鈴木義彦に読者は怒り爆発(203)
〔鈴木は和解協議の際にA氏の会社に監禁され、強要されて和解書に署名せざるを得なかったと主張しているが、なぜすぐに警察に被害届を出さなかったのだろうか。強要行為があったのなら被害届を出すのは当然であり、さらに金額は50億円プラス20億円という巨額だ。品田裁判長も警察への被害届の受理記録を基に強要の事実を認定すべきだが、鈴木の証言だけで脅迫や強要があったと判断するのは乱暴で強引すぎる。さらに、鈴木は和解書作成後に何度も和解書の支払いについて確認し、そして和解から1週間後には一人でA氏の会社を訪ね、今後の支払いについての打ち合わせを行っている。これらの行動から強制や心理的な圧力があったと主張するのはおかしな話しではないか〕
〔コロナ禍やウクライナ紛争で世界中の政治も経済も、そして社会も不安定な状況にあるが、鈴木も隠匿資金が気がかりに違いない。青田は鈴木の金を当てにしていつまでも腰巾着としてしか生きられないのだろうが、「上野の会長」と呼ばれていい気になっているのも今のうちだ。今の時代「しのぎ」のないチンピラに小使い銭を渡すのも大変だろう。渡せている間は「上野の会長」でいられるだろうが、金の切れ目は縁の切れ目で、鈴木に捨てられて金が無くなった時には、青田は誰からも相手にされず、逆に奈落に落ち、不忍の池の畔にでも転がされているような姿が見える〕
〔A氏が鈴木を提訴した時、西と天野氏は既にこの世を去っていた。彼らは鈴木の悪行を証拠として残していた。西は鈴木との日々や株取引の詳細をレポートに残し、また、天野氏とA氏の面談内容は録音テープに記録されていた。しかし、裁判ではこれらの証拠は全て採用されなかった。品田裁判長は西と天野氏の立場についても充分に認識していたはずであり、彼らの死に鈴木が関与した疑いは濃厚だ。それ故に品田裁判長の判断には大きな疑念を生じざるを得ない〕
〔西が鈴木の代理人であったことは明白だ。貸金の主債務者である鈴木が説明や報告をすべき事柄をA氏に会っていた行っていたのは西であり、鈴木の主導で実行された株取引でも同様だった。裁判官がそれを認めなかったがあまりにも不可解過ぎる。これは、判決を鈴木有利に導くためには必須だったことが窺える。A氏と西、鈴木の出会いからの経緯を考えれば、西が鈴木の代理人として動かなければ3者間の約束事が成り立たず、鈴木への融資や買い支え資金の支援につながることは無かった。裁判官は誤審ではなく、完全に故意に鈴木擁護の判定をしたとしか思われない〕
〔鈴木が平成9年10月15日付で差し入れた借用書は、主債務者と連帯保証人が逆という不備があり、鈴木が書き直しますと言ったが、「お互い信頼関係でやっているんだからそのままでいいよ」と言っていたA氏。これはA氏の人間性を示していると感じる。鈴木はA氏の器量に頼り、無理な融資をお願いしたが、その恩を仇で返す行為を繰り返した。A氏は相手の信頼を裏切ったことはない人だと思うが、鈴木のような人間はA氏の心情を理解する気もなかったのだろう。A氏の恩情に付け込み詐欺を働いた鈴木を誰もが許さないだろう〕
〔鈴木は、裁かれるべき横領や詐欺等の罪を平気で犯していたが、A氏はあえて事件にしなかった。鈴木が今も自由な身でいられるのは、誰のおかげなのかを自覚すべきだ。鈴木は破産や命の救済、そして今までの謝罪の機会を与えられてきたが、ここまで来ればA氏自身も鈴木を庇うことはないだろう。当然、あらゆる機関の捜査に協力することになり、鈴木が隠匿した巨額の資金も明るみに出されるだろう。鈴木の裏切りは想像を絶するものであり、許すことはできない。また、鈴木自身や彼の家族が隠匿資金を自由に使うのも許されない。隠匿された資金は社会や人々のために全額活用されるべきだと考えるのは当然だ〕
〔一般の国民は裁判所をあらゆる法律に通じた万能の組織体であるかのように錯覚し、裁判の途中で裁判官が替わっても、裁判所の連続性は失われないように信じ込んでいる面があるが、実際には異動してきた裁判官が全く新しい事件記録を何十件も一度に目の前に積まれ、全ての事件記録を前任者と同じように読み込むことなど出来ない業ではないか。裁判を知り尽くしている長谷川にとっては、裁判長が2回も替わるという状況は都合が良かったのではないだろうか。審理での個々の問題について詳しい検証が改めて行われない可能性が高い事を知っていた筈だ。裁判長が交替した結果、品田のように十分に理解をしないまま争点を無視したような判決が書かれてしまう。もし長谷川の戦略の中に、裁判官の交替を待ちつつ無駄に裁判を長引かせるという計画があったとしたら、とんでもなく悪質である〕
〔和解協議の後、鈴木の代理人として交渉で現れた弁護士の平林は、A氏との初対面で「50億円で手を打ってくれませんか。それであれば、鈴木は即座に支払うと言っています」と提案してきたが、A氏の株取引による支出は実際には207億円にも上っていた。和解金額は利益が60億円を前提に設定されており、その後に利益は約470億円であることが判明している。この状況では、提案は到底受け入れられるものではないだろう。平林は弁護士であるにも関わらず、ただの使い走りに過ぎなかった。鈴木本人でなければ話にならない〕
〔鈴木はA氏から計り知れない恩を受けている。今、生きていられるのもA氏のお陰だと言っても過言ではないはずだ。鈴木自身も、A氏と出会っていなかったら野垂れ死にしていたかも知れないことを一番よく分かっているはずだ。「犬は三日飼えば三年恩を忘れず」というが、鈴木は恩を覚えていながらA氏を裏切った。犬にも劣る最低最悪な人間だ〕
〔国民の期待する裁判官像は、人間味に溢れ、当事者の話に真摯に耳を傾け、広い視野と人権感覚を持ち、公平で間違いのない判断を追求する裁判官だ。しかし、裁判所が求める裁判官像は迅速さを重視し、サラリーマンのように上司の指示に従うことである。理念だけは立派だが、実態は大きく異なる。特に民事裁判では、裁判官の人間性が大きく影響してくる。したがって、裁判官によって当たり外れがあるが、本来ならそんなことは絶対に許されないはずだ〕
〔今回の鈴木の訴訟において一審の判決を不服として控訴しても、野山裁判長は大した審議もせず、誤字脱字の修正のみで格好だけ取り繕った見せかけの裁判では三審制の制度が全く活かされていないに等しい。日本の裁判所は三審制の定義づけを変えないと国民に誤解を招くだけだ。裁判所には誤審誤判を防ぎ、国民の正義を守る為に公正で慎重な裁判を行う義務があるはずなのに、ただの流れ作業と化している現状では大きな信用失墜は免れない〕
〔鈴木の事件で最も問題視されるのは、品田裁判長が紀井氏の証言や陳述書を「一連の株売買を知る立場にない人物」として扱い、軽視したことだ。紀井氏によれば、2006年10月時点で鈴木は約470億円の利益を隠匿していた。しかも、鈴木の指示で株式売買を担当していた人物にしか分からない内容であることは明白であった。もし品田裁判長が紀井氏の証言を軽んじる積りなら、紀井氏を偽証罪で告訴すべきではないか。それにもかかわらず、ただ退けるだけとは、紀井氏の存在と証言が、よっぽど不都合な真実であったからに他ならない。品田裁判長の真実から目を逸らした裏には絶対何かあるに違いない〕
〔長谷川が得意とする手口が「質問と回答書」(乙59号証)に現れている。内容も裁判での鈴木の嘘を正当化するために長谷川が質問し、鈴木は余計な事は言わず、短い言葉でまとめて答えたように作られている。鈴木と長谷川が嘘八百を並べ立てた、この陳述書は、まさに悪徳弁護士らしい緻密さで構築され、長谷川のずる賢さがよく分かる。しかし、書かれている内容がほぼ全て嘘である以上、今後の再審では必ずA氏側の的確な反論によって命取りになる筈だ。鈴木の一方的な都合や事情だけを押し付けるようなものは、明らかな捏造であり、やり過ぎだということだ〕
〔鈴木という男は、自身の強欲を満たす為に人々を手玉に取り、詐欺を繰り返し犯罪を積み重ねて来た。鈴木はまさに稀代の悪党と言える存在だ。司法の手に負えない犯罪行為は数多くあり、鈴木には、まだ立件されていない犯罪も含まれている。鈴木に関わった人々の中には、不審な死を遂げた者が10人以上いる。ほとんどが鈴木との関係が深く、また利害関係も持っていた。つまり、彼らは協力関係にあったが、鈴木に裏切られ、死に追いやられた疑いを強く持たれている。稀代の悪党と呼ばれるのはまさにそのためだ〕(以下次号)