鈴木義彦に読者は怒り爆発(31)

〔今回の裁判は一番の鍵となる「合意書」の有効性を裁判官が認め無かったことに端を発している。西が株取引の詳細を記したレポートや紀井氏が株取引の利益明細を具体的にまとめた「確認書」を以て裏付けられる「合意書」に対して、品田裁判長の認識は、株取引の実行期間や取引される銘柄が限定されていない等内容が漠然的で具体性に欠けるという判断で認めなかった。この品田裁判長の解釈は重箱の隅をつつくようなもので、「合意書」の有効性を否定するためにただ難癖を付けているようにしか思えない。一番肝心なのは三者間での意思決定の合意が成立した結果「合意書」が作成された事実であり、いくつかの要件を記載したうえで3人それぞれが直筆で署名し指印していることが重要なはずだ。だから裁判官としては「合意書」の有効性を当然認める前提で、内容の細部を取り上げ検証するのが本来の役目ではないか〕

〔今回の裁判に於いて敗訴を招いた最大の要因は品田裁判長による判断力を欠いた采配に尽きるといえよう。当事者間での意思決定に基づき合意された「合意書」が契約として成立しているのは明らかにもかかわらず、内容の詳細についての記載が希薄であるとの理由で「合意書」の有効性まで否定することは大きな履き違えであり、品田裁判長が検証すべきは諸条件について原告と被告の主張や証拠の中身であって、それも形式的な記載を理由に「合意書」自体の有効性を否定する事は明らかに飛躍があり矛盾している。しかもこれに限らず宝飾品や絵画、時計の委託販売を無効にしたりFRの責任にしたり、西が鈴木の代理であった事実等に対する裁判官の認識のズレが随所に見受けられる。これでは事案を裁くことが職務、職責として課せられた裁判官としての資質が疑問視されて当然だ。単純に司法試験に合格して法律の専門家というだけでは物事の判断力にも優れているとは限らない。裁判官としての適正資格の認定基準を根本から考え直さなければ、今後も今回の裁判のような誤審・誤判が頻繁に横行するだろう〕

〔これだけ多くの読者投稿が寄せられ、また裁判の検証結果も記事に詳細に公表されているのに、鈴木や長谷川達は何故反論しないのか。多くの読者達が非難している。サイトと鈴木(弁護士たち)双方が意見を戦わせる事によって真実が見えてくる。それにもかかわらず鈴木や長谷川ほか弁護士たちが直接の講義や反論など異議を唱えることが一度も無いということは、全てに事実関係について嘘の工作を繰り返してきたことを認めたと判断するしかない〕

〔弁護士や裁判官は法律の守護神ではないのか。秤を象ったバッチと三種の神器である八咫(やた)鏡を象ったバッチにどんな意味があるか考えた事があるのか。清らかな鏡で、曇りなく真実を映し出す八咫鏡は,裁判の公正を象徴しているものだ。裁判官にはその自覚があるのか〕

〔裁判では品田裁判長達のお粗末な誤審が繰り返されたことで理不尽な判決が下されたが、サイト上の読者投稿欄で引き続き裁判の延長戦が展開されている。A氏側関係者と読者による鈴木と長谷川、それに弁護士たちへの非難が繰り出されている現状に対して、鈴木や長谷川、弁護士たちが読者一人一人の意見に何も反論しないのはおかしすぎる。特に長谷川は元弁護士として真剣に答えるのが司法に携わった人間としての義務だと思う。裁判で見せたという強気な姿勢は何処にいったのか。弁護士バッジを外したからといって、担当した裁判の責務から逃れることは出来ない。自分の始末は最後まで自分でけじめをつけなければならない〕

〔鈴木と青田は過去に数多くの罪を犯している。特に鈴木はこの裁判の約15年前に親和銀行、山内興産で詐欺、横領、損害賠償請求等で告訴され、親和銀行事件では有罪判決を受けている。いずれの事件でも多額の和解金を支払い、刑を軽減してもらったり実刑を免れたりしている。そんな鈴木の履歴を裁判官が知らない筈はない。前科者を色眼鏡で見てはいけないが、程度と限度があるだろう。この裁判は鈴木の履歴を余りにも軽視しているのではないのか。軽視している事にも何か裁判官の作為を感じる〕

〔鈴木と長谷川、平林が裁判で主張した「強迫」「心裡留保」の根拠は全く無い。西に渡した10億円についての真相がA氏への返済金としてではなく「合意書」の破棄を目的とする西への報酬であった事実が平成18年10月16日の和解協議の場で、A氏の前で西から暴露され鈴木の裏切り行為が露見したことにより、鈴木は泡を食って動揺し落ち着きを失う状況に陥っただろうが、それを強迫とは言わないし心裡留保であるはずもない〕

〔今回の裁判に関わった品田裁判長と他の裁判官達は裁判官としての矜恃を持って裁決を下しているのか甚だ疑問だ。原告にとっては人生が左右しかねない裁判官の判断に納得がいかないからといって裁判官を変えることはできないし裁判官は下した判決に対して一切の責任を負わないし問われもしない。今まで当たり前とされてきたこうした裁判制度の在り方をもういい加減見直すべきだ。そのために再審制度をもっと分かりやすくオープンな制度に変えなければいけない〕

〔鈴木は、A氏が自分への温情であらゆる支援をしてくれていることを自覚していたのか。「他人の窮地を見過ごせない」という考えを自分の信条として生きてきたA氏が、嘘ばかりつく悪党のお前を助けてきた。それを裏切って恩を仇で返しているお前に、A氏の周囲の人達がどう感じているのか考えたことがあるのか。親和銀行事件で逮捕される3日前の平成10年5月28日に、お前は8000万円を借りる際にA氏の前で涙を流して土下座し「このご恩は一生忘れません」と言い、平成18年10月16日の和解協議後にA氏に送った手紙には「大変お世話になった」とか「一目も二目も置く」などと口先だけの言葉を並べ立てても全く実が無い。お前の周囲はそんな人たちの眼で始終監視されている事を忘れるな。このままではそれらの人達が一斉に動き出す。たとえ海外に躰を隠しても無駄だ。インターネットで情報が拡散している今、お前の逃げ場はどこにもない〕

〔裁判官から弁護士に転身し法曹経験50年を超える大隅乙郎氏の著書「日本の裁判官論」によれば、現代の裁判官は他人に同調して逆らわず委縮し自主規制し同質化し独自性を失った者が増え、最近の裁判の判例を見ても①事件記録を精査しない、②文献や判例を調査・研究しない、③結論について熟慮した跡が見えない、④事件への精力的・献身的取り組みが感じられない、といった現状が見られ、仕事に対する覇気が無く責任感や緊張感を失い精神が弛緩しているとまで述べて裁判官をこき下ろしている。全くその通りで今回の裁判を担当した裁判官達に全てが当てはまる〕

〔西が鈴木とのやり取りを書き残した。それには鈴木と自分のA氏への裏切り行為が克明に書かれている。遺書にもA氏に対する謝罪や鈴木に対する恨みが書かれているが、この日記のようなものはリアル感があり、後付けで書かれたものではない事が解る。自殺寸前に書いた遺書と、この日記ように書いているレポートは鈴木の嘘よりも格段に真実味のあるものだ。裁判官は何故、西の書いたものを悉く軽視したのだろうか。裁判官への不審が積もるばかりだ〕(関係者より)

〔紀井氏が法廷で発言し、提出した株取引の確認書は鈴木の嘘の一端を暴く大事な証拠だが裁判官はこれも採用しなかった。鈴木が自らスカウトしてまで仕事を手伝わせた人間が「ただの電話番」の筈がないだろう。取得した株の売りを全て任せられていた紀井氏は、鈴木よりも詳細に利益金額を把握していた。株取引で利益を出した後、その利益がペーパーカンパニーの名義で海外に流出した事実を紀井氏は承知している〕(関係者より)

〔和解協議に於ける鈴木の態度は横柄そのもので、裁判では西が香港で殺されかけた事件の犯人にされそうになった等ととぼけているが、和解協議では香港の事件が語られたのは10分もなかった。鈴木は株取引で巨額の利益が出ていて、それを独り占めしている事実を突きつけられ、返答に窮しているではないか。それに「義理も有り世話になったと思っている」のであれば、言葉だけの綺麗事ではなく約束通り実行に移せと言いたい。本来ならば裏切り行為が発覚した時点で鈴木には利益金の取り分は無いわけだから。しかし紀井氏の真相暴露により利益金の隠匿が発覚した後でも「お互い納得出来る線が見出せればだね」などと高を括ったような態度をみると、金の管理を手中にしている強味があるから、あえて開き直ったに違いない。何とも太々しい悪党だ〕(以下次号)