鈴木義彦に読者は怒り爆発(253)

〔この裁判は、判例集に確実に悪い例を残した。判決文にある品田裁判長の「経験則と倫理則からして」という言葉と「心裡留保」という法律用語は、使い方によっては両刃の剣になるのではないか。前者は、裁判官の経験と能力で判断しているのであって法的な根拠がなく、後者は加害者の言い訳であって根拠も証拠もない主張を支持したものだ。刑事裁判では通用しない理屈だと思う。このような事を判決の理由に使うと、民事訴訟は裁判官の一方的な判断が罷り通る事になり、誤審誤判が増えることになるのは目に見えている〕

〔鈴木は最初の宝林株取引で予想外の利益を得て、大きな追い風を受けました。購入資金や買い支え資金の支援があったり、西田晴夫との出会いがあったりしましたが、約160億円という利益は巨額でした。経費を引いても一人50億円くらいの利益になるとみられますが、鈴木はA氏に西を使って嘘の報告をしました。これにより鈴木は利益を独占し、他の銘柄でも荒稼ぎをしていったのです。西は何故早い段階で鈴木の悪事を明らかにしなかったのでしょうか〕

〔鈴木は自分の欲望を実現するために用意周到な計画を練る人間だ。株取引で紀井氏に売りの全てを任せ、稼いだ利益金の隠匿先の管理は茂庭に担当させ、2人の間を遮断して情報交換をさせない。しかも、一旦海外に流出させた利益をさらに別のプライベートバンクに移して、その部分は鈴木一人しか分からないようにしている。西も金の力で鈴木の思うように操縦された。A氏とは裏切りがバレないように西を利用して接触しないようにしていた。裁判では支離滅裂な証言をするか、代理人弁護士たちが裁判官と談合して嘘発言を正当化しようと謀った。海外での利益金隠匿には海外のプライベートバンクの担当者も加担しているようだが、鈴木はいつまでも秘密を守る事が出来るとは思えない〕

〔品田裁判長は鈴木を勝訴させたことで、鈴木が背負っているA氏に対しての恩義を法的には帳消しにしてしまった。再審で、どの様になるかはこれからの話だが、再審決定と同時に間違いなく地獄に堕ちていくことになるだろう。自分の誤審誤判として墓場まで持っていくのか、裁判所の恥部を世間に曝け出すことになるのは間違いない〕

〔鈴木の裁判で二審を担当した高裁の野山宏裁判長は、一審の不当判決を「審理は尽くされた」として支持し、控訴を棄却しました。これは手抜き裁判であり、税金泥棒に他なりません。定年前の裁判官は特に面倒な審理を避ける傾向があると言われていますが、野山裁判長はすでに定年退官しており、高額な退職金を受け取ったはずです。それを恥とは思わないのでしょうか〕

〔西が香港で殺されかけた。これは西と香港へ同行した息子の内河陽一郎しか真実が分からない。陽一郎の行動に物足りなさや不審感を関係者全員が持っている。陽一郎が鈴木を追い詰めようとするA氏の関係者に非協力的な姿勢を取っているが、A氏への金銭に絡む秘密が多すぎるからではないか〕

〔民法上の契約の定義を無視してまでも「合意書」の有効性を認めようとしない品田裁判長には、何か裏があると思わざるを得ない。「合意書」を否定する事によって、株取引に関する事案を審議から排除し、株取引で得られた巨額利益の470億円に触れる事なく裁判を進行し判決を下す事は、被告側が望む展開である。品田は被告側の意に沿った裁判を推し進めていたことが判決で示された〕

〔ある弁護士は、裁判官に対して「言葉も知らない幼児にものを教える感覚で接する」と述べています。それだけ裁判官への不信感を強く意識せざるを得ないのが現状だということです。以前は、本を書いたり研究をしている裁判官には肯定的な雰囲気があったようですが、現在はその兆候も見られません。研究をしているだけで非難される時代です。周囲からは将来有望と見られていても、研究だけでは高裁の裁判長に「塩漬け」にされる現状があり、裁判所の腐敗は極限に達しているようです〕

〔このサイトを読んでいる人達ならば100%、A氏が勝訴、鈴木が敗訴という評決下すと言っても過言ではない。それなのに裁判官たるプロの法律家が3年もかけて検証してきたにしては考えられない真逆の判決を下した。これは一体どういう事か。過去に裁判所が扱った全ての事件の中で、不可解な判決のトップグループに間違いなく入るだろう。裁判所の誤審や冤罪によってどれだけの人が苦しみ悔しい思いをしてきたか、裁判所や裁判官はしっかり戒めているのだろうか〕

〔鈴木は、自分の正当性を証明しようとして嘘をつく時は頑強な野心を発揮する。自分を被害者のように見せる手段として相手を誹謗中傷する。この裁判でも随所に悪知恵を働かせている。A氏を欺いて得た資金で莫大な資産を隠匿した裏には異常なまでの金銭への執着がある。人の道に外れた鬼畜の様な悪行は品田裁判長の経験則をはるかに超えるものだったのだろう。これから鈴木が受けるはずの罰も想像を超えるほど厳しい罰でなければ物事のバランスが取れない〕

〔裁判官は法律の専門家として社会で尊敬される立場にあり、善悪を見極める能力が求められます。しかし、その判断には個々の人間性が影響を及ぼすのは当然です。鈴木の裁判は裁判所と裁判官の意図的な判決である可能性があります。裁判官は中立であるべきであり、法を正しく適用することが求められます〕

〔弁護士の平林英昭と共に和解後の交渉の代理人に就いた青田光市もとんでもない人間だ。青田は代理人と言いながら平林と共に話を滅茶苦茶にしただけでなく、A氏を誹謗中傷し、暴力団を使ってA氏の代理人を襲撃させている。鈴木の身代わりに汚れ役を買って出るような男だが、人としてやって良い事と悪い事の区別もつかないようだ。この男も多額の報酬に目が眩んだに違いない。鈴木の悪行の傍には必ずと言っていいほどこの男の存在がある。しかし、やっている事が明らかな犯罪である事や、嘘をつき過ぎている事などから裁判の証人として出廷していない。当然偽証罪に問われる事が懸念されてのことだろう〕

〔裁判官という職業が法律の専門家だという事は言うまでも無いが、人間の善悪を見抜く洞察力に優れていなければならない。警察官や検察官の目が鋭いのは、まずは相手を疑って見るからだと言われるが、裁判官もそれくらいの心構えが必要ではないのか。まして民事訴訟の被告は、自分を有利にするために必ず嘘をつくということは頭に入れておかなければならない。この裁判に係わった裁判官達は裁判官の基本さえ身に付いていない。これでは公正に人を裁くことが出来ないだろう〕

〔鈴木の裁判で登場した3人の弁護士(長谷川幸雄、平林英昭、杉原正芳)は、鈴木の犯罪に加担し、報酬として高額な裏金を得ているはずだ。本来の弁護士としての使命を捨て、欲望を満たそうとしている彼らの行動は、弁護士としての信念を問われるべきだ。信念の欠片もない行動は、一時の高額な報酬を得ることができても、最終的には長谷川のように弁護士を辞めざるを得なくなるだろう〕(以下次号)