鈴木義彦に読者は怒り爆発(302)
〔鈴木は当初は西を会長と呼んで持て囃し、お互いに息が合う良好な関係にあったかの様に見せかけたが、西に近づいた事自体が、初めから西を利用することしかなかったように思う。どんな人間でも大なり小なり打算的な考えを持っていると思われるが、鈴木にとってはそれが全てであったのではないか。鈴木の和解協議での西に対する態度が豹変していたが、すでに利用価値がなくなった西を切り捨てにかかったのが全てを物語っている。和解協議を録音した西のテープは何人もの関係者が聞いているが、その中で鈴木は西に「お前はこの場で死ねるのか」とまで言っている。西も悪党だが、西を自殺に追い込み、利益を独り占めした鈴木の方がはるかに悪質だ〕
〔鈴木は裁判で、A氏に脅かされて「和解書」にサインしたかのように和解協議での様子を主張し、「合意書とか和解書とは関係なく、今まで稼いだ資金の全部50億円をやるから、これで解放してくれ」と言って、和解書の内容も全く見ず確認もしなかったと証言しているが、鈴木本人が「合意書」の約束を破り裏切った行為を認め、内容も何度も確認してA氏と西にそれぞれ25億円を払うとして和解書に署名指印したのではないのか。さらに「私の男気を見ていて下さい」と言いながらA氏に2年以内に20億円を支払うことも約束して交わした契約であったはずだ。これが鈴木の見せたい男気か〕
〔陳述書の「質問と回答書」(乙59号証)で鈴木は「西に代理権は与えていない」と主張した。手形を借用書代わりにした貸付けや販売委託、借金の減額など、金銭に絡む重要なことは全て西に依頼させていた人間の言う言葉とはとても思えない。品田裁判長も西の代理権を認めなかったが、この様な嘘をつく鈴木の人間性は見極められたはずだ。しかし、合意書による株取扱の審議では、鈴木の質の悪い人間性を充分に把握していながら、それを忘れたかのような判断を繰り返して、最終的に鈴木の主張を全面的に認めて、A氏の主張を退けた。まるで、この裁判には被告が2人いて、片方は悪人で、もう一方は善人だと言っているのと同じではないか。全く辻褄の合わない判決だ〕
〔鈴木は自分がA 氏を裏切っておきながら「西の言動が許せない…」とか「納得できない…」などと書いた手紙を送って「代理人と話をしてほしい」などと言って、いかにも自分が被害者であるかのように責任転嫁をして、A氏と直接接触しないことだけを考えている。鈴木が代理人に選んだ青田と平林は問題を解決しようとしたことは一度もなく、混乱させただけだった。しかも、A氏の代理人を暴力団員を使って襲撃させるという犯罪まで実行している事実は消しようがない。鈴木のやることは何から何まで卑怯であくどく無責任過ぎる〕
〔鈴木は西に10億円の報酬で合意書を破棄するよう指示していたが、破棄されていなかった「合意書」の履行を和解協議の場で突きつけられた鈴木は、内心驚愕していただろう。西に渡した報酬の10億円はA氏への返済金の一部と言っていたではないか。鈴木は「合意書は忘れていた」と嘯いていたが、忘れる様な事に10億円も払う訳がないだろう。鈴木はどこまでも汚い人間だ〕
〔検察庁、警察庁、警視庁、そして裁判所は組織的な裏金づくりの慣習が昔からあるようだ。それは半ば公然の秘密になっている。原資は超過勤務手当の水増しや、人事異動時の経費水増し等、各経費の水増しらしい。政治にも機密費がある。この原資は何処から調達するのだろうか。日本の主要の役所が揃って公然と不正を行っている事になる。ただ、それが国民の為に使われているならば、それはそれで文句を言うことではないが、国民の税金だという事は忘れてはならない〕
〔霞が関の役所同士の権益をめぐる衝突は、自分達の面子の張り合いでしかない。そんな役所の体質を監視し、改めさせるのが「どこからも干渉されない聖域」と言われていた裁判所だと思っていた。刑事事件で逮捕令状や家宅捜査令状を発行するのは裁判所で、それが無ければ警察や検察は身動きできない。しかし、裁判所は検察庁に忖度し、警察庁の圧力にも腰砕けするようなお飾り組織だった様だ。それは、裁判所が明治時代から引き継いでいる悪しき慣習のせいだと言う裁判官OBも多い〕
〔犯罪はその背景に動機が潜んでいるだけに重要だと思う。それを無視して判断することは当事者を蔑ろにしていることになる。この裁判も、A氏と鈴木の出会いからの背景事情が全て無視され、その場の行為だけを切り取った揚げ句に間違った理屈をつけてA氏の主張を悉く否定した。訴状をよく読んで背景を理解すれば、このような判決にはならなかったはずだ〕
〔品田裁判長は紀井氏の証言をなぜ採用しなかったのだろうか。紀井氏の証言で、鈴木は平成11年から18年にかけての7年間で約470億円という巨額の利益を株取引で上げていて、その時の銘柄、銘柄別の売買益を記載した確認書を法廷に提出していた。その内容は鈴木が言う「ただの電話番」では書けない内容ばかりだったにも拘わらず、品田裁判長はそれを「紀井氏は株取扱内容を知る立場に無かった」と判断して紀井氏の証言を排除した。この品田裁判長の判断には悪意があったとしか思えず不信感が残る〕
〔民事裁判は、嘘を重ねても強引に「一点突破」を謀る戦略が有効のようだ。高額な報酬を払ってでも腕の良い弁護士に依頼することが勝訴に繋がる。しかし、長谷川と平林の両弁護士を見るまでもなく、そこには正義と良心は存在しない。ましてここまで大きな事件で裁判官との癒着が疑われる裁判など前代未聞だ〕
〔西が香港で襲われたという事件について、鈴木と西のいずれかが嘘をついている事になるが、どちらが得をしてどちらが損をしたのだろうか。西が受け取ったという銀行小切手と取引を証明する書類、そして携帯電話の全てが無くなっている事が、事件を不可解にしている。西は、息子の内河陽一郎を連れて10月2日に香港に行った。取引は鈴木の都合で1日延びて10月4日だった。この日に事件が起こっている〕(取材関係者より)
〔品田裁判長はインターネットの情報サイトやYouTube動画で自分が担当した鈴木の裁判を生配信された気分ではないか。本来なら裁判所(法廷)はカメラや録音機を持ち込む事が出来ない場所だ。情報サイトや動画では、その情景が目に浮かぶ様な詳しい説明にグーの音も出ないだろう。今まで杜撰な裁定を繰り返して泣き寝入りせざるを得なかった人達の気持ちを考えた事もないだろう。今度は品田が裁かれる番だ〕
〔裁判で鈴木の提出した物的証拠が唯一「確認書」だけであったのに、品田裁判長はどうして鈴木の主張を認めたのか。平林や長谷川は求釈明の書面やA氏側の主張に対する反論ばかりを繰り返したが、それらが裁判官たちにはA氏側の主張を覆す材料に映ったとでもいうのか。求釈明は言いがかりであり難くせに過ぎず、反論の主たるものはA氏に対する度の過ぎた誹謗中傷であることは裁判官にはすぐに分かったはずだ。それにもかかわらず、鈴木の主張を採用した品田裁判長は本当に愚か者だ〕
〔合意書を作成する際に、A氏が提案した通り文案を弁護士に作ってもらっていれば、スタートの銘柄となる宝林株は記載することができたが、万が一にも合意書を第三者に見られた時の事に加え、鈴木と西が、銘柄が替わるごとに毎回書き換えるのは不可能に近いということから、全ての銘柄は特定せずに「今後一切の株取引」と書かれていた。A氏と西、鈴木の3者で合議しない限り無効にする理由はない。鈴木に有利な展開をさせていた裁判官には、合意書を採用しない訳にはいかなかったはずだが、強引な手段を使った。西と鈴木が意図的に合意書の文面を曖昧にしておきたかったとまでは思わないが、いずれにしても第三者を入れたくはなかったという考えはあったと思う。そしてこの時まだ後に何百億という莫大な利益を生む事になるとは鈴木本人も予想していなかっただろう。しかし、莫大な利益が現実となった時に目が眩み、鈴木の根底にあった強欲さが顕わになったという事だろうが、その時に思い直す事が出来なかった事を後悔してもしきれない様な運命が、これからの鈴木には待っているに違いない〕(以下次号)