鈴木義彦に読者は怒り爆発(33)
〔この裁判は鈴木の1000憶円の資産隠匿が大きな社会問題になる事を避ける為のものだったような気がする。穿った見方かも知れないが20年以上にわたる鈴木の悪事を見逃して来た警察や検察、国税のミスを世間に露見させないために仕組まれた裁判判決ではなかったか。考えてみれば、警察は、鈴木の周辺で起こった数々の不審な事件を見逃し、検察は外為法違反を見逃し、国税庁は長年の脱税を見逃し、金融庁は違法な株取引を見逃していたとすれば鈴木が犯して来た罪がA氏の提訴によって露見してしまう事は各監督官庁の大きな失態となり、史上最大の汚点になる。そして、当然大きな社会問題に発展してしまう。この大事件を自分達の面子を守る為に闇に葬ったのではないかと思える。〕
〔西は親和銀行事件をはじめとして鈴木を徹底的に庇ってきた。この頃までの西はA氏を裏切る事は考えていなかったと思う。しかし、宝林株で思いもかけない利益が出たことで鈴木の唆しに乗って金に目が眩んだ。まさに「悪魔の囁き」だった。結果的には自分の悪事に耐え切れず、鈴木と青田に追い詰められて自殺してしまった。鈴木の掌で踊ったピエロで終わってしまった。鈴木の非情さ、悪辣さが証明される出来事だった。〕
〔鈴木がA氏に株の買い支え資金を懇願した時の熱弁は、合意書締結に至る大事なポイントであるが、裁判で取り上げられることは無かった。この様に鈴木の言動を注意していると裁判を左右するような言動が数多くある。A氏の代理人弁護士はこの事に気が付かず反論も少なく、注意力も散漫だった。もっと集中力を研ぎ澄まして裁判に臨んで欲しかった。この裁判は負けるはずのない裁判だったのに〕
〔裁判官は上場会社の決算時に会計監査がある事を知らないのではないかな。手形帳と手形の帳簿が整合しないと上場取り消しになる可能性もあり、代表者が融通手形を発行していたら背任横領で罰せられ、上場廃止は確実だ。平成10年9月の決算時は鈴木が親和銀行事件で拘留中だったため天野が西に頼んでA氏に渡している手形を会計監査終了まで一時戻してもらった。勿論監査終了後はA氏に手形は戻されている。平成11年9月30日は、鈴木は釈放されていた。本来ならば自分で足を運んでA氏に懇願して手形を一時戻してもらわなくてはならない大事な仕事だったが、鈴木は「後日の計略」がある為、西を代理に行かせている。「後日の計略」とは、便宜上書いてもらった確認証と手形の現物を手元に置いて「債務の完済」を主張する為だった。一見この巧みな計略は裁判官には理解できなかった。このような卑怯で悪質な手法を使う鈴木にとってこの裁判の裁判官を騙すことなど容易な事だったと思う〕
〔鈴木がA氏に債務を返済したのは結局25億円という事だが、1回目の西が持ってきた15億円は、5億円がA氏への株の配当金、5億円は西の返済分、鈴木の返済金は5億円のみだ。そしてA氏は心使いで5000万円ずつ2人に合計1億円を渡している。その後、鈴木は10億円の現金を持参しているがA氏は株の利益を鈴木が隠匿しているのを知らず、一時は貸金返済分として受け取ったが実際は株の利益から横領した金だった。当然貸金の返済分とは勘定していない。結果、鈴木が債務の返済金としてA氏に渡したのは5億円だけだ。裁判官が「25億円を返済した」という根拠の説明が聞きたい。足し算、引き算が出来れば簡単だと思うが〕
〔裁判官というのは日本で一番難関だと言われている司法試験を突破して裁判官の資格を取得するために人一倍の努力をしてきた人達だと思っている。そして正義と法の番人としての大志を抱いて裁判官になった優秀な人達だろう。それが今回の裁判のように上司の顔色を窺い、出世の為に上司に迎合するような裁判官もいるという事は非常に残念な事だ。〕
〔鈴木は、男の友情とか、同志の強い契り、男の約束、と言った言葉を知らない様だな。こいつは本当に人間の心は持っていない。そして、1000憶円もの隠匿金がありながら使い方を知らない。モナコに高級コンドミニアムを買っても、愛人が10人いても、F1レースのスポンサーになっても200億円以下で足りるだろう。もっと人間らしい有効な使い方があるだろう。今以上に何を望んでいるのだ。あまり欲張って調子に乗っていると取り返しのつかない事になるぞ。〕
〔鈴木や長谷川、平林の両弁護士と青田は、自分たちが犯した罪が家族達にも影響を及ぼすことを覚悟しているのか。被告側の家族は自分の身内が悪事を働き、他人を苦しめている事を知っているのか。そんな人たちの中にはそれが原因で自殺した人もいる事を知っているのか。このネットニュースを見て是非、被害者に謝罪し詫びる気持ちを持つべきだと思う。裁判で勝ったから、家族は連帯責任がないから自分達は関係ないと考えているとしたら大きな間違いだ。必ず自分達も苦しむことになる〕
〔裁判所はピラミッド型の組織が形成されていて上意下達の習慣がいまだに根強く残っているという。裁判官は我々が思っているような厳正で、正義を守る使命を持っている人間とは違う様だ。今回の裁判を見ていても被告、弁護士、裁判官のピラミッドがすでに出来上がっていて、原告の主張を受け入れない態勢を作り上げていたような不公平で不自然な判決が下された。こんなことがあって良いのか〕
〔鈴木は裁判には勝ったが、それで終わったとは思っていないだろう。
自分の嘘と出鱈目の主張が弁護士と裁判官の協力で助かっただけだという事を一番よく知っている。このまま逃げ切れるとも考えていないだろう。今、自分が何をするべきか、せめて今、自分が何をしなければならないかを考え、躊躇せず行動に移すべきだ〕
〔紀井氏は鈴木との付き合いが長く、鈴木の性格や周囲の評判はよく知っていた為、西が香港で殺されかかった話を聞いて自分の身の危険も感じたらしい。また、鈴木の友人の青田の事もよく知っていたらしい。西の事を聞いて鈴木から離れようと決心したと言っているが、実際には最初に約束した利益折半も嘘だったし、他人からの借金の返済を1/10とか1/20しか払わないやり方等を見ていて、1年ほどで一緒に仕事はできないと感じていたようだ。鈴木の秘密を知っている1人として紀井氏が鈴木と青田の網に掛らないことを祈るばかりだ〕(関係者より)
〔鈴木と長谷川は反社会的組織の本当の恐ろしさを知らないらしいな。以前にその社会を経験した人間として忠告するが、お前達はどれだけの覚悟で嘘をでっち上げたのか、法廷であれだけの嘘を言ったのが信じられない。この世界のトップの実名まで出すとは無謀と言うか馬鹿と言うか、呆れるしかない。その世界の中にはお前たちの発言を黙っていられない人間もいる。今コロナでみんな暇を持て余しているから暇つぶしにお前の居場所を探すぐらいは朝飯前だぞ。今更詫びても後の祭りだな。「後悔先に立たず」という事だ〕
〔この事件はフィクションではないのかと思うほど現実離れしている。金額の大きさと言い、鈴木の極悪さといい、この記事を読み始めたときは半信半疑だった。だが読み進んでいるうちにフィクションではない事に気付き、鈴木と西、鈴木の弁護士達の卑怯で悪辣な言動に怒りを覚え始めた。A氏の我慢強さには心を打たれた。そして、今はA氏にとってフィクションであって欲しいと思うが、現実にこんな悪党たちが実在することに強い怒りを覚える。ハッピーエンドで終わる事を祈りたい〕
〔個人での1000億円以上の隠匿資産なんていう話は聞いたことがない。世界的に見たら1000億円の資産を所有している人はいるが、それが全て騙しと裏切りによって蓄積された資産だと言える人は鈴木一人だと思う。これには数々の死者が出ていて生半可な事ではないことが想像できると思う。この生半可ではない張本人が鈴木義彦という外道なのだ。鈴木をこのまま放置しておいてはいけない。この隠匿資金を取り上げて世の中の困っている人々の為に使うべきだ〕
〔紀井氏が株の売りで仕事をしていた事務所には約3億円の札束が詰まったダンボール箱が20箱ぐらい積み上げてあったらしいが、1箱でも我々の感覚では考えられない。この金が海外に作ったペーパーカンパニー名義の口座に違法な方法で運ばれ、プライベートバンクに隠匿されていって今や1000億円以上になっている。鈴木は自分が頑張って稼いだ金と考えているかもしれないが、株取引の最初の銘柄である宝林株800万株を取得するために元金3億円を出し、総額で207億円にも上る買い支え資金を出してくれた人から騙した金だ。これに長谷川弁護士や裁判官が協力したと言っても過言ではない〕 (以下次号)