鈴木義彦に読者は怒り爆発(221)

〔裁判で被害者ぶるには「強迫」や「心裡留保」などは最適かもしれず、鈴木はフルに利用した。加えてA氏に対するありもしない誹謗中傷で裁判官への「心証操作」をして偏った判断をさせるように扇動した。どちらも便利な裁判用語だと思う。虚偽の主張や証言だから当然だが、鈴木はこれらの心証操作をフルに利用するしかなかった。しかし、ここまで見事に誘導されてしまった裁判官がいることには驚く。A氏の代理人は合意書や和解書作成の背景をいくらでも主張し鈴木の矛盾や整合性の無さを指摘して反論できる場面があったにも拘わらず、いくつもの陳述書を提出しなかったなど、そのきっかけを逃してしまった。あまりにも中本弁護士は力不足だった〕

〔読者投稿への投稿が途切れることもなく、以前よりも内容が深くなっている。毎日のように寄せられる膨大な投稿の中から選択しているのだろうが、インターネットの世界のように風通しの良い公開の場で、今回の鈴木事件のような誰の眼にも納得のいかない判決結果に誰もが注目していることから、あまりにも酷い過ちを冒した判決が世間の裁きを受け、正しい方向に広がりを見せていくのではないか〕

〔今の日本の裁判制度は明治新政府から始まったようだが、戦後からを見ても、個人でこれだけの巨額資金を争った裁判はなかったと思うし、こんな滅茶苦茶な判決もなかったと思う。それだけに関心を寄せている読者が非常に多いが、国民の多くが信用していたはずの法曹界の驚くべき実態を知り、驚きと困惑が入り交ざっている状況かもしれない。この事件が今後、どのように展開していくか、少なくとも鈴木の犯罪疑惑、中でも1000億円以上の利益隠匿と10人前後の犠牲者を巡る事件の真実を明らかにしなければ、今後の日本の法曹界に対する評価は国内のみならず世界からも最低のものとなるだろう。そのためにも再審は絶対に行われなければならない〕

〔「A氏から資金提供を受けるために必要だという西に協力して書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった」と、鈴木は合意書に署名指印した理由を挙げて言い訳しているが、そんな人間が西に10億円も渡して合意書を破棄させようと企てる訳がないではないか。鈴木の発言には裏表がありすぎて悪質な計画性が窺える。こんな嘘つきを品田裁判長はなぜ裁かずに野放しにしてしまったのか。鈴木には「合意書」の存在がそれほどまでに邪魔であり、事件の鍵を握る重要な書類であるという認識が鈴木にはあったという証拠であるのに、品田裁判官はそんな重要な証拠を無効にしてしまった。判決が誤判であることを裏付ける証拠はいくつもある。これだけひどい誤判は永久に汚点として残り、決して消えることは絶対に有り得ない。再審で真偽を明らかにしなければならない〕

〔鈴木は裁判では自分があくまでも被害者であると主張していたが、真実を捻じ曲げるにも程がある。和解協議の場が強迫だの心裡留保だのと訳の分からない事を言っているが、A氏や関係者からすれば、例えば和解協議の場での西と鈴木の口論を聞けば、その背景に強迫などなかった事は明らかだし、和解協議から1週間後の平成18年10月23日に鈴木がA氏を訪問し面談した時もお互いに言い合うことなどなく丁寧な言葉で話している。これらは録音されていて、何人もの関係者が聞いている。鈴木は法廷での主張と法廷外での言動が掌を返したように違っているのだ。裁判官たちはA氏側の主張にもっと耳を傾けて鈴木の人間性に着目していれば、本質が見えてくるはずだった。中途半端で多くの誤審により最悪の誤判につながった。この責任は大きすぎて歴史から消えることはない、というのは多くの読者等の意見である〕(取材関係者より)

〔西はA氏に宛てた「遺書」で「いつも相手が一枚も二枚も上手で最後にやられてばかりです。…後一歩のところで自分のやり方が悪いのか(略)本当に悔しいです」と、それまで鈴木に騙され続けた事を嘆いていたが、やり方というより鈴木を信用したり、自分に都合よく利用しようとした事が間違いだったのだ。西は株取引をする以前から鈴木に対する不信感を拭えなかったはずだ。FR社の資金繰りの為の借入金返済の約束を守らせなかったり、超高級腕時計の換金を無責任にやらせたりしたが、それは鈴木から分け前を貰ったからだったのか。株取引でも鈴木には利益金の口座管理を任せるべきでは無かった。西は早い段階で鈴木に誑かされ、宝林株で上げた160億円のうち30億円を受け取ったことで、その後の株取引で上げた巨額の利益の山分けという言葉に騙され、最期は自殺に追い込まれた。そうしたことは遺書からも読み取れる〕(関係者より)

〖裁判官は最終的に判決を下す権限を持つ特別な職種だ。それだけに裁判は絶対に公正でなければならない。ところが、鈴木の裁判では、裏付けのない被告側の主張を採用し、原告側の証拠類は一切検証しないなど通常では有り得ないような事態が起きた。無理すぎる裁定内容だと品田裁判長本人が一番承知しているはずだ。善と悪の真逆の判決を下した品田裁判長は偽善者と言われても仕方がない〗

〖鈴木の裁判は、株取引に於ける「合意書」の有効性が否定された事により、脱税疑惑を含んだ470億円の利益金は闇に葬り去られた。鈴木側の望む判決結果で終結している。品田裁判長との癒着が事実なら、利益金から高額な賄賂が渡されることになるのだろう。〗

〖A氏は鈴木のような人間の頼みを聞いてあげたばかりに莫大な損害を被った。30年来、本社のあった新宿センタービルを出たのも鈴木の影響が大きかったようだし、金銭的にも精神的にも何十年にもわたって大変な思いで過ごして来たように思う。だからこそ、それを知るA氏に世話になってきた関係者たちは、自分の事のように鈴木への怒りが収まらないのは当然の事だと思う。鈴木はそんなA氏の事を考えた事があるのか。いつまでも今までのように裏切り続け逃げ回る事など出来る筈がない〗(関係者より)

〖貸金返還請求事件の審理で3年もかけたのは本当に無駄だったとしか言いようのない判決だ。もっと早い段階で白黒はハッキリ付いていた筈だ。品田裁判長に担当を代える必要などなかったと思うが、長谷川弁護士の意図的な時間稼ぎが功を奏したのも否定できない。長谷川は裁判長が交替するタイミングを待っていたのではないか。審議が長引けば裁判所側が早期結審をする為の手段を取って来るからだ。そのけっか、ち密な検証は省かれ、事実よりも印象が大事になってくると裁判の流れを読んでいたとしたらどうだろう。考え過ぎかもしれないが、長谷川のような百戦錬磨の悪徳弁護士の考える事は底が知れない〗

〖この事件で、裁判官が意図的に鈴木に偏った判断をして判決文を書いたとしか言いようがないが、品田裁判長を始めとする裁判官たちはそれほど大それた過ちを冒したという自覚があるのか。裁判が長期化し、早期結審を目的に配属されたであろう品田裁判長は、1件ごとの事件に対して、どれほどの見識と集中力で臨んでいるのだろうか。工場の流れ作業と同じような感覚で右から左へと流しているのではあるまい。今回の事件を知り、鈴木のような大悪党が存在する事にも驚いているが、同時に国民が理想としている裁判所の在り方とは全く違っている事実も知る事になり、日本の法曹界や上級官僚たちの無責任さを痛感させられた〗

〖裁判では、事件の原因とその背景、経緯、そして証拠等が詳しく検証され判決に繋がるのが自然だが、この裁判で被告は長谷川弁護士の協力で、嘘の背景と捏造した証拠だけを主張し、触れられては不味い原因と経緯は悉く省略した。そして、最後は品田裁判長が辻褄の合わない酷い判決を下した。民事裁判は裁判官のサジ加減と言うが、それが本当なら絶対に裁判所と裁判官の姿勢を変えさせなければならない〗

〖鈴木は人前で涙を流し、土下座をすることが人間の情を動かすという事を知っていて、他人の情に縋ったり煽ったりする卑劣で最低最悪な人間なのだ。それを見抜かなければ、この悪党の術中に嵌ってしまう。これだけの嘘を平気でつき、これだけの恩に感謝のカケラもなく、自己の金欲の為に生きている鈴木という人間には正当な法律はなかなか通じないかもしれないが、正当な裁きを受けさせなければならないほどの大悪人だ〗

〖裁判所の中には勉学に優秀な人が多くいると思う。しかし、今の裁判所では、いかに才能や技量があっても無益な人間に扱われ、邪魔者扱いにされると言われているようだ。しかし、いかに地位の高い人でも人からの信用や信頼が無くては世の中の為にはならない。まして裁判官がそうであれば害悪以外には無い。会社の経営も商取引も、行政の運用も裁判の効能も、外交の運用も全てが信用の上に成り立っている。信用を得るには時間がかかるが、失う事は簡単だ。裁判官達は肝に銘じなくてはならない〗(以下次号)