鈴木義彦に読者は怒り爆発(27)

〔鈴木は1000億円以上の隠匿資金を今後、どう管理するのか。A氏に謝罪して相談するのが最善ではないのか。1人では絶対に管理できない。国内外で多くの人間が関与しているのだろうが、「鈴木のために」という人間は一人もいないはずだ。欲で繋がっている人間たちは必ず裏切る。そんな人間たちを鈴木はどう扱っていくのか。必ず裏切られる〕

〔A氏、西、鈴木の3人で交わした「合意書」とそれを裏付ける証拠も有るというのに、何故これを認めない判決を下すのか誰もが納得いかない。この「合意書」の契約が全てを決めるといっても過言ではないはずだ。鈴木がこの「合意書」が致命的な存在になると考えたから、西に破棄する報酬として10億円という大金を払ったのではないか〕

〔平成18年10月初旬、西は鈴木との打ち合わせ通り株取引の利益金の受け渡しのため香港に飛んだ。西にとってはやっとの思いで鈴木への要求が叶う祝杯を挙げたい気持ちで香港の地を踏んだ事だろう。飛行機の中では多額の金を手にした後の人生を思い描いていたのではないか。それが現地で取引相手のTamから勧められたワインを飲んだばっかりに、意識を失い目が覚めても一体何が起こったのか信じられなかったはずだ。警察の調査に鈴木の名前は一切出さなかったらしいが、当然西は確信していたはずだ。この時命拾いした西は自殺ではなくA氏と共に闘うべきだった〕  

〔鈴木は自分が窮地の時は土下座をして人の情に訴える。親和銀行事件で逮捕される直前には、A氏に土下座をして現金8000万円を借り、一度は言い値で買い取ってもらったピンクダイヤを借り出した。絵画は一度も持参せず他に担保に入っていた。志村化工株の事件では西に「俺のことは喋らないで下さい。西会長の言うことは何でも聞きます」と土下座して頼んだ。そして平気で西を裏切り自殺にまで追い込んだ。最低最悪の大悪党だ〕

〔鈴木の側近であったクロニクル(旧エフアール)の天野氏が都心の京王プラザホテルで首を吊った状態で遺体が発見された。会社の公式発表は「自宅での急性心不全で死亡」と発表。その前後で天野氏による「個人的な流用」として使途不明金が続々発覚している。自殺自体が謎が多く他殺説の噂も流れており、また天野氏を裏で操っていたのは鈴木で、二人の間には不協和音も生じていたという。そういったことから一読者としてこれまでの経緯から考えられるのは、全ては天野氏に使途不明金の罪を被せた鈴木の犯行説と推測するが、全容は解明されていない。多くの関係者が不思議に思うのは何故、自宅で病死としたのか、これは鈴木以外にはできないことだ〕

〔西は香港で鈴木の共犯で実行役のTamに殺されかけた。この時一緒に渡航した息子の内河陽一郎は入院中の父親の姿を見て何を思ったのか。おおよそ事情は西から聞かされたはずだ。話を聞いて鈴木に対して敵対心より恐怖心が上回ったというが、あまりにもだらしがない。西が自殺した後のA氏の関係者たちに対しては自分勝手な理由をこじつけて協力姿勢を全く見せなかった。株取引の買い支え資金をA氏に出してもらう中で、西と陽一郎はそれを流用して別のデリバティブ投資やカジノほかの遊興費に散財した。それを頬かぶりして、A氏に色々世話になったことを陽一郎は自覚しているのか。何とも情けない男である〕(関係者より)

〔裁判官は和解書を心裡留保という理由で無効とした。和解書のコピーが記事に掲載されているが、正真正銘、鈴木が直筆で書いた真正な書類ではないか。鈴木が強迫され監禁されながらの状態でこんな字が書けるはずがない。裁判官はA氏側の多くの証拠のどこを見ていたのか。実際、売りは全て紀井氏の判断でやっていたので、鈴木よりはるかに詳しい〕

〔紀井氏の証言と陳述書を裁判官たちは軽視した。鈴木側の弁護士が紀井氏のことを「電話番程度のスタッフ」と侮辱したことを裁判官たちは信用したのか。紀井氏の証言と陳述書は株取引の実態を表しているではないか。実際に売買を担当していないと書けない内容で、もしこれがウソだったら、紀井氏は偽証罪に問われるから、そんなリスクは絶対に負わない〕

〔「合意書」を破棄する報酬として10億円を西に渡したにもかかわらず破棄されていなかった「合意書」をA氏から見せられると、鈴木は株取引の実績等無く、A氏は西に騙されているとまで言う始末。これにはA氏も開いた口がふさがらなかっただろう。嘘を口から空気のように吐く人間だ。こんな奴に同情の余地はない〕

〔西のA氏に対する借金の多額さは常識の範囲を超えている。鈴木をA氏に紹介する以前からのようだが、A氏と知り合って株取引をA氏に勧めて失敗し、オークション事業を始めるときも支援を受け、そのほか折々でウソをついて億円単位の資金をA氏から借りている。事業に取り組む資金だけではなく、株取引の買い支え資金を流用して投機や遊興費、女性への高額なプレゼントにもかなりの金額を使い込んだようだ。西も鈴木に負けず劣らずの悪質な詐欺師と思う〕

〔西が書き残したレポートに鈴木と手掛けた株取引の詳細な記録がある。鈴木の株取引で売りを任されていた紀井氏も同じ様に株取引の詳細をまとめた「確認書」を今回の裁判で証拠として提出してあった。この二人が記録した証拠は「合意書」を確実に裏付けるものであることは一目瞭然ではないか。これで不足ならば何を以て裏付ける事が出来るのか。こんな裁判官では話にならない〕

〔A氏の代理人だった利岡が襲われ、瀕死の重傷を負った。利岡が鈴木の住居を探し当てた時期に一致している。鈴木はそのことを青田に相談し、青田が20年来付き合いのある暴力団幹部に利岡の排除を頼んだ。これが事実である証として多くの証人がいる。利岡は「犯人には明らかに殺意があった」と言っている。間違いなく殺人未遂教唆だ。しかし利岡本人が犯人側と示談して事件はうやむやに終わってしまった。鈴木と青田が危険な人物だと証明できる事件だったが、長谷川幸雄弁護士は「偶発的な出来事」と主張し、裁判官もそれを採用したことでこの事件は闇に葬られたが、この裁判長の大事な部分での判断が本当にこれで良いのかと思っている読者が圧倒的に多い。何か裏があるとしか思っていない投稿が多いようだ〕

〔最初の株取引の宝林株収得の為の資金3億円をA氏が出した事を鈴木は平成19年10月16日の和解協議の場で最終的に認めているのに裁判官はその事実を軽視して「合意書」の有効性を認めようとしない。「合意書」の裏付けが取れる証拠も検証しない。どう考えても癒着があったとしか思えない〕

〔乙59号証で長谷川弁護士が「西に代理権を与えていたか」と質問し、鈴木が「ありません」と答えている。これは誰が聞いてもおかしすぎる話だ。長谷川は、鈴木が西に代理権を与えていると不利になることを承知で、あえて鈴木に否定させたのだが、西がA氏に鈴木を紹介し支援を受け始めた時から、西のA氏に対する言動は明らかに鈴木の代理人としてのものだ。裁判官はここでも鈴木の主張を採用した明らかに裁判官の誤審だ〕

〔平成17年10月、東陽町のホテルで株取引における利益金の分配に関する話し合いが行われた件について、西の回想録によればA氏からの資金協力があってこそ、ここまでこれたことなど、西は多少頭をよぎったようで鈴木に言っているが、鈴木はそれを無視してしまった。それでも2人とも我欲に走り、自分の金の取り分の事しか眼中にない。このレポートから恩知らずな2人の浅ましさが窺い知れる〕 (以下次号)