鈴木義彦に読者は怒り爆発(58)

〔鈴木は、1000億円の資産を隠匿しているという。この資産を今後も誰にも知られずに隠匿し続けることは可能なのか。資産の運用についての一般的な考えでは、優秀な頭脳の持ち主で他人から信頼される人間でなくては無理だと考えるが、鈴木は最も不適当、不適格な人間だ。鈴木はこれから、どうしていくのか、「カネがあれば何でもできる。何でも買える」というのは、ある程度真実かも知れないが、果たして全てがそうとは限らない。鈴木は大きな勘違いをしている事に気が付いていない。自分の力だけで稼いだ資産ではないのだ。100歩譲ってお前の運用の仕方に利があったのかもしれない。しかし、A氏が宝林株の購入資金を出し、株価を買い支える資金を支援してくれたからこそ成し得た事ではないのか。相場師の西田晴夫にしても、A氏の高値誘導の資金が投入されてから宝林株の株価が動き出したから興味を持ち出し、相場に参加したのだ。それがきっかけで、その後も付き合いが続いて鈴木には大きな力になったのだ。FR社の相場での莫大な利益も、A氏の資金と宝林株での儲けがあったからではないのか。また、親和銀行の事件で自由に動けないお前を、西と天野氏が助力したからではないのか。鈴木は、そういうことを謙虚に振り返るべきだ。今は全くその事を忘れている、というか念頭にもなかった。家族や恩人のA氏の事をもっと大切に考えるべきだ〕

〔世の中に、「儲かる仕事があるのに資本がなくて困っている人は沢山いる。だがそれは愚痴でしかない。」と言った偉人がいる。又、その偉人は「その仕事が真に有望で、かつ、その人が真に信用のある人ならば資本が出来ないはずがない。」とも言った。正論だと思うが、世の中には資本も無く、信用もない悪人が莫大な儲けを手に入れることも有るのだ。その人間はあらゆる悪を尽くし、資本を出してくれた恩人を裏切り、家族の迷惑や難儀も顧みず、安穏と生きている。その偉人が今の鈴木の事を見たら何と言うだろうか。「いずれ天罰が下る」とでも言うだろうか。それとも「いずれ成敗される」とでも言うだろうか。日本の近代経済の基礎を創ったその偉人の名は、今書店で一番売れている本のモデルになっている「渋沢栄一」と言う人だ。鈴木、渋沢栄一関連の本を手に取って読んでみろ。今のお前が持っていない「人としての心得」が全て書いてある〕

〔金儲けは悪ではない、大事な事だと思う。大事な人を救おうとしても、お金がないとできない。コロナ禍で困っている医療関係者を助けようとしてもお金が無くては出来ない。お金に色はついていないから汚く儲けても清々しく使う事が出来る。鈴木のように人徳のある人から嘘をついて救ってもらった金を元手にして悪事を働いて儲けた金にも色がついていない。しかし、そんな悪党が隠匿している色のついていない金を「黒」だと判定するのが法律ではないのか。その「法律の番人」が鈴木のような悪人の味方をして誤った判決を下すことがあっていいのか?〕

〔鈴木、お前は子供の頃から正々堂々と戦った事が無いのではないか。多分、強い仲間の影に隠れて、遠くから吠えて、危なくなれば真っ先に逃げていた人間だったと思う。若い頃、そんな奴は周囲が絶対に許さず制裁を加えていた事を思い出す。鈴木は、相手が多勢で、こちらが無勢であれば最初から喧嘩はしなかったタイプではないか。昔は暴走族のリーダーだったと聞いたが、それはウソだ。リーダーの周りでチョロチョロしていた卑怯者だったに違いない。度胸があるなら出てきてお前の意思をはっきり見せてみろ〕

〔鈴木が平成14年12月24日にA氏に支払った10億円について、A氏から金の出所を聞かれた西は、「スイスの投資家を騙して用意した金で、鈴木は身を隠さなければならない」と答えている。明らかに鈴木に洗脳されて株取引の利益と本当のことを言えずに誤魔化した。裁判に提出された「質問と回答書」(乙59号証)の鈴木と長谷川元弁護士のやり取りでは、西がA氏と反社組織との関係を鈴木に話したため、鈴木が家族の身に危険が及ぶことを心配して仕方なく「手切れ金」としてA氏へ払ったと発言した10億円だ。鈴木の言っている事は出鱈目で、自分勝手な嘘をついている〕

〔鈴木は、証人尋問でその時の職業を問われて「外資系投資会社のコンサルタントで生計を立てている」と答えているが、抜け目の無い答え方だ。これは嘘ではないだろう。オフショア地域にある鈴木が実際に用意したペーパーカンパニーは沢山あって、鈴木の名前は何処にも出てこないから何とでも言えただろう。どこまでも用意周到な悪党だが、そんなでたらめがいつまでも通用はしない。ペーパーカンパニーを斡旋したフュージョン社の町田や茂庭進、杉原弁護士だって自白する可能性はあるのだ〕

〔鈴木は、嘘を言っている場合が殆どだが、それを誤魔化そうとその後の証言を二転三転させている。鈴木の代理人弁護士がその発言を悉く翻して鈴木の有利になるように誤魔化している。鈴木に幸いしたのはA氏の代理人弁護士の追及が甘かった事と、何より裁判官が鈴木にとって不利な発言を無視してくれたからだろう。そして、老獪な長谷川元弁護士が全てを飲み込んで、ゴリ押しをしてでも鈴木を擁護した。悪を栄えさせるようなことを弁護士や裁判官がやっていいのか〕

〔ピンクダイヤと、絵画の販売委託については品田裁判長の認定に驚かされた。生き馬の目を抜くと言われる宝石業界や証券業界、金融業界の事件を裁くのは、裁判所に専門的な部門を作るべきだ。例えば、国税庁では宝石業界の法人を査察する担当官は業界人と同じような宝石を見る眼を持っていて10倍のルーペを持ち歩くらしい。そうしないと在庫調査の時に偽物を入れて数合わせをされていても在庫操作を見抜けない。業界側の担当者もかなり強かな人間ばかりだ。業界の慣習を知らない、知識もない裁判官では公平な裁きをするのは絶対無理だ。誤審が増える原因になる〕

〔裁判官の不足は大きな問題であるらしい。それは今に始まった事ではないらしいが、裁判所の旧態依然とした組織に問題があるのだろう。以前、裁判所は人事異動を遅らせてその予算を裏金化して、いろいろな工作費に回していると聞いたことがあるが、そんなことをしている場合ではないだろう。とにかく、早期に組織の改革、制度の改革をしなければ司法試験に合格しても裁判官を目指す人がいなくなり、優秀な裁判官が育たなくなるのではないか〕

〔裁判官の裏にある考えは、認否に対し、反論機会を与えないようにする事らしい。さらに早急に事件処理を切り上げ、自身の事件処理能力における裁判官人事評価を上げることばかりを考えていると言われている。しかし、これは実質職権乱用に当たるらしい。この裁判の場合ではA氏側が、書面で反論したいと述べることが重要だったのだ。それでも裁判官が反論機会を認めなかった場合はさらに異議を述べて調書に残すべきだが、A氏の代理人弁護士は、果たしてこの様な異議申し立てと、反論をしたのだろうか〕

〔品田裁判長は原告の主張を曖昧にし、全体の争点を曖昧にした。これは判決を間違えた大きな原因だと思う。この裁判は、貸金返還請求訴訟にしても争点は明確であり、株取扱に関する合意書も和解書も争点が明確だ。両方ともA氏と鈴木、西の3者が納得して作成したものである。それを鈴木が裁判になって、自分自身の強欲の為に全てを否定しているだけの事だ。その鈴木の否定の理由が正しいか否かを判定するだけの事だが、裁判官が被告の主張に加担するような論理を展開し、辻褄合わせの判定をしたのでは話にならない。裁判所の都合や裁判官の偏った考えで裁判の勝敗が決定することのどこに正義があるのか、公正があるのか〕

〔このサイトを読んでいて、この裁判の品田裁判長は、判決を出す前に、一番大事な事件のプロセスの合理性、相当性を充分検証したのかと疑問に思うところが多い。重要な部分では殆どプロセスを検証せず、自分の偏見というか、不整合な判定を述べている。それは、貸金返還請求訴訟での被告の返済時期、完済と主張した時期、そして訴訟金額との差異、全てが不整合であり不自然である。また、合意書、和解書の無効決定の際にも同様の過ちを犯している。品田裁判長にはこの裁判を被告の勝訴としなければならない事情があったように感じる〕(以下次号)