鈴木義彦に読者は怒り爆発(311)
〔一審で判決を下した品田裁判長は、自身が今まで手掛けてきた裁判について、ネット上でこれほど詳細に取り上げられた事はなかっただろう。しかも、良い事としてではなく、「堕落した日本の裁判長」として世界に紹介されている。それも当然である、全ては身から出た錆である事は品田自身がよく理解しているはずだ。今回に限らず品田も今まで裁判官としてその地位に甘んじて杜撰な裁判で怨みを買ってきた事もあるだろう。今までの償いをする時が来たと反省するべきだ〕
〔日本の裁判では、一審での一発勝負に賭けるしかない。一審にあらゆる手段を使って勝訴しないと、控訴審には期待出来ない。鈴木の裁判で三審制のメッキが剥がされた。控訴審を裁く高裁の裁判官は、ほとんどが定年を控えた怠慢裁判官ばかりだ。彼らは裁判より退職金の事しか頭にない〕
〔A氏は、平成9年9月から平成10年5月末までのたった8ヶ月間で手形13枚を預かることで鈴木に現金で約17億円の融資をし、借用書での貸付と販売委託の商品代金を合わせると合計約28億円の融資をした。この間、手形の期日は一回も守られず、返済は一円もなかった。鈴木は親和銀行事件で逮捕された事を言い訳にして、その後も一円も返済しなかった。鈴木が販売委託で預かった商品を他に売却したり担保に入れて融資を受けてもA氏に報告もしなければ支払もしなかった事実を見れば、鈴木には返済する意思が全く無かったことが分かる〕
〔当事者同士しかいない密室での脅迫行為や心裡留保を証明するのは不可能と言えるだろう。しかし、品田裁判長は鈴木側のこの主張を認めた。脅迫の証拠はなく、心裡留保に陥っていたという裏付けも一切示していない。ただ、鈴木側の弁護士の陳述書内容が認められたという事だ。品田裁判長は、合意書を記載内容が不明確で和解協議までの7年間の空白が不合理だと断定したが、記載内容の不合理はあくまでも品田裁判長の自説であって、株式相場を知る投資家達にとっては不合理とは言えない内容だった。そして、7年間の空白は鈴木がA氏との接触を避けるための策略だった事は、平成11年7月から9月にかけての鈴木の言動からして明らかな事だった。品田裁判長の裁定は常にA氏の不利な結果になっている。これ程、極端で一方的な判定には疑問を持たざるを得ない〕
〔鈴木は、陳述書の「質問と回答書」(乙59号証)で「西から聞いた」とか「西が言っていた」を連発している。これは鈴木の作戦であり、長谷川弁護士の作り話に乗った発言だっただろう。西は平成22年に自殺していて、A氏が鈴木を提訴する5年前の事だった。和解協議は平成18年10月16日だったが、和解協議では西と鈴木が裏で結託していた可能性も捨てきれない。しかし、その後2人の関係はさらに悪化していたようだ。鈴木は和解協議を留保撤回する理由に西と紀井氏の裏切りを挙げている。おそらく、紀井氏が西に株取引の利益総額を始め鈴木の実態を暴露した事で西が疎ましくなり、邪魔になって排除しようとしていたのだと思う。青田に指示して西を尾行等で追い込み、自殺に追いやった事は容易に想像できる。西の自殺が法廷での鈴木の嘘を増幅させている事は明らかだ。鈴木は自分の秘密を守るためには過去の相棒を平気で死に追いやる悪党だ〕
〔鈴木は細木数子とはどのような関係にあったのか。エフアールの株主から依頼され調達した1億数千万円相当のネックレスを流用して細木にプレゼントしたという情報がある中で、鈴木が海外に隠匿する資金のロンダリングで細木からノウハウを学んだ可能性を示唆する関係者は多いが、細木の死後、鈴木がロンダリングで事件化した場合には細木の隠れ資産も明らかになる可能性はありそうだ〕
〔鈴木が株の売りで巨額の利益を確保したのは、売りのタイミングで鈴木が西に大量の株を買わせ(買い支えは株価を上げる最大の手段である)、売りを有利に運んだという鈴木のやり方は明らかにダマシの手口だった。本来なら合意書に基づいて鈴木は利益を3等分しなければならなかったが、鈴木は利益を隠匿し、西は株価が暴落した全株損失を抱える一方だったが、これは鈴木の最初からの計画で、銘柄ごとの相談もなく利益分配もせず、西を金で手なずけA氏も騙して利益のほぼ全てを海外のペーパーカンパニーへ隠匿した。そのやり口は当然、合意書に違反しており、鈴木の取り分は一切ない。鈴木は利益の一部を親和銀行や山内興産との和解金に使っているが、これも横領事件になる。本来、資金を出す人間が70%程度の利益を取るのはリスクを考え普通のようであるが、1/3ずつというのは、A氏が鈴木や西とは違って強欲ではないという証である〕
〔鈴木は株取引において、A氏買い支え資金を出してもらおうとして説得するにあたり、「株取引のプロジェクトが成功しないと、私も西会長も社長に借金を返せません」と言いながら、買い支え資金を出して貰い、いざ株取引の利益が出ると「自分一人で稼いだ」と言って借金も返さず独り占めするとは、信じられない裏切り者だ。鈴木は何をされても文句は言えない〕
〔裁判を通じて、日本の民事訴訟制度における様々な問題が浮き彫りになった。中でも折角の制度が活かされずに残念に思うのは、三審制度が名ばかりで全く機能していない事だ。一審の判決結果に頼り二審では真っ当に審議されないという、裁判官による怠慢が主たる要因だろう。裁判官も所詮同じ人間で、楽して高収入を得ようとしているのが現状だ。今回の高裁での野山裁判長は今からでも心を入れ替え裁判官としての初心に戻る事だ。品田裁判長は誤審だらけで、ここまでひどすぎる誤判で決着を付けたことは辞職しても済まされることではない〕
〔西の息子の内河陽一郎は、西からA氏宛に手紙(遺書)が送られてきた時、A氏が中身を見る前にA氏からコピーを貰い読んだという。陽一郎は、自分と西の妻に送られてきた「遺書」のコピーをA氏に渡すと約束しながら、未だに果たさず、協力も拒んでいる。西は生前、鈴木から「合意書」破棄の報酬として10億円、株取引の利益分配の一部として30億円を受け取った。他にもA氏から預かった金を着服していたと思われるが、その一部にしろ陽一郎や西の妻達に分配された可能性が高い。その事に纏わる内容が陽一郎宛ての「遺書」に綴られていたのではないか〕(関係者より)
〔裁判では、長谷川弁護士が「質問と回答書」(乙59号証)なる事実無根の悪質な陳述書をでっち上げ、A氏の社会的信用を失墜させる事に終始した。極め付けは反社会的組織と深い関係があるという事に信憑性を持たせる為に広域指定暴力団のトップの個人名まで出す始末だ。A氏としては、正直言って、こんな滅茶苦茶な主張を許す訳にはいかないという心境ではなかったか〕
〔鈴木は、A氏へ約28億円の債務を返済すると見せかけて、新たに200億円以上の資金をA氏から騙し取った。親和銀行事件で逮捕され執行猶予付きではあったが、実刑を免れた鈴木は無一文になっていたはずだ。そして社会的制裁を受け、FR社の代表権と大株主の権利を失った鈴木には約28億円という莫大な借財を返済する術が無かった。A氏はそんな鈴木に温情をかけた。勿論、A氏には債権を回収しようとする意図があった事は当然だが、鈴木と西が復活するには資金が必要な事も理解していた。鈴木と西はそこに付け込んだ。A氏はこの恩情を裏切りと言う形で返されるとは考えてもみなかっただろう。人間というものは鈴木の様に、これほどの悪事を考えられる生き物なのか〕
〔長谷川元弁護士は、陳述書の「質問と回答書」(乙59号証)で「経験則上、論理則上、債権者が返済も受けていないのに債権の存在を証する手形原本や担保物である金1億円の証書を債務者に返還するという事は考えられないのですが」と鈴木に対して回答を誘導した。乙59号証は誘導尋問的に鈴木に質問している。世の中の常識では長谷川元弁護士の言っている事が自然なのだ。鈴木も「その通りです」と答えているが、この乙59号証はネタバレしていて、つまらない茶番劇を見ているようだ。長谷川が正論を言って鈴木が「その通りです」と答えるだけの質疑応答書を受理した品田裁判長の無責任さが不信感を募らせる。品田裁判長は訴状も準備書面も陳述書も真面に読まずに、裁判所が指示した既定の判決を言い渡しただけのような気がする〕
〔鈴木は高利な金融会社に借金を返し、FR社という上場会社も個人も救われたのは誰のお陰だと思っているのだ。鈴木は西との会話の中で「Aとは清算が付いている。俺とはもう関係のない人間だ」と言っていたようだが、どの口が言わせる言葉なのか。A氏に資金援助を頼むときは土下座をし、涙ながらに「このご恩は一生忘れません」と言ったのは何処のどいつなのだ。親和銀行事件で逮捕されることを知ったお前に同情して、現金8000万円を貸してくれたのは誰だったかを忘れる筈はないだろう。「忘れた」とか「もう清算は済んだ」と自分勝手な言い分を通したいなら、A氏と直接会って話すべきだ。A氏とお前との関係はここから始まったのは紛れもない事実なのだ。その後の合意書の件もA氏の好意で交わされた契約だ。誤審判決で勝訴した形になっているが、A氏と鈴木の清算は何も終わっていない。A氏には大きな傷が残ったままになっている。度胸を決めてA氏に会って詫びるべきだろう。A氏の肚一つで今後の鈴木の生き方が決まる事を忘れてはいけない〕(関係者より)(以下次号)