鈴木義彦に読者は怒り爆発(286)

〔鈴木の弁護士は、どうでもいい事を根掘り葉掘り訊く。平林弁護士の答弁を聞いていると大事なところで主張が二転三転し、同じ質問を繰り返していて弁護士としての資質を疑うような人間味のない言動をしている。この弁護士は、人の器量や情というものを全く理解できない人間だ。A氏は西に頼まれて鈴木を助けたが、そこには何の打算も悪意も無く、温情と好意だけだった。ところが、それを「世の中で考えられない事」だと批判している。これは、自己の見識の無さを曝け出す発言だった。この弁護士は裁判以前から鈴木の代理人としてA氏と交渉もしてきたが、懲戒に値する行動や、辻褄の合わない発言を繰り返した。そもそもA氏と鈴木の人間関係をより悪くしたのは平林弁護士と青田なのだ。こんな質の悪い弁護士の主張を支持した品田裁判長も平林と同類の人間だったと思われても仕方のない事だろう〕

〔和解協議直後の鈴木は「和解書」の支払いを履行するかのように動いていたが、後に一方的に「和解書」の撤回を手紙でA氏に伝えてきた。その後、鈴木の交渉代理人として出てきた青田と平林弁護士が鈴木に忠告をして、その影響で考えを変えたと思われる。金を払いたくない気持ちが強くあったのか、平気で「和解書」を反故にしたが、あまりにも異常な性格だ。鈴木には拭い難い強欲が根底にある〕

〔裁判所はそんな事は赦されない、とタカを括っているかもしれないが、非合法な裁判結果に対しては、非合法な手段で対抗するしかないのではないか。裁判所組織の圧力や、目に見えない圧力の正体が公然化した時、過去の不当な裁判に泣かされてきた被害者達の怒りが大きな波となって押し寄せる事になるだろう〕

〔A氏が鈴木に協力支援した金額は、貸金返還請求の約28億円、宝林株取得時の3億円、株価買支え金は鈴木と確認しているだけで約58億円、合意書に基づく約定を除いて合計89億円になる。鈴木は様々な名目を並べ立てるが、A氏に支払った金額は25億円だけである。この差額だけでも約64億円になる。西の受領する配当額をA氏に譲渡したものが135億円。A氏の被害額はこれだけでも約200億円である。品田裁判長はこの様な検証をした事があるのだろうか。A氏が裁判で請求した金額は債権の約28億円と和解協議で鈴木が約束した70億円。合意書は別にしても98億円になる。鈴木という人間は、恩を仇で返し、人間としてやってはいけないことや悪事を長谷川と2人でどれほど実行してきたことか。犠牲者が多すぎる。この事件は未来永劫にわたって消えることは絶対に無い、どころか家族や身内にも永久に影響し続けると明言できる〕(関係者より)

〔稀代の詐欺師として話題になっている鈴木にまつわる人間関係で、西以外の利害関係者が10人前後も自殺や行方不明といった不審な形でこの世から姿を消している。今回の件で鈴木は、A氏から金を詐取する為に株取引の話を西がでっち上げたとする絵図を描き、口封じの為に西を香港で人を使って排除しようとした疑いが強く持たれている事実等を踏まえると、鈴木の関係者の不審な死に関しても徹底的に解明するべきではないか〕

〔高級官僚というのは、自分の在任中にトラブルは出来るだけ避けたい。例えば、全国の警察署はキャリアと呼ばれるエリートが若くして署長に赴任してきたときは、任期中にできるだけ署内で不祥事を起こさずに無事に送り出すことに全力を上げると聞く。不祥事が起こった時には署をあげてもみ消しを謀る場合があると聞く。キャリア官僚の経歴に傷をつけない為の気配りらしい。裁判所でも同じようなことが考えられる。税金で養われている高級役人が常に優遇されている現状を早急に改めなければこの国の不正はなくならない〕

〔裁判の結果は裁判官次第だということが、今回の鈴木の判決を受けてよく分かった。いかに証拠が揃っていても、正しい判断で採用されなければ無意味だ。裁判官によっては真逆の結果もあり得る。確かに裁判によっては複雑な問題が絡み合って、難しい判断を迫られる場合もあるだろう。しかし鈴木の事件は善と悪を誰もが判断出来る。まして裁判官が判断を間違うなど有り得ない〕

〔法律家は経験則とか倫理則という言葉をよく使うが、これは自分の判断に自信がない時に使う言葉だと思う。法律に照らして間違いない時は説得力ある言葉に聞こえるが、それ以外の時は誤魔化しの言葉だと思う。まして、品田裁判長の様な経験不足のくせに知ったかぶりをする裁判官が使う言葉ではない。経験や論理が法律を上回ることは無いが、この裁判では重要な認定を正当化するための誤魔化しに使っている。これでは公正な裁判とは言えない〕

〔裁判で代理人の長谷川弁護士は、裏で品田裁判長と話がついていたのか、それで長谷川は法廷でやりたい放題出来たのではないか。長谷川の妙に自信ありげな横柄な態度や、原告側の弁護士に対して時折り罵声を浴びせたりしたのは、長谷川には出来レースである事が分かっていたから出来た振る舞いではなかったか。裁判では裁判官から反感を買えば不利になる事ぐらい長谷川が知らない訳がない〕

〔裁判は裁判官が訴状をよく読み、準備書面を読んで事件の経緯と背景を理解したうえで誠意をもって真相を明らかにして正義の判決を下すのが本筋だ。ひな壇の中央に裁判長、右陪席と左陪席にそれぞれ1人の計3人で行われ合議制で進行される。裁判官は鋭く真実を見通す力を持っていなければならない。世間では裁判所や裁判官に対する批判が多く聞かれる。それは、裁判所の旧態依然とした組織が原因らしい。刑事事件は警察や検察が捜査し起訴した時点で99.9%の確率で有罪になり、裁判官は量刑を決めるだけだ。裁判所は刑事部と民事部があって何を基に裁判官の所属が決まるかは一般国民は知らない。裁判所の人事は最高裁内にある「事務総局」に所属する一部のエリート官僚が支配している。この「事務総局」が悪の根源だと言われている。黒白を決める裁判所がグレーゾーンになっていて、ブラック企業と言われている事は日本にとって大きな問題だと思う〕

〔合意書の無効判定については、合意書を何度読んでも合点がいかない。取扱銘柄が記載されていない部分については、銘柄を特定すると複数の銘柄を取り扱えなくなること、銘柄を変更するたびに書き直さなければならない等の事情があり、役割が無限定の部分については、3人の中ではそれぞれの役割を充分に認識できていたこと、常識的に考えて、鈴木と西が資金調達できる筈もなく、またA氏が直接、株売買の指示することもないという経緯があった。また7年間の空白については、鈴木は、宝林株の利益を運用して複数の銘柄を扱って利益を上げていたが、A氏に報告していなかっただけだ。そして、FR社の天野常務(当時)は鈴木が株取引を継続していたことを知っていて、「FRもA氏のお陰で成り立っている」とA氏に会った際に感謝の意を表していた。さらに鈴木が株の売買を隠蔽するために一方的にA氏に対して消息を断っていただけである。以上の事から見ても、合意書が無効になる根拠はない。ただ一つ理由があるとすれば、品田裁判長が自分の経験則等で判断しただけの事だと思う。合意書が法律上でも有効な契約書であった事は間違いない〕(関係者より)

〔西も策士だが、鈴木に比べると底が浅かったと思う。鈴木は、株取引が始まってからは西を利用して極端にA氏と会う事を避けた。頻繁に会って一緒に食事する機会が多くなれば、余計な話をしてしまう事もある為、徹底的に会う事を避けていたと思う。一方の西は、毎日のようにA氏の仕事が終わるのを待って一緒に夜の街に出かけていたようだ。西は、飲食の場でも仕事の話をすることが多く、A氏に注意される程であったらしい。酔ってくると大口を叩いてしまい、策士が策に溺れるタイプだったようだ〕

〔世界中がタックスヘイヴンへの包囲網を強化していると聞く。経済不安から世界中が疲弊している。アフガンの問題もアメリカが弱体化する中で、中国を中心とした国の陰謀が見え隠れしている。世界恐慌の前触れとさえ予告する経済学者もいる。そんな中で鈴木の隠匿資産だけが安全な訳がない。対策を練っているのだろうが、1人では何もできない。しかし、信頼できる人間も周囲には一人もいないだろう〕

〔何事においても真実は1つしかない。裁判では、その1つしかない真実を追及するのが裁判官の務めである。それを品田は裁判長でありながら、追及するどころか鈴木の二転三転する主張にも何ら疑問を持たずに採用したり、品田裁判長の専門であるはずの法律に基づく判断も誰もが納得のいくものではなかった。この裁判自体が茶番にしか思えない〕(以下次号)