鈴木義彦に読者は怒り爆発(43)

〔先日終了したテレビ番組、大河ドラマの「麒麟が来る」は、明智光秀という戦国時代の武将をモデルにしていた。歴史物語なので真偽のほどは解らないが、一般的に明智光秀は「三日天下」と嘲られ(あざけられ)、主君である織田信長を裏切り、騙し討ちにした大悪人として現代に伝えられている。しかし、時は戦国であったから「何でもあり」の時代であったとも言えるが、主君と言えば親よりも大事で忠義を尽くさなければならない時代であった。その主君を裏切って焼き討ちにしてしまった事は、この時代においても世の中から非難され、軽蔑された。そして、その人間を討ち果たし、主君の敵を討った豊臣秀吉が英雄となり、天下を治めることになるのだが、光秀は逃げる途中で鎧泥棒の雑兵に首を切られて死んだと言われている。時代の風雲児の死に様としては惨めな最期だった。この「何でもあり」の時代でも「裏切り」は人間として一番やってはいけない事として歴史上に「大悪党」としての名が残る。鈴木は明智光秀と比べるほどの人間ではないが、このままの態度を取り続けるならば、恩人を裏切ったという事で同等の扱いを受けなくてはならない。どんな理由や事情があったとしても絶対許されない事だという事を自覚するべきだ。このままでは鈴木家は未来永劫にわたって罪業が永久に残ることは当然だ〕

〔最近では鈴木同様、青田光市や長谷川元弁護士もインターネットで名前を検索すると簡単に情報が出るようになった。青田は「タイで逮捕」「反社を使い乗っ取り」と見出しが出てサイトに繋がる。長谷川は「弁護士バッジを外しても長谷川の罪は消えない」と出て、やはりサイトに繋がる。この様に日毎にこの連中の悪行がどんどん世間の目に留まるようになる一方である。これは大変なことだと本人達は自覚しているのだろうか。情報だけではなく画像も出ている。青田に至っては鈴木の隣に写真が出ていた。ここまでの悪行と写真が晒されるとは、ネット社会は鈴木の様な罪を逃れて世間の反感を買う人間とそれに加担した人間にとっては改めて恐ろしい世界だと思う〕

〔鈴木は、西を上手く利用しながらA氏に適当に報告させ、自分はA氏に対して報告もしなかったが、西に知られたくない時には一人でA氏を訪ね秘密にしてもらっていた。自分の欲に凝り固まって他の分別が出来なかったのだ。この時にA氏に中間報告をして、今後の方針を相談していたならば、今までの恩の一部でも返せたはずだ。金という魔物は、人間の思考を完全に奪ってしまうもののようだが、宝林株に関わる大量保有報告書に資金の出所でA氏の名を消し紀井氏の名を無断で使い虚偽記載したように、鈴木には最初から計算づくの事だったと思われる。そうであればこいつは大悪党というより人間ではない〕

〔鈴木は、「現実は思い通りにならない、人の心はうつろいやすい」という事を知らないのか。鈴木の周辺には青田を始め国内外を含めるとそれなりの人間がいるだろうが、全員が金で繋がっている間柄だ。その人間達は何時、心変わりをするか分からない。心変わりした人間を一々排除していると今度は自分の身が危うくなる。そんな人間関係の中でお前は何をしようとしているのか。お前も含めて疑心暗鬼の環境の中では、当然、信頼関係も生まれない。全員が戦々恐々としているのではないか。その事は、今まで他人を騙し続けて来たお前が一番分かっているだろう。そんな連中からの情報の殆どはお前を陥れる為の策略だと思え。お前には本当の味方は一人もいない〕

〔裁判官は合意書を無効にした理由の一つに「役割分担や期間、収支に伴う事務処理的な手続きの細目等が明示されておらず余りに無限定」としているが、個人単位での約束事に事務処理的な手続きの細目など必要ない。しかも役割分担は明記こそされていないがA氏が株取得と買い支えの資金協力をしていたのは揺るがず、西は銘柄に関する事と仲介役、そして鈴木は株の売却と利益管理を担っていた。もっとも実際に株の売却を実行していたのは鈴木の側近である紀井氏であったが、しっかりと役割はそれぞれが自覚し行われていた。個人単位で交わした合意書に対して細部に渡った決め事が明記されていないからと言って全て無効にされるのは納得出来るものではない。裁判官が目指す結審に邪魔なものは全て排除する判断をしていたとしか思えない〕(関係者より)

〔裁判官はなぜここまで合意書と和解書を全面的に否定したのか分からない。言い方を変えれば合意書と和解書を否定するために裁判を進めていたようにも思えてくるのは思い込みすぎだろうか。合意書を作成した平成11年7月から和解書作成の平成18年10月までの約7年の間に宝林株ほかの株取引で巨額の利益を得た事実は株取引で一任されていた紀井氏が全て証言している。これは重要な証拠となる筈であった。そして、その時の様子を西がレポートで書き記している。A氏以外の第三者の証言があるのにも拘わらず採用せず、逆に鈴木本人や鈴木を勝たせようとする長谷川の矛盾や疑問だらけの後付けの主張を採用し、判決に繋げるとはあまりにも無理があり矛盾もしているから誰も納得出来るものではない。証拠証言のレベルが違い過ぎるのは一目瞭然だ。これは裁判官としての資質や倫理観に欠ける判断だったと言わざるを得ない〕

〔鈴木は、A氏と株取引を無関係にする為に合意書をどうしても破棄させたかった。そして合意書を破棄させる為の報酬として西に10億円を数回に分けて渡していた。しかしA氏の前で突然、返済金の一部10億円を西に渡していると言い出した。流石に西も驚いただろうが、合意書破棄の為の報酬と言う訳にはいかず、A氏に10億円を受け取ったことだけは認めた。A氏は鈴木に何故その事を最低でも電話で伝えて来なかったのか、と当然の事を問いただすと「すみません」と下を向いていたという。一連の流れを読んで、この場面を振り返ると、2人の態度が明らかにおかしい事が分かるが、その時は第三者でも見抜けなかっただろう。そして後の裁判では呆れた事に、今度は西が宝林株の件で話を纏めた事への礼金だと証言したらしい。あくまでもA氏とは無関係を装う証言を徹底しているのは、長谷川の緻密な戦略だったのだろうが、この事に限らず、全ての裏切りに大恩人のA氏に対してここまでのやり方を指南され躊躇する気持ちは鈴木にはなかったのだろうか。良心の欠片もない長谷川と鈴木の冷酷な心理状態が恐ろしい〕

〔ここまで虚偽の主張が通る裁判があって良いのか。そしてその嘘から下された判決を黙って受け入れろと言うのか。有り得ないことだ。鈴木の嘘と長谷川の悪質な手口、裁判官の判断ミスなど、こんな滅茶苦茶で不合理で矛盾だらけの裁判は時間の無駄としか言いようがない。証言調書に書かれていることを検証したと装い、その通りに認定しても上級審で批判されないだろうと、そんな安易な感覚で判決を書いているのではと疑われるようなことは、裁判官として絶対にやってはいけない〕(関係者より)

〔鈴木は「儲かりさえすれば何をしてもいい」という考えが心を占めているのではないか。しかし、そういう考えでは結局は自分が駄目になる。「営利の追求や資本の蓄積は道義に適った形で行われてこそ価値がある」と言われている。綺麗ごとかもしれないが、人間の日常は仕事にしても営利目的である事が多い。清廉潔白では成し得ない事も多い、清濁併せ飲みながら悪戦苦闘して得た利益には格別のものがあるが、それが、他人を騙して得た利益であれば、それは悪銭となり何時か自分もその報いを受けて騙され大損する。それが、因果応報というものだと言われている。鈴木がこのまま順調に生きられるはずはない。順調でなくなった時に大きな後悔をすることになる。今が大事だという事に全く気が付いていない〕

〔鈴木は西から、あらぬ嫌疑をかけられてその証拠を捜査機関に提出すると仄めかされ、社会的に抹殺されるのを恐れた事を和解書に署名した理由の一つに挙げている。どこまで自分は弱い立場の被害者だと主張するつもりなのか。鈴木を良く知らない裁判官以外は誰も信じない。そしてそのような考えが浮かぶのは、鈴木自身が人にあらぬ嫌疑をかけ、証拠を捜査機関に提出すると仄めかし、社会的に抹殺するぞと脅したことがあるからだろう。鈴木は社会的に抹殺されるというが、親和銀行事件で逮捕され有罪判決を受けた過去があるから、嫌疑をかけられたくらいで、どうとでもないことは分かっているはずだ。しかも自分に非が無ければ何をされても堂々としていれば良いことであるから、それが理由にはならないことは明らかだ〕

〔合意書について思うのは、「生き馬の眼を抜く」と言われる証券業界で株の売買をしていくという事は、相当な株の知識と人間関係と資金力がなければ不可能だと思う。裁判官は、それを承知で合意書の記載事項を検証したのだろうか。無効にする理由として「余りにも無限定」と言う発言があったが、取り扱う株の銘柄を「限定」していては売買するにあたって「儲ける機会」を逸してしまうのではないか。「3人の役割分担が明確でない」とも言っているが、A氏、西、鈴木のその時の状況を検証すれば誰がどの部分を担当するかは明確ではなかったか。そして、値動きの激しい株を取り扱った時は即断しなければならないので一々協議をする時間は無い。合意書無効は、裁判官の無知からくる言いがかりに過ぎない。「株取扱合意書」は間違いなく有効であり、鈴木の主張は間違いなく嘘だ。そして裁判官の判断は誤判だ〕(以下次号)