「種子田吉郎は理事長辞職を』という憤り(4)
《種子田親子をみると、息子の吉郎は父親以上にワルの部分がある。吉郎がお飾り理事長の役目を負っている事実は就任当初から吉郎自身が自覚していたはずで、父益夫が工面した資金で病院をM&Aしたり、日々の運転資金を賄っていた事も傍で見ていて熟知していた。種子田益夫が病院の公共性を盾に担保提供を拒んだのは病院を私物化するために債権者を騙す詐欺であったから、逆に公共性がある病院の理事長の立場で相続放棄さえすればそれで済むとは言えないはずだ。息子吉郎は先ずはT氏の前に来て「父がお世話になりました」と頭を下げ、債務返済の具体的な話をするのが人として当然の事である》
《金の為なら手段は選ばない、そのためには土下座もするしウソ泣きするのも平気だというのが種子田の本性に違いない。種子田のために骨身を惜しまなかった身内の人間でさえもあっさりと切り捨てる冷酷さは非難されて当然だ。種子田は返済するという自覚と責任をもって借りたのではなく、最初から騙し取る計画だった。借りる時の人を騙すえびす顔が目に浮かぶ。このあくどさを継いだ息子の吉郎もまた当然のように他人の事など知ったことではないという振る舞いをしている。しかし自分のやった責任は必ず自分に返ってくることを吉郎は自覚するべきだ》
《病人は身体も病んでいるが同時に心も病んでいる場合が多い。病院関係者に大切なことはいかに患者さんの心のケアが出来るかだ。他人の心に寄り添える温かい心が必要なのだ。種子田吉郎という男は真逆の性質を持った奴だ。こんな病院にかかったら、健康な人でも病気になってしまう。少し不便でも別の病院を選んだ方が良さそうだ》
《一般的な親の遺産を相続したという事とは違って、種子田益夫がT氏達を騙し取った金で買収してきた病院に、長男の吉郎を医師の資格も無いまま不正な手段で病院の理事長に就任させながらコントロールしていくという計画的犯行で、息子である吉郎も明らかに父益夫と共謀していて、共犯である》
《種子田吉郎が理事長となった経緯を考えれば、息子の吉郎には「父親の問題は自分には関係ない」と言えるはずはなく、負債が巨額であっても誠意を持って対処していかなければならない。それが責任を果たすことであり、吉郎本人が一番認識しなければならないことだ》
《種子田吉郎が今現在も医師の資格も無いまま理事長として君臨していることが不思議でならない。病院の幹部たちとはどういう関係になっているのか。違法な手段で理事長に就任したんだろうが、今からでも大きな問題として取り上げ、追及しなければならない事案ではないか》
《病院グループが今日あるのは、種子田の側近だった田中延和氏の手腕と言っても過言ではない。その田中氏に対する種子田親子のぞんざいな扱いは、人として到底許されるものでは無い》
《種子田吉郎は父親からスパルタ教育をされたのか、生き方も考え方も父親とそっくりなんじゃないだろうか。そうであれば、今までは父親がガードしてきたから病院グループを統括する理事長として大過なくやってこれたろうが、今後は犯罪に手を染める事態が起きた際に、ブレーキが利かなくなる可能性がある。父親の益夫は若いころから前科前歴がいくつもつくほど悪事が身についていたようだが、社会性もなく教養のレベルも怪しい吉郎にはそこまでのリスクヘッジはなさそうだ》
《病院グループの院長ほか医師たちは種子田益夫の存在に恐怖していたろうが、益夫が死亡した今、吉郎への関わり方は変わるのか。所詮は“雇われ”だからという気持ちしかないなら、無関心を装うしか無いのかも知れないが、それでは病院は一向に改善しないと思うが、これだけ吉郎理事長を批判、非難している記事がインターネットに出ているのだから、この際、病院で働いている医師一人一人の本音を聞いてみたい》
《種子田益夫は悪事を働いて病院グループを子供や孫たちに残した格好になっているようだが、そんなことが許されていいはずがない。長男の吉郎以下、一族は父親が人から騙し取った金を返して初めて病院を経営していると言える立場だ。それを相続放棄なんてとんでもないことで、特に吉郎は長い間、父親のやることを間近で見てきたはずだから、それを知らんぷりする無責任さは恥知らずとしか言いようがない》 (つづく)