鈴木義彦に読者は怒り爆発(55)

〔A氏は器量が大きすぎて情に厚すぎてある意味、他人に理解できない事があるのではないか。鈴木の弁護士達や裁判官達には信じられない事であったと思う。これほどの貸金がありながら、催促もせず鈴木が親和銀行事件で逮捕されることまで知らせた3日前には、現金8000万円の貸付ほか宝石と絵画、そして保釈直後には高級時計等と、金額にして7億4000万円を販売委託している。弁護士たちはそれを逆手に取って「経験則上理解できない」とか「不自然」という主張を重ね、裁判官も真に受けてしまった。普通の人間では理解できない事だと思う。これらの事を弁護士は悪用し、品田裁判長は自分の思考とかけ離れたことに戸惑い、A氏に対する心証を狂わせてしまったような気がする。こんな人生経験未熟な裁判官に大きな裁判を任せてはいけない〕

〔「質問と回答書」(乙59号証)の鈴木と長谷川元弁護士の質疑応答形式の陳述書は、A氏を反社会的組織と関係があり、その組織の資金で金融業を営んでいると有りもしない事項を捏造して誹謗中傷し裁判官のA氏の心証を悪くすることと、裁判での多くの虚偽を正当化させるため、それに西に対して包括的な委任はしていなかったという全くの虚偽を構築したかったのだと思う。この2点は鈴木が乙59号証で出鱈目の発言を正当化させるための前振りだったのと、特にA氏に対する誹謗中傷は長谷川元弁護士による裁判官へのアピールだったと思う。西は、香港事件以前までは全ての事で鈴木の代理人としてA氏に接していたのは誰が見ていても確かな事だった。手形による貸付に始まり、平成11年7月30日の15億円持参と9月30日の確認書の件等。7月30日に西はA氏への株の配当金5億円と鈴木と自分の債務5億円ずつ計15億円を持参した。鈴木は「そんな事実はない」と全てを否定した。西は、9月30日にFRの決算対策の為に、A氏が借入金の借用書代わりに預かっている手形13枚の預かりと「債務完済」という確認書を便宜上書いてもらうためにA氏を訪れている。鈴木が15億円を返済した事実は無いにもかかわらず、鈴木は9月30日に返済したと主張した。鈴木と長谷川元弁護士は、裁判の時点で西が自殺していた為に、鈴木の好き放題に作り話を展開させている。債務返済は手形も本書と確認書が鈴木の手許にある事で自分の主張を正当化しようとした。西が自殺していて証言できない事を利用して無かったことにしたのだった。鈴木も長谷川も卑劣極まりない手段を使っている。裁判を冒涜しているにも程がある〕

〔弁護士という職業は、一部の悪徳弁護士を除き、一般人からは尊敬され、信用され一目置かれている。人権上、刑事事件の犯人を弁護しなければならず、つらい立場に立つことも有るがそれはそれで大義があると理解しているが、人間関係が争点となる民事事件は、「騙したか騙されたか」「盗んだか盗まれたか」という分かりやすい事件を裁く裁判である。「騙しても仕方がない理由」は認められないし、「盗んでも仕方がない理由」も認められない。「騙された側が敗訴」したり、「盗まれた側が敗訴」することは、余程の事がない限りあり得ない。この裁判の裁判官は、あり得ない判決を下した。A氏と鈴木が知り合った時からA氏が鈴木に何をしてやったか、鈴木はA氏に何をしてもらったか。鈴木に一分の言い分もないではないか。にもかかわらず裁判官は原告敗訴とした。誰が聞いてもおかし過ぎるだろう〕

〔このサイトを読んでつくづく日本の役所組織は複雑で役人は出世欲が強く、無責任だなと感じた。特に裁判所は酷い。三権分立の中で一番厳格な印象があったが見事に裏切られた。ネットで検索すると裁判所を批判する書物が沢山出版されていて、元エリート裁判官や元裁判官で現役の弁護士等の著書が多い事に驚いた。元裁判官が書いているだけにリアルな表現が多く、興味深く読んだ。それにしてもガッカリすることが多かった。今回の裁判がこのサイトで連載されている記事を読んで品田裁判長をはじめ、高裁も含めて6人の裁判官に大いに不信感を持っていたが、裁判所に関する本を読んで裁判所の実態と裁判官の考え方が分かって裁判官への不信が「確信」に変わった。これでは、日本は何があっても仕様がない国だなと余計にがっかりした。早く改革しないと大変な事になるような気がしている〕

〔鈴木の二重人格、三重人格に見える言動は全て計算づくの芝居だと思う。そういう点では綿密に計算している。生まれつきの詐欺師の素質がある。詐欺師にもいろんなパターンがある事に気が付いた。西のように第一印象が抜群で、語学にも堪能で、洋服のセンスがよくお洒落なタイプと、鈴木のようにあまり口数が少なく見えて実直そうで不器用そうな強面タイプ。この詐欺師同士が共謀してA氏を騙した。特に西は、A氏とは20年以上の付き合いがあり、弟のようにかわいがられていたという。A氏に近づく他人には厳しいが自分は大口を叩くだけで成果を上げた事がなく、A氏からの支援だけで生きてきたダラシない男だったようだ。そして鈴木の出現によって西の詐欺心にも火が付いたようだ。西は付き合いが長い分、A氏の性格を知り尽くしていた。鈴木にも指南しながら、鈴木の苦手な点は全て自分がA氏に取り入り、潤滑油の役割を果たしながら2人共私欲に取りつかれて大罪を犯した。西は自分の肝の小ささに耐え切れず自殺したが、図太い鈴木は西の自殺を悪用してA氏を裏切って国内外に1000億円以上と言われる隠し財産を築いた。その元金は全てA氏からの融資だ。元金返済はもとより約束した利益配当もせず、自分一人で儲けた顔をして悠々と生きているらしい。いずれは全ての悪事が露見して、騙して隠匿している資産も没収されることになるだろうが、A氏にだけは詫びを入れろ。そうすれば生きる方法が見つかるかもしれない。今のままでは家族や身内もろとも破滅の道しかない〕

〔鈴木、お前は脅迫された、監禁されたと言って自分を正当化するのが得意の様だが、そんな事ばかりしていると「親の因果が子に報う」と言う諺があるように、お前の悪業のしっぺ返しが子孫に行くことになる。因果応報、お前に利用されたまま不幸な暮らしをしている人達がこのままでは済まさないだろう。このサイトを見て改めて恨みを募らせている事を覚悟する事だ。自分が背負うのは自業自得だが、罪のない家族がお前の罪を背負うことを鈴木は考えたことが無いのか〕

〔西は、鈴木から言われて「FEAM」という会社を設立した。設立から運営に至る費用は全額がA氏の負担だった。この会社は投資のコンサルタント業のような会社だったが、結局は鈴木の為に作った会社だった。鈴木は、この会社で自分専用の運転手と車(ベンツ)を用意させ、高額な給料も負担させそのうえ実父に60万円、愛人に50万円の給料まで支給させていたという。後日に株取引の利益から清算するからと言われて、鈴木の言うとおりに金を負担した。しかし後日の清算をしなかったのは鈴木の常套手段だ。西もA氏の資金だとは言え何故これほどの我儘をさせたのか。何か鈴木に弱味でも握られたのか。そうでなければあり得ない。そして、当時親和銀行事件で拘留中だったFRの大石専務の妻に対して5000万円もの金を渡した。それは鈴木が大石氏への「口止め料」だと言っていたそうだ。大石氏は有罪が決まり執行猶予中に突然の事故で亡くなっているが、天野氏の死は周囲から鈴木が関与しているのではないかという疑いが強く持たれている。どちらにしても大石氏や天野氏の死で鈴木の秘密がまた一つ表沙汰にならなかったことは事実だった〕(関係者より)

〔鈴木と西は、A氏の支援によって宝林株の購入は成功させたが、その後の約1カ月の間は何も成果を上げられなかった。要するに、宝林株を高値誘導する資金が調達できなかったのである。自分達では何もできない事に気が付いて再度A氏に支援依頼をした。A氏は余りにも虫のいい依頼に疑念を持ったが二人の再起に賭ける熱意を信じて株価を高値誘導または株価を下落させないように買支えする時の資金協力を承諾した。そのおかげで、株価が動き出し、有名な相場師の西田晴夫も協力したことで株価が上昇し始めたのである。鈴木はこの原点を無視して、自分一人で儲けたと言っているのだ。最初からの経緯は、自殺した西も、FRの天野氏も勿論知っていた事だ。鈴木のような狡い奴は見たことがない。今までの不義理を詫びて不公平なく利益分配しても1000億円あればA氏への大恩に報いることと約束を守ることは当然のことだ。本来、鈴木の取り分は無しであるはずだ〕

〔裁判官は、鈴木が借り入れていた債務はFRであって個人の債務ではないと述べたが、この裁判官は、上場会社の代表取締役が勝手に約束手形を発行したり、借用書に署名したりすることが背任行為になる事を知らないのか。鈴木の場合は、会社の資金繰りだけではなく、個人で流用することも多かった。それにもかかわらず、債務者が会社だの個人だのを判じる前に鈴木の代表取締役としての行為を犯罪だと断じるべきではないのか。FRが鈴木を告訴すれば特別背任罪が成立していたはずだ。これは、この裁判と関係ない行為ではなく、鈴木という人間の本質を知る重要なポイントだ〕(関係者より)

〔西と鈴木は、平成11年7月から宝林株で利益が出始めた以降、鈴木は株売買で独り占めした巨額の資金を、西はA氏から買支え資金名目で出してもらった莫大な金額を自由に使って贅沢三昧をしていたのだろう。とんでもない奴らだ。西は豪邸を愛人にプレゼントし、自分の妻にも銀座に店を持たせ、妻の実家がある秋田に地元の人が「迎賓館」と呼ぶような御殿を建てていた。鈴木も同様に好き勝手をしていたようだ。そして、平気でA氏の前に顔を出していたのだ。理解しがたい神経をしている。詐欺師といえども、人間としての情は少しはあるはずだと思うが、鈴木の場合には全く感じられない。大石氏や天野氏という2人の側近も犠牲にされたに等しい〕(以下次号)