鈴木義彦に読者は怒り爆発(54)
〔鈴木は、親和銀行事件で100億円以上と言われる莫大な金額を不正に融資させた。この時の損害賠償に係る和解金約17億円はA氏を騙して独り占めしている株取引の利益を横領して払っている。鈴木は懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を下されたが、犯した罪の割には量刑が軽すぎた。鈴木は「100億円の刑事事件でもこれぐらいで済むのか」と裁判所を甘く見てしまった。この裁判所の判断が鈴木を調子に乗らせてしまった可能性は高い。度重なる裁判所の失態が悪人をのさばらせることになったのだ。裁判所、裁判官は反省だけでは済まされない〕
〔相場師と言うと、いつの時代でも詐欺師的に言われることが多く。悪党だと認識している一般人が多いと思うが、それは間違いだと思う。株取扱の経験と情報力、そして投資家からの信用と資金力が揃っていないと相場は張れない。欲深い投資家たちを相手に相場を予想する。儲かれば神様だし、負ければ詐欺師と言われる。板子一枚、表は天国、裏は地獄の鉄火場人生だ。度胸が無ければ無理な世界だが、人間の道理は忘れてはいけない。鈴木という男は、詐欺師と呼ばれても相場師と呼ばれることは無い。それは、人間の道理というものを微塵も持ち合わせていないからだ。元手も買支え資金も他人に出してもらえれば素人でも儲けられると思う。損失を出しても賠償することもなく、儲けが出れば配当金を貰える。そんな旨い商売がどこにあるのか。ところが、損失を出しても賠償せず、儲けは自分が独り占めという事を実践して今や1000億円以上という資産を隠し持って、金主に一銭も払っていないのが鈴木だ。今現在も行方を晦まし、ネットサイトに追跡されている最中である。本人がこのまま隠れているならば、家族が取材攻勢を受け、間もなく家族全員の顔写真が掲載されることになるだろう。鈴木は家族共々、金主の所へ行って謝罪して約束通りに債務を返済して、利益配当金を支払うのが人の道ではないのか。本当にお前は取り分一切なしだ。合意書をよく見てみろ。このまま逃げ切れるものではない。何故ならば、何千万という世間の眼からは逃げられないし、一人では生きていけないからだ〕(関係者より)
〔1000億円という規模の資産を運用している個人投資家は稀らしい。オフショア地域のペーパーカンパニー名義で国内の株式投資をすれば資金の流れが全く解らないというのが事実らしい。ましてプライベートバンクの口座に隠匿していれば追及は難しいと言われる。このスキームを暴露する方策は無いのだろうか。日本は、消費税を始めとして各種の税を増税して国民に負担を強いている。それにもかかわらず、国外に資産を蓄えている富裕層には甘いというかおざなりだ。何故なのか。これでは格差が広がるばかりで矛盾だらけだ。パナマ文書が世界を騒がしたが、日本は一時的にマスコミが騒いだだけで、その後はあまり話題にならない。日本の大企業や経営者の名前もリストに載ったがそれだけで終わった。リストアップされた法人やその経営者の資産を追及する事は日本の経済に大きく影響するらしい。テレビ番組のスポンサーは無くなり、新聞、雑誌も広告収入に影響して、マスメディアは経営困難になる。NHKが、かろうじて何回かの特集番組を組んだが、後が続かない。鈴木の1000億円を含めて、オフショア地域に蓄えられている日本人の莫大な資産が国策に守られているのだとしたら、多くの国民が声を挙げるべきだ。国の政治が清廉潔白だけでは成り立たない事は承知しているが、一部の富裕層だけが優遇されているのは納得がいかない〕
〔親和銀行事件で鈴木は共謀していた総会屋と暴力団大幹部を最終的に裏切ったらしいが、よく生きていられたと思う。おそらく、その世界に顔が利く親和銀行の顧問弁護士に就任していた故田中森一弁護士に仲介を頼み、彼らに手を引かせたのだろうが、余程の金額を要求されたと思う。田中弁護士も「悪の守り神」と言われた大物だ、無償では動かない。紹介された西とも裏で通じていたと思う。コイツらは金の為なら敵も味方も関係なく、何でもありの悪党達だ〕
〔鈴木が、ピンクダイヤとボナールの絵画を言い値でA氏に買って貰った時に、「絵画は後でお持ちします」と言った事に、裁判官は不自然さと、違和感を覚えなかったのか。宝石や高級時計の委託販売価格を「整合性がない」とか「不自然だ」と言っていながら、3億円で買って貰った商品の一方を持ってこなかった鈴木を不審に思わなかったのか。これは、様々な金銭のやり取りをしている中で鈴木が、どさくさに紛れて誤魔化した行為だったのだ。それを証拠に後日になっても鈴木はこの絵画を持ってこなかった。この頃から鈴木の詐欺行為が始まっていた証拠だ。宝石業界の事が無知ならばこの件も「あり得ない事」として何故質問しなかったのか。しかも鈴木はダイヤとボナールの絵画を預託販売と称して持ち出し、代金決済もせず、返却もしていない。何故これを明らかに詐欺行為だと断定しなかったのか。この2点の債務者はFRか、鈴木個人かという論点以前の問題だ。裁判官の判断には全く一貫性がない〕
〔A氏の会社には毎日数多くの来客者の訪問があり、中には株式投資をしている人もいる。そんな中で証券業界に精通している人間から「鈴木や西が派手に相場を動かしていて、相当の儲けを上げている。その金主はA社長だという噂ですが、私にも融資してもらえませんか」と言う人がいた。A氏は何のことか分からず西に確認したが「証券業界の単なる噂に過ぎません」と惚けていたらしい。和解書を交わした後に支払約束を反故にして行方をくらました鈴木の言動に疑問を持ったA氏は、FR当時の内部情報を聞くために重役である天野氏に面談を申し込んだ。この時点までA氏は天野氏には商取引で一度も会った事が無かったという。天野氏は会う事を承諾したが、鈴木には絶対内緒にするという約束で会う事を承諾した。それを聞きつけた西が「是非、同席させて欲しい」とA氏に頼んで同席することになった。天野氏は「FRが何とか存続しているのは社長のお陰です。有難うございます」と日頃の礼を言った。そしてFRの状況や、鈴木の株取扱の件について自分の把握している事を忌憚なく語った。それによると株取引について「500億ぐらいの利益は上がっている事」と、「その資金はA社長から預かっている」と鈴木が言っている事等、大事な真実を語っている。その内容は録音テープに残っているようだ。しかし、この日の面談はすぐに鈴木に知れることになり、天野氏は「A社長とは二度と会うな」と鈴木から激しく叱責されたらしい。この日以降、鈴木と天野氏の関係は険悪になり、天野氏の不可解な自殺につながったと思われる。A氏との面談を鈴木にリークしたのは西以外にはいない。コイツは最低の性格をしている。A氏は天野氏の話を聞いた後に、交渉の代理人に就いた平林弁護士に事実を指摘した。こうした経緯が判決には全く反映されていない。本当におかし過ぎる〕
〔西が志村化工事件で有罪が決定した後の鈴木の豹変には驚く。以前にもA氏に土下座して「この御恩は一生忘れません」と言った事があったが、西への対応も酷すぎる。人間ここまで平気で手の平を返すことが出来るのか。ある意味、見事と言うしかない。西はおそらく腸(はらわた)が煮えくり返っていただろうが、約束した配当金支払いの件があるので我慢したのだろう。鈴木という悪人は常に主導権が自分にある時はこういう言動をするのだ。狡猾な奴だ。しかし、西もA氏を裏切りながら自分の欲を優先している。この2人は人でなしだという事に変わりがない〕
〔鈴木は、平成10年のFR の決算時の会計監査は拘留中の自分に代わって天野氏と西の努力とA氏の協力によって切り抜けたが、平成11年の決算も、何としても切り抜けて上場廃止だけは避けなければならなかった。そこで思いついたのが、西を利用して「便宜上」という理由を付けて手形原本と「債権債務はない」と記した確認書を手に入れることだった。A氏は、そこまですることに不審感を持ったが、西が「便宜上の書類」という事を記載した「確認書」をA氏に差し入れることで承諾した。鈴木は、裁判で平成11年9月30日に西に15億円を持たせて債務を完済して手形原本と確認書を受け取ったと主張した。ここまでやるか。債務額は15億円ではなく28億円だった筈だが、何故15億円で完済と言うのか。鈴木は、西が「株取引の利益」と言って15億円をA氏の会社に持参した7月30日と勝手に入れ替えて嘘の主張をした。辻褄が合っていないが、裁判官は鈴木を追及しなかった。万事がこの様な不可解で矛盾だらけの形で裁判が進められたのだ〕
〔鈴木は、宝林株の購入資金についても裁判で二転、三転させている。最後には「自己資金を買主の会社に貸し付けた」と主張した。裁判官は二転三転する鈴木の主張に違和感を持たなかったのか。親和銀行事件で逮捕される前の鈴木の状況は自己資金を持っている状況でなかったことは誰もが知っている。直前にA氏に借りた現金の少しは愛人に預けていたらしいが、宝石類を金融屋で現金化し、拘留中のFRの資金繰りに使った。裁判官は事件の背景を悉く無視している。こんな裁判官が日本には沢山いるらしいが、国はこれからどうしていくのか。コロナ禍対策も目途が付かないが、国家の課題も多すぎる〕
〔西が、A氏と鈴木の間の事柄が潤滑に行われるためにその時々にA氏に書類を差し入れているが、鈴木は「西が勝手にやった事」として自分の責任を逃れている。たとえ、委任状を書いていなくても、その言い分は通用しない。
しかし、裁判官は西の残している多くの資料を全く採用していない。それはどういうことなのか。公平であるはずの裁判官が、西が自分に万が一の事が起きた時の為に書き残した重要な書類を全く採用していない事に違和感を持つ。裁判とは、死人に口なしとして処理するものなのか〕
〔西は、宝林株の購入資金をA氏に頼み、承諾されてから1人で必死に頑張った様だ。鈴木が親和銀行事件の執行猶予中であることを気使い、極力鈴木を裏方の仕事に回し、目立たないように立ち回らせた。しかし、鈴木は裏に回りながら僅かに残っている自分の人脈のフュージョン社の町田、証券マンの紀井、元山一証券の海外責任者だった茂庭に声を掛けて着々と準備をしていた。合意書を締結することでA氏に買支え資金の支援を得て、宝林株の株価の高値誘導に成功し、順調に滑り出した。そして裏方に回って準備していたスタッフのこともA氏に報告せず、オフショア地域に購入したペーパーカンパニーを受け皿として宝林株で挙げた利益を海外に運んだ。それは、鈴木が1人で出来た事ではなく、合意書通りそれぞれの役割を果たした結果だった。ところが、西と鈴木は宝林株が一段落した時にA氏に報告せず、A氏を蚊帳の外に置いてしまった。買い支え資金という経費を差し引いても約100億円の純利益があったはずだ。A氏はこの事を一切知らなかったのである。1人約30億円の配当利益だ。西と鈴木はこの時に心変わりがしたのか、鈴木の最初からの計画だったのか。2人は合意書を破棄してA氏の権利を剥奪しようと計画した。鈴木は宝林株の利益を流用し、A氏に内緒で次々と銘柄を購入し、相場師の西田らにも声を掛け、FRを舞台に仕手戦を仕掛け、莫大な利益を上げて行ってオフショア地域に運んで隠匿して行った。その資産が今や1000億円以上に達していると言われている。A氏には一切の配当をせず連絡もしない。この鈴木義彦という人間は許しておけない。このままでは、間違いなく大事件に発展する〕
〔鈴木は、「貸金の二重請求をされた」とか、「いう事を聞かないと殺されると西が言っていた」とか、「反社の大物と一緒に撮った写真を事務所の上に飾っていた」とか、まあ口から出まかせをよく言える。サイトに掲載された写真を見ると一見、強面で男っぽくて肚が据わっているように見えるが、全く違うようだ。噂によると愛人が10人ぐらいいて豪華なマンションに住んでいて、一時はモナコには豪華な別荘も所有し、F1のスポンサーにもなる話があったようだが、せいぜい目立って世界中のセレブの注目を浴びるがいい。人生長いようで短いという。今のうちに好きなように生きて、地獄に堕ちろ。但し、地獄に堕ちる前にカネはA氏に返すのを忘れるな〕(以下次号)