鈴木義彦に読者は怒り爆発(56)

〔A氏の鈴木に対する全ての行為が窮地に陥っている鈴木を助けてあげようという温情(人情とも同情ともいう)からであることを、裁判官も弁護士も理解していたとはとても思えない。鈴木自身が和解後にA氏に送った2通の手紙にも「過去に大変お世話になった」「男として一目も二目も置く人間には過去にほとんど会ったことが無い等と書いているくらいで、これが何故、青田や平林、長谷川が主張するような全く正反対の評価に変わるのか。西からの紹介というだけでA氏にはリスクが多く、何のメリットもない行為なのだ。普通の人には理解できないかも知れないが、これがA氏の性格なのだ。過去にA氏に窮地を救われ、成功した人が一人や二人ではないという。この成功者の中には今回の事でA氏に資金的な協力した人もいるという。鈴木が生きてきた人生と、A氏が生きて来た人生が違い過ぎた。そして、この裁判の裁判官も鈴木の弁護士もA氏のような人に会った事がなく、他人に情を受けた事がない人間なのだろう。それが、この裁判の行方を誤らせた大きな原因の一つになっているのではないかと思われる〕(取材関係者)

〔鈴木義彦の記事を読んで興味を持ち、ネットで検索したら記事にあるのと同名のモデルがヒットしました。色々調べてみましたが、鈴木の家族(長女)に間違いないということですが、サイトの側で調査して戴けませんか。サイトでは取材済みで承知のことかもしれませんが、お願いします。鈴木のこれだけの悪事を知っていながら、父親に何一つ反発もせず、取材にも沈黙しているとのことですが、この娘はどういう神経をしているのか、大いに疑問があります〕(本誌注:投稿と一緒に送られてきた写真は、間違いなく鈴木の娘久子である)

(写真:鈴木義彦の娘久子)

〔鈴木は、志村化工事件後の西との話し合いの中で、宝林株の購入資金をA氏が出した事や、宝林株が合意書に基づいていた事を認めていた。そして「その清算は終わっているでしょ」とも言っている。ただ、具体的な時期や金額は言っていない。西は自分の配当金の支払い時期と金額に神経が言っていて聞き流すような会話になっている。和解協議の日に鈴木は、「社長には、ここまで大変お世話になったので、西の話は受け入れられないがこの問題を解決するために50億円(西と25億円ずつ)を払います」と言っている。鈴木の舌は何枚あるのかわからない。2枚や3枚どころではないだろう。この時も実際の隠匿利益金約470臆円の事は言わなかった。ただ、西との口論の中で西が「もっと利益が出ている事を証言している人がいる」と言い、鈴木が激しく反論した為、西は紀井の名前を出したが470億円の金額は言わなかった。西に自分なりの思惑があったのだろうと思うが、そこまで言っておきながら何故A氏に470億円の事を言わなかったか。言っていれば、この日の和解は成立せず、3人の協議は決裂していたと思うが、修羅場になっても3人の基本的な話し合いが出来ていたと思う。しかしそれは、A氏以外の2人には都合が悪かったのだろう。そこを考えると鈴木と西の激論は中途半端で、連携は無いがそれぞれに思惑を秘めた猿芝居だったと思わざるを得ない〕

〔和歌山の資産家殺人事件の容疑者が逮捕された。逮捕されたのは元妻だったがこれは誰もが予想できた事だった。証拠がなく証人がいなかった為、検察が慎重になっていて逮捕が遅れたと報道されているが、今日現在取り調べ中で、まだ容疑者の域を出ていない。逮捕のきっかけは「元妻が海外移住を計画している」と週刊誌が報道したことにより和歌山県警が逮捕に踏み切ったと言われている。容疑者は被害者の資産家から月々100万円の金で口説かれ、結婚したらしい。二十歳そこそこの女性にとって100万円は魅力だっただろう。欲を出さなければ楽な生活が出来ただろうに、人間欲を出すと破滅する。欲の為に命まで奪ってしまっては結末がこういうことになる。鈴木はこんなニュースに興味がないと思うが悪事がバレるきっかけとなったのは週刊誌の記事だという事を肝に銘じておくべきだ。サイトは紙媒体や書籍と違い、拡散のスピードが速くスケールも大きい。問題を解決しない限り永久に残り続ける。鈴木に取ってもその内他人事ではなくなるだろう〕

〔志村化工株で西が鈴木に土下座して頼まれ、鈴木を庇って罪を被った。これには鈴木との密約があったからだ。そして、西はおそらくこの事により鈴木を自由に操れると思ったのではないか。しかし、鈴木はそれほど甘い奴ではなかった。西は鈴木にA氏を裏切っている事実を握られている事を忘れていたのか。西こそが金に目が眩んで大きな間違いを起こした。西の刑が決定した以降、鈴木は当然のように手のひらを返した。しかし、ここからが鈴木の強か(したたか)なところだ。約束した利益配当分は支払う素振りを見せ、西を香港に誘い込み殺そうとし、失敗すると青田を使って毎日尾行させ、あの手この手で精神的に追い詰めた。最後の殺し文句は「A氏にお前の裏切りの全てを密告するぞ」という脅しだったことも想像できる。鈴木は自分を守る為には、どんなことも厭わない、稀に見る悪辣非道な輩で、世界広しと言えど他にはいない。コイツだけは許せない〕

〔裁判官は、上場会社の決算時の監査法人による「会計監査」と言うものを知らない様だ。会計帳簿類だけを監査するだけの簡単なものではない。上場会社は一般株主からの預かりものなのだ。経営者の運営に不正があってはならない。少しでも私物化や不正が認められれば上場廃止になる。決算書、経理帳簿全般は勿論、手形帳や銀行通帳等、多岐にわたる資料の開示を求められる。手形帳には連番が印字されていて、欠番があった場合は監査は通らない。発行時に誤記をした場合はその手形は訂正して再使用はせず新たな手形用紙に金額、日付を記載して発行しなければならず、破損した場合は手形番号部分を切り取って手形帳に貼り付けておくか大切に保管しておかなくてはならない。疑わしい事があれば徹底的に究明される。代表者が勝手に発行した痕跡があれば、特別背任で上場廃止になることもある。「簿外債務にしていたので、手形原本は必要なかった」とか前年の監査時は「代表者が拘留中で不在の為、詳しい事は分からない」などという言い訳は絶対に通用しない。従って、前年もA氏は西と天野氏に頼まれて便宜上、手形を一時貸して、監査終了後に回収していたことが証明されている。個人会社ではないのだ。「代表者がいないから分からない」で通用する筈がない事ぐらいは常識なのだ。鈴木の9月30日の主張も検証すれば簡単に嘘だと解ることなのだ。裁判官は会計監査の重要性を「知らなかった」では済まされない。鈴木の嘘が見抜けないようでは裁判官として資格がない〕

〔宝林株800万株は、平成11年5月31日に売買契約が終了し、A氏から借りた3億円で西が決済した。当日は鈴木にペーパーカンパニー3社を斡旋したフュージョン社の町田が立会い、全株を受け取ったというが、何故西が受け取らなかったのか、その事情は不明だ。翌日、金融庁へ大量保有報告書を提出するにあたり、鈴木がペーパーカンパニー3社の常任代理人の杉原正芳弁護士に指示して資金の出所を「紀井義弘からの借入」と偽りの名前を記載させて提出させ、この事は本人の紀井氏には無断でやらせた。紀井氏は平成20年3月頃に事実を知って3月31日付けで杉原弁護士に回答を求めたが、杉原からは一切回答が無かった。裁判で鈴木は、購入資金はA氏からの融資ではないと主張し、証言を三転も四転もさせ、挙句の果てに自己資金だったと主張した。被告人が事件の発端となる事柄の証言を二転三転させることは通常あり得ない。この時点で品田裁判長は、鈴木の主張を却下しなければならなかった。鈴木の記憶違いが通用するはずもなかったのだ。品田裁判長は、この鈴木の嘘を検証もせずやり過ごしてしまった。これは有り得ない事だ〕

〔裁判官は、鈴木と長谷川代理人弁護士が共謀して作成した「質問と回答書」(乙59号証)を見て、なんの疑惑も感じなかったのか。これは、被告人の偽証罪が問われないという法律をフルに利用したものである。嘘と出鱈目の言い放題で、A氏を誹謗中傷し真実を歪曲させ、人道をも外した内容の陳述書である。裁判戦術とは言え、ここまでやっては駄目に決まっている。この陳述書は長谷川と鈴木の犯行を証明するもので裁判官の加担を意味するものだ〕

〔鈴木は、和解協議から約1ケ月半が経過した頃にA氏宛に手紙を書いてきて、「西と紀井が監督官庁に自分の不正を密告して国内に居られなくなった」云々と書いてきて和解内容を再考したいと通告してきたが、A氏に対しては和解書を履行する意思があるように書いていた。手紙は2回に分けて書いてきたが、結局は和解協議を白紙撤回すると通知してきた。ただ、この手紙には脅迫や監禁された事など一切書いていない。つまり、裁判になって強迫や監禁を「後付け」した事は明らかではないか。裁判官は心裡留保として和解書を無効にした。鈴木の手紙も全く読んでいない〕

〔合意書の無効主張、和解書の白紙撤回、A氏への債務完済の作り事、確定日付印がある日の協議と借用書作成の否定。全てが鈴木が仕掛けた茶番である。これは全て鈴木の強欲さが成せる業だ。被告の嘘に、弁護士も裁判官も、A氏さえも翻弄され、全く有り得ない世界に引きずり込まれたように思う。常識では考えられない多額の金銭の貸し借りで、株式投資の現実離れした話や、世界中の租税回避地域を舞台にした1000億円という資産の隠匿。有り得ないような話が現実に起った。この出来事は善悪の世界を超えている。しかし、人間の心を持たない鈴木という人非人、報酬の為には悪事を辞さない弁護士、自分の出世のために魂を売り渡した裁判官がいることは事実であり真実だ。こんな輩を処分する事が正常な世の中に戻すことになる〕

〔平成14年6月27日に、A氏と、鈴木、西の3者が鈴木の債務について改めて協議している。数日前に西が「これから株の利益が大きくなるので現在ある債務40億円(年利15%で計算、鈴木が持参した借用書記載の年利36%、遅延損害金年40%で計算すれば70億円以上になる)を25億円に減額してやってくれませんか」という依頼をして、A氏が「今後、株の利益が大きくなる」という言葉を前提に了承した経緯があった。しかし、この25億円が鈴木の辻褄合わせと合致するのだ。鈴木は減額してもらった事に感謝の意を表している。しかし、この時に何故、裁判で「平成11年9月30日に債務を完済した」と主張していた鈴木が反論しなかったのか。これはこの裁判の真実、裁判官の誤審を証明する重大な場面である。確定日付印がある借用書が存在しているにも拘らず鈴木は、この日の出来事全てを否定し、「西にA氏への返済金の一部10億円を渡したとは言っていない」とか「この日はA氏と会っていない」とまで主張している。裁判資料に当事者の署名捺印があり、確定日付印迄ある証拠を裁判所が無視することは有り得ないだろう。鈴木側と裁判長との癒着と、鈴木の全ての主張が嘘だという事がこの場面に集約されている。裁判官も今さら後戻りが出来なかったのか、嘘で固めるしかなかったと思う。この判決が日本の裁判史上最大の汚点になる事は間違いない。絶対にこのままで終わらせてはいけない。日本の法曹界の汚点として永久に残ることは間違いない〕

〔A氏が鈴木から受け取った金銭は、①平成11年7月30日の15億円 ②平成14年12月24日の10億円の2回だけである。①は、宝林株の株取引の売買利益として西が持参した分。②は同年6月27日に作成した借用書15億円(確定日付印有り)を10億円に減額した分である。A氏が「貸金返還請求訴訟」で請求した金額は、元金で約28億円である。この2回を仮に鈴木の債務返済分だとしても元金との間に3億円の差がある。裁判官は、鈴木が差し入れた平成9年10月15日付の3億円の借用書を何故か認めなかった。この28億円は元金のみの計算で利息も遅延損害も金も含まれていない。そして、FRの債務か、鈴木個人の債務かという審議の結論は中途半端にしたまま、結局、鈴木個人が支払ったことで決着させている。裁判官は、「金に色がついていない」という感覚で金額だけを実際の金額に近づけて中途半端に辻褄を合わせたのだ。裁判官の独断でこんな判決が下されたのだ。有り得ない裁判だ〕

〔第一東京弁護士会の、平林英昭と杉原正芳の両弁護士に対する懲戒請求への対応でいろいろ問題が生じている。申立から6カ月を経過しても弁護士会綱紀委員会が何ら動きを見せなかったことに業を煮やした懲戒請求者が日弁連に抗議をした。すると日弁連の綱紀委員会が正式に弁護士会に対して手続きを迅速に進めるよう指導した、ということがあったのだが、問題はその後も対応が鈍い弁護士会に懲戒請求者の顧問弁護士が関係書面の開示を求めると、弁護士会がようやく平林と杉原の答弁書を送ってきたのだが、何と、申立が起きた直後の昨年6月30日には杉原が、7月2日には平林がそれぞれ答弁書を提出していた事実が判明したのだ。弁護士会は一体どういう積りなのか。両人から答弁書が出れば即刻それを開示して懲戒請求者から意見を求めるというのが弁護士会綱紀委員会としての務めだろう。それとも、答弁書に対する反論も聞かずに懲戒に値するかどうかの結論を出そうとしていたのか。もし、そうであるなら、第一東京弁護士会は手続きの方法を明らかに間違えているし、やり方が余りに傲慢だ。これではどちらの結論を出しても反発を招くのは必至で、特に懲戒請求者にとっては弁護士会の勝手な匙加減で所属弁護士に対する懲戒の是非を判断しているとの疑念が付きまとう。このやり方が第一東京弁護士会では当たり前になっているのなら、即刻改善するべきだ〕(取材関係者より)

〔長谷川元弁護士は、鈴木に関わった弁護士に対して懲戒請求が起きると知ってすぐに弁護士を辞める手続きをしたが、そのやり方に批判が殺到している。長谷川が鈴木の弁護を主導する中で「質問と回答書」(乙59号証)と、平成18年10月13日から同10月23日までの言動を記した書面(乙58号証)が証拠として提出されたが、どちらも鈴木の嘘を正当化させるために弁護士が自ら嘘を重ねる主張を展開させたものだった。しかし、どちらもすでに虚偽の構築であることが判明しており、長谷川の責任は極めて重い。今後、鈴木に対する当局の監視は苛烈になると思われるが、それは、長谷川に取っても自らの首を絞めることになると自覚するべきだ。長谷川は法廷でも孫の自慢をしていたようだが(実際には疎んじられているようだ)、いざ、事態が切迫してからでは本当に家族にも見放されるのではないか。早々に虚偽の構築を認めて自らの責任を果たすことを、勇気がいることかもしれないがしっかり考えるべきだ。そうすることで長谷川に対する世間の評価もガラッと変わるに違いない〕(取材関係者より)(以下次号)