁)と同会綱紀委員会が、平林と杉原に対する懲戒請求に関わる一切の情報を開示していないというが、その行為は密室談義と批判されて当然だろう。そうした姿勢が弁護士に関する不祥事根絶の大きな妨げになっている。弁護士の不祥事は綱紀委員会に調査をさせる仕組みになっているが、結果次第では調査自体の信憑性が疑われるだろう。平林と杉原の両弁護士が偽善者であり、鈴木の犯罪行為に関与した事実を暴き、弁護士資格を剥奪しなければならない〕
〔鈴木の事件を取り上げているサイトは複数あるようですが、一年以上も前から読者からの意見が読者投稿というかたちで寄せられています。サイトによっては毎日、しかも1件や2件ではなく10件くらいずつ掲載しています。中には掲載できないような過激なものや、情報を公表できないようなものまで含まれ、実際に寄せられている投稿数は多数に上っているのでその中からピックアップしています。一般的に事件というのは時間の経過とともに話題性がなくなっていくものですが、鈴木の事件に限ってはむしろ時間が経過するにつれて、様々な着目点が見えてきたり、確実に問題が増幅しています。鈴木が動きを見せるか、鈴木が逮捕されるか、再審が始まるか、何らかの進展がない限りはこの勢いはこのまま収まる事はないでしょう〕(取材関係者より)
〔平成14年6月27日に、鈴木はA氏に対して新たな借用書15億円を差し入れている。これは、裁判で平成11年9月30日に「債務を完済した」と主張している事が虚言だという証拠だ。この借用書を作成する数日前にはA氏の鈴木に対する貸付金は40億円を超えていたが、西がA 氏に「今後は株取引の配当金が大きくなるので25億円に減額してやってくれませんか」との依頼に応えて25億円にした。そして27日の当日に鈴木が「西さんに社長への返済分として10億円預けています。」と言い出し、西が渋々認めた事から15億円になった経緯がある。40億円の貸付金を25億円に減額するという事は普通では考えられない事だが、西の「今後は株の配当金が大きくなるので・・・」という言葉に効果があったという事だ。鈴木は後日の為にそういう役目は西に負わせていた。西も鈴木の減額を依頼され、A氏の承諾を取ったものの、当日突然10億円の話を持ち出された。この10億円は合意書を破棄する報酬として鈴木から受け取っていたものだが、鈴木には合意書を破棄したと嘘をついていた。まさかこの場で鈴木が言い出すとは思っていなかったろうが、拒否することも出来ず認めるしかなかったのだ。鈴木は恐るべき人間だ。自分がやられた事はすぐに取り返す手段を講じる抜け目の無い奴だという事が解る。とにかく金に対する執着は人並みではない悪党だ〕
〔鈴木達は「和解書」の契約を覆す為に思案した末、考えついたのが「強迫」と「心裡留保」という虚偽の事由だろう。鈴木はA氏宛ての手紙で「私がした約束は西の脅かしと騙し、紀井の裏切りにより正常な判断を奪われてしたもので、私を拘束するようなものでは有り得ない」として強迫・心裡留保を装う事に余念が無い。西と紀井氏を悪者にする事により、あくまでも鈴木が被害者であるかのように見せようとしている。また鈴木はやり方が非常に卑劣だと言っているが、西と紀井氏が卑劣な行為を行ったという嘘を付く鈴木こそ卑劣な人間だ〕
〔裁判は如何に戦略が大事であるかを思い知らされる事件だと思う。大量の証拠があるから、負ける訳がないから、とA氏の代理人は過信しすぎたのでしょうが、例えば相手の代理人弁護士にどのような癖があるのか、過去にどのような法廷戦術をとってきたのか、また同じように裁判官はどうなのか、という下調べや分析に時間を費やすことをしなかったと思う。逆に鈴木の代理人長谷川弁護士は、その点も抜かりなく徹底して調査したのではないかと思う。この差はあきらかであった。A氏の代理人は先輩弁護士からも「負ける裁判ではない」と言われたらしいが、大事な証拠を全て提出しなかったり、相手の虚偽の主張に対して徹底した反論をしないという決定的な落ち度が敗因を招いてしまったのは間違いない。裁判官の心証を引き寄せる戦術が出来なかったのは痛すぎる〕(関係者より)
〔西が志村化工の事件で逮捕拘留され、保釈された後の平成14年6月20日、A氏と西の間で株取引に関して話し合われ、A氏が合意書締結後、株買支え資金として貸し付けた金額が207億円に達している事を確認し合い、西がA氏に「念書」を差し入れている。裁判官はこれに対して「株取扱合意に基づく分配対象利益の分配が7年以上(平成11年から18年)の間に2回しか行われず、平成18年10月16日の三者会議(和解協議)に至るまでの間に株取扱合意の履行が適正に行われているかどうかについて三者間で協議がもたれなかったというのであるから、一層不自然と言うほかない。これらのことは、株取扱合意が三者間で継続的に効力を生じていたとの原告の主張に対し、根本的な疑義を抱かせる事情と言える」として西の「念書」を認めなかった。裁判官はこの7年間の空白に関しての検証を全くしていない。この7年間、鈴木はA氏と会う事を極力避けるようにして連絡を断った。西も鈴木に依頼されてA氏に嘘の報告をしていた。鈴木はA氏から身を隠して宝林株の利益を勝手に運用して数多くの銘柄を扱っていた事は、紀井氏の証言で明らかになっている。そもそも紀井氏の証言を無視したことが裁判官の誤りだった。そして、香港の事件が起こった事でA氏が紀井氏を通じて鈴木に連絡した。A氏は鈴木と久しぶりに会い、合意書を提示して株取扱合意書に記載している事を確認した。そして3日後に西を交えて協議し、鈴木が60億円の利益金を隠匿している事を認めた。そして和解書を作成したのだ。この時点で、鈴木の隠匿している利益金額は約470億円にも上っていた事も紀井氏の証言で判明していたが鈴木はその事は白状せず60億円と言い切ったが、鈴木が株取扱合意書に基づいた株取引を継続している事は三者間で確認された。品田裁判長はこの事実を認めなければならないだろう。鈴木が裁判で和解書作成時に脅迫と監禁行為があったとして和解書無効を主張したが、それを品田裁判長が事実確認を怠ったための誤審であった事は間違いない。そして鈴木は、株買い支え資金は自分が隠匿している資金を使わず、西を通じてA氏に資金支援依頼をし続け、その金額が207億円になっていた事も間違いのないことだ〕(関係者より)
〔日本の司法制度のなかで控訴審での逆転、一審判決の破棄は少ないとされている。裁判官の定年は65歳とされ、特に定年を前にした高裁の裁判官は、控訴棄却や一審判決を審議無しとすることが通例となっており、楽な処理をする事が常態化しているという。これでは三審制など絵に描いた餅ではないか〕
〔鈴木と長谷川はA氏への誹謗中傷、つまり反社会勢力との強い関わりをでっち上げて主張しているが、それが大きな原因となってA氏への印象が極端に悪くなっていったに違いない。それならばどうしてA氏代理人を務めた利岡の襲撃事件や香港での西の殺人未遂事件に着目しなかったのだろうか。A氏側はこの事件についての主張を詳細にしている筈だ。この二つの事件は鈴木と青田光市の反社との関わりや、香港マフィアと鈴木との黒い繋がり、平林弁護士と反社の総長との関わりなどを証明する役割をするはずだった。A氏に対する根拠のない誹謗中傷と違って、しっかりと裏付けされたものであって、この事実にこそ裁判官は注目しなければならなかった。事件の大事な背景に対しては見て見ぬ振りをし、間違った判断を正当化するための材料を採用するという信じられないやり方である〕
〔鈴木は、借金を返済する時必ず値切ったそうだ。例えば、返済期日が来て相手方に回収を迫られると、「今ならこのくらいは返済できるが、後になると返せるかどうか分からない」と言い訳し、相手方は仕方なく鈴木の言った金額で了解してしまった。多分、高利の利子が上乗せされている事を承知している鈴木の手口だったのだろう。鈴木が返済する金額は借入れた金額の10~5%程度だったとは鈴木の周囲の人間の話だ。全てが事実だとは思えないが、鈴木とはそういう人間だという事が解る。A氏に対しても実際には金利と遅延損害金を含めれば約60億円は超えていたらしいが一番低い金利で計算して40億円に減額していた。それを「今後は株の配当金が大きくなるので25億円に減額してやってください」と西に頼まれ、25億円に減額した。借用書を書く寸前に鈴木が「西に社長への返済金の一部10億円を渡している」と言ったため借用書の額面は15億円になっている。その上、鈴木は「年内に持参するので10億円にしてくれませんか」と言ってA氏の了承を得ている。40億円が25億円になり、25億円が結局10億円になったのだ。10億円は西の債務として残ったが西が自殺した為A氏は回収できなかった。鈴木は西を通じて「株利益配当が大きくなる」と言わせて、40億の借金を10億で済ませたのである。A氏としては株の配当金でカバーできると考えたと思うが、全ては鈴木の嘘だったのだ。鈴木という悪党はこうして人を騙して裏切り続け1000億円と言われる資産をオフショワ地域のプライベートバンクに隠匿している。こんな事は世の中で考えられない事だが現実の話なのだ。これから鈴木の秘密の一つ一つが暴かれていくことになるが、鈴木の今後の出方一つで、A氏は鬼にもなり、仏にもなるだろう〕
〔紀井氏による陳述書と裁判での証言で明らかなように、杉原正芳弁護士が鈴木からの指示を受けて、宝林株の大量保有報告書の名義を勝手に紀井氏にしたのは想像に難くない。紀井氏本人がこの件を問い質す為に杉原弁護士に抗議文を送ったが梨のつぶてだった。大事な事にも拘わらず裁判で品田裁判長が追及しなかったのは、紀井氏の証言を軽視するための伏線だったとしか思えない〕(以下次号)