小野敏雄の記事への反響が大きくなっている。記事を読んだ読者からの投稿もうなぎ上りだ。「日本で一番の右翼の幹部を自認しているそうだが、こんな詐欺師が10代から約40年も所属している組織というだけで評価が地に堕ちるのではないのか」というものに始まり、小野を知る関係者からの非難の声は特に大きく、小野の人格まで疑う投稿もあり近々掲載するが、記事で公開した情報は全て裏付けを取っており事実に基づいている。小野の際立った無責任さと詐欺にも等しい作り話で債権者に迷惑をかけ続けてきた情報を記事として公開しているが、投稿の大半が小野への非難に集中していることから見ても、小野が社会性の全くない人間であるという評価は間違っていないと思われる。債権者と一緒に食事をしても飲食代を払ったことは一度もなく、ケチの度合いが異常でしかもそこには誤魔化しが多い。また、寄せられた情報の中には小野が複数の人間(女性を含む)を騙している事実もある(小野は30年以上も前の昭和63年7月19日に妻の真理と結婚した既婚者だが、自分勝手な都合で独身と嘘をつき通している)。また、残土処理の話や3億円の入金話を聞いていたという投稿があったが、小野が債権者に持ち込んでいた虚偽の入金話5件~6件もほかの関係者に同様に話していたことが窺われる。口から出まかせとはいえ、作り話を生み出すことは常識のある人間には容易ではないはずだから、逆に言えば、小野が嘘をつかなければいけない被害者が多数いるということだ。このような状況をこのまま続けていたら、今後、家族や身内がどうなるかを小野自身考えたことがあるのだろうか。ただし小野の家族も、小野が債権者から騙し取った金を日常の生活費や2人の子供の学費に充て、また見栄を張るためでしかない外車購入に使っていた事実を認識するべきだ。小野が悪事を重ねて逃げ回ることは正常な人間のすることではない。右翼の基本的な信念とは何か、40年も所属する右翼団体ほかに迷惑をかけることを何も感じないのか。
これまでにも触れたとおり、小野が裏仕事の手伝いで付き合いを続けてきた後藤悟志(太平エンジニアリング社長)を半ば恐喝するような裏切りを働いて手にしようとしたものだった。債権者と小野を知る関係者によると、「後藤には裏仕事を手伝う前任者がいたが、小野はその前任者を蹴落として事実上前任者を追い出させ後釜に座った。これは小野自身が認めていることです。後藤が不動産取引で得た利益10億円について『反社会的勢力の人間に話を付けたのは私一人でやった』と小野は自慢していたが、こんな悪事を長年にわたって好き放題をして逃げ回っている人間にできる訳がない。大ボラを吹く癖があるようだ。小野は後藤に協力して上手くいったことで礼金を受け取ったようだが、その後、税務署が後藤と小野に調査をかけたことを利用して、後藤から口止め料を取ろうとした。それが3億円の真相だった」という。「これが明るみに出ると、2人とも逮捕される」とは小野自身が話しているほどだったという。債権者と小野を知る友人知人は少なくとも10人以上はいるが、小野はその誰とも近しい関係を作ろうとせず、互いに連絡を取る必要があった時でも、直後に債権者に「すみませんが私の電話番号を必ず削除するように伝えてください」と言うので、誰もが不可解に思っていたが、小野の所業には「何なんだ、あいつは。言っていることとやっていることが全て正反対じゃないか。本当に非常識も甚だしい。よく右翼の幹部と言える」と呆れ果てている。債権者との約束を破り一切の連絡を絶ったという話を耳にした友人知人たちは当初は、それでも時間を置かずに小野が債権者に連絡すると思っていたようだが、債務不存在の訴訟提起をするという全く逆の行動を取ったことで小野の対応には全員が本当に怒りを露にして「小野の外見と本性があまりに違い過ぎて、周囲を騙してきたのがこれでよく分かった」と言う。
小野と後藤悟志の付き合いは極めて特殊で、後藤は太平エンジニアリング(空調設備工事の大手)の経営トップでありながら金銭に対しては強欲で、小野は6年間も付き合ってきた中で表には決して見せない後藤の実態を垣間見てきたようだ。毎週最低1回は賭け麻雀に興じ、あるいは飲食を共にする中で後藤の素顔や日常の人との関りや行動を小野はつぶさに見てきた。債権者とのトラブルを起こしてようやく分かったことだが、小野はそれらの全てを材料にしていつでも後藤を脅すことが出来ると考え続けていた。後藤のことを「金銭面でも女性に対しても最低の男だ」とか「男じゃない、人間じゃない」とまで小野は最大限に好き放題のことを言っており、確かに取材をしてみると小野の話では後藤の金銭感覚は普通ではないが、小野よりもだらしがない悪党は他にはいないと言うくらい男らしさは全く見当たらない。しかし、裏仕事を手伝うような付き合いをして、一部でも秘密を共有するような関係にあった後藤を脅すなどというやり方はあまりにもゲスで、決して許されるものではない。やるなら、堂々と関係当局に出頭して告発するのが筋のはずだ。小野敏雄という人間はいつもスーツを着て一見真面目そうに見えるが、この男の人間性を大いに疑う話ではないか。このまま逃げ回っていても問題が解決する訳ではなく、人としてのまともな心情があるなら謝罪するべきことは謝罪して、今後のことを真面目に話し合うのが常識ある人間の行動と思われるが、そうでなければ誰からも相手にされなくなるだろう。家族や身内までもがそうなるのに時間はかからない。
前述したように、小野は債権者を始めとして何人もの人間にどれだけの嘘をついて大きな迷惑をかけているか、反対の立場に立って考えてみることだ。債権者から何か頼まれ事があれば必ずと言っていいほどピンハネをする癖が小野にはあるが、それも債権者とのトラブルにより小野の悪質さの表れであることが明確になった。小野が時間稼ぎをしたり相手に予定させた結果、どれだけ迷惑をかけ続けたことか。同じように残土処理にしても、債権者は長年の付き合いがある人脈で残土を処理する用地を手配させ小野に協力したが、小野が一向に手続きを進めなかった、というより全く根拠のない作り話の一つでしかなかったために、債権者も残土処理業者も大きな迷惑を被ったのだ。それにもかかわらず、小野は明確な説明も謝罪もしないままだった(全てが架空の話かブローカー話で実体がなかったからだ)。そんな無責任なことを小野は自身の人生でどれほどやり続けてきたのか。債権者の所にも何人も相談に来ているというが、小野は逃げた翌日には弁護士に頼み時間稼ぎをするようでは何の意味もないどころか、状況がドンドン悪くなることくらい気づかないのか。委任を受けた清瀬雄平弁護士は小野の話を調査することもなく正当化しようとして、虚偽で乱暴な、しかも名誉棄損に当たる主張を10以上も繰り返しことから懲戒請求を受けているが、本来なら小野を一喝するくらいの気概があって然るべきだ。
今後も元友人や知人のほか多くの読者から寄せられた情報を掲載するとともに、寄せられた情報の精査を続ける中で裏付けが明確になったものから順次掲載していくことにする。(つづく)