鈴木義彦に読者の怒りは爆発(16)

〖鈴木は、和解書を結ぶ時にA氏と西に脅かされ、監禁されかかり、部下である紀井氏の証言に動揺し、西が巻き込まれた香港事件の犯人にされかけて「正常な精神状態にはなかった」と言って和解書は無効だと主張した。裁判官も何故かその主張を支持した。しかし、裁判官はこの和解書に至るまでの経緯を検証していない。A氏と鈴木が出会った理由、鈴木がA氏に資金応援をしてもらった経緯、宝林株購入資金をA氏が出した事実、鈴木と西が合意書の約定に違反して不履行にした事実等、これまでの鈴木の裏切りの言動を知っていたら、A氏が大声で鈴木を責めたり、乱暴な口調になったり、胸ぐらを掴んだりすることぐらいは当たり前だと思うが、A氏はそんなことは一切していないが、鈴木は五体満足で帰れたことに感謝しなければならないのではないのか。鈴木と長谷川弁護士が言うように、反社会的組織がA氏のバックにいたのなら、お前は生きていなかったと思われるくらい悪すぎる。A氏は相当我慢したと思う。平常な精神状態でなかったのはA氏の方ではなかったか。恐らく宝林株取引が通常の利益であれば西に合意書の破棄を10億円も払ってやらせる訳はないと思うが、思った以上に利益が上がり、しかも買い支えについては西は自分の分もあるので鈴木には詳しくは言っていなかったが、西と紀井氏から確認したところによれば株の売りと買いで最低でも58億円以上あることが判明した。西は当時より損失額が70億円位と鈴木には言っていたようだ〗(関係者より)

〔鈴木は何故平林英昭弁護士と友人の青田光市を代理人にしたのか、理由が分からない。が、恐らく鈴木には「アンちゃん(鈴木)が身を隠したら、自分と平林弁護士でウヤムヤにすることくらいはできる」と無責任な青田ならば言いそうだ。代理人に就いた青田は最初は紀井氏に「A社長に土下座してお詫びをしてから話をさせてもらいたい」と頼んだようだが、A氏が全て鈴木の言うことを聞いてあげていたので簡単に話がつくと考えていたようで、A氏との交渉を余計に拗らせる結果になった。A氏は鈴木との間で直接話し合う事を強調したが鈴木は拒否した。鈴木は、鈴木が誹謗中傷した西が自殺したことを重大に考えてA氏と直接話し合い、謝罪して前向きな話をするべきだったが、青田、平林は全容を知らないで金のためだけで動いた〕

〔裁判官は平成11年7月に交わされた合意書について、「和解書が交わされた平成18年10月16日までの7年間にA氏と西、鈴木の三者で具体的な報告や協議が殆どされていなかったのは、合意書の存在を認めるにはあまりに不合理」と断じ無効とした。また、和解書についても鈴木が監禁や、強迫により正常な判断力が無い状態での行為(心裡留保)としてこれも無効とした。「不合理」なのは裁判官の方だろう。7年間に2回しか会っていないと言うが、これも間違いだ。A氏との連絡を遮断して所在不明にしたのは鈴木であることにはまったく触れず、A氏が興信所を使って鈴木の居場所を約2年も探しまわっていた証拠を全く無視した。そして、和解書は鈴木と平林弁護士のでっち上げの内容を採用して和解書を無効にした。株取引の合意書までも無効にしたことにより、株取引に関する裁判の結末は決まったようなものだ。誰もが鈴木側と裁判官の関係に疑問を持っている〕

〔そもそも西は借金まみれの鈴木に何故ここまで人脈を使うなど多方面からの援護をしたのか。そしてとうとうA氏に相談する事になってしまった訳だが、この頃はA氏を陥れようとまでは思っていなかったはずで、鈴木と組めば株取引で利益を上げられる可能性はあると考えたところはあったと思うが、何より鈴木の西への表面的な言葉だけの気遣い、会長、会長とペコペコしていたことで普通なら紹介しないA氏を紹介する羽目になった。後に鈴木によるとんでもない裏切りに翻弄されるとは思わなかったはずで、鈴木に頼まれ親和銀行での融資にさまざまに加わり、一部資金を回してもらっていたので、鈴木に加担したと思われる。まさに『因縁の出会い』だ〕(関係者より)

〔平成11年9月30日の件でA氏にFR社の「決算の監査の都合上どうしてもお預けしている約束手形13枚を一旦返していただきたい」という鈴木の依頼に対してA氏は、前年も西と天野氏の依頼で一旦手形を戻してやっていたので協力した。ただ今回は西がA氏に債務を完済したことで一切の債権債務は無いという「確認書」を書いて欲しいと言うので鈴木の依頼には疑問を持った。約2年間、金利や元金の返済もなく、他にも一切の約束を守っていなかったのでA氏は気が進まなかったが、西が手形13枚の額面総額の借用書と鈴木に渡す確認書は便宜上のものであるという書面を作成してA氏に渡したので協力した。鈴木からは「無理を聞いて戴いて有難うございます」とお礼の電話もA氏にあった。にもかかわらず手形13枚とA氏の確認書が手元にあることを盾に取り「債務は全額完済した」と主張した。鈴木の借入金は元金が約28億円なのに西に持たせたと言っている15億円で何故完済なのか、辻褄が全く合わない。鈴木がA氏に渡したのは平成11年7月30日に西に持たせた15億円(実際には14億円)と鈴木自身が平成14年12月24日に持参した10億円の合計25億円だけだ。そして15億円についてはA氏への分配金5億円から二人に5000万円ずつ「君たちも物入りだろうから」と計1億円を渡している。それが何故9月30日に「全額返済した」ことになるのか。A氏が書いてあげた「債権債務は存在しない」という「確認書」は便宜上のものであることは分かり切ったことであるのに、苦し紛れに証拠書類として提出している。「確認書」は西がA氏に同日に書いて渡した書類が前提である。裁判官は何故、株取引の利益15億円を返済金に充てるという判断を導き出したのか。15億円の処理で苦し紛れに結論付けたとしか思えない。A氏の代理人の中本弁護士はこんな大事なことを何故追及しなかったのか〕

〔志村化工株相場操縦事件の時、東京地検が本当に逮捕したかったのは鈴木だった。ところが鈴木は絶対に自分の名前を出さずに、海外に設立した複数のペーパーカンパニーの名義で株のやり取りをしていたので証拠が不足して逮捕起訴される事がなかった。結果的に東京地検よりも1枚も2枚も鈴木は上手だった。本当に癪に障るほど用意周到なやり方であり、「今後は西会長の言うことは何でも聞くので、私の名前は絶対に出さないでください」と土下座して頼んで、全て西の責任にして鈴木自身は本命視されていたが逮捕さえ免れた。その後、西に有罪判決が出ると、間もなくして鈴木は西を切り捨てにかかり、2人で密約を交わした利益の分配さえ拒否した〕

〔平成11年5月31日までに西がA氏から宝林株購入資金3億円の融資を2回で受け、宝林株を購入することが出来た。その40日後の7月8日、鈴木と西がA氏の会社を訪れて今後の株取引について相談し、鈴木は珍しく饒舌に喋り、株の買い支え資金の必要性を説明した。そして「株式投資で3年ほどで20~30億円の授業料を払っていて、買い支え資金を融資してもらえれば利益を出す自信がある」と力説した。A氏は今までの貸付金の返済が一切ない事で躊躇した。鈴木は粘り強く「この資金が無ければ今までの借入金の返済も私も西会長もできなくなります。チャンスなので協力していただけませんか」と懇願した。A氏はそこまで言う鈴木と西を見て、「二人が復活できるならば」と協力する決断をし、西の提案で作成することにしたのが「合意書」である。この経緯が裁判では何故検証されなかったのか。鈴木も代理人の長谷川、平林の両弁護士も合意書が有効か無効かの論議よりも当時の鈴木の状況を把握していれば代理人を受けなかったのではないか。それとも鈴木は以前から知り合いの長谷川に破格の報酬金を約束して代理人とし、裁判官をも抱き込む策略を練り上げたとしか考えにくい。そうだとしたら筋書きのあるドラマのような裁判だったことになる。こんなことが世の中で絶対に許されてはならないことが世間に広まり、今年中にはかなりの範囲で拡散すると思われるが、そうなれば多くの人たちが黙っているはずがない〕

〔西が鈴木に唆されてA氏を裏切りましたが、やはりこれ以上A氏を裏切れないと観念したのか、鈴木の嘘をA氏に打ち明けた。最初から裏切りなどしなければよかったのに、とつくづく思う。その時に鈴木に詰め寄る機会もあったのに、鈴木はしたたかに西を嘘つきに仕立てあげて行った。そして西が自裁してしまった事も輪をかけて鈴木の嘘を益々増幅させる結果となってしまった。その卑怯なやり方は後の裁判で大いに発揮していて、西が居なくなってしまった事は非常に悔やまれますが、全ての真実は西の鈴木宛の遺書に残されている。それにしても裁判でマイナスになることを取り繕うために長谷川と鈴木が虚偽で構築した乙59号証は度を過ぎるということだけでは済まされないほどだ〕

〔民法93条に書かれている「心裡留保」の但し書き(例外事項)を持ち出して鈴木が和解書を無効とした主張を裁判官は採用したが、和解書を作成した現場で強迫などなかった事実は明白だから、鈴木の嘘八百がこれに当てはまることは到底有り得ない。聞きなれない法律を持ち出してまで鈴木側の発言を擁護し鈴木の勝訴を決定的にした裁判官の責任は重大だ。ここまで異例であることが判明している判決に対して再審するのは当然である〕

〔鈴木はA氏に、返済が皆無の状況でも更に出資してくれたA氏、しかも担保も無く催促もなく非難もしないで窮地を何度も助けてくれているA氏。こんな人物に出会えたことに感謝して、今日の自分があるのは誰のお陰なのかもう一度よく考えるべきではないか。次にあなたがとるべき行動が見えてくるのではないですか? おそらく家族や身内でこのまま放って置けばと思っている関係者はいないはずだ。長谷川も早いうちに手を打たないと取り返しがつかない事態になるはずだ〕

〔鈴木は和解協議の場で西に「じゃあ今、この場で命を落とせばいいじゃないか。それだけの肚があんのか、お前」と言ったというが、そんなヤクザまがいの啖呵を切ってA氏の前で西を追い詰めた鈴木が「脅迫されて正常な精神状態では無かった」とさも気の弱そうな人間を演じているが、呆れてものも言えない。嘘に決まっている話を平然と並べ立てる鈴木という男は悪知恵が働く。ケースバイケースで弱者を演じたり、自分の立場が強いとヤクザまがいの啖呵を切る。このテープも何人もの関係者は聞いている。昔は暴走族のリーダーだったらしいが、それならもっとリーダーらしく振舞え。本当に食えない奴だ。こんな人間さえも見抜けないなんて、本当に情けない裁判官だ〕

〔鈴木は合意書の破棄を西に指示したことが明らかになっても、紀井氏の証言で宝林株の利益が実際には160億円以上という金額になっていた事がばれていても、三者でのやり取りで「西が嘘をついている」と、知らぬ存ぜぬを決め込んだ対応を平然としていた。挙句の果て合意書に基づく取引は認めず、トラブル解決の為に金を払うなどと、とんでもない事を言い出し問題をすり替えていたが、合意書破棄のことと宝林株の取引が合意書に基づいて行われたことも認めた。鈴木という男は大金が絡むとすぐにバレるウソを平気で積み重ねる人間だ〕

〔A氏は平成19年3月頃、クロニクル(旧FR社)の天野氏に面談を申し込んだ。天野氏は「鈴木からA社長とは絶対会うなと厳しく言われていますが、大変お世話になったので秘密にして頂けるならお会いします」と言うので会うことになった。A氏は鈴木には絶対言わないことを条件に面談した。この時、西がしつこく同席を願ったのでA氏が天野氏に了解を得て同席させたが、天野氏は西の同席を嫌ったが、A氏に一度だけと言われ仕方なく承知した。西はボイスレコーダでこの時の会話を録音した。天野氏は平成11年9月30日付の「確認証」について「決算時期なので便宜上、A社長に書いてもらったことは知っています」と言い、「私も前年度(平成10年度)に手形13枚だけはお借りしました」とまで言っている。紀井氏の利益明細についても、鈴木の株取引の利益が約470億円あった事についても「それ以上あったと思いますよ」と認めていた。しかし、その後A氏と会ったことが鈴木に知れて天野氏と鈴木の関係に亀裂が生じて険悪な状況になったらしいが、これは西が鈴木に喋ったのだろう。無理に同席を願ったのも西は何か自分の事でA氏に余計なことを言われるのではないかとの危惧があったからに違いないし、鈴木のスパイみたいなことをしたりして心底腐ったやつだ〕(関係者より)

〔今更言っても始まらないけど、西が生きていたら合意書の破棄を鈴木から指示された事細かな経緯や、A氏を騙していた事実など、もっと証拠や証言として確実なものになっていたでしょう。他にも重要な立場に居たはずの、亡くなった方々の証言があったら、もっと早く間違いのない正しい判決が出たと思うと悔やまれてなりませんが、現在のインターネット上の記事だけでも十分だが、他にも10本以上のテープ等も証拠として存在しているようだ〕

〔合意書も和解書も一種の契約書だ。成人同士が口頭でした約束でも立派な契約になるはずだ。裁判官は合意書を無効とする理由として「合意書には特定が無いばかりか、合意書の有効性や継続性を規定するための役割分担、株取引を実行する期間、収支に伴う事務処理的な手続きの細目等が明示されておらずあまりにも無限定だ」と言った。確かに合意書をよく見ると無限定な部分はあるが、裁判官は株取引というものをあまりにも理解できていない。A氏、鈴木、西が行おうとしていた株取引は資産にするような電力株や、大手の鉄鋼株、建設株の売買ではない。生き馬の目を抜くと言われる中でも激しい値動きのある仕手株を取扱い、短期間勝負の株が多い。その日のうちに売買を完結させる銘柄もある。相場師と呼ばれるプロ中のプロが介入して価格が乱高下する。そんな状況下、限定的な約束の中で取引は無理なのだ。成り行きで買ったり売ったりもするが指値をして売り買いをする場合も多い。役割分担も仕込み、売り、買支え、情報収集とはっきりしている。裁判官はなぜ断定できたのか、無能という事では済まされない。いくら頭が良くても世間を知らない人間は、人を裁くという世の中で一番難しい職業に就くべきではない。この裁判官たちを絶対に弾劾すべきだ〕 (以下次号)