鈴木義彦に読者は怒り爆発(224)

〔人間には、それぞれに自分が生きていく道があると思うが、自分の勝手な行動をとる為の道ではない事を鈴木は知るべきだ。日本には昔から「武士道」という道もある。武士道の心得とは「潔さ」だと思われるが、鈴木よ、武士道の意味を考えてみろ。お前が示すべき潔さとは一体何か、考えればすぐに分かることだ。そう、自首しかない〕

〔鈴木が和解書締結後にA氏に電話をしたり、会いに行ったりして和解書で約束した支払いについて話をしていたが、「質問と回答書」(乙59号証)では殆ど触れていない。判決もこれについては全く触れていない。鈴木は香港に一時的に隠匿した資金がA氏に気付かれていないかを心配しながら調子のいい話をしていた。そして、西と紀井氏が裏切って鈴木を誹謗中傷した為に日本に居られなくなったと言い訳して、A氏と会って話す事を避け、海外に逃亡した。このような人間に対してほぼ全てが正しいという判断が何故できたのか、誰もが理解するには無理があると思う。時間を調整すれば、いくらでも会って話し合うことはできたはずだ。裁判官はこれが鈴木の常套手段だという事を見抜いていなかったのか。これも裁判官の明らかな大きすぎるミスだ〕

〔鈴木は、平成11年9月30日に15億円の現金を西に持たせて債務を返済したと嘘の証言をすることで、A氏からの債務を完済したものにしようとした。鈴木が唯一の物的証拠として提出した確認書にしても、A氏が、FR社の決算時の会計監査を切り抜けるために便宜的に協力したものであって、西がそれを裏付ける確認書と手形の額面総額の借用書を差し入れていた。2つの明確な証拠(西作成の借用書と確認書)と天野氏の証言で鈴木の嘘は明白である。鈴木は、15億円の借入金は簿外債務にしていた為、貸借対照表に記載していない。手形原本も必要なく日本アジア投資証券だけが必要だったと言っているが、アジア投資証券は以前に西が「鈴木が資金繰りに必要だと言っているので」と言って持ち出してしまっている。通常、監査法人の会計監査は約束手形帳もチェックされる。13枚もの手形が無ければ目につくし、原本がなく使途不明であれば上場廃止要件になる。手形13枚は絶対になければならなかったはずだ。まして、15億円では債務完済にならない。裁判官の判決での裁定は全く辻褄が合っていない。抜け目の無い鈴木が借用書や念書の回収を忘れることは100%有り得ない。10件以上ある債務関係の証拠の全てで回収を忘れることは有り得ないことだ〕

〔鈴木は和解協議で最終的に不正を認め、一旦は50億円(A氏と西にそれぞれ25億円)と2年後の20億円の支払いを取り決めた「和解書」の契約履行の意思を明確に示していたが、突然A氏宛に手紙を送り付け、その態度を一変させた。恐らく交渉代理人に名を連ねた青田と平林弁護士の入れ知恵だろう。それにしても鈴木はどこまで芯が腐った人間だろうか。「合意書」もそうだが、今回はあれだけ協議を重ねて鈴木自身の非を認めた上で交わした「和解書」の契約すら男らしく守れないとは人でなしも甚だしい〕

〔不当判決として非難を浴びている鈴木の裁判では、品田裁判長に被告側から裏工作があったのではないかという疑惑が大きく浮上している。鈴木は「合意書」を破棄する為に10億円の報酬を紀井氏から西の運転手の花館聰経由で西に支払った。負ける可能性が極めて高かった裁判だから、勝訴する為であれば、鈴木はどんなことでもやったに違いない〕

〔和解協議では、一部にしろ西の株取引を巡る真相暴露を受けて鈴木の裏切り行為が問い詰められたが、強欲、強情極まりない鈴木は、一部は認めたものの、株取引で得た全ての利益を明らかにすることはなかった。破棄されたと思っていた「合意書」をA氏に見せられても「合意書は忘れた」とうそぶく鈴木に、反省の色は一切見えなかった〕

〔この裁判ではA氏代理人弁護士の存在感がなさ過ぎたと思う。滅茶苦茶で、とても正常な判断の出来る人間の言っている事とは思えないような鈴木や長谷川の主張の勢いがあり過ぎて、特に長谷川は強迫や心裡留保、公序良俗違反に加えて反社とA氏の関わりを偽証するなどの戦術を強調した。それもこれも、A氏代理人の中本弁護士の裁判に与える影響のなさが原因だ。特に反社との関係の偽証に対しても、A氏の会社が入っていた新宿センタービルは、審査基準が非常に厳しく当時の入所時130社という多くの申請があった中で選ばれています。入所から30年間、家賃の滞納が一度もありませんでした。警備も厳しく反社と分かればビル内に立ち入ることさえ出来ません。裁判官に対して鈴木に対する疑念を抱かせるような理路整然とした強い反論が出来ていれば、品田裁判長は酷く偏向した判決を下せなかったのではないか〕

〔西は身近の関係者に「世界一の詐欺師になる」と豪語していたというが、A氏から支援してもらっていた金銭はいつ、どうやって返そうとしていたのか。鈴木という悪党の本性は、A氏に紹介する前から分かっていたはずで、自分の資金繰りのためにも鈴木を利用しようとしたことは間違いないだろう。鈴木を紹介するまでに西はA氏に116億円の債務があったというが、自殺する直前には倍以上の323億円(買い支え資金207憶円を含む)にまで膨らんでいたという。株取引の利益を山分けしようという鈴木の誘いに乗ってA氏を簡単に裏切ったが、鈴木に合意書を守らせようとした気配がまるでないのは、西もA氏に本当の話をする積りはなかったのか。自殺まで追い詰められたのは、間違いなく鈴木の悪辣さがあっての事だろうが、A氏を裏切った時からその成り行きが始まっていたのかも知れない〕(西の関係者より)

〔保釈中に海外に逃亡したゴーン被告が、オランダに設立した統括会社「日産・三菱BV」と結んだ雇用契約を不当に解除されたとして、アムステルダムの裁判所に日本円にしておよそ20億円の損害賠償を求める訴えを起こしていたが、これに対して日産側は「法的に有効な雇用契約は結ばれていない」とした上で、ゴーン被告に支払われていた報酬を返還するよう求めていた裁判で、アムステルダムの裁判所が昨年5月20日にゴーン被告の訴えを退けたうえ、日産側の主張を認めゴーン被告に日本円にして約6億6000万円の返還を命じる判決を言い渡した。オランダの裁判所は正当な判断で判決を下す、まともな裁判所である。それに比べ品田裁判長が、原告側の証拠を全面的に退けて、鈴木側が何も証拠を示せなかったにもかかわらず、虚偽の主張だけを採用して判決を下すという愚行を犯したことは、日本の裁判所に対する信用失墜は免れず、世界から笑い者になる〕

〔当事者である原告と被告のどちらでも裁判中に「この裁判官を代えて欲しい」と申立てが出来る。この忌避権を濫用すると、裁判官は簡易的に却下出来る。最近の裁判官は自分の点数稼ぎを優先する為に忌避申立の簡易却下を濫用しているという。理由は、他の裁判官に自分のミスを知られない様にするためらしい。しかし、簡易却下を濫用すれば自分の首を絞めることにもなる。裁判所の中ではモラルのない出世競争が行われているようだ〕

〔鈴木の代理人である長谷川弁護士は悪党弁護士そのものだ。鈴木の主張が矛盾だらけで、自分達に勝ち目が無い事を察知した長谷川は、判決をひっくり返す為に起死回生の手段として、原告のA氏を反社会勢力と深い関係にあるように仕立て上げ、死んだ西を利用して「質問と回答書」(乙59号証)という陳述書を捏造し、問答形式で鈴木に「金を払わないと家族まで狙われる」ほか虚言を繰り返させ、とことんA氏の社会的信用を貶めようとした。長谷川も鈴木に負けずろくな人間では無い〕

〔品田裁判長はこの裁判を通してA氏の主張の殆どを排除してきたが、その理由を知りたい。A氏は鈴木に対して自分の限度を超えるまでの支援をしていた。これはA氏の性格からして「一度約束した事だから」という思いが強かったからだと思う。A氏の周囲には過去に鈴木のような大悪人はいなかったのか。今まで支援した人間は多かったが、これ程の裏切者はいなかった。それがA氏の原点だったと思う。鈴木の弁護士が「世の中であり得ない事」と思うのはあるかもしれないが、A氏はそう言われる程、鈴木との約束を守り続けた。これには一点の嘘も無かった。そんなA氏の主張を品田裁判長は大事な所は無視している。A氏側の主張に対しては重箱の角を突くように検証したが鈴木の主張には重箱の蓋を閉じたまま中も見ないで支持した。ここまで一方的な裁定はあり得ない〕(関係者より)

〔都心のホテルの客室で不審な死を遂げたFR社の天野裕という人物はこの裁判には重要であったと思う。平成10年から11年にかけてのFR社の決算の件、平成10年のピンクダイヤと絵画の販売委託に係る念書の件、鈴木がA氏に13枚の約束手形を振り出して融資を受けていた事情、そして何より、鈴木が合意書に基づいてA氏の支援で実行された株取引で莫大な利益を上げていた真実、これらはA氏が天野氏と面談して確認していた。それを鈴木は、天野氏が自殺したことを利用して全てを否定した。品田裁判長はA氏側の主張を認めず、鈴木の主張を支持した。鈴木の主張のどこに真実があるのか、判決では一言も触れていなかった〕

〔裁判で被告側は、和解協議の場で強迫され「和解書」に無理矢理署名させられたと主張し、品田裁判長も何故かあっさりと採用し、「和解書」の法的効力を認めなかった。まともな裁判官なら、本当に強迫があったのかどうかを審議するはずだ。裏付けの無い被告側の主張をそのまま採用するなど有り得ない。本当に強迫があったのであれば、その足で警察に被害届を出していたはずだ。そうした根拠のない証言を採用する品田裁判長には不信感を拭えない〕(以下次号)